40 / 48
第1章
第40話 旅立ちから出戻り
しおりを挟む
「ライトニードル! ライトニードル!」
街道から見える追加のオークやゴブリンに向けて魔法を連射する。
次々と叫び声と共に倒れていくゴブリンにやっと気付いたのか、クラスメイト達は金谷と同じく囲っていた残りのゴブリン達を倒さず街の方へ駆け出した。
「まーた逃げますの、弱虫さんなのですよ」
「友里くん! 倒した魔物は回収しておかなきゃ、血の匂いでさらに追加が来ちゃいますよ!」
「分かった。また身体強化かけるからあそこまでイルをおんぶして近づいて」
街に走り去るクラスメイト背中を視界の端にとらえながらも、ゴブリン達にライトニードルを撃ち続ける。
身体強化した茜ちゃんは街道から離れ、草原をゴブリン達に向けて走り出す。
クラスメイト達は草原を抜け、街道に出たようだ。
あっという間にクラスメイト達が倒した傷だらけのゴブリン三匹のところまでたどり着き、分かったことは、たぶん一人一撃だけして経験値を稼ごうとしいてるんだと思う。
とか考えているうちに、森から出てくる数も減り、最後ちょっと大きなオークを倒した後、今回出てきた魔物は全て倒せたようだ。
「湖の時より数は少ないけど、オークが多いのは良いね」
「お肉になるのでお腹とお口が喜びますの!」
「そうだね、今回は半分くらいオークだから、私達だけじゃ食べきれないよ。そうだ友里くん、またゴブリンは食べちゃうの?」
少し考えたけど、魔石にしておいて方が何かと便利だよね。
銀髪の俺の姿になってる茜ちゃんにお願いして、倒したゴブリンとオークに押し付けてもらう。
もちろんオークは収納しておくけどね。
途中でゴブリンの数が分からなくなったけど、だいたい全部で五十匹ほど、オークは二十七匹いた。
残りはクラスメイト達が倒したゴブリン三匹を金谷の時と同じように収納しておく。
「ん~、面倒だけど、報告はしないと駄目だよね、茜ちゃん、イル、一度王都に戻ろうか」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
冒険者ギルドに戻ると、そこには沢山の冒険者達が集まり、ギルドマスターが冒険者達に指示を出している。
王都に入ってから騒がしいとは思っていたけど、クラスメイト達が報告はしたようだ。
「森から数百の魔物が出てきたと報告があった。今のところスタンピードが起きている報告はないが、森を出たところで集まっている可能性が高い、Cランク以上の者は――」
ギルドマスターの近くには金谷達もいるようだし……あれ? 他の奴らは?
茜ちゃんの頭の上であたりを見渡してみたら、食事処で飲み物片手にこちらの様子を見ていた。
まあ、いるなら三匹は返して、ゴブリンの魔石を売ることにしよう。
『茜ちゃん、イル、とりあえずギルドマスターに報告したいから近付いてくれるかな』
『は~いですの、アカネ、ついてきますの』
イルに手を引かれて、収納から出した篭に入った魔石を茜ちゃんに持ってもらい、話を聞く冒険者達の間をすり抜けて人垣の一番前に出た。
「ギルドマスター、魔物は全て倒しましたから大丈夫です。それから数は五十匹ほどでしたよ」
そう言って、篭を前に出してもらう。
「ユウリがまた倒しましたの! ゴブリンいじめていた人は逃げちゃって、あそこでお茶飲んでますの!」
「イルの言う通りだ。大人数でゴブリンを取り囲み、まるで一人一撃、それも死なないように痛め付けていた。湖の時と同じようにね」
「また君か! それで、すべて倒したと?」
ギルドマスターも、集まっている冒険者達も聞きたいようだけど、まずは原因を作ったクラスメイトに集まってもらうよう職員に指示を出す。
同じギルドにいるわけで、呼びに行った職員と一緒にすぐこちらにやってきた。
「そうだ、この方達の獲物は持ってきたから、返しておくね」
そう言って致命傷にならない傷だらけのゴブリンを三匹出してあげる。
「あっ、僕達が倒したゴブリンだ、君達が持ってきてくれたんだね、ありがとう。僕達は今日初めて依頼を請けたんだ。その成果を持ってこれなかったから悔やんでいたところだったんだよ」
率先して、俺の事を無視し始めた委員長が、笑顔を振りまき握手を求めてきたんだけど。
『委員長っ! 私の髪の毛を最初に切ったくそやろうです! 友里君、ライトニードルです!』
『おい! 過激だな茜ちゃん! でも……俺の幼馴染みをいじめたヤツはやっぱり許せそうにないよね。分かった、ダークバインドで全員縛って、ジワジワと水責め、いや火責めかな……』
『おーちーつーくーでーすーのー!』
イルの念話でハッとなり、今にもダークバインドを唱えそうだった自身を押し留めることに成功した。
握手も当然しない。
握手をしないことに文句を言う冒険者はおらず、クラスメイト達を睨み付けている者がほとんどだ。
「なんだい? この世界には握手の文化はないようだね。握手と言うのは――」
「触るな!」
無理やり握手をしようと茜ちゃんの手を取ろうとしたから、思わず叫んでしまった。
「君達がしたことは、ゴブリンを無駄に傷付け、仲間を呼ばせる行為だ。分かるかな? 今回の騒動は、君達が招いた結果だぞ」
オークの一番デカいヤツを出してやり、茜ちゃんに篭をひっくり返して床に魔石をバラ蒔いてもらう。
「良いか? 俺達が駆け付け倒していなければ、二十七匹のオークとこの魔石の数だけのゴブリンが王都へ来ていたかもしれない事だ」
オークを出したところで『ひぃ!』とかその巨体に驚いているクラスメイトと、ザワザワとし始める冒険者達。
そしてギルドマスターがオークを見て呟いた。
「オークリーダーじゃないか……」
街道から見える追加のオークやゴブリンに向けて魔法を連射する。
次々と叫び声と共に倒れていくゴブリンにやっと気付いたのか、クラスメイト達は金谷と同じく囲っていた残りのゴブリン達を倒さず街の方へ駆け出した。
「まーた逃げますの、弱虫さんなのですよ」
「友里くん! 倒した魔物は回収しておかなきゃ、血の匂いでさらに追加が来ちゃいますよ!」
「分かった。また身体強化かけるからあそこまでイルをおんぶして近づいて」
街に走り去るクラスメイト背中を視界の端にとらえながらも、ゴブリン達にライトニードルを撃ち続ける。
身体強化した茜ちゃんは街道から離れ、草原をゴブリン達に向けて走り出す。
クラスメイト達は草原を抜け、街道に出たようだ。
あっという間にクラスメイト達が倒した傷だらけのゴブリン三匹のところまでたどり着き、分かったことは、たぶん一人一撃だけして経験値を稼ごうとしいてるんだと思う。
とか考えているうちに、森から出てくる数も減り、最後ちょっと大きなオークを倒した後、今回出てきた魔物は全て倒せたようだ。
「湖の時より数は少ないけど、オークが多いのは良いね」
「お肉になるのでお腹とお口が喜びますの!」
「そうだね、今回は半分くらいオークだから、私達だけじゃ食べきれないよ。そうだ友里くん、またゴブリンは食べちゃうの?」
少し考えたけど、魔石にしておいて方が何かと便利だよね。
銀髪の俺の姿になってる茜ちゃんにお願いして、倒したゴブリンとオークに押し付けてもらう。
もちろんオークは収納しておくけどね。
途中でゴブリンの数が分からなくなったけど、だいたい全部で五十匹ほど、オークは二十七匹いた。
残りはクラスメイト達が倒したゴブリン三匹を金谷の時と同じように収納しておく。
「ん~、面倒だけど、報告はしないと駄目だよね、茜ちゃん、イル、一度王都に戻ろうか」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
冒険者ギルドに戻ると、そこには沢山の冒険者達が集まり、ギルドマスターが冒険者達に指示を出している。
王都に入ってから騒がしいとは思っていたけど、クラスメイト達が報告はしたようだ。
「森から数百の魔物が出てきたと報告があった。今のところスタンピードが起きている報告はないが、森を出たところで集まっている可能性が高い、Cランク以上の者は――」
ギルドマスターの近くには金谷達もいるようだし……あれ? 他の奴らは?
茜ちゃんの頭の上であたりを見渡してみたら、食事処で飲み物片手にこちらの様子を見ていた。
まあ、いるなら三匹は返して、ゴブリンの魔石を売ることにしよう。
『茜ちゃん、イル、とりあえずギルドマスターに報告したいから近付いてくれるかな』
『は~いですの、アカネ、ついてきますの』
イルに手を引かれて、収納から出した篭に入った魔石を茜ちゃんに持ってもらい、話を聞く冒険者達の間をすり抜けて人垣の一番前に出た。
「ギルドマスター、魔物は全て倒しましたから大丈夫です。それから数は五十匹ほどでしたよ」
そう言って、篭を前に出してもらう。
「ユウリがまた倒しましたの! ゴブリンいじめていた人は逃げちゃって、あそこでお茶飲んでますの!」
「イルの言う通りだ。大人数でゴブリンを取り囲み、まるで一人一撃、それも死なないように痛め付けていた。湖の時と同じようにね」
「また君か! それで、すべて倒したと?」
ギルドマスターも、集まっている冒険者達も聞きたいようだけど、まずは原因を作ったクラスメイトに集まってもらうよう職員に指示を出す。
同じギルドにいるわけで、呼びに行った職員と一緒にすぐこちらにやってきた。
「そうだ、この方達の獲物は持ってきたから、返しておくね」
そう言って致命傷にならない傷だらけのゴブリンを三匹出してあげる。
「あっ、僕達が倒したゴブリンだ、君達が持ってきてくれたんだね、ありがとう。僕達は今日初めて依頼を請けたんだ。その成果を持ってこれなかったから悔やんでいたところだったんだよ」
率先して、俺の事を無視し始めた委員長が、笑顔を振りまき握手を求めてきたんだけど。
『委員長っ! 私の髪の毛を最初に切ったくそやろうです! 友里君、ライトニードルです!』
『おい! 過激だな茜ちゃん! でも……俺の幼馴染みをいじめたヤツはやっぱり許せそうにないよね。分かった、ダークバインドで全員縛って、ジワジワと水責め、いや火責めかな……』
『おーちーつーくーでーすーのー!』
イルの念話でハッとなり、今にもダークバインドを唱えそうだった自身を押し留めることに成功した。
握手も当然しない。
握手をしないことに文句を言う冒険者はおらず、クラスメイト達を睨み付けている者がほとんどだ。
「なんだい? この世界には握手の文化はないようだね。握手と言うのは――」
「触るな!」
無理やり握手をしようと茜ちゃんの手を取ろうとしたから、思わず叫んでしまった。
「君達がしたことは、ゴブリンを無駄に傷付け、仲間を呼ばせる行為だ。分かるかな? 今回の騒動は、君達が招いた結果だぞ」
オークの一番デカいヤツを出してやり、茜ちゃんに篭をひっくり返して床に魔石をバラ蒔いてもらう。
「良いか? 俺達が駆け付け倒していなければ、二十七匹のオークとこの魔石の数だけのゴブリンが王都へ来ていたかもしれない事だ」
オークを出したところで『ひぃ!』とかその巨体に驚いているクラスメイトと、ザワザワとし始める冒険者達。
そしてギルドマスターがオークを見て呟いた。
「オークリーダーじゃないか……」
0
お気に入りに追加
133
あなたにおすすめの小説
退屈な人生を歩んでいたおっさんが異世界に飛ばされるも無自覚チートで無双しながらネットショッピングしたり奴隷を買ったりする話
菊池 快晴
ファンタジー
無難に生きて、真面目に勉強して、最悪なブラック企業に就職した男、君内志賀(45歳)。
そんな人生を歩んできたおっさんだったが、異世界に転生してチートを授かる。
超成熟、四大魔法、召喚術、剣術、魔力、どれをとっても異世界最高峰。
極めつけは異世界にいながら元の世界の『ネットショッピング』まで。
生真面目で不器用、そんなおっさんが、奴隷幼女を即購入!?
これは、無自覚チートで無双する真面目なおっさんが、元の世界のネットショッピングを楽しみつつ、奴隷少女と異世界をマイペースに旅するほんわか物語です。
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
転生したら脳筋魔法使い男爵の子供だった。見渡す限り荒野の領地でスローライフを目指します。
克全
ファンタジー
「第3回次世代ファンタジーカップ」参加作。面白いと感じましたらお気に入り登録と感想をくださると作者の励みになります!
辺境も辺境、水一滴手に入れるのも大変なマクネイア男爵家生まれた待望の男子には、誰にも言えない秘密があった。それは前世の記憶がある事だった。姉四人に続いてようやく生まれた嫡男フェルディナンドは、この世界の常識だった『魔法の才能は遺伝しない』を覆す存在だった。だが、五〇年戦争で大活躍したマクネイア男爵インマヌエルは、敵対していた旧教徒から怨敵扱いされ、味方だった新教徒達からも畏れられ、炎竜が砂漠にしてしまったと言う伝説がある地に押し込められたいた。そんな父親達を救うべく、前世の知識と魔法を駆使するのだった。
異世界へ誤召喚されちゃいました~女神の加護でほのぼのスローライフ送ります~
モーリー
ファンタジー
⭐︎第4回次世代ファンタジーカップ16位⭐︎
飛行機事故で両親が他界してしまい、社会人の長男、高校生の長女、幼稚園児の次女で生きることになった御剣家。
保険金目当てで寄ってくる奴らに嫌気がさしながらも、3人で支え合いながら生活を送る日々。
そんな矢先に、3人揃って異世界に召喚されてしまった。
召喚特典として女神たちが加護やチート能力を与え、異世界でも生き抜けるようにしてくれた。
強制的に放り込まれた異世界。
知らない土地、知らない人、知らない世界。
不安をはねのけながら、時に怖い目に遭いながら、3人で異世界を生き抜き、平穏なスローライフを送る。
そんなほのぼのとした物語。
異世界転生した俺は平和に暮らしたいと願ったのだが
倉田 フラト
ファンタジー
「異世界に転生か再び地球に転生、
どちらが良い?……ですか。」
「異世界転生で。」
即答。
転生の際に何か能力を上げると提案された彼。強大な力を手に入れ英雄になるのも可能、勇者や英雄、ハーレムなんだって可能だったが、彼は「平和に暮らしたい」と言った。何の力も欲しない彼に神様は『コール』と言った念話の様な能力を授け、彼の願いの通り平和に生活が出来る様に転生をしたのだが……そんな彼の願いとは裏腹に家庭の事情で知らぬ間に最強になり……そんなファンタジー大好きな少年が異世界で平和に暮らして――行けたらいいな。ブラコンの姉をもったり、神様に気に入られたりして今日も一日頑張って生きていく物語です。基本的に主人公は強いです、それよりも姉の方が強いです。難しい話は書けないので書きません。軽い気持ちで呼んでくれたら幸いです。
なろうにも数話遅れてますが投稿しております。
誤字脱字など多いと思うので指摘してくれれば即直します。
自分でも見直しますが、ご協力お願いします。
感想の返信はあまりできませんが、しっかりと目を通してます。
嫌われ者の悪役令息に転生したのに、なぜか周りが放っておいてくれない
AteRa
ファンタジー
エロゲの太ったかませ役に転生した。
かませ役――クラウスには処刑される未来が待っている。
俺は死にたくないので、痩せて死亡フラグを回避する。
*書籍化に際してタイトルを変更いたしました!
1×∞(ワンバイエイト) 経験値1でレベルアップする俺は、最速で異世界最強になりました!
マツヤマユタカ
ファンタジー
23年5月22日にアルファポリス様より、拙著が出版されました!そのため改題しました。
今後ともよろしくお願いいたします!
トラックに轢かれ、気づくと異世界の自然豊かな場所に一人いた少年、カズマ・ナカミチ。彼は事情がわからないまま、仕方なくそこでサバイバル生活を開始する。だが、未経験だった釣りや狩りは妙に上手くいった。その秘密は、レベル上げに必要な経験値にあった。実はカズマは、あらゆるスキルが経験値1でレベルアップするのだ。おかげで、何をやっても簡単にこなせて――。異世界爆速成長系ファンタジー、堂々開幕!
タイトルの『1×∞』は『ワンバイエイト』と読みます。
男性向けHOTランキング1位!ファンタジー1位を獲得しました!【22/7/22】
そして『第15回ファンタジー小説大賞』において、奨励賞を受賞いたしました!【22/10/31】
アルファポリス様より出版されました!現在第四巻まで発売中です!
コミカライズされました!公式漫画タブから見られます!【24/8/28】
よろしくお願いいたします。
マツヤマユタカ名義でTwitterやってます。
見てください。
昔助けた弱々スライムが最強スライムになって僕に懐く件
なるとし
ファンタジー
最強スライムぷるんくんとお金を稼ぎ、美味しいものを食べ、王国を取り巻く問題を解決してスローライフを目指せ!
最強種が集うSSランクのダンジョンで、レオという平民の男の子は最弱と言われるスライム(ぷるんくん)を救った。
レオはぷるんくんを飼いたいと思ったが、テイムが使えないため、それは叶わなかった。
レオはぷるんくんと約束を交わし、別れる。
数年が過ぎた。
レオは両親を失い、魔法の才能もない最弱平民としてクラスの生徒たちにいじめられるハメになる。
身も心もボロボロになった彼はクラスのいじめっ子に煽られ再びSSランクのダンジョンへ向かう。
ぷるんくんに会えるという色褪せた夢を抱いて。
だが、レオを迎えたのは自分を倒そうとするSSランクの強力なモンスターだった。
もう死を受け入れようとしたが、
レオの前にちっこい何かが現れた。
それは自分が幼い頃救ったぷるんくんだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる