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第十五章
オースィニ-01
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少しだけ、時間は遡る。
アルトアリス試作一号機に搭乗するオースィニは、雷神がUIG内に突入した事を確認した後、倒壊した樺太UIG出入口ゲート付近で、城坂聖奈と村上明久の搭乗する秋風二機と相対し、距離を開けていた。
両機とも、60㎜機銃を構えて何時でも撃てるようにしている。
そしてオースィニも、両腕で大型ブレイドを構えて、何時でも突貫してあなた方を斬れると圧力をかける事で、三機の間に沈黙を与えていた。
交戦を開始して、どれほどの時間が経過したか、オースィニは確かめる。
十二分ほど経過。後数分は時間稼ぎが必要になるか、と考えた彼女は、大型ブレイドを地面へと突き刺し、両手を広げて、無害をアピールする。
『……何のつもり?』
『お話を、と思ってね』
『話、ですか……?』
『ああ。ムラカミ・アキヒサ君と、シロサカ・セイナの二名であれば、ある程度冷静に私の話を聞いてくれると思って』
『どうかしら。正直、私はアンタの事を撃ちたくて撃ちたくて堪らないわよ?』
『……やはり神崎紗彩子君は、あの時に私がした攻撃で、何かしら怪我を負ってしまったのかな?』
『ええ。命に別状はないけれど、それでもうら若き女の子を傷物にしてくれちゃって。教師としてアンタを殺したくてしょうがないわ』
『言い訳はしない。私もどうせ長い命ではないだろう。――だから、せめて私の話を聞いてほしい』
お願いだ、と言う彼女の言葉に、明久機が60㎜機銃の銃口をコックピットへ向けつつ、しかし『何を話したいっていうんすか?』と問うた。
『聞いてくれるのかい?』
『勘違いしないで下さいよ? 友達が酷い目に遭ってんだ、許せるはずがない。
……けどオレ達だって、何時アンタらの仲間に怪我を負わせるかもわからないし、オアイコなんだろ?』
『そう、そうだ。それが戦争だ。殺し殺されが許される世界だ。そうして人的資源を削る、直接的なやり取りが戦争という政治だ』
『だったら……オレはバカだけど、人の命を削らない政治をしたい。
アンタらが何をしたいのか、どうしたいのか、それがわからず、アンタらと殺し合いしたって……そんなの、オレ達が正しいって、信じる事も出来ないから』
『……シロサカ・セイナ。君の教え子は、立派な子供だな』
『ええ。私も今じーんと来てるわ。……話してちょうだい』
もとより、時間稼ぎが必要だったからこそ始めた交渉。
けれど、オースィニの心には、それ以外の理由も、生まれてしまった。
この無邪気で、けれど必死に何かを掴もうとする男の子に、真実を語りたいと、そう思えたのだ。
『この通信を録音しているね?』
『切って欲しいの?』
『いいや。むしろ残して、レビル・ガントレットへと伝えたい。
……私もこの話が、どれだけ正しいのかは知らない。けれど、我がボスから直接聞いた、どの様に世界を変えていくのか、その顛末だ』
聖奈と明久が押し黙る。
現在基地には、隣接する機体同士の短距離通信しか行えぬようにされている。
この音声通信を録音されていなければ、オースィニの言葉が曲解され、ガントレットたちに伝わる可能性もある。
それは避けたい。オースィニはそう考えている。
『まず、共通認識から改めて確認しよう。――君たちは、どうしてAD兵器がこれほどまでに発展を遂げたか、分かるかな?』
突如問われた言葉に、聖奈は『どういう事よ』と短く返すと、オースィニも『そのままの意味さ』と言う。
『AD兵器は、本来はただの兵器だった筈だ。ミサイルなどの戦略兵器や、戦車や戦闘機等と言った局地的に対応する兵器と、本来は違いなどない筈。
なのに、どうしてADという兵器だけが、各国の軍事バランスを示す指標にまでなり得た?』
これまで、幾度となく問われた、ADという兵器の存在理由。
しかし、確たる答えは今までなかった筈だった。
それでも――明久は、心に残ってた言葉を一つ、述べる事にする。
『……人が、人らしく兵器を動かせる、それが凄い事、だから……?』
かつて、AD兵器の利点をガントレットに問われた時。
島根のどかが『人が人らしく兵器を動かせる。それってすごい事じゃん?』と言った言葉。
良司と紗彩子はこの言葉に首を傾げていたが、明久には、それがやけにしっくり来ていたのだ。
『意外と聡明だね』
『本当にそれが理由だっての?』
『少し違うがね。
言ってしまえば人間は、人間同士で殺し合いたいのさ。
人の形をした兵器で、人の形をした兵器を墜とし、殺す。
けれど、ミサイルや戦闘機、戦車ではそれを成せない。
言ってしまえば人間は、斧を持って他者の身体を引き裂き、殺す。
それだけで本来は満足だったんだよ』
だが、人は群れとなり、やがて組織化し、斧や剣、槍だけでは多くの命を奪えなかった。
だから銃が、戦車が、戦闘機が、無人ドローン兵器が、そして戦略ミサイルが――核と言う兵器が生まれた。
『やがて人類は、武力同士をチラつかせ、互いをけん制し合う事に成功した。
戦争は互いの情報を奪い合うサイバー戦争へと移り変わり、人の生き死にが圧倒的に減った世の中へ変貌したんだ』
『……そして、あえて他国への攻撃をしないと世界へ示す事によって、第三国から理解を得て、自国が戦う事なく他国に監視させる、情報戦・心理戦にもなった、という事ね』
聖奈が口にした言葉も、かつて良司が言った言葉だ。
その言葉が彼女の中で生き続けていて、忘れる事の出来なかった言葉。
『けれど、そんな世の中は終わりを告げた。
――ADという存在が生まれたんだ。
人が操縦する、人の形をした兵器。
これは、人間を原始時代へと戻す事にも、かつ多量を殺す事にも適した兵器だった。
人間は、人間として他者を殺したいという欲求に抗えなかった。
効率的では無かったからこそ他のやり方へ移行したけれど、しかし見つかってしまえば、本能に抗う事など出来ない。
結果、ADと言う兵器は連邦同盟という三国……特に高田重工や米軍によって発展を促され、そしてその情報を得ようと新ソ連系テロ組織が躍起となり、サイバー戦争の時代から紛争の時代へと逆戻りを果たした、というわけさ』
『それは、飛躍し過ぎじゃないかしら?』
『果たしてそうかな?
ではなぜ、GIX-001【元祖】等と言う欠陥機を作り上げたシロサカ・シューイチとシモヤマ・アキラという人物を、エンドウ・ツトムという人物は評価し、防衛装備庁長官として支援し、ADの発展に貢献した?
……彼は、後のインタビューでこう残しているよ。
「人が人らしく戦う事は必要である。例えば機械同士による戦争は終わり等ない。全てを破壊しつくすだけ。
ADという兵器は、人が人らしく戦う為に必要な物だ」、と』
聖奈にとっても、明久にとっても。
彼女の言葉を、否定できるデータがない。
むしろ、彼女の言葉を聞けば聞くほど、確かにと認めてしまいたくなっている自分がいる事に気が付く。
『シロサカ・シューイチは、この事実に気付かされた。
結果、このような世界を生み出してしまった自身の罪に、どうやって贖罪するか、それを思考した』
『お父さんは、どんなバカげた事をやろうとしてんの……?
そんな、本当に人間の本能がADという兵器を発展させたいと、その情報を得たいという欲に繋がっているんだとしたら、止める方法なんてないじゃない……っ!』
『ああ。私も、果たしてコレでいいのかはわからない。けれど、彼は実施しようとしている。
――そしてそれが嘘でないと知ったからこそ、私は彼の野望に与する事を決めた。
今から、その方法を、お話するとしよう』
アルトアリス試作一号機に搭乗するオースィニは、雷神がUIG内に突入した事を確認した後、倒壊した樺太UIG出入口ゲート付近で、城坂聖奈と村上明久の搭乗する秋風二機と相対し、距離を開けていた。
両機とも、60㎜機銃を構えて何時でも撃てるようにしている。
そしてオースィニも、両腕で大型ブレイドを構えて、何時でも突貫してあなた方を斬れると圧力をかける事で、三機の間に沈黙を与えていた。
交戦を開始して、どれほどの時間が経過したか、オースィニは確かめる。
十二分ほど経過。後数分は時間稼ぎが必要になるか、と考えた彼女は、大型ブレイドを地面へと突き刺し、両手を広げて、無害をアピールする。
『……何のつもり?』
『お話を、と思ってね』
『話、ですか……?』
『ああ。ムラカミ・アキヒサ君と、シロサカ・セイナの二名であれば、ある程度冷静に私の話を聞いてくれると思って』
『どうかしら。正直、私はアンタの事を撃ちたくて撃ちたくて堪らないわよ?』
『……やはり神崎紗彩子君は、あの時に私がした攻撃で、何かしら怪我を負ってしまったのかな?』
『ええ。命に別状はないけれど、それでもうら若き女の子を傷物にしてくれちゃって。教師としてアンタを殺したくてしょうがないわ』
『言い訳はしない。私もどうせ長い命ではないだろう。――だから、せめて私の話を聞いてほしい』
お願いだ、と言う彼女の言葉に、明久機が60㎜機銃の銃口をコックピットへ向けつつ、しかし『何を話したいっていうんすか?』と問うた。
『聞いてくれるのかい?』
『勘違いしないで下さいよ? 友達が酷い目に遭ってんだ、許せるはずがない。
……けどオレ達だって、何時アンタらの仲間に怪我を負わせるかもわからないし、オアイコなんだろ?』
『そう、そうだ。それが戦争だ。殺し殺されが許される世界だ。そうして人的資源を削る、直接的なやり取りが戦争という政治だ』
『だったら……オレはバカだけど、人の命を削らない政治をしたい。
アンタらが何をしたいのか、どうしたいのか、それがわからず、アンタらと殺し合いしたって……そんなの、オレ達が正しいって、信じる事も出来ないから』
『……シロサカ・セイナ。君の教え子は、立派な子供だな』
『ええ。私も今じーんと来てるわ。……話してちょうだい』
もとより、時間稼ぎが必要だったからこそ始めた交渉。
けれど、オースィニの心には、それ以外の理由も、生まれてしまった。
この無邪気で、けれど必死に何かを掴もうとする男の子に、真実を語りたいと、そう思えたのだ。
『この通信を録音しているね?』
『切って欲しいの?』
『いいや。むしろ残して、レビル・ガントレットへと伝えたい。
……私もこの話が、どれだけ正しいのかは知らない。けれど、我がボスから直接聞いた、どの様に世界を変えていくのか、その顛末だ』
聖奈と明久が押し黙る。
現在基地には、隣接する機体同士の短距離通信しか行えぬようにされている。
この音声通信を録音されていなければ、オースィニの言葉が曲解され、ガントレットたちに伝わる可能性もある。
それは避けたい。オースィニはそう考えている。
『まず、共通認識から改めて確認しよう。――君たちは、どうしてAD兵器がこれほどまでに発展を遂げたか、分かるかな?』
突如問われた言葉に、聖奈は『どういう事よ』と短く返すと、オースィニも『そのままの意味さ』と言う。
『AD兵器は、本来はただの兵器だった筈だ。ミサイルなどの戦略兵器や、戦車や戦闘機等と言った局地的に対応する兵器と、本来は違いなどない筈。
なのに、どうしてADという兵器だけが、各国の軍事バランスを示す指標にまでなり得た?』
これまで、幾度となく問われた、ADという兵器の存在理由。
しかし、確たる答えは今までなかった筈だった。
それでも――明久は、心に残ってた言葉を一つ、述べる事にする。
『……人が、人らしく兵器を動かせる、それが凄い事、だから……?』
かつて、AD兵器の利点をガントレットに問われた時。
島根のどかが『人が人らしく兵器を動かせる。それってすごい事じゃん?』と言った言葉。
良司と紗彩子はこの言葉に首を傾げていたが、明久には、それがやけにしっくり来ていたのだ。
『意外と聡明だね』
『本当にそれが理由だっての?』
『少し違うがね。
言ってしまえば人間は、人間同士で殺し合いたいのさ。
人の形をした兵器で、人の形をした兵器を墜とし、殺す。
けれど、ミサイルや戦闘機、戦車ではそれを成せない。
言ってしまえば人間は、斧を持って他者の身体を引き裂き、殺す。
それだけで本来は満足だったんだよ』
だが、人は群れとなり、やがて組織化し、斧や剣、槍だけでは多くの命を奪えなかった。
だから銃が、戦車が、戦闘機が、無人ドローン兵器が、そして戦略ミサイルが――核と言う兵器が生まれた。
『やがて人類は、武力同士をチラつかせ、互いをけん制し合う事に成功した。
戦争は互いの情報を奪い合うサイバー戦争へと移り変わり、人の生き死にが圧倒的に減った世の中へ変貌したんだ』
『……そして、あえて他国への攻撃をしないと世界へ示す事によって、第三国から理解を得て、自国が戦う事なく他国に監視させる、情報戦・心理戦にもなった、という事ね』
聖奈が口にした言葉も、かつて良司が言った言葉だ。
その言葉が彼女の中で生き続けていて、忘れる事の出来なかった言葉。
『けれど、そんな世の中は終わりを告げた。
――ADという存在が生まれたんだ。
人が操縦する、人の形をした兵器。
これは、人間を原始時代へと戻す事にも、かつ多量を殺す事にも適した兵器だった。
人間は、人間として他者を殺したいという欲求に抗えなかった。
効率的では無かったからこそ他のやり方へ移行したけれど、しかし見つかってしまえば、本能に抗う事など出来ない。
結果、ADと言う兵器は連邦同盟という三国……特に高田重工や米軍によって発展を促され、そしてその情報を得ようと新ソ連系テロ組織が躍起となり、サイバー戦争の時代から紛争の時代へと逆戻りを果たした、というわけさ』
『それは、飛躍し過ぎじゃないかしら?』
『果たしてそうかな?
ではなぜ、GIX-001【元祖】等と言う欠陥機を作り上げたシロサカ・シューイチとシモヤマ・アキラという人物を、エンドウ・ツトムという人物は評価し、防衛装備庁長官として支援し、ADの発展に貢献した?
……彼は、後のインタビューでこう残しているよ。
「人が人らしく戦う事は必要である。例えば機械同士による戦争は終わり等ない。全てを破壊しつくすだけ。
ADという兵器は、人が人らしく戦う為に必要な物だ」、と』
聖奈にとっても、明久にとっても。
彼女の言葉を、否定できるデータがない。
むしろ、彼女の言葉を聞けば聞くほど、確かにと認めてしまいたくなっている自分がいる事に気が付く。
『シロサカ・シューイチは、この事実に気付かされた。
結果、このような世界を生み出してしまった自身の罪に、どうやって贖罪するか、それを思考した』
『お父さんは、どんなバカげた事をやろうとしてんの……?
そんな、本当に人間の本能がADという兵器を発展させたいと、その情報を得たいという欲に繋がっているんだとしたら、止める方法なんてないじゃない……っ!』
『ああ。私も、果たしてコレでいいのかはわからない。けれど、彼は実施しようとしている。
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今から、その方法を、お話するとしよう』
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