醜い皮を被った姫君

ばんご

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プロローグ

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誰もがお金持ちになりたい、お姫様になりたい
夢物語のようなものに憧れる
そして自分もこうなれたらと願う

願うのは自由だ
けれど、その立場になったとしたら
そこに幸せはあるのだろうか

物語の最後は必ず、『幸せに暮らしました』
と綴られている

人によって幸せの捉え方は違う
物語の主人公達は本当に幸せなのだろうか?
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