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プロローグ
第3話 ゴブリン村長
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「ライ、ゴブリンは、今日も元気いっぱいだね♪」
「そうだね、それにやっぱり思ったより数は減っていないよ、あっ、キノコ発見! これ美味しいキノコだ! やったね♪」
一応鑑定はしますよ。
素人のキノコ狩りは危険だ! って聞いたことありますからね。
「うんうん、ライが豆を腐らせて作った、しょうゆを垂らして焼くと美味しかったね♪」
「腐らせてないよ! 発酵ですよ! 腐敗はしてませんから!」
「あははは、大きい声を出すからゴブリンが、『グギャゲギャギャ』って言ってこっちに来るよ♪」
本当だ、五匹がこん棒を構えて走りよってくる。
って、あれ? フィーアさん、ゴブリン語喋れるの? ちゃんと意味がある言葉だよ? 僕は言語理解のスキルがある様ですからある程度意味のある言葉は理解出来るのですが、普通のゴブリンの喋っている意味は『肉!』『メス!』くらいであまり意味は無いのだけれど······テイマーのスキルがあるのでしょうか? 僕もほしいなぁ。
おっと、そんな事を考えている場合ではありませんでしたね。
僕は、風の矢を、五つ作って浮かべ、ゴブリンに向けて、発射。
「あっ! ライずるい!」
「あははは、ごめんごめん」
もの凄い速さで、ゴブリンに突き刺さるウインドアローもう百発百中ですよ。
眉間に小さな穴が空き、ゴブリンは全てその場にパタパタ崩れ落ちました。
血が流れ、その匂いで他の魔物が近付いてこない内に収納してしまいましょう。
そんな事を繰り返しながら、ゴブリン村の全貌が見える崖の上に到着、下を覗くとやっぱり居ましたね。
「ん~、やっぱり多いね~」
「そうでしょう、二人でやれるかも知れないですが、危険はあるでしょうね」
ざっと見渡すだけで数百匹は居るように見えます。
それにこの村にはなんと! ゴブリン村長が居るのですよ!
まあ、鑑定の結果はゴブリンリーダーですが、他のゴブリンより体格も大きくて、少し強そうです。
「ライ、そろそろ始めようよ」
「そうだね、今日は五十匹くらいを目標に頑張りましょう」
「うん、ニードルだよね」
「そう、もの凄く細くして、狙いは頭ね」
「分かってますよ~その後は直ぐに収納してくれるのでしょ?」
「任せておいてね、さぁ、何匹まで気付かれないか、行くよ!」
「はい!」
なるべく村の中でも単独で行動しているゴブリンを狙い倒して収納を繰り返しながら。
僕は村長を狙い撃ったフィーアに小さく鋭く叫ぶ。
「・・! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!」
「・? ・・!」
凄い速さで、ゴブリン村長に向かうウインドニードル、僕はフィーアのウインドニードルの魔力をぐるぐるさせて、軌道を反らせる事に成功! したのだが横に居たゴブリンの肩に命中してしまう。
ゲギャー!
「フィーア、今日はここまで、こっそり逃げるよ」
「う、うん、ごめんね」
「仕方無いよ、僕も先に言っておけば良かったのに、ごめんね」
そ~っと音を立てない様に、崖の縁から下がって森の中に入りました。
少し早い時間だったので、街に向けて少し大回りをしながら、ゴブリンの間引きをして帰ります。
「ふぅ、無事に森は抜けられたね」
「うん、ライ本当に今日はごめんね」
フィーアは結構気にしているみたいだね、別に気にしなくても良いのに、そうだ!
「あははは、フィーア気にしなくても良いよ、結局帰りにも、五十匹は倒したから今日は百匹超えだよ」
「え? そんなに倒していたの!?」
「そうだよ、フィーアも半分は倒しているね」
「うん、頑張った♪」
「よし、この調子で少しずつ減らしていこうね」
「は~い♪ ライ、冒険者ギルドに着いたよ、早くいこうよ」
「あ、待ってよ!」
元気になったのかな、僕も小走りになりフィーアの後を追いかけます。
二人で買い取りの列の最後に並んで順番を待ちましょう。
横入りなんてやっちゃ駄目なので大人しく待っていましょうね、横ではフィーアがいくらになるかと期待に胸を膨らませニヨニヨしてます。
可愛い過ぎでしょう!
おっ、僕達の順番が回ってきましたね、そんな時に四人組の冒険者の方が話しかけてきました。
「すまねえ、順番を譲ってくれないか」
「仲間が怪我をしてしまって、回復魔法を使って貰いたいから寄付金が必要なんだよ、頼む」
そう言うことなら良いよね。
「どうぞ! 先に早く!」
「すまねえ!」
横入りだが誰も文句は言わない、僕達の後ろに並んでいる人達も、少し心配そうな顔をしているね、僕心配です。
買い取りは直ぐに終わったようで、駆け足でカウンターを離れる前にお礼を、待っていた僕達に向かって言っていきました。
「怪我早く治ると良いのにね」
「うん、ライ、私達の番だよ、行きましょう」
「そうでした、薬草の買い取りをお願いします」
「おう、ちびっ子達か、出してくれるか」
「はい♪」
おじさんが、僕達の採取してきた薬草を仕分けしながら十本を一束にして行く、前に僕達が分けて持ち込もうとしたのですが、綺麗に縛れなかったり、薬草を折ったり千切ったりしてしまいました。
それからは手を出さずに、慣れている人に任せようと心に決めました。
「うむ、今日も間違いは無いぞ、ベテランの採取職人だな、あははは」
僕とフィーアは鑑定を使えるのでまず間違える事はありません、まぁ、採取し始めの頃、フィーアが鑑定を覚えるまでは間違って、ただの雑草を持ち込んだ事も多々ありました。
「私も頑張って覚えたんだから!」
「そうだったな、あははは、よし、受け取り状を持って行きな」
「どうもありがとう♪」
さぁ、遂にランクアップですよ!
二人でニヨニヨしてます、仕方がないでしょう、顔の筋肉が勝手にそうなるのですから、さぁ、受け付けのいつものお姉さんに受け取り状を渡してしまいましょう♪
「お姉さんお願いします」
「私達、頑張ってきたよ♪」
「うふふ、じゃあ、ギルドカードと受け取り状を預かりますね」
お姉さんに手渡し、いつものように、ギルドカードを確認して受け取り状も確認後、ここだな!
「おめでとうございます。本日で見習いからEランクですよ、うふふ」
そう言って今までのカードとは名ばかりの木札を置いて、ブロンズのカードを取り出し、魔道具へ通します。
じぃ~。
カウンターに顎を乗せ、お姉さんの手元を穴が空くくらい見ています、ニヨニヨしながら。
お姉さんが、少し吹き出して笑いそうな顔で、作業を進めていますが関係ありません! よしよしもうすぐですよ!
「ぷふっ、お待たせしました」
笑いましたね、でも今は許してあげましょう♪
「これが新しいギルドカードね、失くさないように気を付けてください」
鈍く輝くブロンズカード! やっぱり木札とは違いますよ!
「やったぁ~♪」
「はい、むふふふ、遂に僕も冒険者のスタートに立ったのですね♪」
「はい、これからは討伐の依頼も請けられる様になりますね」
「駄目なの、十歳までは駄目って言われてるから、これからも採取依頼だけよ、残念だけどね」
「そうなのね、まぁ、君達の採取してくる薬草は丁寧にしてあるから、うちとしても歓迎ですね」
「あはは、そう言う事なのでまだ暫くは薬草の依頼だけですので、これからもよろしくお願いします」
そうして僕達は冒険者デビューを果たしたのであります。
「そうだね、それにやっぱり思ったより数は減っていないよ、あっ、キノコ発見! これ美味しいキノコだ! やったね♪」
一応鑑定はしますよ。
素人のキノコ狩りは危険だ! って聞いたことありますからね。
「うんうん、ライが豆を腐らせて作った、しょうゆを垂らして焼くと美味しかったね♪」
「腐らせてないよ! 発酵ですよ! 腐敗はしてませんから!」
「あははは、大きい声を出すからゴブリンが、『グギャゲギャギャ』って言ってこっちに来るよ♪」
本当だ、五匹がこん棒を構えて走りよってくる。
って、あれ? フィーアさん、ゴブリン語喋れるの? ちゃんと意味がある言葉だよ? 僕は言語理解のスキルがある様ですからある程度意味のある言葉は理解出来るのですが、普通のゴブリンの喋っている意味は『肉!』『メス!』くらいであまり意味は無いのだけれど······テイマーのスキルがあるのでしょうか? 僕もほしいなぁ。
おっと、そんな事を考えている場合ではありませんでしたね。
僕は、風の矢を、五つ作って浮かべ、ゴブリンに向けて、発射。
「あっ! ライずるい!」
「あははは、ごめんごめん」
もの凄い速さで、ゴブリンに突き刺さるウインドアローもう百発百中ですよ。
眉間に小さな穴が空き、ゴブリンは全てその場にパタパタ崩れ落ちました。
血が流れ、その匂いで他の魔物が近付いてこない内に収納してしまいましょう。
そんな事を繰り返しながら、ゴブリン村の全貌が見える崖の上に到着、下を覗くとやっぱり居ましたね。
「ん~、やっぱり多いね~」
「そうでしょう、二人でやれるかも知れないですが、危険はあるでしょうね」
ざっと見渡すだけで数百匹は居るように見えます。
それにこの村にはなんと! ゴブリン村長が居るのですよ!
まあ、鑑定の結果はゴブリンリーダーですが、他のゴブリンより体格も大きくて、少し強そうです。
「ライ、そろそろ始めようよ」
「そうだね、今日は五十匹くらいを目標に頑張りましょう」
「うん、ニードルだよね」
「そう、もの凄く細くして、狙いは頭ね」
「分かってますよ~その後は直ぐに収納してくれるのでしょ?」
「任せておいてね、さぁ、何匹まで気付かれないか、行くよ!」
「はい!」
なるべく村の中でも単独で行動しているゴブリンを狙い倒して収納を繰り返しながら。
僕は村長を狙い撃ったフィーアに小さく鋭く叫ぶ。
「・・! ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・!」
「・? ・・!」
凄い速さで、ゴブリン村長に向かうウインドニードル、僕はフィーアのウインドニードルの魔力をぐるぐるさせて、軌道を反らせる事に成功! したのだが横に居たゴブリンの肩に命中してしまう。
ゲギャー!
「フィーア、今日はここまで、こっそり逃げるよ」
「う、うん、ごめんね」
「仕方無いよ、僕も先に言っておけば良かったのに、ごめんね」
そ~っと音を立てない様に、崖の縁から下がって森の中に入りました。
少し早い時間だったので、街に向けて少し大回りをしながら、ゴブリンの間引きをして帰ります。
「ふぅ、無事に森は抜けられたね」
「うん、ライ本当に今日はごめんね」
フィーアは結構気にしているみたいだね、別に気にしなくても良いのに、そうだ!
「あははは、フィーア気にしなくても良いよ、結局帰りにも、五十匹は倒したから今日は百匹超えだよ」
「え? そんなに倒していたの!?」
「そうだよ、フィーアも半分は倒しているね」
「うん、頑張った♪」
「よし、この調子で少しずつ減らしていこうね」
「は~い♪ ライ、冒険者ギルドに着いたよ、早くいこうよ」
「あ、待ってよ!」
元気になったのかな、僕も小走りになりフィーアの後を追いかけます。
二人で買い取りの列の最後に並んで順番を待ちましょう。
横入りなんてやっちゃ駄目なので大人しく待っていましょうね、横ではフィーアがいくらになるかと期待に胸を膨らませニヨニヨしてます。
可愛い過ぎでしょう!
おっ、僕達の順番が回ってきましたね、そんな時に四人組の冒険者の方が話しかけてきました。
「すまねえ、順番を譲ってくれないか」
「仲間が怪我をしてしまって、回復魔法を使って貰いたいから寄付金が必要なんだよ、頼む」
そう言うことなら良いよね。
「どうぞ! 先に早く!」
「すまねえ!」
横入りだが誰も文句は言わない、僕達の後ろに並んでいる人達も、少し心配そうな顔をしているね、僕心配です。
買い取りは直ぐに終わったようで、駆け足でカウンターを離れる前にお礼を、待っていた僕達に向かって言っていきました。
「怪我早く治ると良いのにね」
「うん、ライ、私達の番だよ、行きましょう」
「そうでした、薬草の買い取りをお願いします」
「おう、ちびっ子達か、出してくれるか」
「はい♪」
おじさんが、僕達の採取してきた薬草を仕分けしながら十本を一束にして行く、前に僕達が分けて持ち込もうとしたのですが、綺麗に縛れなかったり、薬草を折ったり千切ったりしてしまいました。
それからは手を出さずに、慣れている人に任せようと心に決めました。
「うむ、今日も間違いは無いぞ、ベテランの採取職人だな、あははは」
僕とフィーアは鑑定を使えるのでまず間違える事はありません、まぁ、採取し始めの頃、フィーアが鑑定を覚えるまでは間違って、ただの雑草を持ち込んだ事も多々ありました。
「私も頑張って覚えたんだから!」
「そうだったな、あははは、よし、受け取り状を持って行きな」
「どうもありがとう♪」
さぁ、遂にランクアップですよ!
二人でニヨニヨしてます、仕方がないでしょう、顔の筋肉が勝手にそうなるのですから、さぁ、受け付けのいつものお姉さんに受け取り状を渡してしまいましょう♪
「お姉さんお願いします」
「私達、頑張ってきたよ♪」
「うふふ、じゃあ、ギルドカードと受け取り状を預かりますね」
お姉さんに手渡し、いつものように、ギルドカードを確認して受け取り状も確認後、ここだな!
「おめでとうございます。本日で見習いからEランクですよ、うふふ」
そう言って今までのカードとは名ばかりの木札を置いて、ブロンズのカードを取り出し、魔道具へ通します。
じぃ~。
カウンターに顎を乗せ、お姉さんの手元を穴が空くくらい見ています、ニヨニヨしながら。
お姉さんが、少し吹き出して笑いそうな顔で、作業を進めていますが関係ありません! よしよしもうすぐですよ!
「ぷふっ、お待たせしました」
笑いましたね、でも今は許してあげましょう♪
「これが新しいギルドカードね、失くさないように気を付けてください」
鈍く輝くブロンズカード! やっぱり木札とは違いますよ!
「やったぁ~♪」
「はい、むふふふ、遂に僕も冒険者のスタートに立ったのですね♪」
「はい、これからは討伐の依頼も請けられる様になりますね」
「駄目なの、十歳までは駄目って言われてるから、これからも採取依頼だけよ、残念だけどね」
「そうなのね、まぁ、君達の採取してくる薬草は丁寧にしてあるから、うちとしても歓迎ですね」
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