1 / 5
ふしぎなえぼし岩・1
しおりを挟む
信じられないことに、海はまだ泳げないらしい。母ちゃんは「本当なら六月は天気が悪いのよ」というが、空はピーカン晴れだ。太陽が強く照りつけ、気温も三十度を超えている。けれど、嫌な気分はちっともない。
ここは、湘南・茅ヶ崎。暑ければいっそう楽しみが増えるところだ。南には泳げる海があって、北には遊べる山がある。スーパーでアイスも買えるし、行ったことがない憧れのレストランもたくさん。なにより、東京や横浜と違って窮屈な感じがしない。たまに行く都会は、人と建物に溢れていて息が詰まるから苦手だ。
転勤族だったじいちゃんは、北は北海道、南は長崎県まで暮らしたという経歴の持ち主だが、ことあるごとに「いろんな場所に住んだけど、茅ヶ崎が一番だ」、「ここを終の棲家にするぞ」なんて力説している。だからさぞかし魅力的な街なのだろう。
今日はいとこの紀文がやってくる日だ。一歳年上の紀文は、両親が土日でも仕事へ行くことがあるといって、泊りがけで遊びに来ることがあるのだ。このささやかなイベントをオレは歓迎している。
お互いの家はそう離れていない。自転車で二十分といったところ。ここは茅ヶ崎市の真ん中あたりで、紀文はもうちょっと東側に住んでいる。電車に乗るなら辻堂駅だと言っていたけれど、実際に乗っているのは見たことがない。うちに来るときも、だいたい親のクルマか自転車だ。
外から自転車のスタンドをかける音が聞こえた。玄関のチャイムがピンポーンとゆっくり鳴る。
「ノリくん、いらっしゃい!」
母ちゃんの騒ぐ声。そして続くのは、紀文の落ち着いた挨拶の声。
「おじゃまします」
「さあさあどうぞ、健太がおまちかねよ」
終始、猫なで声で対応する母ちゃん。なにしろ紀文をいたく気に入っており、泊まりに来るたび大騒ぎだ。晩のおかずをどこぞの名店で調達してくるという宣言が出るほどの高待遇。ちなみに今夜は、有名老舗レストラン「なんどき牧場」が予告されていた。おかげでおいしいエビフライとメンチカツにありつける。ラッキーなことではあるのだが……日頃、スーパーのコロッケしか揚げ物を食べていない身としては、釈然としない気持ちである。しかも、決まって割引の赤シールが貼られているというあんばいだ。
リュックを背負った紀文が、オレの待つ和室へとやって来た。オレより少し背が高くて、サラサラとした前髪を眉の少し上まで伸ばしている。勉強ができてモテる男子のヘアスタイルだ。襟付きのポロシャツにベージュのカーゴパンツといういでたちが、若干まぶしい。オレのスポーツ刈りが四方八方に伸びたタワシ頭に、首まわりのたるんだ赤のTシャツおよびひざ下丈のジャージというコーディネートとは、ビジュアル偏差値がだいぶ違う。
しかしオレは人の価値を見た目で決めるような男ではない。紀文のいいところは、恐竜とマンガとゲームの話ができるところだ。小学生男子の価値はこれで決まるといっても過言ではない。さっそく、家中から集めたありとあらゆるフィギアをちゃぶ台に展開しなければ。恐竜博士の紀文と一緒に、この家のフィギュアすべてに序列を付ける。これは難しいぞ。ラインアップは恐竜にとどまらず、魚類から哺乳類、はたまた未知の生命体まで幅広い。フィギアに埋め尽くされた和室を見て母ちゃんが顔をしかめたが、気づかなかったふりをする。
オレたちのじいちゃんも、この家に住んでいる。オレの母ちゃんと紀文のママが、娘なのだ。紀文のママはともかく、うちの母ちゃんが子どもだったなんてキツいよな。じいちゃんの額のシワは、ガミガミうるさい母ちゃんに苦労させられたからできてしまったものだろう。同情するよ。
そんなじいちゃんは、紀文が来る前から、和室の縁台でバイクの部品やらヘルメットやらを広げて、手入れをはじめていた。あぐらの真ん中にヘルメットをすっぽり収めて大事そうに磨く、白髪の好々爺。ろくろを回す陶芸作家に見えないこともない。時折こちらを見て、ニコリとしてくる。孫が揃って遊ぶ様子が微笑ましいのだろう。
ほどなくして、母ちゃんが麦茶と「湘南ちがさき屋のタコせんべい」をお盆に乗せて持ってきた。普段のおやつには出してもらえない高級品の登場に、おののく。値段もさることながら、そのへんのせんべいとは美味しさの次元が違う。平素、魚肉ソーセージやゆで卵なんかを適当にあてがわれている身としては、このような大盤振る舞いにジェラシーを禁じ得ない。晩ごはんの名店おかず宣言といい、オレと紀文とでは、ずいぶんと扱いが違うではないか。
そんなオレからのじっとりとした視線を知らずしてか、母ちゃんはフィギュアを押しのけてお盆を着地させる。そしておもむろにスマートフォンを取り出すと、ちょいちょいと操作しはじめた。写真アルバムの中に、見せたいものがあるらしい。
やがて画面に登場したのは、海の絵だった。「汐見台小学校 四年 和田 紀文」とあり、賞のタイトルが書かれたボードが背景になっていることから、この間の「かながわ夢絵コンテスト」の展覧会で撮ったものであろうと察しがついた。
「ノリくんのえぼし岩の絵、見てきたわ。すごく上手だったから、おばさん驚いたのよ」
オレのことをいつも叱ってばかりの母ちゃんは、なおも紀文びいきを続ける。
オレが同じコンテストのために描いた夢の海水浴場の絵には、「宇宙人の集会みたいでユニークね」なんて辛辣なコメントをしていたではないか。これには、いたく傷ついた。誓ってエイリアンなど描いていない。ただ、人間の皮膚と水着の布の境界があいまいに表現されていただけなのだ。「砂の色塗りが不自然にカラフル」というケチも付けられたが、何とトンチンカンなことを言っているのか。海の砂を手のひらにとって、よく見てみるがいい。砂なんてものは、さまざまな色の粒が集まってできるものなんだ。よって、オレの絵はしかるべきところに出品すれば、類まれなるセンスと地学知識によって裏付けされた芸術作品として認められる逸品なのである。惜しむらくは、時代がオレに追いついていないというだけのこと。
スマートフォンの画面をのぞき見て、ふと違和感に気づいた。手にとってみると--やっぱり。
「これ間違ってるよ。えぼし岩の形は、こうじゃない」
紀文は、怪訝な顔をした。
確かに、絵はうまいかもしれない。夢のようにクリーンな砂浜と、重なる波の奥行きが緻密に描写されていて、小学生とは思えない写実的な表現だ。突き抜けるような青い空を背景にしたえぼし岩が、堂々と真ん中に映えている。誰が見ても、沖にたたずむ我らが茅ヶ崎のシンボルだ。
「これであってるよ。ちゃんと見て描いたし」
けれど観察眼に優れたオレは、致命的な間違いを見逃さなかったのである。
「違うってば。先っちょはこの向きじゃない。陸から見て、右を向いているんだ」
「これでいいんだよ。えぼし岩は、こういう形をしているよ」
紀文は、やれやれとでも言いたげに目を細めた。
バカにされたと感じて、たまらず言い返した。
「なんで嘘つくんだよ。紀文のタコ!」
剣呑な空気に、じいちゃんがヘルメット磨きの手を止めた。けれど何を言うでもない。話の行方を見守るつもりらしい。
母ちゃんは真偽がわかっていない様子で、オレと紀文を交互に見る。
ハッキリ言える、オレは正しい。この茅ヶ崎に生まれついて以来、幾度となく見てきたえぼし岩なのだから。
オレはマンガに出てくるバーのマスターよろしく、母ちゃんのスマートフォンを畳に滑らせて、ちゃぶ台の下からじいちゃんのいる縁台まで追いやってやった。へへっ。じいちゃん、あちらのお客さまからのおごりだぜ。
「健太、アンタッ」
お小言はごめんだ。オレは和室から飛び出した。母ちゃんはまったくわかっていなかったようだし、紀文に至っては見当違いもいいところだ。
ここは、湘南・茅ヶ崎。暑ければいっそう楽しみが増えるところだ。南には泳げる海があって、北には遊べる山がある。スーパーでアイスも買えるし、行ったことがない憧れのレストランもたくさん。なにより、東京や横浜と違って窮屈な感じがしない。たまに行く都会は、人と建物に溢れていて息が詰まるから苦手だ。
転勤族だったじいちゃんは、北は北海道、南は長崎県まで暮らしたという経歴の持ち主だが、ことあるごとに「いろんな場所に住んだけど、茅ヶ崎が一番だ」、「ここを終の棲家にするぞ」なんて力説している。だからさぞかし魅力的な街なのだろう。
今日はいとこの紀文がやってくる日だ。一歳年上の紀文は、両親が土日でも仕事へ行くことがあるといって、泊りがけで遊びに来ることがあるのだ。このささやかなイベントをオレは歓迎している。
お互いの家はそう離れていない。自転車で二十分といったところ。ここは茅ヶ崎市の真ん中あたりで、紀文はもうちょっと東側に住んでいる。電車に乗るなら辻堂駅だと言っていたけれど、実際に乗っているのは見たことがない。うちに来るときも、だいたい親のクルマか自転車だ。
外から自転車のスタンドをかける音が聞こえた。玄関のチャイムがピンポーンとゆっくり鳴る。
「ノリくん、いらっしゃい!」
母ちゃんの騒ぐ声。そして続くのは、紀文の落ち着いた挨拶の声。
「おじゃまします」
「さあさあどうぞ、健太がおまちかねよ」
終始、猫なで声で対応する母ちゃん。なにしろ紀文をいたく気に入っており、泊まりに来るたび大騒ぎだ。晩のおかずをどこぞの名店で調達してくるという宣言が出るほどの高待遇。ちなみに今夜は、有名老舗レストラン「なんどき牧場」が予告されていた。おかげでおいしいエビフライとメンチカツにありつける。ラッキーなことではあるのだが……日頃、スーパーのコロッケしか揚げ物を食べていない身としては、釈然としない気持ちである。しかも、決まって割引の赤シールが貼られているというあんばいだ。
リュックを背負った紀文が、オレの待つ和室へとやって来た。オレより少し背が高くて、サラサラとした前髪を眉の少し上まで伸ばしている。勉強ができてモテる男子のヘアスタイルだ。襟付きのポロシャツにベージュのカーゴパンツといういでたちが、若干まぶしい。オレのスポーツ刈りが四方八方に伸びたタワシ頭に、首まわりのたるんだ赤のTシャツおよびひざ下丈のジャージというコーディネートとは、ビジュアル偏差値がだいぶ違う。
しかしオレは人の価値を見た目で決めるような男ではない。紀文のいいところは、恐竜とマンガとゲームの話ができるところだ。小学生男子の価値はこれで決まるといっても過言ではない。さっそく、家中から集めたありとあらゆるフィギアをちゃぶ台に展開しなければ。恐竜博士の紀文と一緒に、この家のフィギュアすべてに序列を付ける。これは難しいぞ。ラインアップは恐竜にとどまらず、魚類から哺乳類、はたまた未知の生命体まで幅広い。フィギアに埋め尽くされた和室を見て母ちゃんが顔をしかめたが、気づかなかったふりをする。
オレたちのじいちゃんも、この家に住んでいる。オレの母ちゃんと紀文のママが、娘なのだ。紀文のママはともかく、うちの母ちゃんが子どもだったなんてキツいよな。じいちゃんの額のシワは、ガミガミうるさい母ちゃんに苦労させられたからできてしまったものだろう。同情するよ。
そんなじいちゃんは、紀文が来る前から、和室の縁台でバイクの部品やらヘルメットやらを広げて、手入れをはじめていた。あぐらの真ん中にヘルメットをすっぽり収めて大事そうに磨く、白髪の好々爺。ろくろを回す陶芸作家に見えないこともない。時折こちらを見て、ニコリとしてくる。孫が揃って遊ぶ様子が微笑ましいのだろう。
ほどなくして、母ちゃんが麦茶と「湘南ちがさき屋のタコせんべい」をお盆に乗せて持ってきた。普段のおやつには出してもらえない高級品の登場に、おののく。値段もさることながら、そのへんのせんべいとは美味しさの次元が違う。平素、魚肉ソーセージやゆで卵なんかを適当にあてがわれている身としては、このような大盤振る舞いにジェラシーを禁じ得ない。晩ごはんの名店おかず宣言といい、オレと紀文とでは、ずいぶんと扱いが違うではないか。
そんなオレからのじっとりとした視線を知らずしてか、母ちゃんはフィギュアを押しのけてお盆を着地させる。そしておもむろにスマートフォンを取り出すと、ちょいちょいと操作しはじめた。写真アルバムの中に、見せたいものがあるらしい。
やがて画面に登場したのは、海の絵だった。「汐見台小学校 四年 和田 紀文」とあり、賞のタイトルが書かれたボードが背景になっていることから、この間の「かながわ夢絵コンテスト」の展覧会で撮ったものであろうと察しがついた。
「ノリくんのえぼし岩の絵、見てきたわ。すごく上手だったから、おばさん驚いたのよ」
オレのことをいつも叱ってばかりの母ちゃんは、なおも紀文びいきを続ける。
オレが同じコンテストのために描いた夢の海水浴場の絵には、「宇宙人の集会みたいでユニークね」なんて辛辣なコメントをしていたではないか。これには、いたく傷ついた。誓ってエイリアンなど描いていない。ただ、人間の皮膚と水着の布の境界があいまいに表現されていただけなのだ。「砂の色塗りが不自然にカラフル」というケチも付けられたが、何とトンチンカンなことを言っているのか。海の砂を手のひらにとって、よく見てみるがいい。砂なんてものは、さまざまな色の粒が集まってできるものなんだ。よって、オレの絵はしかるべきところに出品すれば、類まれなるセンスと地学知識によって裏付けされた芸術作品として認められる逸品なのである。惜しむらくは、時代がオレに追いついていないというだけのこと。
スマートフォンの画面をのぞき見て、ふと違和感に気づいた。手にとってみると--やっぱり。
「これ間違ってるよ。えぼし岩の形は、こうじゃない」
紀文は、怪訝な顔をした。
確かに、絵はうまいかもしれない。夢のようにクリーンな砂浜と、重なる波の奥行きが緻密に描写されていて、小学生とは思えない写実的な表現だ。突き抜けるような青い空を背景にしたえぼし岩が、堂々と真ん中に映えている。誰が見ても、沖にたたずむ我らが茅ヶ崎のシンボルだ。
「これであってるよ。ちゃんと見て描いたし」
けれど観察眼に優れたオレは、致命的な間違いを見逃さなかったのである。
「違うってば。先っちょはこの向きじゃない。陸から見て、右を向いているんだ」
「これでいいんだよ。えぼし岩は、こういう形をしているよ」
紀文は、やれやれとでも言いたげに目を細めた。
バカにされたと感じて、たまらず言い返した。
「なんで嘘つくんだよ。紀文のタコ!」
剣呑な空気に、じいちゃんがヘルメット磨きの手を止めた。けれど何を言うでもない。話の行方を見守るつもりらしい。
母ちゃんは真偽がわかっていない様子で、オレと紀文を交互に見る。
ハッキリ言える、オレは正しい。この茅ヶ崎に生まれついて以来、幾度となく見てきたえぼし岩なのだから。
オレはマンガに出てくるバーのマスターよろしく、母ちゃんのスマートフォンを畳に滑らせて、ちゃぶ台の下からじいちゃんのいる縁台まで追いやってやった。へへっ。じいちゃん、あちらのお客さまからのおごりだぜ。
「健太、アンタッ」
お小言はごめんだ。オレは和室から飛び出した。母ちゃんはまったくわかっていなかったようだし、紀文に至っては見当違いもいいところだ。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
箱庭の少女と永遠の夜
藍沢紗夜
児童書・童話
夜だけが、その少女の世界の全てだった。
その少女は、日が沈み空が紺碧に染まっていく頃に目を覚ます。孤独な少女はその箱庭で、草花や星月を愛で暮らしていた。歌い、祈りを捧げながら。しかし夜を愛した少女は、夜には愛されていなかった……。
すべての孤独な夜に贈る、一人の少女と夜のおはなし。
ノベルアップ+、カクヨムでも公開しています。
【完結】魔法道具の預かり銀行
六畳のえる
児童書・童話
昔は魔法に憧れていた小学5学生の大峰里琴(リンコ)、栗本彰(アッキ)と。二人が輝く光を追って最近閉店した店に入ると、魔女の住む世界へと繋がっていた。驚いた拍子に、二人は世界を繋ぐドアを壊してしまう。
彼らが訪れた「カンテラ」という店は、魔法道具の預り銀行。魔女が魔法道具を預けると、それに見合ったお金を貸してくれる店だ。
その店の店主、大魔女のジュラーネと、魔法で喋れるようになっている口の悪い猫のチャンプス。里琴と彰は、ドアの修理期間の間、修理代を稼ぐために店の手伝いをすることに。
「仕事がなくなったから道具を預けてお金を借りたい」「もう仕事を辞めることにしたから、預けないで売りたい」など、様々な理由から店にやってくる魔女たち。これは、魔法のある世界で働くことになった二人の、不思議なひと夏の物語。
月神山の不気味な洋館
ひろみ透夏
児童書・童話
初めての夜は不気味な洋館で?!
満月の夜、級友サトミの家の裏庭上空でおこる怪現象を見せられたケンヂは、正体を確かめようと登った木の上で奇妙な物体と遭遇。足を踏み外し落下してしまう……。
話は昼間にさかのぼる。
両親が泊まりがけの旅行へ出かけた日、ケンヂは友人から『旅行中の両親が深夜に帰ってきて、あの世に連れて行く』という怪談を聞かされる。
その日の放課後、ふだん男子と会話などしない、おとなしい性格の級友サトミから、とつぜん話があると呼び出されたケンヂ。その話とは『今夜、私のうちに泊りにきて』という、とんでもない要求だった。
月からの招待状
樹(いつき)@作品使用時は作者名明記必須
児童書・童話
小学生の宙(そら)とルナのほっこりとしたお話。
🔴YouTubeや音声アプリなどに投稿する際には、次の点を守ってください。
●ルナの正体が分かるような画像や説明はNG
●オチが分かってしまうような画像や説明はNG
●リスナーにも上記2点がNGだということを載せてください。
声劇用台本も別にございます。
⚠動画・音声投稿サイトにご使用になる場合⚠
・使用許可は不要ですが、自作発言や転載はもちろん禁止です。著作権は放棄しておりません。必ず作者名の樹(いつき)を記載して下さい。(何度注意しても作者名の記載が無い場合には台本使用を禁止します)
・語尾変更や方言などの多少のアレンジはokですが、大幅なアレンジや台本の世界観をぶち壊すようなアレンジやエフェクトなどはご遠慮願います。
その他の詳細は【作品を使用する際の注意点】をご覧下さい。
クリスマスまでに帰らなきゃ! -トナカイの冒険-
藤井咲
児童書・童話
一年中夏のハロー島でバカンス中のトナカイのルー。
すると、漁師さんが慌てた様子で駆け寄ってきます。
なんとルーの雪島は既にクリスマスが目前だったのです!
10日間で自分の島に戻らなければならないルーは、無事雪島にたどり着けるのでしょうか?
そして、クリスマスに間に合うのでしょうか?
旅の途中で様々な動物たちと出会い、ルーは世界の大きさを知ることになります。
どろんこたろう
ケンタシノリ
児童書・童話
子どもにめぐまれなかったお父さんとお母さんは、畑のどろをつかってどろ人形を作りました。すると、そのどろ人形がげんきな男の子としてうごき出しました。どろんこたろうと名づけたその男の子は、その小さな体で畑しごとを1人でこなしてくれるので、お父さんとお母さんも大よろこびです。
※幼児から小学校低学年向けに書いた創作昔ばなしです。
※このお話で使われている漢字は、小学2年生までに習う漢字のみを使用しています。
へっぽこ勇者は伝説をつくる
あさの紅茶
児童書・童話
マリエット(13)職業:勇者。
へっぽこすぎて行き倒れていたところ、ママに助けられた。
美味しいナポリタンをごちそうになり、お金の代わりにお店のお手伝いをすることに。
ここでまさか私の人生を変える出来事があるなんて……。
*****
このお話は他のサイトにも掲載しています
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる