友達のために女装

女装小説家すみれ

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1-3.友達のために年上女性になる

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しばらくすると、女装用の着替えを持ってアキヒコが戻ってきた。 

この時、まさか自分がこの世界にどっぷり浸かることになろうとは想像もしなかった。 
ただ、友達を助けない一心だったから。

僕はまずアキヒコに渡された、ランジェリーとストッキングを身につけた。 
身につけた瞬間、体中になんともいえない快感が走ってびっくりした。 

恥ずかしいことに、僕の下半身はパンティーとストッキングの中で大きく反応してしまっていた。 
アキヒコが僕に女装をお願いしたのは、一夜だけ彼女の代わりになって欲しいのだと思っていた。だから、この勃起はかなり場違いな気がして無性に恥ずかしかった。 

ところが、アキヒコは 

「あそこをあんなにして。感じてるんだね」と言うのだった。 意外な言葉だった。


アキヒコは僕が着替えると、「ああ。思った通りだ。きれいだ」と言いながら僕にファンデをぬり始めた。 

これまた、何ともいえない気持ちになった。
どこで覚えたのか、アキヒコはメークに手馴れていた。
20分ほどでファンデからアイメーク、そして口紅まで終えたのだった。 

鏡に映った自分を見て、本当にびっくりした。 
全く別人のような自分がいたのだった。 

そして、なんとアキヒコの手が僕の体に伸びてきた。

「やめて」

自分の声が女性のようになっていることに自分でびっくりした。 

「よく言うよ。こんなに大きくして。女の子みたいな声してさ」

僕のあれは恥ずかしいくらいに大きくなっていた。ストッキングの中でぴくぴくしている。 

アキヒコはひざまずき、ストッキングで包まれた僕の足に顔を近づけた。 

「やっぱりイタリア製のストッキングは最高だな。お前にぴったしだ」 

そう言うと、僕のつま先に頬をよせて、その感触を楽しんでいた。
そんな光景を見て、僕はさらに興奮するのだった。 

そして、これはアキヒコとの新しい関係の序章に過ぎなかったのだ。
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