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番外編

ショタ

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伊織がショタになります。苦手な方はお逃げください!
「あの日の貴方に会えたら」の若干続きのようなものになっております。「あの日の~」はほっこり・じんわり大賞にエントリーしていおり、R18描写が書けないため、こちらに掲載しました!
是非そちらも合わせてお楽しみください!


ーーーーーーーーーーーーー



「郁人!郁人起きて!」

「ん.......?どうしたんですか.....?」

「大変なんだって!!」

緊急事態で、ぼんやりしている郁人を叩き起こす。朝が弱い郁人は、目が覚めてからも少しぼんやりしているところが可愛いのだが、今はそんな事言ってる場合じゃない。

「郁人!」

「あれ......?いお君....?またあの夢?うわー、もう見れないと思ったらから嬉しー.....」

俺の小さい頃の夢を見たって言ってたけどそんな呼び方してたのか....。なんだか恥ずかしくなりながらもこれは夢ではないことを必死に伝える。

「郁人!これ夢じゃないから!現実!」

——そう。なぜか朝起きたら体が縮んでしまっていたのだ!
もちろん某漫画のような怪しい薬を飲んでなんかいない。

「.........え?伊織さん.....?嘘、現実?」

ようやく意識がはっきりして俺の身体をペタペタと触る。見た目的には小学校の低学年くらいになってしまったんじゃないだろうか。

「残念ながら現実だよ....。ねえ、どうしよう....」

こういう時って病院行った方がいいの?でも身体が縮んだとか信じてもらえる?

「可愛い.....!!」

「ちょ、ちょっと!そんなこと言ってる場合じゃないから!」

こっちは真剣に悩んでいるのに、郁人はがばりと抱きつき服の中に手まで入れてきた。着ていた服は当然大きく、ズボンとパンツは履ける状態ではなくなってしまい、今はTシャツのみ。そのTシャツもかなりぶかぶかだ。

「やば....。伊織さんすべすべ.....」

「っ、こらっ!触んな、バカっ!」

「そんなに心配しなくても、きっとすぐ戻りますよ。だからその前にたくさん触らせてください」

こんな異常事態なのに、なぜそんなにも落ち着いていられるのか。だが、郁人がそう言うと本当にそう思えてくるから不思議である。幸い今日と明日は仕事が休みだし、様子をみるのもいいかもしれないな。

「んぁっ!やっ、どこ触って....!」

服の中に侵入してきた手は止まる事なく身体中を這い回り、もう片方の手は胸の頂きを掠める。

「うわ.....、やば.....。感度は伊織さんのままなんですね...。声も高くて可愛い.....」

待て待て!目がおかしいから!ほんとにヤる気じゃないだろうな!?

「ひぅっ!んっ、郁人っ!まっ..て!こんな状態なのにっ....」

「こんな状態だからこそでしょう?いつ戻っちゃうかわかんないんですから今のうちに堪能しておかないと」

堪能ってなにするつもりだよ!

「おまっ、もしかしてこの状態でも興奮するのか!?」

ロリコンだったの!?

「伊織さんだからですよ。いお君にはさすがにこんなことしません」

いや、意味がわからんわ。どっちも俺だろ?取り敢えずこの状態でも興奮してることはわかったけど。
軽々と向かい合うように膝の上に乗せられ、お尻には硬いものが当たっている。

「やっ...!いっ、郁人っ、やっぱりやめないか....んんっ!」

止める間もなくTシャツを脱がされ、全裸にされてしまった。自分の身体を見て、改めて小さくなったことを突きつけられたようでショックが大きい。だが、郁人はそんなことお構いなしで胸の頂きを口に含んだ。こんな状態なのに感じてしまっている事で、一層羞恥心が湧く。

「あっ、やだっ、郁人っ....!んぅっ!あっ...んっ!」

わざと音を立てて乳首を吸われ、背中をのけ反らせた。頭を押すがびくともせず、やめろと言わんばかりに甘噛みされれば、ピリっとした痛みとともに快感が押し寄せる。

「はぁ....やば。腫れちゃいましたね。....なんかいけない事してるみたい」

ようやく顔を離すと、確かにそこは赤く腫れていた。よだれでぬらぬらと光り、より卑猥な感じになっている。

「っ、だからやめろって言ってるだろっ....!」

「何言ってるんですか。これからですよ」

そう言って自分の指をぺろりと舐める。それを俺の後孔に当てがった。

「嘘っ、無理だって...!やめっ...ひっ、ぅ....」

「やっぱりキツいですね...。でもナカすごいうねってますよ。気持ちいいですか?」

「んぁっ、あっ、やっ....!ぁあ!あっ、まっ..それダメっ...!あっ、やあっ!」

「もしかして奥まで届いてます?すごい締め付けてきますけど」

身体が小さくなったからか、いつもは届かないところまで指が入り込んで奥をくすぐってくる。陰茎にはできない動きで奥を撫でられると、激しく突かれているわけでもないのに、強い快感が押し寄せる。

あまりの快楽に身体ががくがくと震え、郁人の腕を掴んで止めてもらおうと必死に訴えるが、むしろ指の動きが速まった。

「ひぁあ!なっ..んぁっ!もっ..ぁああっ!」

激しくかき混ぜられ、シコリまで一緒に刺激されれば、あっという間に達してしまった。背中を丸めて縋りつくように郁人に身体を寄せる。痙攣が治らず、勝手に揺れるせいで未だナカにある指が肉壁に当たり、それがまた気持ちいい。

射精ださずにイきました?...あ、まだ精通してないのか。エッロ....」

「んっ....はっ...ぁ、もっ...抜いてっ....」

続く余韻に自分の状態を見る余裕などなかったが、小さくなった陰茎は勃ち上がってビクビクと震えてはいるものの、確かに射精はしていない。
後孔からずるりと引き抜かれる時も、甘く痺れるような快感が走った。

「俺も限界....」

「えっ、や、待って!絶対無理だから!」

尻が裂ける!
俺を膝の上に乗せたまま、ごそごそと器用にファスナーを下ろし、いきり勃つ陰茎を取り出す。脚の間に脈打つ陰茎を晒され、あまりの大きさに愕然とした。身体が小さくなったせいでより大きく見える。お臍の上の方まで届いているのを見て、絶対無理だと暴れるが腰をがっちりとホールドされていて逃げることはできなかった。

「大丈夫ですって。さすがに入れませんから。脚だけ貸してください」

「へ....?」

脚を掴まれてハの時にされ、太ももで郁人の陰茎を挟むようにぴったりとくっつけられた。

ちょ、待って、これって素股じゃ....。
硬く、熱いものが太ももの間で脈を打っているのが伝わってくる。

「脚、閉じておいてくださいね...」

余裕がなさそうにそう言うと、俺の両脇を抱えて上下に動かし始めた。

「ぁっ、うそっ...。んっ...んぁっ」

「っ...は、やばっ...。柔らか....。あー、すぐイきそう....」

俺の陰茎にもゴリゴリと擦れ、小さいながらも感度は変わらないようで擦れる度に快感が迫り上がる。子供のように抱きかかえられているせいで、より恥ずかしい。

「いっ、郁人っ....、もっ...んっ、やめっ...んんっ」

「はっ....、はぁ、すみません、っもう少し....」

どんどん激しく揺さぶられていき、脳みそまでぐちゃぐちゃになってしまいそうだ。擦れている部分も発火しそうなくらい熱い。

「あぅっ、んんっ!はや、くっ...!ひっ、ぁあ!」

もう少し、と言っていた割には動きが全然止まらない。郁人から溢れる先走りによって卑猥な音までし始めた。これではまた俺が先にイってしまいそうだ。

「くっ.....、伊織さんも、はっ、イきそうですか....?はっ、一緒に.....っ!」

「ぁあ!?あっ、まっ...、はやっ...!んっ、あああっ!!」

びくん、びくん、と身体が跳ね、二度目の絶頂を迎えた。一拍遅れて郁人も達したようで、熱いものが顔にまで飛んできた。

「うわ...、伊織さんめちゃくちゃエロい...。やば、止まんない」

「えっ!?あっ!ばかっ!んぁあっ!」

間髪入れずに動かされ、イったばかりの敏感な身体に強すぎる快楽はもはや暴力に近い。おかしくなってしまいそうで必死に逃げようとするが、通常でも敵わないのに小さくなった身体では到底太刀打ちできない。

何にそんなに興奮したのか、ギラついた目つきで俺の身体を上下に動かし続けた。



◇◇◇



「最っ低ーだぞ!」

「うぅ....、ごめんなさい....」

あれから何度も絶頂させられ、訳がわからなくなって失神した。目が覚めると、未だ小さいままの俺を抱きかかえながら眠る郁人を見てイラっとして殴ってやった。子供の腕力では大したダメージは負わなかったようだが、精神的には結構利いたようだ。

まったく、ここまで節操なしとは思わなかった!

今日はもうお触り禁止令を出し、明日元に戻らなければ一度病院に行く事にした。


「最悪そのままでも俺が面倒見ますんで安心してくださいね」

「怖い事言うなよ....」


翌朝、ちゃんと戻っていたのでほっとした。郁人が写真撮るの忘れたとかなんとか騒いでいたけど、取り敢えず一件落着。
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