上 下
41 / 55
学園編第1章

決断の時

しおりを挟む
日曜更新と言いました

…今、木曜日です

3日更新を最初から破ってどうする…!

(いや、でも、新作を書き始めていたからであってね…?Byもう1人の私)

黙らっしゃい

(ハイ…)

ーーーーーー

そしてちょっと修正しました(コレだいぶ重要です)

辻褄合わないなーと思ったので…

レイルアの前世は散々だったものの、両親にだけは恵まれていたというものにして、レイルアは「家族」のみ信頼していると言う形にしました

色々ぐちゃぐちゃで申し訳ない…

ーーーーーー


朝食を食べ終わった後…

私はお母様と話をする為、お母様の部屋に向かう事にしました

すぐだったので朝食の時に話せばよかったのでは?と思うかもしれませんが…使用人やリド、それに、お父様もいたので

お母様と部屋は割と近いので、すぐに着きました

「…リドはここで待つようにお願いします」

「ですが…!」

「久しぶりの2人の時間なんです、水を差す真似をしないで下さい」

申し訳ないですが、恐らく今から話すのは私の人生を左右するもの。

「家族」ではないリドに、そんな大事な話を聞かせるのはまだ無理です

素直に待機してて貰いましょう

コンコン

「失礼します」

「入って頂戴、ルアちゃん」

お母様は執務室にあるような(前世でいう社長室みたいなものです)机に座り、こちらを真っ直ぐみてきました

「…」

沈黙が続きます

「ねぇ、ルアちゃん」

「…なんでしょうか?」

「分かってるんでしょう?」

「何をですか?」

「…お父様が、明日…15歳になったら、貴方を婚約させようとしている事」

「…っ」

気づいてたんです。私が自由にしていいのは成人まで。この世界は誤差は在りますが大体15歳~18歳で成人します

それが終わったら、私はウブラン王国から身を守る為、婚約、結婚しなくてはならない事なんて

でも、改めていわれると、結構キツいですね…

「ルアちゃん…」

「………わかって、おります…それが私の…王女である、義務だと」

「…そうなんだけどね…ねぇ、私と旦那様が恋愛結婚なのは知ってる?」

突然そんな事を言い出すお母様

「…?知っておりますが…」

「私がそうだったから、ルアちゃんにもなるべく恋愛結婚をして欲しいのよ…」

「そうですか…」

でも、今はそれが関係ありますか…?

「それにね…私も王女だったけれど、婚約したのは18の時だったの。成人してすぐに婚約するのは、王族ではおかしな話なのよ」

「え…」

それは初耳です

「だから、ルアちゃんも婚約は18でいいのではないのかしら?もし、旦那様を説得…は無理そうだけど…もし、旦那様から逃げれればの話だけどね?」

「!!」

お父様の庇護下から逃れ、18まで自由を手に入れる…

単なる現実逃避、自由な時間の延長だけと分かっていますが…私には、それしか選択がありませんでした

「お母様…もし、私が家出するとしたら、どうしたらいいでしょうか?」

ーーーーーー

次回の更新は2020.12.13日金曜です

もしかしたら早まるかも…
しおりを挟む
感想 2

あなたにおすすめの小説

侯爵令嬢の置き土産

ひろたひかる
恋愛
侯爵令嬢マリエは婚約者であるドナルドから婚約を解消すると告げられた。マリエは動揺しつつも了承し、「私は忘れません」と言い置いて去っていった。***婚約破棄ネタですが、悪役令嬢とか転生、乙女ゲーとかの要素は皆無です。***今のところ本編を一話、別視点で一話の二話の投稿を予定しています。さくっと終わります。 「小説家になろう」でも同一の内容で投稿しております。

逃げて、追われて、捕まって

あみにあ
恋愛
平民に生まれた私には、なぜか生まれる前の記憶があった。 この世界で王妃として生きてきた記憶。 過去の私は貴族社会の頂点に立ち、さながら悪役令嬢のような存在だった。 人を蹴落とし、気に食わない女を断罪し、今思えばひどい令嬢だったと思うわ。 だから今度は平民としての幸せをつかみたい、そう願っていたはずなのに、一体全体どうしてこんな事になってしまたのかしら……。 2020年1月5日より 番外編:続編随時アップ 2020年1月28日より 続編となります第二章スタートです。 **********お知らせ*********** 2020年 1月末 レジーナブックス 様より書籍化します。 それに伴い短編で掲載している以外の話をレンタルと致します。 ご理解ご了承の程、宜しくお願い致します。

小説主人公の悪役令嬢の姉に転生しました

みかん桜(蜜柑桜)
恋愛
第一王子と妹が並んでいる姿を見て前世を思い出したリリーナ。 ここは小説の世界だ。 乙女ゲームの悪役令嬢が主役で、悪役にならず幸せを掴む、そんな内容の話で私はその主人公の姉。しかもゲーム内で妹が悪役令嬢になってしまう原因の1つが姉である私だったはず。 とはいえ私は所謂モブ。 この世界のルールから逸脱しないように無難に生きていこうと決意するも、なぜか第一王子に執着されている。 そういえば、元々姉の婚約者を奪っていたとか設定されていたような…?

【完結】【35万pt感謝】転生したらお飾りにもならない王妃のようなので自由にやらせていただきます

宇水涼麻
恋愛
王妃レイジーナは出産を期に入れ替わった。現世の知識と前世の記憶を持ったレイジーナは王子を産む道具である現状の脱却に奮闘する。 さらには息子に殺される運命から逃れられるのか。 中世ヨーロッパ風異世界転生。

【完結】私ですか?ただの令嬢です。

凛 伊緒
恋愛
死んで転生したら、大好きな乙女ゲーの世界の悪役令嬢だった!? バッドエンドだらけの悪役令嬢。 しかし、 「悪さをしなければ、最悪な結末は回避出来るのでは!?」 そう考え、ただの令嬢として生きていくことを決意する。 運命を変えたい主人公の、バッドエンド回避の物語! ※完結済です。 ※作者がシステムに不慣れな時に書いたものなので、温かく見守っていだければ幸いです……(。_。///)

村娘になった悪役令嬢

枝豆@敦騎
恋愛
父が連れてきた妹を名乗る少女に出会った時、公爵令嬢スザンナは自分の前世と妹がヒロインの乙女ゲームの存在を思い出す。 ゲームの知識を得たスザンナは自分が将来妹の殺害を企てる事や自分が父の実子でない事を知り、身分を捨て母の故郷で平民として暮らすことにした。 村娘になった少女が行き倒れを拾ったり、ヒロインに連れ戻されそうになったり、悪役として利用されそうになったりしながら最後には幸せになるお話です。 ※他サイトにも掲載しています。(他サイトに投稿したものと異なっている部分があります) アルファポリスのみ後日談投稿しております。

余命宣告を受けたので私を顧みない家族と婚約者に執着するのをやめることにしました

結城芙由奈@12/27電子書籍配信
恋愛
【余命半年―未練を残さず生きようと決めた。】 私には血の繋がらない父と母に妹、そして婚約者がいる。しかしあの人達は私の存在を無視し、空気の様に扱う。唯一の希望であるはずの婚約者も愛らしい妹と恋愛関係にあった。皆に気に入られる為に努力し続けたが、誰も私を気に掛けてはくれない。そんな時、突然下された余命宣告。全てを諦めた私は穏やかな死を迎える為に、家族と婚約者に執着するのをやめる事にした―。 2021年9月26日:小説部門、HOTランキング部門1位になりました。ありがとうございます *「カクヨム」「小説家になろう」にも投稿しています ※2023年8月 書籍化

十三回目の人生でようやく自分が悪役令嬢ポジと気づいたので、もう殿下の邪魔はしませんから構わないで下さい!

翠玉 結
恋愛
公爵令嬢である私、エリーザは挙式前夜の式典で命を落とした。 「貴様とは、婚約破棄する」と残酷な事を突きつける婚約者、王太子殿下クラウド様の手によって。 そしてそれが一度ではなく、何度も繰り返していることに気が付いたのは〖十三回目〗の人生。 死んだ理由…それは、毎回悪役令嬢というポジションで立ち振る舞い、殿下の恋路を邪魔していたいたからだった。 どう頑張ろうと、殿下からの愛を受け取ることなく死ぬ。 その結末をが分かっているならもう二度と同じ過ちは繰り返さない! そして死なない!! そう思って殿下と関わらないようにしていたのに、 何故か前の記憶とは違って、まさかのご執心で溺愛ルートまっしぐらで?! 「殿下!私、死にたくありません!」 ✼••┈┈┈┈••✼••┈┈┈┈••✼ ※他サイトより転載した作品です。

処理中です...