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第六章
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周囲を見回すが、誰もいない。
そうこうするうちに笑い声は耳を塞ぎたくなるほど大きくなっていき、耐え切れずリディアが両手で耳を覆った瞬間、唐突に寝台の火柱が消えた。
「……して、誰が愚かだと言うのだ?」
カリムは生きていた。
人間の体なら炭化してしまうだろう高温の火に曝されたというのに、火傷どころか何のかすり傷も負わずに。
「そんな馬鹿なっ!」
驚愕した風のルーク。
そう。こんなことは有り得ない。炎は決して幻などではなく、確かに寝台を焼いた。現にカリムの周りは炭化し、かつてあった姿を失っていたのだから。
ただ王の体を中心に、円形に焼け残っているこの現状が異常なのだ。
「ふふ。愚かだ馬鹿だと、人質の分際で口が過ぎる。これは仕置きが必要なようだ」
青い瞳を子供のように輝かせ、カリムは節くれだった指でルークを指差した。
「古代神の呪いを忘れたか?」
どこかあどけない口調でカリムが言い放った瞬間、リディアの隣に立っていたルークが胸を押さえて地面に跪いた。
「ルーク!」
足元で丸くなるルークの背中に縋りついたリディアは、地に流れ落ちた銀髪の隙間から項に走る罅を見た。
それはリディアの呼吸を一瞬止めるほどに、禍禍しい血の色をしていた。
「愚か者は貴様だ、半魔の王子」
「父上! 何と言う……っ?」
暴言を吐いた父王を非難しようとして、リディアは父親の隣に見知らぬ女が居ることに気付いた。
(いつの間に? 初めからそこに居たのか……いや、さっきまでは確かに居なかった)
女は一糸纏わぬ均整の取れた体を、しどけない仕草でカリムに寄り添わせている。
リディア達に白い背中を見せつけるように水色の髪を揺らし、この場にそぐわない鈴を転がすような可愛らしい笑いを洩らしていた。
「いい加減に……戯れは止すが良い」
しな垂れかかられているカリムは素っ気無くそう言うと、女の頭を腕で横に払った。すると女の頭はいとも簡単にぽろりと外れ、黒焦げになって崩れた寝台をごろごろと転がり落ち、リディアの前で止まった。
女の頭は目を閉じていた。
それでもその顔がこの世の者とは思えないほどに美しいのが分かる。髪と同じ水色の睫毛は長く、白い肌に咲く唇は花のように赤く、首だけと言う恐ろしい状態になってもまだ瑞々しい。
(父上が人を、殺してしまった)
呆然とその首を見つめていると、女の目が開いた。
「王女殿下にはご機嫌麗しく!」
「っ!」
頭は胴体と離れても尚、軽快に喋った。
しかしリディアはその事に驚きはしなかった。
女の目が黒一色に染まっていたことに驚き、恐怖したのだ。
女の瞳に白目の部分は存在していなかった。
喋る異形の女の首に怯えたリディアは、蹲っているルークの背中にしがみ付いた。
「あれあれ? 王女殿下は私がお嫌いなご様子。残念無念! しからばこんな姿はどうか」
言うや首は見えない鉄槌に潰されたかのようにひしゃげ、黒い無数の羽虫となった。その虫の群は渦を巻いて王の体に集り、やがて巨大な黒い大蛇に身を変える。
言葉も無くその不可思議なものを見つめていると、大蛇に纏わり付かれたカリムが深い溜め息を吐いた。
「ディーマ神よ、悪ふざけと力の強大さが比例するのはいかがなものか」
(ディーマ? 世界を去った古代神の名前じゃないか。つくり話ではなかったのか?)
困惑したリディアの腕の中でルークが身じろぎした。途端、空気の刃が大蛇とカリムに襲い掛かる。しかしそれらは対象に触れる前にぱちんぱちんと音を立て、尽く消滅した。
「無駄な足掻きを」
「無駄―無駄―」
「黙れっ!」
叫び、ルークは立ち上がった。
長い髪が重力を無視して浮かび上がる。
「バーディスルに手出しはさせない!」
天幕の中に風が吹き荒れ、銀の髪が空に踊った。その踊りを指揮するかのようにルークは前後左右に腕を振り回し、それに伴って虚空から焼け残った寝台に氷の矢が降り注いだ。
大量の陶器の器が床に叩きつけられたような派手な音を立て、矢は降り注ぐ。ようやくその音が止んだ時には寝台は矢に埋め尽くされ、奇妙な氷の針山が天幕内に出来ていた。
常識を超えた現象の連続に、リディアは氷の山と友人を見比べた。
(ディーマ神が居て、父上はそれを知っているようで……? それでルークが手品みたいに氷の矢で父上と神を討って)
何とか状況の整理をしようとしていると、ルークが突然地面に崩れ落ちた。
「ルーク!」
悲鳴を上げて駆け寄ったリディアの目を、突然天幕を満たした白い光が焼いた。
目が眩んでその場に尻餅を付いた彼女の耳に、王の朗々とした声が聞こえてきた。
「力が尽きたか。いかな魔人の血といえど、半分だけでは思うようにはいかないらしい。しかしディーマ神よ。悪ふざけに夢中になって呪いを忘れるとは……」
「失礼! カリム様はこの道化めのお得意様! 機嫌を損ねては一大事―一大事!」
底抜けに明るい古代神の声と共に、リディアの視力が戻ってきた。
その目に飛び込んで来た光景は、王女の喉から悲鳴さえも奪った。
胸を押さえて苦悶に全身を震わせているルークの全身から、血が滲み出ていた。
青い礼服が、滲むそれに汚れて黒く見える。
「痛いか? そうであろう! 死にたくなるほどの痛みを、と願ったのは私なのだから!」
白い面に残忍な笑みを浮かべるカリム。
「そしてぇそれを叶えたのはぁこの道化め! お代はただ一つ、されどたった一つぅぅぅ」
浮かれて宙を這いまわる神の言葉を呆然と聞いていたリディアの手を、ルークが強く握った。
そうこうするうちに笑い声は耳を塞ぎたくなるほど大きくなっていき、耐え切れずリディアが両手で耳を覆った瞬間、唐突に寝台の火柱が消えた。
「……して、誰が愚かだと言うのだ?」
カリムは生きていた。
人間の体なら炭化してしまうだろう高温の火に曝されたというのに、火傷どころか何のかすり傷も負わずに。
「そんな馬鹿なっ!」
驚愕した風のルーク。
そう。こんなことは有り得ない。炎は決して幻などではなく、確かに寝台を焼いた。現にカリムの周りは炭化し、かつてあった姿を失っていたのだから。
ただ王の体を中心に、円形に焼け残っているこの現状が異常なのだ。
「ふふ。愚かだ馬鹿だと、人質の分際で口が過ぎる。これは仕置きが必要なようだ」
青い瞳を子供のように輝かせ、カリムは節くれだった指でルークを指差した。
「古代神の呪いを忘れたか?」
どこかあどけない口調でカリムが言い放った瞬間、リディアの隣に立っていたルークが胸を押さえて地面に跪いた。
「ルーク!」
足元で丸くなるルークの背中に縋りついたリディアは、地に流れ落ちた銀髪の隙間から項に走る罅を見た。
それはリディアの呼吸を一瞬止めるほどに、禍禍しい血の色をしていた。
「愚か者は貴様だ、半魔の王子」
「父上! 何と言う……っ?」
暴言を吐いた父王を非難しようとして、リディアは父親の隣に見知らぬ女が居ることに気付いた。
(いつの間に? 初めからそこに居たのか……いや、さっきまでは確かに居なかった)
女は一糸纏わぬ均整の取れた体を、しどけない仕草でカリムに寄り添わせている。
リディア達に白い背中を見せつけるように水色の髪を揺らし、この場にそぐわない鈴を転がすような可愛らしい笑いを洩らしていた。
「いい加減に……戯れは止すが良い」
しな垂れかかられているカリムは素っ気無くそう言うと、女の頭を腕で横に払った。すると女の頭はいとも簡単にぽろりと外れ、黒焦げになって崩れた寝台をごろごろと転がり落ち、リディアの前で止まった。
女の頭は目を閉じていた。
それでもその顔がこの世の者とは思えないほどに美しいのが分かる。髪と同じ水色の睫毛は長く、白い肌に咲く唇は花のように赤く、首だけと言う恐ろしい状態になってもまだ瑞々しい。
(父上が人を、殺してしまった)
呆然とその首を見つめていると、女の目が開いた。
「王女殿下にはご機嫌麗しく!」
「っ!」
頭は胴体と離れても尚、軽快に喋った。
しかしリディアはその事に驚きはしなかった。
女の目が黒一色に染まっていたことに驚き、恐怖したのだ。
女の瞳に白目の部分は存在していなかった。
喋る異形の女の首に怯えたリディアは、蹲っているルークの背中にしがみ付いた。
「あれあれ? 王女殿下は私がお嫌いなご様子。残念無念! しからばこんな姿はどうか」
言うや首は見えない鉄槌に潰されたかのようにひしゃげ、黒い無数の羽虫となった。その虫の群は渦を巻いて王の体に集り、やがて巨大な黒い大蛇に身を変える。
言葉も無くその不可思議なものを見つめていると、大蛇に纏わり付かれたカリムが深い溜め息を吐いた。
「ディーマ神よ、悪ふざけと力の強大さが比例するのはいかがなものか」
(ディーマ? 世界を去った古代神の名前じゃないか。つくり話ではなかったのか?)
困惑したリディアの腕の中でルークが身じろぎした。途端、空気の刃が大蛇とカリムに襲い掛かる。しかしそれらは対象に触れる前にぱちんぱちんと音を立て、尽く消滅した。
「無駄な足掻きを」
「無駄―無駄―」
「黙れっ!」
叫び、ルークは立ち上がった。
長い髪が重力を無視して浮かび上がる。
「バーディスルに手出しはさせない!」
天幕の中に風が吹き荒れ、銀の髪が空に踊った。その踊りを指揮するかのようにルークは前後左右に腕を振り回し、それに伴って虚空から焼け残った寝台に氷の矢が降り注いだ。
大量の陶器の器が床に叩きつけられたような派手な音を立て、矢は降り注ぐ。ようやくその音が止んだ時には寝台は矢に埋め尽くされ、奇妙な氷の針山が天幕内に出来ていた。
常識を超えた現象の連続に、リディアは氷の山と友人を見比べた。
(ディーマ神が居て、父上はそれを知っているようで……? それでルークが手品みたいに氷の矢で父上と神を討って)
何とか状況の整理をしようとしていると、ルークが突然地面に崩れ落ちた。
「ルーク!」
悲鳴を上げて駆け寄ったリディアの目を、突然天幕を満たした白い光が焼いた。
目が眩んでその場に尻餅を付いた彼女の耳に、王の朗々とした声が聞こえてきた。
「力が尽きたか。いかな魔人の血といえど、半分だけでは思うようにはいかないらしい。しかしディーマ神よ。悪ふざけに夢中になって呪いを忘れるとは……」
「失礼! カリム様はこの道化めのお得意様! 機嫌を損ねては一大事―一大事!」
底抜けに明るい古代神の声と共に、リディアの視力が戻ってきた。
その目に飛び込んで来た光景は、王女の喉から悲鳴さえも奪った。
胸を押さえて苦悶に全身を震わせているルークの全身から、血が滲み出ていた。
青い礼服が、滲むそれに汚れて黒く見える。
「痛いか? そうであろう! 死にたくなるほどの痛みを、と願ったのは私なのだから!」
白い面に残忍な笑みを浮かべるカリム。
「そしてぇそれを叶えたのはぁこの道化め! お代はただ一つ、されどたった一つぅぅぅ」
浮かれて宙を這いまわる神の言葉を呆然と聞いていたリディアの手を、ルークが強く握った。
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