80 / 310
オリヴィアの手紙
しおりを挟む
時間は少し経ち、ここは教室塔の二階。
広い大教室に、下級クラスの六人は集まっていた。
「──というわけで、朝起きた時には、すでにオリヴィアはいませんでしたのよ」
「オリヴィア嬢の結婚か……信じられない……」
「ええ……オリヴィアさんはまだ十四歳ですよね、結婚するにしても早すぎますよ……」
「それに、突然いなくなるなんて……オリヴィアはどういうつもりなんだ?」
オリヴィアが突然いなくなったことを聞かされて、男子三人は驚きを隠せないでいる。
しんみりとした雰囲気の中、シャルロットは一通の手紙をとり出す。
「事情は説明した通りですわ。そして、集まってもらった理由はこれですの」
手紙の表には、可愛らしい文字で“結婚します、今までお世話になりました”と書かれている。オリヴィアの残していった、お別れの手紙である。
「その手紙は……オリヴィアさんからの手紙ですかね? 内容は?」
「まだ読んでいませんわ」
「読んでいない? どうして読まないのです?」
「宛名に“ウルリカ様とクラスのみんなへ”と書いてあるからですわ」
“クラスのみんなへ”の宛名を見たシャルロットは、下級クラスの全員が揃うまで、手紙を読まずに待っていたのだ。
「では全員揃ったので、読みますわね」
全員の注目の集まる中、シャルロットはゆっくりと手紙をひろげる。
「ウルリカ様とクラスのみんなへ──」
──ウルリカ様とクラスのみんなへ。
突然のお別れとなってしまい、本当にごめんなさい。
急な話ですけれど、私は結婚することになりました。
この手紙を書く少し前に、実家から一通の手紙が届きました。
実家からの手紙には、とある領地の領主様との、縁談のお話が書かれていました。
癒しの聖女と呼ばれていた私に、領主様は興味を持たれたそうです。そして、縁談の話が持ちあがったそうです。
私の実家は、没落した元貴族の家です。
両親はすでに亡くなっており、家のことは叔父に管理してもらっています。
手紙の差出人は、その叔父でした。今回の縁談に、叔父はとても喜んでいました。
領主様との縁談が成立すれば、家の再興に繋がるかもしれないからです。
叔父にはとてもお世話になりました、いつか恩返しをしたいと思っていました。
だから私は、今回の縁談をお受けすることで、叔父に恩返しをしたいと思っています。
結婚は明後日です。明日の早朝には、迎えの者が来るそうです。
急なお話で、私も驚いています。
私は今、急いでこの手紙を書いています。
読み辛いところがあったら、ごめんなさい。
クラスのみんな。
こんな私を友達と呼んでくれて、生徒ではない私をクラスメイトのように扱ってくれて、本当に嬉しかったです。
シャルル様。
いつも優しい言葉をかけてくれました、とても救われました。
ベッポ様。
仲よくしてくれるようになって、心から感謝しています。
ヘンリー様。
困っていると声をかけてくれて、いつも嬉しかったです。
シャルロット様。
身分違いの私と友達になってくれて、本当にありがとうございました。
サーシャ。
私のことをリヴィと呼んでくれてありがとう、あなたは私の親友です。
そしてウルリカ様。
ウルリカ様と出会ってから、私は最高に幸せでした。
ウルリカ様と過ごした日々は、本当に楽しかったです。
ウルリカ様のためにクッキーを焼けなくなると思うと、とても寂しいです。
ロームルス学園での生活を、どうか楽しんでください。世界を滅ぼさないようにしてください。
ごめんなさい。たくさん書きたいことはあるけれど、もうすぐお迎えの時間です。
私は学園を去るけれど、どこかで会うことがあれば、友達と呼んでくれると嬉しいです。
みんなと出会えて、私は幸せでした。
幸せな時間を、ありがとうございました──。
「──オリヴィアより……」
最後の一文を読みあげて、そっと手紙をとじるシャルロット。瞳からはポロポロと、涙がこぼれ落ちている。
手紙を聞いていたナターシャは、涙で顔がぐしゃぐしゃだ。
「そうですか……オリヴィアさんは、ご実家のために結婚をするのですね」
「しかし、本当にいいのだろうか? オリヴィア嬢の意思はどうなるのだ?」
「でもオリヴィアの決めたことだ、俺達が口出ししていいのか……」
「「「「「……」」」」」
シンと静まり返る大教室。
そんな中、じっと黙っていたウルリカ様は、突如として叫び声をあげる。
「嫌じゃーっ!!」
あまりにも大きな声量に、室内の空気はビリビリと震えあがる。声と同時に放たれた魔力で、窓ガラスは粉々に砕け散る。
叫び声をあげただけで、とてつもない被害の大きさだ。
「嫌じゃ! 絶対に嫌なのじゃ! いーやーじゃーっ!!」
ウルリカ様の駄々は止まらない。
ブンブンと両腕を振り回し、ダンダンと足を踏み鳴らす。衝撃で床はひび割れ、教室塔は激しく揺れ動く。もはやちょっとした災害である。
「リヴィはずーっと、妾のそばにおるのじゃ! なぜなら妾は、リヴィのことを大好きだからなのじゃ!!」
「ウルリカ、ちょっと待って──」
「待たないのじゃ! 今すぐにリヴィを連れ戻すのじゃ!!」
そう言うとウルリカ様は、教室中に魔力を解き放つ。なにやら大量の魔法陣を浮かびあがらせて、凄まじい魔力の波動だ。
と、その時──。
「待ってウルリカ、落ちついて! このままだと教室塔を壊してしまいますわ!!」
「そうですよ! まずはリヴィの居場所を突きとめないと!!」
「む……むうぅ……」
シャルロットとナターシャにおさえられて、ウルリカ様はしゅんと落ちつく。しかし、ウルリカ様の魔力によって大教室はすっかり荒れ放題だ。
割れた窓からヒュウヒュウと風の吹く中、男子三人は一斉に立ちあがる。
「分かった、三人はオリヴィアを連れ戻してきてくれ。オリヴィアの行き先は、うちの商会で情報を集める」
「だったら自分も手を貸そう! 自分の実家は教会だからな、独自の情報網を持っている!」
「ではベッポとシャルル、すぐにオリヴィアさんの行き先を調べてください。ウルリカさん達は、オリヴィアさんを連れ戻す準備です」
「う……うむ?」
突然の事態に、キョトンとしてしまう女子三人。対照的に男子三人は、テキパキと動きだしてしまう。
「俺達だって本心は、オリヴィアを連れ戻したいんだ。でもここは三人に任せるよ」
「そうだな! オリヴィア嬢を連れ戻す役は、一番の友達である三人に任せる!」
「オリヴィアさんの居場所は、ベッポとシャルルで調べます。そして学校のことは、ボクに任せておいてください。ヴィクトリア様もエリザベス様も、ボクから説得しておきますので」
オリヴィアを連れ戻したいという思いは、クラスの全員が同じなのだ。みんなの思いに背中を押されて、ウルリカ様はパァッと笑顔を浮かべる。
「分かったのじゃ! 必ずリヴィを連れ戻すのじゃ!!」
こうして下級クラスの六人は、オリヴィアを連れ戻すべく行動を開始するのだった。
広い大教室に、下級クラスの六人は集まっていた。
「──というわけで、朝起きた時には、すでにオリヴィアはいませんでしたのよ」
「オリヴィア嬢の結婚か……信じられない……」
「ええ……オリヴィアさんはまだ十四歳ですよね、結婚するにしても早すぎますよ……」
「それに、突然いなくなるなんて……オリヴィアはどういうつもりなんだ?」
オリヴィアが突然いなくなったことを聞かされて、男子三人は驚きを隠せないでいる。
しんみりとした雰囲気の中、シャルロットは一通の手紙をとり出す。
「事情は説明した通りですわ。そして、集まってもらった理由はこれですの」
手紙の表には、可愛らしい文字で“結婚します、今までお世話になりました”と書かれている。オリヴィアの残していった、お別れの手紙である。
「その手紙は……オリヴィアさんからの手紙ですかね? 内容は?」
「まだ読んでいませんわ」
「読んでいない? どうして読まないのです?」
「宛名に“ウルリカ様とクラスのみんなへ”と書いてあるからですわ」
“クラスのみんなへ”の宛名を見たシャルロットは、下級クラスの全員が揃うまで、手紙を読まずに待っていたのだ。
「では全員揃ったので、読みますわね」
全員の注目の集まる中、シャルロットはゆっくりと手紙をひろげる。
「ウルリカ様とクラスのみんなへ──」
──ウルリカ様とクラスのみんなへ。
突然のお別れとなってしまい、本当にごめんなさい。
急な話ですけれど、私は結婚することになりました。
この手紙を書く少し前に、実家から一通の手紙が届きました。
実家からの手紙には、とある領地の領主様との、縁談のお話が書かれていました。
癒しの聖女と呼ばれていた私に、領主様は興味を持たれたそうです。そして、縁談の話が持ちあがったそうです。
私の実家は、没落した元貴族の家です。
両親はすでに亡くなっており、家のことは叔父に管理してもらっています。
手紙の差出人は、その叔父でした。今回の縁談に、叔父はとても喜んでいました。
領主様との縁談が成立すれば、家の再興に繋がるかもしれないからです。
叔父にはとてもお世話になりました、いつか恩返しをしたいと思っていました。
だから私は、今回の縁談をお受けすることで、叔父に恩返しをしたいと思っています。
結婚は明後日です。明日の早朝には、迎えの者が来るそうです。
急なお話で、私も驚いています。
私は今、急いでこの手紙を書いています。
読み辛いところがあったら、ごめんなさい。
クラスのみんな。
こんな私を友達と呼んでくれて、生徒ではない私をクラスメイトのように扱ってくれて、本当に嬉しかったです。
シャルル様。
いつも優しい言葉をかけてくれました、とても救われました。
ベッポ様。
仲よくしてくれるようになって、心から感謝しています。
ヘンリー様。
困っていると声をかけてくれて、いつも嬉しかったです。
シャルロット様。
身分違いの私と友達になってくれて、本当にありがとうございました。
サーシャ。
私のことをリヴィと呼んでくれてありがとう、あなたは私の親友です。
そしてウルリカ様。
ウルリカ様と出会ってから、私は最高に幸せでした。
ウルリカ様と過ごした日々は、本当に楽しかったです。
ウルリカ様のためにクッキーを焼けなくなると思うと、とても寂しいです。
ロームルス学園での生活を、どうか楽しんでください。世界を滅ぼさないようにしてください。
ごめんなさい。たくさん書きたいことはあるけれど、もうすぐお迎えの時間です。
私は学園を去るけれど、どこかで会うことがあれば、友達と呼んでくれると嬉しいです。
みんなと出会えて、私は幸せでした。
幸せな時間を、ありがとうございました──。
「──オリヴィアより……」
最後の一文を読みあげて、そっと手紙をとじるシャルロット。瞳からはポロポロと、涙がこぼれ落ちている。
手紙を聞いていたナターシャは、涙で顔がぐしゃぐしゃだ。
「そうですか……オリヴィアさんは、ご実家のために結婚をするのですね」
「しかし、本当にいいのだろうか? オリヴィア嬢の意思はどうなるのだ?」
「でもオリヴィアの決めたことだ、俺達が口出ししていいのか……」
「「「「「……」」」」」
シンと静まり返る大教室。
そんな中、じっと黙っていたウルリカ様は、突如として叫び声をあげる。
「嫌じゃーっ!!」
あまりにも大きな声量に、室内の空気はビリビリと震えあがる。声と同時に放たれた魔力で、窓ガラスは粉々に砕け散る。
叫び声をあげただけで、とてつもない被害の大きさだ。
「嫌じゃ! 絶対に嫌なのじゃ! いーやーじゃーっ!!」
ウルリカ様の駄々は止まらない。
ブンブンと両腕を振り回し、ダンダンと足を踏み鳴らす。衝撃で床はひび割れ、教室塔は激しく揺れ動く。もはやちょっとした災害である。
「リヴィはずーっと、妾のそばにおるのじゃ! なぜなら妾は、リヴィのことを大好きだからなのじゃ!!」
「ウルリカ、ちょっと待って──」
「待たないのじゃ! 今すぐにリヴィを連れ戻すのじゃ!!」
そう言うとウルリカ様は、教室中に魔力を解き放つ。なにやら大量の魔法陣を浮かびあがらせて、凄まじい魔力の波動だ。
と、その時──。
「待ってウルリカ、落ちついて! このままだと教室塔を壊してしまいますわ!!」
「そうですよ! まずはリヴィの居場所を突きとめないと!!」
「む……むうぅ……」
シャルロットとナターシャにおさえられて、ウルリカ様はしゅんと落ちつく。しかし、ウルリカ様の魔力によって大教室はすっかり荒れ放題だ。
割れた窓からヒュウヒュウと風の吹く中、男子三人は一斉に立ちあがる。
「分かった、三人はオリヴィアを連れ戻してきてくれ。オリヴィアの行き先は、うちの商会で情報を集める」
「だったら自分も手を貸そう! 自分の実家は教会だからな、独自の情報網を持っている!」
「ではベッポとシャルル、すぐにオリヴィアさんの行き先を調べてください。ウルリカさん達は、オリヴィアさんを連れ戻す準備です」
「う……うむ?」
突然の事態に、キョトンとしてしまう女子三人。対照的に男子三人は、テキパキと動きだしてしまう。
「俺達だって本心は、オリヴィアを連れ戻したいんだ。でもここは三人に任せるよ」
「そうだな! オリヴィア嬢を連れ戻す役は、一番の友達である三人に任せる!」
「オリヴィアさんの居場所は、ベッポとシャルルで調べます。そして学校のことは、ボクに任せておいてください。ヴィクトリア様もエリザベス様も、ボクから説得しておきますので」
オリヴィアを連れ戻したいという思いは、クラスの全員が同じなのだ。みんなの思いに背中を押されて、ウルリカ様はパァッと笑顔を浮かべる。
「分かったのじゃ! 必ずリヴィを連れ戻すのじゃ!!」
こうして下級クラスの六人は、オリヴィアを連れ戻すべく行動を開始するのだった。
0
お気に入りに追加
43
あなたにおすすめの小説
婚約破棄されなかった者たち
ましゅぺちーの
恋愛
とある学園にて、高位貴族の令息五人を虜にした一人の男爵令嬢がいた。
令息たちは全員が男爵令嬢に本気だったが、結局彼女が選んだのはその中で最も地位の高い第一王子だった。
第一王子は許嫁であった公爵令嬢との婚約を破棄し、男爵令嬢と結婚。
公爵令嬢は嫌がらせの罪を追及され修道院送りとなった。
一方、選ばれなかった四人は当然それぞれの婚約者と結婚することとなった。
その中の一人、侯爵令嬢のシェリルは早々に夫であるアーノルドから「愛することは無い」と宣言されてしまい……。
ヒロインがハッピーエンドを迎えたその後の話。
悪女の指南〜媚びるのをやめたら周囲の態度が変わりました
結城芙由奈
恋愛
【何故我慢しなければならないのかしら?】
20歳の子爵家令嬢オリビエは母親の死と引き換えに生まれてきた。そのため父からは疎まれ、実の兄から憎まれている。義母からは無視され、異母妹からは馬鹿にされる日々。頼みの綱である婚約者も冷たい態度を取り、異母妹と惹かれ合っている。オリビエは少しでも受け入れてもらえるように媚を売っていたそんなある日悪女として名高い侯爵令嬢とふとしたことで知りあう。交流を深めていくうちに侯爵令嬢から諭され、自分の置かれた環境に疑問を抱くようになる。そこでオリビエは媚びるのをやめることにした。するとに周囲の環境が変化しはじめ――
※他サイトでも投稿中
願いの守護獣 チートなもふもふに転生したからには全力でペットになりたい
戌葉
ファンタジー
気付くと、もふもふに生まれ変わって、誰もいない森の雪の上に寝ていた。
人恋しさに森を出て、途中で魔物に間違われたりもしたけど、馬に助けられ騎士に保護してもらえた。正体はオレ自身でも分からないし、チートな魔法もまだ上手く使いこなせないけど、全力で可愛く頑張るのでペットとして飼ってください!
チートな魔法のせいで狙われたり、自分でも分かっていなかった正体のおかげでとんでもないことに巻き込まれちゃったりするけど、オレが目指すのはぐーたらペット生活だ!!
※「1-7」で正体が判明します。「精霊の愛し子編」や番外編、「美食の守護獣」ではすでに正体が分かっていますので、お気を付けください。
番外編「美食の守護獣 ~チートなもふもふに転生したからには全力で食い倒れたい」
「冒険者編」と「精霊の愛し子編」の間の食い倒れツアーのお話です。
https://www.alphapolis.co.jp/novel/2227451/394680824
聖女の姉ですが、宰相閣下は無能な妹より私がお好きなようですよ?
渡邊 香梨
ファンタジー
コミックシーモア電子コミック大賞2025ノミネート! 11/30まで投票宜しくお願いします……!m(_ _)m
――小説3巻&コミックス1巻大好評発売中!――【旧題:聖女の姉ですが、国外逃亡します!~妹のお守りをするくらいなら、腹黒宰相サマと駆け落ちします!~】
12.20/05.02 ファンタジー小説ランキング1位有難うございます!
双子の妹ばかりを優先させる家族から離れて大学へ進学、待望の一人暮らしを始めた女子大生・十河怜菜(そがわ れいな)は、ある日突然、異世界へと召喚された。
召喚させたのは、双子の妹である舞菜(まな)で、召喚された先は、乙女ゲーム「蘇芳戦記」の中の世界。
国同士を繋ぐ「転移扉」を守護する「聖女」として、舞菜は召喚されたものの、守護魔力はともかく、聖女として国内貴族や各国上層部と、社交が出来るようなスキルも知識もなく、また、それを会得するための努力をするつもりもなかったために、日本にいた頃の様に、自分の代理(スペア)として、怜菜を同じ世界へと召喚させたのだ。
妹のお守りは、もうごめん――。
全てにおいて妹優先だった生活から、ようやく抜け出せたのに、再び妹のお守りなどと、冗談じゃない。
「宰相閣下、私と駆け落ちしましょう」
内心で激怒していた怜菜は、日本同様に、ここでも、妹の軛(くびき)から逃れるための算段を立て始めた――。
※ R15(キスよりちょっとだけ先)が入る章には☆を入れました。
【近況ボードに書籍化についてや、参考資料等掲載中です。宜しければそちらもご参照下さいませ】
巻き込まれ召喚された賢者は追放メンツでパーティー組んで旅をする。
彩世幻夜
ファンタジー
2019年ファンタジー小説大賞 190位!
読者の皆様、ありがとうございました!
婚約破棄され家から追放された悪役令嬢が実は優秀な槍斧使いだったり。
実力不足と勇者パーティーを追放された魔物使いだったり。
鑑定で無職判定され村を追放された村人の少年が優秀な剣士だったり。
巻き込まれ召喚され捨てられたヒカルはそんな追放メンツとひょんな事からパーティー組み、チート街道まっしぐら。まずはお約束通りざまあを目指しましょう!
※4/30(火) 本編完結。
※6/7(金) 外伝完結。
※9/1(日)番外編 完結
小説大賞参加中
食いつなぎ探索者〜隠れてた【捕食】スキルが悪さして気付いたらエロスキルを獲得していたけど、純愛主義主の俺は抗います。
四季 訪
ファンタジー
【第一章完結】十年前に突如として現れたダンジョン。
そしてそれを生業とする探索者。
しかしダンジョンの魔物も探索者もギルドも全てがろくでもない!
失職を機に探索者へと転職した主人公、本堂幸隆がそんな気に食わない奴らをぶん殴って分からせる!
こいつ新人の癖にやたらと強いぞ!?
美人な相棒、男装麗人、オタクに優しいギャルにロリっ娘に○○っ娘!?
色々とでたらめな幸隆が、勇名も悪名も掻き立てて、悪意蔓延るダンジョンへと殴り込む!
え?食ったものが悪すぎて生えてきたのがエロスキル!?
純愛主義を掲げる幸隆は自分のエロスキルに抗いながら仲間と共にダンジョン深層を目指していく!
本堂 幸隆26歳。
純愛主義を引っ提げて渡る世間を鬼と行く。
エロスキルは1章後半になります。
日間ランキング掲載
週刊ランキング掲載
なろう、カクヨムにも掲載しております。
巻き込まれ召喚されたおっさん、無能だと追放され冒険者として無双する
高鉢 健太
ファンタジー
とある県立高校の最寄り駅で勇者召喚に巻き込まれたおっさん。
手違い鑑定でスキルを間違われて無能と追放されたが冒険者ギルドで間違いに気付いて無双を始める。
平凡冒険者のスローライフ
上田なごむ
ファンタジー
26歳独身動物好きの主人公大和希は、神様によって魔物・魔法・獣人等ファンタジーな世界観の異世界に転移させられる。
平凡な能力値、野望など抱いていない彼は、冒険者としてスローライフを目標に日々を過ごしていく。
果たして、彼を待ち受ける出会いや試練は如何なるものか……
ファンタジー世界に向き合う、平凡な冒険者の物語。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる