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「さあ! 吸血鬼退治といきますわよ!」
そして幕を開ける吸血鬼との闘い。三体の吸血鬼は素早い動きで、シャルロットへと襲いかかる。
「ヒヒヒッ、もらった!」
「させません! やあぁぁっ!!」
迎え撃つのはナターシャだ。三体の吸血鬼による波状攻撃にもかかわらず、ナターシャはたった一人ですべての攻撃を防いでしまう。かつてロームルス学園で吸血鬼と戦った時とは、別人のような身のこなしである。
「ぬぅっ……小娘よ、思ったよりやるではないか!」
「それはどうも! そちらは思ったより弱っちいですね!」
「なっ、なんだと!?」
ナターシャの挑発的な態度に、吸血鬼はカッと怒りをあらわにする。その一瞬をシャルロットは見逃さない。
「隙ありですわ! オリヴィア!」
「はいっ──治癒魔法、デモヒール──!」
「なんだ──ぐあぁっ!?」
吸血鬼は物理攻撃を無効化してしまう厄介な存在だ、しかし癒しの魔法にはめっぽう弱いのである。オリヴィアの放った治癒魔法により、吸血鬼の体はボロボロと崩れていく。しかしトドメを刺すにはいたらない。
そしてその間にも、残った二体の吸血鬼はシャルロットへと襲いかかってくる。
「ナターシャは正面を! オリヴィアは右側を!」
「任せてください! やあぁっ!!」
「分かりましたっ、デモヒール!」
「いいですわよ! ナターシャは一度下がって、オリヴィアはそのまま治癒魔法を!」
「「はいっ」」
シャルロットは指揮をとりながらグイグイと突出していく。一見すると危うい行動でしかない、しかしこれこそシャルロットの作戦なのである。
吸血鬼の狙いはシャルロットである、そのことをシャルロットは自覚している。シャルロットは自ら囮となることで、オリヴィアとナターシャが動きやすいよう吸血鬼を誘導しているのである。
「いい調子ですわ、このままいきますわよ!」
「「はいっ!」」
シャルロットの高い指揮能力によって、オリヴィアとナターシャは十二分に力を発揮している。三人の見事な連携によって、確実に吸血鬼を追い詰めていく。
しかし相手は吸血鬼、そう簡単に倒せる相手ではない。
「ちっ……こうなったらお前達、真祖回帰だ!」
「「おうっ!」」
次の瞬間、三体の吸血鬼から巨大な魔力が立ちのぼる。
真祖回帰──魔力を体内で暴走させ爆発的な力を得る、吸血鬼特有の戦闘技法である。
「ヒひィッ! 遊ビはここマデだ!」
「死ぬェ、キシャあァッ!」
「くっ……オリヴィアは後ろに下がって! ナターシャは前へ!」
「「はいっ」」
真祖回帰した吸血鬼の攻撃は、今までとは比べ物にならない威力と速度だ。シャルロット達は必死の抵抗を見せるが、徐々に追い詰められていく。
「隙あリ! まズは貴様からダ!」
「きゃあぁっ!?」
いつの間にやら一体の吸血鬼が、オリヴィアの背後に回り込んでいたのだ。無防備だったオリヴィアは、なす術もなく吸血鬼にやられる──。
「ニャンッ」
「ひぇっ、カーミラちゃん!?」
──かと思いきや、吸血猫カーミラがピョンと飛び出してきたのである、一体どこへ潜んでいたのやら。
驚く吸血鬼の顔面に、カーミラは素早く飛びかかる。
「なんだこいつは!?」
「ニャニャニャニャッ!」
「痛っ! 痛っ! 痛ェっ!?」
突然のカーミラ登場によって吸血鬼達に動揺が走る。
シャルロットはその動揺を決して見逃さない、ナターシャとオリヴィアに目配せをすると、一人でグイッと前進する。
「隙ダらけダ、死ねエェーっ!」
「そうはさせません! 私が相手です!」
「ぬウゥっ、邪魔をすルナ!」
一進一退の攻防を繰り広げるナターシャ、必殺の引っかき攻撃を炸裂させるカーミラ。一人と一匹の活躍によって、二体の吸血鬼は動きを封じられている。
しかし町を襲った吸血鬼は三体いるのだ、残った一体がシャルロットへと襲いかかる。
「ひひヒッ! 格好ノ餌食だ!」
吸血鬼の魔の手が迫る、もはやシャルロットに逃げ場はない。しかしシャルロットの表情に恐怖や焦りの色は一切ない。
「格好の餌食……それはこちらのセリフですわ!」
この瞬間、シャルロットへと襲いかかる吸血鬼、ナターシャと攻防を繰り広げる吸血鬼、カーミラに引っかかれ続けている吸血鬼、三体の吸血鬼が一直線に並んだ。正確にはシャルロットの動きに誘われて“並ばされた”のである。
そして並ばされた吸血鬼に向かって、オリヴィアは静かに杖を構え──。
「今ですわ! オリヴィア!」
「いきます! 第六階梯──治癒魔法、デモン・ヒール──!」
眩く輝く癒しの光、迸る金色の奔流。
オリヴィアの放った治癒魔法は、一直線に並んだ吸血鬼をまとめて飲み込んでしまう。
「ぐァ──!?」
「バカ……な……」
あまりにも強力な治癒魔法の直撃によって、三体の吸血鬼は断末魔をあげる間もない。まさに一瞬の決着である。
「はぁ……はぁ……、やりました……っ」
魔力を使い果たしたオリヴィアは、フラフラと地面に膝をついてしまう。シャルロットとナターシャは慌ててオリヴィアを抱き起こす。
「やりましたわねオリヴィア! 素晴らしい治癒魔法でしたわ!」
「凄いですリヴィ! 今のは第六階梯魔法ですよね!」
「ウルリカ様と一緒に……コッソリ特訓していて……、魔力を全部持っていかれました……もう動けません……」
「本当にありがとう……ナターシャも素晴らしい動きでしたわ、二人のおかげで吸血鬼を倒すことが出来ましたわね!」
「ニャゥッ」
「あらごめんなさい、カーミラも頑張ってくれましたわよね」
「ナゥナゥッ!」
謝るシャルロットの足元を、カーミラはカリカリと引っかいている。
カーミラは吸血猫であり治癒魔法は弱点なのである。その治癒魔法に巻き込まれそうになったことを、抗議しているのかもしれない。
なにはともあれ三人の見事な活躍によって、町を襲った吸血鬼はこの世から姿を消したのだった。
そして幕を開ける吸血鬼との闘い。三体の吸血鬼は素早い動きで、シャルロットへと襲いかかる。
「ヒヒヒッ、もらった!」
「させません! やあぁぁっ!!」
迎え撃つのはナターシャだ。三体の吸血鬼による波状攻撃にもかかわらず、ナターシャはたった一人ですべての攻撃を防いでしまう。かつてロームルス学園で吸血鬼と戦った時とは、別人のような身のこなしである。
「ぬぅっ……小娘よ、思ったよりやるではないか!」
「それはどうも! そちらは思ったより弱っちいですね!」
「なっ、なんだと!?」
ナターシャの挑発的な態度に、吸血鬼はカッと怒りをあらわにする。その一瞬をシャルロットは見逃さない。
「隙ありですわ! オリヴィア!」
「はいっ──治癒魔法、デモヒール──!」
「なんだ──ぐあぁっ!?」
吸血鬼は物理攻撃を無効化してしまう厄介な存在だ、しかし癒しの魔法にはめっぽう弱いのである。オリヴィアの放った治癒魔法により、吸血鬼の体はボロボロと崩れていく。しかしトドメを刺すにはいたらない。
そしてその間にも、残った二体の吸血鬼はシャルロットへと襲いかかってくる。
「ナターシャは正面を! オリヴィアは右側を!」
「任せてください! やあぁっ!!」
「分かりましたっ、デモヒール!」
「いいですわよ! ナターシャは一度下がって、オリヴィアはそのまま治癒魔法を!」
「「はいっ」」
シャルロットは指揮をとりながらグイグイと突出していく。一見すると危うい行動でしかない、しかしこれこそシャルロットの作戦なのである。
吸血鬼の狙いはシャルロットである、そのことをシャルロットは自覚している。シャルロットは自ら囮となることで、オリヴィアとナターシャが動きやすいよう吸血鬼を誘導しているのである。
「いい調子ですわ、このままいきますわよ!」
「「はいっ!」」
シャルロットの高い指揮能力によって、オリヴィアとナターシャは十二分に力を発揮している。三人の見事な連携によって、確実に吸血鬼を追い詰めていく。
しかし相手は吸血鬼、そう簡単に倒せる相手ではない。
「ちっ……こうなったらお前達、真祖回帰だ!」
「「おうっ!」」
次の瞬間、三体の吸血鬼から巨大な魔力が立ちのぼる。
真祖回帰──魔力を体内で暴走させ爆発的な力を得る、吸血鬼特有の戦闘技法である。
「ヒひィッ! 遊ビはここマデだ!」
「死ぬェ、キシャあァッ!」
「くっ……オリヴィアは後ろに下がって! ナターシャは前へ!」
「「はいっ」」
真祖回帰した吸血鬼の攻撃は、今までとは比べ物にならない威力と速度だ。シャルロット達は必死の抵抗を見せるが、徐々に追い詰められていく。
「隙あリ! まズは貴様からダ!」
「きゃあぁっ!?」
いつの間にやら一体の吸血鬼が、オリヴィアの背後に回り込んでいたのだ。無防備だったオリヴィアは、なす術もなく吸血鬼にやられる──。
「ニャンッ」
「ひぇっ、カーミラちゃん!?」
──かと思いきや、吸血猫カーミラがピョンと飛び出してきたのである、一体どこへ潜んでいたのやら。
驚く吸血鬼の顔面に、カーミラは素早く飛びかかる。
「なんだこいつは!?」
「ニャニャニャニャッ!」
「痛っ! 痛っ! 痛ェっ!?」
突然のカーミラ登場によって吸血鬼達に動揺が走る。
シャルロットはその動揺を決して見逃さない、ナターシャとオリヴィアに目配せをすると、一人でグイッと前進する。
「隙ダらけダ、死ねエェーっ!」
「そうはさせません! 私が相手です!」
「ぬウゥっ、邪魔をすルナ!」
一進一退の攻防を繰り広げるナターシャ、必殺の引っかき攻撃を炸裂させるカーミラ。一人と一匹の活躍によって、二体の吸血鬼は動きを封じられている。
しかし町を襲った吸血鬼は三体いるのだ、残った一体がシャルロットへと襲いかかる。
「ひひヒッ! 格好ノ餌食だ!」
吸血鬼の魔の手が迫る、もはやシャルロットに逃げ場はない。しかしシャルロットの表情に恐怖や焦りの色は一切ない。
「格好の餌食……それはこちらのセリフですわ!」
この瞬間、シャルロットへと襲いかかる吸血鬼、ナターシャと攻防を繰り広げる吸血鬼、カーミラに引っかかれ続けている吸血鬼、三体の吸血鬼が一直線に並んだ。正確にはシャルロットの動きに誘われて“並ばされた”のである。
そして並ばされた吸血鬼に向かって、オリヴィアは静かに杖を構え──。
「今ですわ! オリヴィア!」
「いきます! 第六階梯──治癒魔法、デモン・ヒール──!」
眩く輝く癒しの光、迸る金色の奔流。
オリヴィアの放った治癒魔法は、一直線に並んだ吸血鬼をまとめて飲み込んでしまう。
「ぐァ──!?」
「バカ……な……」
あまりにも強力な治癒魔法の直撃によって、三体の吸血鬼は断末魔をあげる間もない。まさに一瞬の決着である。
「はぁ……はぁ……、やりました……っ」
魔力を使い果たしたオリヴィアは、フラフラと地面に膝をついてしまう。シャルロットとナターシャは慌ててオリヴィアを抱き起こす。
「やりましたわねオリヴィア! 素晴らしい治癒魔法でしたわ!」
「凄いですリヴィ! 今のは第六階梯魔法ですよね!」
「ウルリカ様と一緒に……コッソリ特訓していて……、魔力を全部持っていかれました……もう動けません……」
「本当にありがとう……ナターシャも素晴らしい動きでしたわ、二人のおかげで吸血鬼を倒すことが出来ましたわね!」
「ニャゥッ」
「あらごめんなさい、カーミラも頑張ってくれましたわよね」
「ナゥナゥッ!」
謝るシャルロットの足元を、カーミラはカリカリと引っかいている。
カーミラは吸血猫であり治癒魔法は弱点なのである。その治癒魔法に巻き込まれそうになったことを、抗議しているのかもしれない。
なにはともあれ三人の見事な活躍によって、町を襲った吸血鬼はこの世から姿を消したのだった。
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