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お泊り会。
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翔先輩と吉岡のマンションに寄る。
僕とヨシはマンションの下の公園で
2人を待つ。
「ヨシ?
最近イヤなコトは無い?」
「ん。 大丈夫だよ?
ミナは心配性だなぁ」
ヨシは
合宿でのイヤなコトだけを忘れている。
橘や染野、池田のコトは大好きな先輩として
記憶している。
たまに3人に向けられる笑顔が
僕をイラつかせる。
でも ヨシを手放せない。
僕がダメになるから……。
「ミナ? 淋しくない?
俺、ちゃんとミナのコト護れてるかな?」
男前のヨシが顔を出す。
「ヨシ、大好きだよ。」
「ありがとう。俺もミナのコト大好き。」
「今日、楽しみだね?」
「ん。」
「どうしたの?ヨシ」
「俺、ミナと……したいよ?」
「義弥……」
翔先輩と吉岡が一緒でどうしたものだか。
「後でしようね?」
ヨシの手を握り安心させた。
翔先輩と吉岡が手を繋いでやって来た。
スーパーに寄ってから
ミナのウチに向かった。
今夜のメニューは『ハンバーグ』
材料を撮影し雅さんに送信。
「高橋くんと吉岡くんに期待(笑)」と
返信があった。
ヨシと顔を見合わせ大笑いした。
今日は2人にも活躍してもらおう。
ハンバーグのタネを寝かせるために
早くから支度した。
翔先輩と吉岡は
フードプロセッサーに材料を入れていく。
その様子をミナが撮影した。
俺はパン焼き器に材料を入れ
タイマーをセットした。
胡桃と胡麻のパンだ。
ミナは俺も撮影した。
ミナは付け合わせの
ほうれん草のソテー
人参グラッセ
バターコーン
そしてデミグラスソースを作った。
今度は俺が撮影した。
翔先輩と吉岡は
ハンバーグを成形し冷蔵庫に寝かせた。
「ヨシ?」
「ん。」
俺はココアをいれた。
リビングのソファに座り一息ついた。
「何かスゴいね 2人。」
「スゴい呼吸。」
「俺ら、まだまだだな?駿。」
「何、言ってるんですか?
翔先輩と吉岡みたいな時間、
まだ過ごせてないですよ?
僕たちはこれからです。」
ミナが答えた。
「まだサクは
クスのウチでゴハン食べてるのか?」
僕はヨシと顔を見合わせ頷いた。
「秘密にしてもらえますか?」
「もちろん。お前ら秘密多いな。」
「先輩達とココでゴハン食べた次の日から
平日はヨシのウチで暮らしてます。
週末は僕のウチで過ごしてます。」
「「え~っ同棲?」」
「はい」
吉岡が翔先輩のTシャツにしがみついた。
「いいなぁ。」
「吉岡、
今夜は先輩に甘えさせてもらいな?」
吉岡は恥ずかしそうに
「うん。そうする。」と小さく呟いた。
僕とヨシはマンションの下の公園で
2人を待つ。
「ヨシ?
最近イヤなコトは無い?」
「ん。 大丈夫だよ?
ミナは心配性だなぁ」
ヨシは
合宿でのイヤなコトだけを忘れている。
橘や染野、池田のコトは大好きな先輩として
記憶している。
たまに3人に向けられる笑顔が
僕をイラつかせる。
でも ヨシを手放せない。
僕がダメになるから……。
「ミナ? 淋しくない?
俺、ちゃんとミナのコト護れてるかな?」
男前のヨシが顔を出す。
「ヨシ、大好きだよ。」
「ありがとう。俺もミナのコト大好き。」
「今日、楽しみだね?」
「ん。」
「どうしたの?ヨシ」
「俺、ミナと……したいよ?」
「義弥……」
翔先輩と吉岡が一緒でどうしたものだか。
「後でしようね?」
ヨシの手を握り安心させた。
翔先輩と吉岡が手を繋いでやって来た。
スーパーに寄ってから
ミナのウチに向かった。
今夜のメニューは『ハンバーグ』
材料を撮影し雅さんに送信。
「高橋くんと吉岡くんに期待(笑)」と
返信があった。
ヨシと顔を見合わせ大笑いした。
今日は2人にも活躍してもらおう。
ハンバーグのタネを寝かせるために
早くから支度した。
翔先輩と吉岡は
フードプロセッサーに材料を入れていく。
その様子をミナが撮影した。
俺はパン焼き器に材料を入れ
タイマーをセットした。
胡桃と胡麻のパンだ。
ミナは俺も撮影した。
ミナは付け合わせの
ほうれん草のソテー
人参グラッセ
バターコーン
そしてデミグラスソースを作った。
今度は俺が撮影した。
翔先輩と吉岡は
ハンバーグを成形し冷蔵庫に寝かせた。
「ヨシ?」
「ん。」
俺はココアをいれた。
リビングのソファに座り一息ついた。
「何かスゴいね 2人。」
「スゴい呼吸。」
「俺ら、まだまだだな?駿。」
「何、言ってるんですか?
翔先輩と吉岡みたいな時間、
まだ過ごせてないですよ?
僕たちはこれからです。」
ミナが答えた。
「まだサクは
クスのウチでゴハン食べてるのか?」
僕はヨシと顔を見合わせ頷いた。
「秘密にしてもらえますか?」
「もちろん。お前ら秘密多いな。」
「先輩達とココでゴハン食べた次の日から
平日はヨシのウチで暮らしてます。
週末は僕のウチで過ごしてます。」
「「え~っ同棲?」」
「はい」
吉岡が翔先輩のTシャツにしがみついた。
「いいなぁ。」
「吉岡、
今夜は先輩に甘えさせてもらいな?」
吉岡は恥ずかしそうに
「うん。そうする。」と小さく呟いた。
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