171 / 241
第四章
第171話 教国の王都って······
しおりを挟む
「――と言うわけで、この五人は人攫いの犠牲者なんですよ。この商館で、人攫いの仲間じゃないのはおじさんとこの五人だけなのです」
「そんな事が。······この商館は元々私の祖父が始めた物で、この街での営業のみ許され、小さいながらも続けてきたのですが、領主が変わった頃ですね、この街に大きな奴隷商館ができて経営が困難になり、傘下に。一応私が責任者として、昔からお客様の対応をしておりましたが。あの者達がそんな事を······」
「はい。その奴隷商館もやってきましたよ。ここにもそれが目的で来たので、この方達の奴隷の腕輪を外しても良いですか?」
「構わないのですが、その魔道具は私が所持していないのです。ですから簡単には外すことができません」
おじさんは悲痛なお顔で顔をしかめていますが、大丈夫ですよ。
「では、壊しちゃっても良いですよね、ぐるぐる――」
「え? 凄く頑丈ですか······ら?」
「ほいっと!」
魔道具として機能しなくなった腕輪は、ボトリと五人の腕から抜け落ち、毛足の長い絨毯の上に落ちました。
「うそっ、外れたわ!」
「帰れるの!? 嘘じゃないわよね!」
「はい。この後一度サーバル領に行ってもらいますが、その後は、皆さんの国に帰れるように手配してくれますので、安心して下さい」
五人は身を寄せあい、喜んでいます。おじさんも、ビックリした顔から緩み、笑顔になっています。
「そうです。おじさんもサーバル領に来ませんか?」
「ライ、おじさんはこの店を守りたいのよ、それなのに来てくれる訳無いじゃない」
「そうですね、まだここには何人もの犯罪奴隷や借金奴隷がおりますので、細々ではありますが、この場所でやっていこうと思います」
「残念ですけど、仕方がありませんね、じゃあ、とりあえず悪者を捕まえちゃいますからここで待っていて下さいね、転移!」
パッ
「嘘っ! なんで私の結界を抜けられるの! パパでも無理だったのに!」
「え? だって、難しかったけど、魔力の流れの隙間を通る感じでできたよ? テラのパパだってできるよ絶対」
テラは僕の顔を見て、呆けていますので、可愛いですから、ちゅ。
「······ま、まあ良いわ。今度パパにもやってみてもらうから、それより別に部屋から出なくても、奴隷は地下だし、人攫いは上だけだから、まとめて気絶させれば良いだけだったのに」
「そうなんだ、えへへ、まあテラにちゅってできたから良いか」
真っ赤になってもじもじしているテラにまた、二回ちゅってしながらぐるぐる、魔道具も回収してカヤッツに送りました。
そして結界を解いた部屋に戻り、おじさんにお別れを言って、カヤッツに頼むため五人をお屋敷に連れて帰り、また国境の街に戻ってきました。
「さて次はもう王都から行った方が良いかなぁ。人数的には一番多いですよね」
「そうね、細かく分かれちゃってるのは、後になるけど、お義父様達が、冒険者ギルドにも知らせてくれるから、そうなると王都とラビリンス王国との国境よね多いところは。でもやっぱり王都から行っちゃいましょう。国境は、ラビリンス王国が動くでしょ、近い内に」
「そうだね。よし王都に向けて、暗くなるまで走っちゃいましょう!」
何か所も村や街に立ち寄りながら犠牲者達を助け、人攫いの方達を捕まえながら進み。三日で王都までたどり着く事ができました。
「なんだかゴミだらけだね、あっ、あそこの屋台のところなんか、食べ終わった串が地面にあんなに沢山捨てられ、って今も捨てられました」
「ここに来るまでの街や村もそんな感じだったけど、これは酷すぎね。街中が腐ったような匂いがしてるもの。ライ、この王都では買い食いは止めておきなさい。見たら腐敗って出てる食べ物まであるし、お腹壊しちゃうわよ」
腐ってる物はお腹を壊さないとしても食べたくありませんから、テラの言う通り、食べないようにしておきます。
そして一応門から入って、広場を抜け、冒険者ギルドに行くまでの間に五十人ほどお屋敷に送ったのですが、多すぎですよね。
「たぶん、教会関係者はほとんどね。人攫いを知りながら反対もしない奴らに称号はつくからね、ほら冒険者ギルド到着よ」
「うん。あっ、そうだ。たぶん僕にもその称号がついた人が分かるようになってきたかもです」
「え? どういう事なの? この力は――」
(あのね、テラに教えてもらった人攫いの人と、そうじゃない人には魔力に違いがあるのですよ。えっと、ほら受け付けの男の人は人攫いじゃないかな? 後は買い取りのおじさんもでしょ?)
(その通りよ、そこまで見えてるのね、じゃあ私の力の使い方を見ればその内覚えられるかもね)
(やったぁ! 頑張るね、でもこれはまだ集中しないと見えないからテラが教えてね)
(任せなさい! じゃあやっちゃうわよ、まずは――)
僕は食事処からやって行くことにしましたが。
「おらガキ、入口で突っ立ってんじゃねえ。あぶねえぞ」
後ろから話しかけられて、驚きましたが、ぐるぐると収納、転移はなんとか止めずに自分が立っていた場所を見ると、入口を入ってすぐのところに立ち止まっています。おっと、その通りですね。
「あっ、すいません。ちょっと考え事してました」
「おう。気ぃ付けろよ。ってなんだぁー! うわっまた! おいっ! 人が次々消えてっぞ! なんだよこれ!」
(この人は違うわね、ほらほら横にどいてあげなさいね)
(うん)
僕は横にどきながら、次は依頼を見ている方達も、ぐるぐるしていきます。
「なあ! 今度はこっちもかよ! 何がどうなってんだ! おいガキ! ここは危ねえぞ、早く外に逃げって、俺のなかまも消えただと!」
くふふ。一つひとつ反応してくれますので楽しくなって来ました。
「そんな事が。······この商館は元々私の祖父が始めた物で、この街での営業のみ許され、小さいながらも続けてきたのですが、領主が変わった頃ですね、この街に大きな奴隷商館ができて経営が困難になり、傘下に。一応私が責任者として、昔からお客様の対応をしておりましたが。あの者達がそんな事を······」
「はい。その奴隷商館もやってきましたよ。ここにもそれが目的で来たので、この方達の奴隷の腕輪を外しても良いですか?」
「構わないのですが、その魔道具は私が所持していないのです。ですから簡単には外すことができません」
おじさんは悲痛なお顔で顔をしかめていますが、大丈夫ですよ。
「では、壊しちゃっても良いですよね、ぐるぐる――」
「え? 凄く頑丈ですか······ら?」
「ほいっと!」
魔道具として機能しなくなった腕輪は、ボトリと五人の腕から抜け落ち、毛足の長い絨毯の上に落ちました。
「うそっ、外れたわ!」
「帰れるの!? 嘘じゃないわよね!」
「はい。この後一度サーバル領に行ってもらいますが、その後は、皆さんの国に帰れるように手配してくれますので、安心して下さい」
五人は身を寄せあい、喜んでいます。おじさんも、ビックリした顔から緩み、笑顔になっています。
「そうです。おじさんもサーバル領に来ませんか?」
「ライ、おじさんはこの店を守りたいのよ、それなのに来てくれる訳無いじゃない」
「そうですね、まだここには何人もの犯罪奴隷や借金奴隷がおりますので、細々ではありますが、この場所でやっていこうと思います」
「残念ですけど、仕方がありませんね、じゃあ、とりあえず悪者を捕まえちゃいますからここで待っていて下さいね、転移!」
パッ
「嘘っ! なんで私の結界を抜けられるの! パパでも無理だったのに!」
「え? だって、難しかったけど、魔力の流れの隙間を通る感じでできたよ? テラのパパだってできるよ絶対」
テラは僕の顔を見て、呆けていますので、可愛いですから、ちゅ。
「······ま、まあ良いわ。今度パパにもやってみてもらうから、それより別に部屋から出なくても、奴隷は地下だし、人攫いは上だけだから、まとめて気絶させれば良いだけだったのに」
「そうなんだ、えへへ、まあテラにちゅってできたから良いか」
真っ赤になってもじもじしているテラにまた、二回ちゅってしながらぐるぐる、魔道具も回収してカヤッツに送りました。
そして結界を解いた部屋に戻り、おじさんにお別れを言って、カヤッツに頼むため五人をお屋敷に連れて帰り、また国境の街に戻ってきました。
「さて次はもう王都から行った方が良いかなぁ。人数的には一番多いですよね」
「そうね、細かく分かれちゃってるのは、後になるけど、お義父様達が、冒険者ギルドにも知らせてくれるから、そうなると王都とラビリンス王国との国境よね多いところは。でもやっぱり王都から行っちゃいましょう。国境は、ラビリンス王国が動くでしょ、近い内に」
「そうだね。よし王都に向けて、暗くなるまで走っちゃいましょう!」
何か所も村や街に立ち寄りながら犠牲者達を助け、人攫いの方達を捕まえながら進み。三日で王都までたどり着く事ができました。
「なんだかゴミだらけだね、あっ、あそこの屋台のところなんか、食べ終わった串が地面にあんなに沢山捨てられ、って今も捨てられました」
「ここに来るまでの街や村もそんな感じだったけど、これは酷すぎね。街中が腐ったような匂いがしてるもの。ライ、この王都では買い食いは止めておきなさい。見たら腐敗って出てる食べ物まであるし、お腹壊しちゃうわよ」
腐ってる物はお腹を壊さないとしても食べたくありませんから、テラの言う通り、食べないようにしておきます。
そして一応門から入って、広場を抜け、冒険者ギルドに行くまでの間に五十人ほどお屋敷に送ったのですが、多すぎですよね。
「たぶん、教会関係者はほとんどね。人攫いを知りながら反対もしない奴らに称号はつくからね、ほら冒険者ギルド到着よ」
「うん。あっ、そうだ。たぶん僕にもその称号がついた人が分かるようになってきたかもです」
「え? どういう事なの? この力は――」
(あのね、テラに教えてもらった人攫いの人と、そうじゃない人には魔力に違いがあるのですよ。えっと、ほら受け付けの男の人は人攫いじゃないかな? 後は買い取りのおじさんもでしょ?)
(その通りよ、そこまで見えてるのね、じゃあ私の力の使い方を見ればその内覚えられるかもね)
(やったぁ! 頑張るね、でもこれはまだ集中しないと見えないからテラが教えてね)
(任せなさい! じゃあやっちゃうわよ、まずは――)
僕は食事処からやって行くことにしましたが。
「おらガキ、入口で突っ立ってんじゃねえ。あぶねえぞ」
後ろから話しかけられて、驚きましたが、ぐるぐると収納、転移はなんとか止めずに自分が立っていた場所を見ると、入口を入ってすぐのところに立ち止まっています。おっと、その通りですね。
「あっ、すいません。ちょっと考え事してました」
「おう。気ぃ付けろよ。ってなんだぁー! うわっまた! おいっ! 人が次々消えてっぞ! なんだよこれ!」
(この人は違うわね、ほらほら横にどいてあげなさいね)
(うん)
僕は横にどきながら、次は依頼を見ている方達も、ぐるぐるしていきます。
「なあ! 今度はこっちもかよ! 何がどうなってんだ! おいガキ! ここは危ねえぞ、早く外に逃げって、俺のなかまも消えただと!」
くふふ。一つひとつ反応してくれますので楽しくなって来ました。
0
お気に入りに追加
1,640
あなたにおすすめの小説
異世界営生物語
田島久護
ファンタジー
相良仁は高卒でおもちゃ会社に就職し営業部一筋一五年。
ある日出勤すべく向かっていた途中で事故に遭う。
目覚めた先の森から始まる異世界生活。
戸惑いながらも仁は異世界で生き延びる為に営生していきます。
出会う人々と絆を紡いでいく幸せへの物語。
半分異世界
月野槐樹
ファンタジー
関東圏で学生が行方不明になる事件が次々にしていた。それは異世界召還によるものだった。
ネットでも「神隠しか」「異世界召還か」と噂が飛び交うのを見て、異世界に思いを馳せる少年、圭。
いつか異世界に行った時の為にとせっせと準備をして「異世界ガイドノート」なるものまで作成していた圭。従兄弟の瑛太はそんな圭の様子をちょっと心配しながらも充実した学生生活を送っていた。
そんなある日、ついに異世界の扉が彼らの前に開かれた。
「異世界ガイドノート」と一緒に旅する異世界
異世界転生、防御特化能力で彼女たちを英雄にしようと思ったが、そんな彼女たちには俺が英雄のようだ。
Mです。
ファンタジー
異世界学園バトル。
現世で惨めなサラリーマンをしていた……
そんな会社からの帰り道、「転生屋」という見慣れない怪しげな店を見つける。
その転生屋で新たな世界で生きる為の能力を受け取る。
それを自由イメージして良いと言われた為、せめて、新しい世界では苦しまないようにと防御に突出した能力をイメージする。
目を覚ますと見知らぬ世界に居て……学生くらいの年齢に若返っていて……
現実か夢かわからなくて……そんな世界で出会うヒロイン達に……
特殊な能力が当然のように存在するその世界で……
自分の存在も、手に入れた能力も……異世界に来たって俺の人生はそんなもん。
俺は俺の出来ること……
彼女たちを守り……そして俺はその能力を駆使して彼女たちを英雄にする。
だけど、そんな彼女たちにとっては俺が英雄のようだ……。
※※多少意識はしていますが、主人公最強で無双はなく、普通に苦戦します……流行ではないのは承知ですが、登場人物の個性を持たせるためそのキャラの物語(エピソード)や回想のような場面が多いです……後一応理由はありますが、主人公の年上に対する態度がなってません……、後、私(さくしゃ)の変な癖で「……」が凄く多いです。その変ご了承の上で楽しんで頂けると……Mです。の本望です(どうでもいいですよね…)※※
※※楽しかった……続きが気になると思って頂けた場合、お気に入り登録……このエピソード好みだなとか思ったらコメントを貰えたりすると軽い絶頂を覚えるくらいには喜びます……メンタル弱めなので、誹謗中傷てきなものには怯えていますが、気軽に頂けると嬉しいです。※※
ダンジョン発生から20年。いきなり玄関の前でゴブリンに遭遇してフリーズ中←今ココ
高遠まもる
ファンタジー
カクヨム、なろうにも掲載中。
タイトルまんまの状況から始まる現代ファンタジーです。
ダンジョンが有る状況に慣れてしまった現代社会にある日、異変が……。
本編完結済み。
外伝、後日譚はカクヨムに載せていく予定です。
アイムキャット❕~異世界キャット驚く漫遊記~
ma-no
ファンタジー
神様のミスで森に住む猫に転生させられた元人間。猫として第二の人生を歩むがこの世界は何かがおかしい。引っ掛かりはあるものの、猫家族と楽しく過ごしていた主人公は、ミスに気付いた神様に詫びの品を受け取る。
その品とは、全世界で使われた魔法が載っている魔法書。元人間の性からか、魔法書で変身魔法を探した主人公は、立って歩く猫へと変身する。
世界でただ一匹の歩く猫は、人間の住む街に行けば騒動勃発。
そして何故かハンターになって、王様に即位!?
この物語りは、歩く猫となった主人公がやらかしながら異世界を自由気ままに生きるドタバタコメディである。
注:イラストはイメージであって、登場猫物と異なります。
R指定は念の為です。
登場人物紹介は「11、15、19章」の手前にあります。
「小説家になろう」「カクヨム」にて、同時掲載しております。
一番最後にも登場人物紹介がありますので、途中でキャラを忘れている方はそちらをお読みください。
ドグラマ3
小松菜
ファンタジー
悪の秘密結社『ヤゴス』の三幹部は改造人間である。とある目的の為、冷凍睡眠により荒廃した未来の日本で目覚める事となる。
異世界と化した魔境日本で組織再興の為に活動を再開した三人は、今日もモンスターや勇者様一行と悲願達成の為に戦いを繰り広げるのだった。
*前作ドグラマ2の続編です。
毎日更新を目指しています。
ご指摘やご質問があればお気軽にどうぞ。
異世界召喚に条件を付けたのに、女神様に呼ばれた
りゅう
ファンタジー
異世界召喚。サラリーマンだって、そんな空想をする。
いや、さすがに大人なので空想する内容も大人だ。少年の心が残っていても、現実社会でもまれた人間はまた別の空想をするのだ。
その日の神岡龍二も、日々の生活から離れ異世界を想像して遊んでいるだけのハズだった。そこには何の問題もないハズだった。だが、そんなお気楽な日々は、この日が最後となってしまった。
わたくし、お飾り聖女じゃありません!
友坂 悠
ファンタジー
「この私、レムレス・ド・アルメルセデスの名において、アナスターシア・スタンフォード侯爵令嬢との間に結ばれた婚約を破棄することをここに宣言する!」
その声は、よりにもよってこの年に一度の神事、国家の祭祀のうちでもこの国で最も重要とされる聖緑祭の会場で、諸外国からの特使、大勢の来賓客が見守る中、長官不在の聖女宮を預かるレムレス・ド・アルメルセデス王太子によって発せられた。
ここ、アルメルセデスは神に護られた剣と魔法の国。
その聖都アルメリアの中央に位置する聖女宮広場には、荘厳な祭壇と神楽舞台が設置され。
その祭壇の目の前に立つ王太子に向かって、わたくしは真意を正すように詰め寄った。
「理由を。せめて理由をお伺いしてもよろしいでしょうか?」
「君が下級貴族の令嬢に対していじめ、嫌がらせを行なっていたという悪行は、全て露見しているのだ!」
「何かのお間違いでは? わたくしには全く身に覚えがございませんが……」
いったい全体どういうことでしょう?
殿下の仰っていることが、わたくしにはまったく理解ができなくて。
♢♢♢
この世界を『剣と魔法のヴァルキュリア』のシナリオ通りに進行させようとしたカナリヤ。
そのせいで、わたくしが『悪役令嬢』として断罪されようとしていた、ですって?
それに、わたくしの事を『お飾り聖女』と呼んで蔑んだレムレス王太子。
いいです。百歩譲って婚約破棄されたことは許しましょう。
でもです。
お飾り聖女呼ばわりだけは、許せません!
絶対に許容できません!
聖女を解任されたわたくしは、殿下に一言文句を言って帰ろうと、幼馴染で初恋の人、第二王子のナリス様と共にレムレス様のお部屋に向かうのでした。
でも。
事態はもっと深刻で。
え? 禁忌の魔法陣?
世界を滅ぼすあの危険な魔法陣ですか!?
※アナスターシアはお飾り妻のシルフィーナの娘です。あちらで頂いた感想の中に、シルフィーナの秘密、魔法陣の話、そういたものを気にされていた方が居たのですが、あの話では書ききれなかった部分をこちらで書いたため、けっこうファンタジー寄りなお話になりました。
※楽しんでいただけると嬉しいです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる