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9:追い詰められて。※
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***
「ちょ、ちょっと待っ」
「待ったなし」
そう言って躊躇いもなく襞を舐め啜る。
「やっ、あ……リカルド……」
「いいから、お前は感じとけ」
「……ん、あぁっ」
熱い舌が濡れそぼつその秘所をぬるぬると蹂躙する感覚に、はじめての夜を思い出す。そうだ、あの夜も初めにこうして秘所を苛まれてぐずぐずに溶かされ……。
「ここ、好きだよな?」
「あ、うそ……っ」
「身体のが正直だな。もうこんなに……膨れて」
その言葉は途中で吐息に変わり、熱い息が吹きかけられる。
「あ、あぁっ、は……っ」
「はぁ、……すげえ溢れてくる」
「ん、ふぅ……んぁっ」
「やっぱ好きなんじゃん?ほら、剥いてやる」
「ぁっ!?」
震える淫芽を舌でゆるりと剥いたかと思えばちゅうっと吸い上げられ、その刺激に腰が浮いてしまう。そのまま両足を逞しい腕に巻き取られて、シルヴィアは快感を逃すこともできず、その身に受け入れた。
「やっ、あっ……あぁ……ーんっ」
「ふ、やだって言ったな?」
「いっ、言ってな……!きゃあっ?!」
にやりと笑うと、舌が割れ目をなぞるように舐り、その泥濘に今度は指を忍び込ませる。
「こんなに濡らして、何が嫌だって?」
ぬちゅぬちゅと指で浅い場所に抽送を繰り返すと、奥からとぷりと蜜が溢れてくる。跳ねる身体を抑えつけ花芽を舐りながら、蜜壺の中へと指を少しずつ奥へと捩じ込む。
「せま……あれから、してなかったんだな」
「あ、はぁ……っ、ん、そんな相手、いな……」
「だよな。まぁ、居たとしても……関係ない」
関係ない、ってどういうこと?と、一瞬シルヴィアは聞き返そうとした。しかしそれは叶わない。なぜならリカルドの舌がまた艶やかな花芽をその熱い口に含んでねっとりと舐りはじめたからだ。
「きゃっ!やぁあん!!」
「ほら、また……指、増やすぞ」
「あぁっ、だって……!あっ、あん……はぁ、」
手首を返し、中を探るようにずちゅずちゅと指が蠢く。
「こんな狭いとこ、入らねぇなと思ってたけど……」
「や、あん……っ」
「こないだより、ん、佳さそうだな」
「あ、あん……」
節くれだった指が三本、ゆっくりと挿入れられて柔らかな秘肉を捏ねる。揺れる腰の動きに合わせるように繰り返されると、どうしようもない快感が下腹を競り上がっていく。
「やぁ、もう、イっちゃう……っ」
「いいよ、ほら。……イけよ」
その瞬間、ずぷりと奥まで指が突き込まれ、じゅうっと花芽を吸い上げられた。
「きゃあ、あぁっ!!」
白い身体が背を反り、ビクビクと震える。絶頂の悲鳴を抑えることもできずに快感を逃そうとしたが、リカルドはそれを許さなかった。
「やぁっ、もう、イったのに!」
「ん、中すげぇな」
「抜いて、や、も、舐めないで、あっ、あぁんっ」
「イキっぱなしでいーんだよ」
「やぁっうそぉ!ぁあんっ!!」
グチュグチュと捏ねられ抽送され、快感は止まることを知らずにその身体を何度も貫く。
「あっ、や、あん、リカルド……!」
「どうしてほしい?ん?」
「い、いじ、わる……!」
びしょ濡れになった股座にむしゃぶりついたまま、ニヤリと笑う。
「言わなきゃこのまま……」
また花芽にねっとりと舌を這わせる、と。
「だ、めぇっ!やぁ、もう、お願い……入れてよぉっ」
***
「ちょ、ちょっと待っ」
「待ったなし」
そう言って躊躇いもなく襞を舐め啜る。
「やっ、あ……リカルド……」
「いいから、お前は感じとけ」
「……ん、あぁっ」
熱い舌が濡れそぼつその秘所をぬるぬると蹂躙する感覚に、はじめての夜を思い出す。そうだ、あの夜も初めにこうして秘所を苛まれてぐずぐずに溶かされ……。
「ここ、好きだよな?」
「あ、うそ……っ」
「身体のが正直だな。もうこんなに……膨れて」
その言葉は途中で吐息に変わり、熱い息が吹きかけられる。
「あ、あぁっ、は……っ」
「はぁ、……すげえ溢れてくる」
「ん、ふぅ……んぁっ」
「やっぱ好きなんじゃん?ほら、剥いてやる」
「ぁっ!?」
震える淫芽を舌でゆるりと剥いたかと思えばちゅうっと吸い上げられ、その刺激に腰が浮いてしまう。そのまま両足を逞しい腕に巻き取られて、シルヴィアは快感を逃すこともできず、その身に受け入れた。
「やっ、あっ……あぁ……ーんっ」
「ふ、やだって言ったな?」
「いっ、言ってな……!きゃあっ?!」
にやりと笑うと、舌が割れ目をなぞるように舐り、その泥濘に今度は指を忍び込ませる。
「こんなに濡らして、何が嫌だって?」
ぬちゅぬちゅと指で浅い場所に抽送を繰り返すと、奥からとぷりと蜜が溢れてくる。跳ねる身体を抑えつけ花芽を舐りながら、蜜壺の中へと指を少しずつ奥へと捩じ込む。
「せま……あれから、してなかったんだな」
「あ、はぁ……っ、ん、そんな相手、いな……」
「だよな。まぁ、居たとしても……関係ない」
関係ない、ってどういうこと?と、一瞬シルヴィアは聞き返そうとした。しかしそれは叶わない。なぜならリカルドの舌がまた艶やかな花芽をその熱い口に含んでねっとりと舐りはじめたからだ。
「きゃっ!やぁあん!!」
「ほら、また……指、増やすぞ」
「あぁっ、だって……!あっ、あん……はぁ、」
手首を返し、中を探るようにずちゅずちゅと指が蠢く。
「こんな狭いとこ、入らねぇなと思ってたけど……」
「や、あん……っ」
「こないだより、ん、佳さそうだな」
「あ、あん……」
節くれだった指が三本、ゆっくりと挿入れられて柔らかな秘肉を捏ねる。揺れる腰の動きに合わせるように繰り返されると、どうしようもない快感が下腹を競り上がっていく。
「やぁ、もう、イっちゃう……っ」
「いいよ、ほら。……イけよ」
その瞬間、ずぷりと奥まで指が突き込まれ、じゅうっと花芽を吸い上げられた。
「きゃあ、あぁっ!!」
白い身体が背を反り、ビクビクと震える。絶頂の悲鳴を抑えることもできずに快感を逃そうとしたが、リカルドはそれを許さなかった。
「やぁっ、もう、イったのに!」
「ん、中すげぇな」
「抜いて、や、も、舐めないで、あっ、あぁんっ」
「イキっぱなしでいーんだよ」
「やぁっうそぉ!ぁあんっ!!」
グチュグチュと捏ねられ抽送され、快感は止まることを知らずにその身体を何度も貫く。
「あっ、や、あん、リカルド……!」
「どうしてほしい?ん?」
「い、いじ、わる……!」
びしょ濡れになった股座にむしゃぶりついたまま、ニヤリと笑う。
「言わなきゃこのまま……」
また花芽にねっとりと舌を這わせる、と。
「だ、めぇっ!やぁ、もう、お願い……入れてよぉっ」
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