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大妖達
帰路へ
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「もう大丈夫です」
「本当に?」
「如来は嘘が言えません」
「【傲慢】の野郎・・・次会ったら、ぬっ殺す!!」
「【大日如来】様はその慈悲により堕天使を助けたのです。不殺生の教えに反します!」
「悪魔王、仏門じゃ無いし?だいたいダーリンが仏門最強神な訳無いじゃない!」
「全く・・・【大日如来】様はなぜマーラをお膝元に置かれるのか・・・は!!まさか、会心させ改宗させるのが目的ですね!?」
周りがスッゴく盛り上がっておいでです。
目を明け、天井を見た。
「・・・最近見慣れた天井だ・・・」
「だ!旦那さま!!」
稲荷が涙しながら抱きついてきた。
見慣れた天井と稲荷。
あれ?これってミラージュの我が家ではないか?
それにここは診療所ではないか?
稲荷かわいい。
稲荷の頭を撫でる。
「もう、お一人では行かないで下さいませ・・・」
「ごめんな?稲荷・・・って!ルーはどうなった!?」
「流石は【大日如来】様です。自らより、亡き者にしようとしたマーラを心配なさるとは・・・割腹いたしますわ」
尼さんが2人、俺に対して合掌する。
誰でしょか?
『観察』
【沙弥尼】【薬王菩薩】
【比丘尼】【薬師如来】
わわ!如来様と菩薩様です!
お二方が沙弥尼と比丘尼に変わり下界に降りてお出でです。
ありがたやありがたや・・・
ここは多分涅槃なんですね?
「な訳あらへんやろ!」
「ロー・・・その女狐は何!?」
「やっぱり弟くんには悪い虫が一杯ついてるよ・・・」
「・・・私、蝿の王・・・ベリアル様。虫だから仕方ない・・・」
「ほれ、そこに隠れとる女狐がそれなりに体術が出来る奴じゃ」
「ぬう。ならば妾の宿敵!」
「あら?中々粟立ちを隠せない処女がいるわね?」
「あんた、目覚めたんだろ?私はバイトに行ってくるから」
「無茶苦茶心配した!」
うん・・・全員の反応は想像出来ていた。
「ところで旦那さま?・・・横で裸で寝てる酒呑童子は何者ですか?」
は?稲荷、何行って・・・
って!酒呑童子!?
「それは稲荷、私がお願いしたからよ?酔って身体が熱ったまった酒呑童子に体温維持のために添寝して貰ったのです」
「Zzzzz・・・」
「な、や、薬師如来様が言われたなら仕方ないです・・・が、また今回も沢山女性をお連れになられたのですね?」
サーたん、べー姉ちゃんをジロ見した稲荷。
薬師如来様が言えばいいって?
旦那である俺の意見は!?
「いや!違・・・そもそも何で我が家に俺が?【遠野】に居た筈だが・・・あと、なんで如来と菩薩が来てるの?」
「主人が【転移】して来たんだ。憤怒、怨念、酒呑童子を連れてな?」
アストたんが水を持ってきてくれた。
「べっ、別に5日も意識がなくて喉が渇いてるからとかじゃ無いからな!仕事だからやってるだけじゃ!!」
ツンデレは相変わらずか・・・
そっか、5日も意識が無かったか・・・
なんでやねん!!
しかも【転移】した覚えが無い!
「ルーシェのクソは【転移】したよ?ローが無傷にまで回復させるから」
へー、サーたんはルーの事そう呼んでんだ。
「俺は別にルーに敵対する理由があらへん。ルーも訳が会っての・・・」
なんで俺がロックスと解った?
「ほれ?鏡じゃ・・・べっ、別に寝起きの後を見たそうだったからじゃないからな!?」
アストから鏡を受け取った。
アストたんはマジで機転の利く女だな?
女子力高いぞ?
本当に【怠惰】か?【計算女】じゃないのか?
って、前アバターの角刈り、糸目、平たい顔やないか!
そりゃ暴露るわ。
『目覚めたか!選ばれし者よ!!』
道化師のカッコしたイケメンが部屋に入って来た。
誰!?
『稲荷よ、アイシャには報告に行って来た。間もなく女王もくるだろう』
「ありがとう、サトーポ」
サトーポだと!?
『うむ!良いのだ』
サトーポと言われた道化師はステップを踏み、踊りだした・・・
なんか・・・しせ◯?
闇の一党みたいな奴だな?
『それに似せ、【英知】により作ったのだ選ばれし者よ?恐らく、東西魔法同時使用の副作用で魔法が発動出来ない状態だったのだ』
なるほど!
それがリスクなんだな?
だから一気に表示出来ない数のHPがサーたんのマジ攻撃を受けて残量3までになったと・・・
って【英知】やっぱり万能だな!?
人体精製まで出来んのかよ!?
俺はし◯ろより、増えルイスの方が好きなんだが・・・オハヨウゴザイマス・・・
『吾輩が現れないと転移出来ないだろう?選ばれし者よ?』
ゲヘ、ゲヘへへへ・・・
と、笑いながら。
つまり、気絶した俺を救わんが為に君が【英知】により、イメージしたイケメンを作り、そこに入って、気絶した俺を抱え、サーたんとべー姉ちゃんと酒呑童子を連れて【拠点】と指定したミラージュの我が家に【転移】したと?
『その通りだ、選ばれし者よ!』
どうやらサトーポには考えた事が筒抜けみたいだ。
『もちろん、選ばれし者の今の考えも同時変訳で【使い魔】である皆には共有している!』
俺のプライバシーは無いのか!サトーポ!!
『大丈夫だ、選ばれし者よ!吾輩はミラージュ【将軍】ロックスお抱えの【道化師】だからな?吾輩が行った事は全て【将軍】が責任を取るとなっている!』
最悪だなサトーポ!!
ちなみにありがとう。助けてくれて・・・
って、まさか?アバターを手に入れたらタメ口になるのか!?サトーポさん!?
『それは仕様的だ選ばれし者よ?ゲヘ、ゲヘへへ』
笑い方が最悪だな?イケメンが台無しだぞ?
「ですが【大日如来】様を亡き者にしようとした堕天使が許せません・・・」
「薬王菩薩、私怨など仏には不要です」
薬王菩薩様も薬師如来様もさっきからやたらと大日如来って言ってるな?
「薬師如来様のお話だと旦那さまが【大日如来】らしいのです」
は?
稲荷、何言ってんの?
かわいいけど・・・
あら、稲荷ったら顔を赤くして、どうした?
サーたんもべー姉ちゃんも赤い顔して青筋立てて・・・
「・・・かわいいとか言わなくても愛してますわ!旦那さま」
「女狐に浮気した!!」
「やっぱりお姉ちゃんが身籠って・・・」
あ、考えが・・・
『その通りだ!選ばれし者よ!!』
だからサトーポが言ってる選ばれし者って何だよ!?
『それは【将軍】が【大日如来】の化身だからだ!』
嘘つけ!!
「誠です。ほら?これを見て下さい」
薬師如来様が曼荼羅を出し、菩提樹の葉を俺に渡して来た。
「仏門の遊びのような物ですが、やり方は・・・」
知ってます。
曼荼羅を床に置き、それを背にして菩提樹の葉を投げるのですよね?
投げた菩提樹の葉が落ちた先にある曼荼羅の御仏が守護仏神だと、弘法大師空海さんもやった奴ですよね?
しかし・・・
真ん中にある筈の大日如来様が描かれてませんが?
「その通りです!ささ?やって下さい」
薬師如来様に言われるままにベッドから立ち、曼荼羅を背にして菩提樹の葉を投げた。
「「うわ!・・・マジ?」」
妲己と御前が驚いた。
「誠・・・【大日如来】様に違いありません」
何言ってんの薬師如来様?
・・・うわ・・・
振り返り、曼荼羅を見た。
真ん中に無かった大日如来の絵が菩提樹の葉が落ちた途端に大日如来の絵が現れたのだ・・・
しかも真ん中に葉は落ちた・・・
「四天王が言った通りですね?」
「大日如来様の絵は無かったのに・・・」
「これは本物の曼荼羅。その証拠に私や薬王菩薩など、下界にいる仏達は表示されてませんでしょ?」
本当だ。
あ、大日如来様が消えた。
って!止めて!!変なプラグを立てないで!!
~・~・~・~・~・~・~・~・~
~女王アイシャの話~
何か変な道化師の格好をした男が、ロックんの使いだとか言って、さらにロックんがルシファーに大ダメージ喰らって意識不明の重体なんて言って。
【渡世人】ロックんがルシファー如きに大ダメージ喰らう訳ないじゃない。
知ってんだから!
ステータスが表示出来ない事くらいわ!!
「・・・ブラック社長、【傲慢】以外の悪魔が全て【剣神】様の所に集まった・・・」
誰がブラック社長よ!!
ウリエル?アンタ、益々私に毒吐くようになったわね?
って、何言ってんの!?
レヴィヤタンとアスタロトだけでしょ?
「だが、診療所に光の気配がするのだが?しかも2人だ」
ラファエルも何言ってんの?
光って【妖狐】の稲荷ちゃんだけでしょ?
とりあえず貴女達も一緒に来なさいよ?
・・・なんで武装してんの?
「・・・私もロックス印欲しい・・・」
それ、ウリエルの神槍ゲイボルクよね?
そりゃロックんが作れば【銘入】になって特別効果がつくけど・・・
って、私の『法王の錫杖』【福音】を羨ましそうに見ないでよ?
「我儘言うな。マスターに従え」
ラファエル、アンタも神剣デュランダルを装備して・・・
「・・・護れ無かったらゴメン・・・」
ウリエル、嫌な事言わないで!!
何が起きるのよ?何が居るの、診療所に!?
そんなこんなで3人で診療所に着いた。
「ロックん!!帰ったなら・・・うわ!オッさん!!」
「誰がイケメンやねん!!」
「いや、ちゃうから!!」
糸目女子にツッコまれてるわよ!?
~・~・~・~・~・~・~・~・~
「なんで、前アバター?どうやって?って、なんで大魔王が増えてんの!?」
「ん?あ、ウリ公にラファ公」
入って来たアイシャを見たサーたんが追従したウリエル、ラファエルを見た。
ウリエル達はサーたんを見て神槍と神剣を構えた。
「・・・サタン・・・」
「アスモディウス!?ベルゼブブ?ベリアル?マモン!?」
「やっぱり、悪い虫が沢山付いてる・・・」
べー姉ちゃん?彼女達はアイシャの【使い魔】です。
「相方モテモテやなぁ、岩尾やのうて徳井とか陣内やなぁ?」
吉本興業のイケメン芸人ちゃうわ!
俺は礼二くんがしたいんや!!
「大変だ!師匠!四大天使長だ!」
弟子よ、妲己にイチゴ味にして貰いなさい・・・
「・・・ウリエルキャラ被り・・・」
「・・・五月蝿い!ベルゼブブ!・・・」
「・・・蝿だけに五月蝿いププッ・・・」
あ、本当だね?
フードファイターと無口系女子は、似てるね?
いや、上手い事言ったってドヤ顔して、ウリエルさんも、言われたってガッカリしないでよ!?
「女王アイシャでしたね?私はロックス様の弟子の薬丸博子です」
は?何言ってお出でで?薬師如来様?
「の、弟子の薬師丸八寿子です」
薬王菩薩様も何言ってんの!?
『吾輩は狂喜と狂乱の道化師、サトー・ポだ!ゲヘ、ゲヘヘヘヘ』
歩・砂翔って感じの大陸人みたいだな!サトーポ!!
狂喜と狂乱って、シュオ爺じゃないか!し◯ろ!!
ジャニーズ系イケメンが台無しだな!!
『ちなみに薬師如来、薬王菩薩も【使い魔】になりました』
うお!
サトーポ、脳内会話可能かよ!
脳内じゃ敬語なんだな?
いや、菩薩や如来が使い魔って、おかしいだろ?
『ロっクんはどうしたいの!!如来と菩薩まで従えて?』
アイシャが個人指定チャットしてきた。
『アイシャ女王、ロックス様は【大日如来】の化身です』
『はぁ?サトーポ!何言ってんの!?』
『なんかそうらしい・・・ってか、そうなったようだ・・・』
『【大日如来】まで配備されたって事?神魔の理は?』
そのようだ。
仏神系使い魔も配備されたのだろう。
しかも美人なんだ薬師如来様と薬王菩薩は・・・
夏目な雅子さん・・・
「旦那さま!!」
しまった!考えは筒抜けだった・・・
稲荷に首根っこ掴まれて診療所の裏にある庭に生えた柳の木に吊るされ、青竹でしばかれました。
「浮気症なのは精神が弛んでるからです!!」
「な!ダーリン、羨ましすぎ!!」
ウルサイ、オレハMジャナイ・・・
~・~・~・~・~・~・~・~・~
~【傲慢】ルシファーの話~
ロックス様に傷を回復して貰った時点で、私の戦意は喪失していた。
私では無理だ。
勝てないし、彼を傷つけるなど出来ない。
【長距離転移】を発動させ逃げよう。
私が魔法を発動させた時、サタンから【闇の光】が飛んできた。
サタン、貴女と私は同一視される存在。
貴女の魔法が私にダメージを与える訳が無い・・・・・
って!ロックス様!
なんで!?
私は貴方を亡き者にしようとしたのですよ?
何故私を庇うのですか!?
ロックス様が崩れ落ちた・・・
助け・・・ダメ、魔法が中断出来ない!!
サタン?
・・・貴女はロックス様に降臨したのね?
サタンはロックス様に駆け寄り、抱き抱え私を睨んだ。
「・・・貴様を殺す!!」
サタンが言った言葉を聞き取った瞬間、転移した。
・・・・・・
「やあ、失敗したみたいだね?ルシファー?」
【羨望】、貴様・・・
転移先にベルフェゴールがいた。
「あの方はお怒りだろうねぇ?」
ベルフェゴールは私に嫌味を言う。
「黙れ!八裂きにしてやろうか!!」
「おー?怖い怖い・・・」
マスターを助ける為とはいえ、私はロックス様とは戦いたくない・・・
ロックス様に回復して貰った腕を見た。
私はあの方を愛して・・・
大っ嫌いだから!!
「本当に?」
「如来は嘘が言えません」
「【傲慢】の野郎・・・次会ったら、ぬっ殺す!!」
「【大日如来】様はその慈悲により堕天使を助けたのです。不殺生の教えに反します!」
「悪魔王、仏門じゃ無いし?だいたいダーリンが仏門最強神な訳無いじゃない!」
「全く・・・【大日如来】様はなぜマーラをお膝元に置かれるのか・・・は!!まさか、会心させ改宗させるのが目的ですね!?」
周りがスッゴく盛り上がっておいでです。
目を明け、天井を見た。
「・・・最近見慣れた天井だ・・・」
「だ!旦那さま!!」
稲荷が涙しながら抱きついてきた。
見慣れた天井と稲荷。
あれ?これってミラージュの我が家ではないか?
それにここは診療所ではないか?
稲荷かわいい。
稲荷の頭を撫でる。
「もう、お一人では行かないで下さいませ・・・」
「ごめんな?稲荷・・・って!ルーはどうなった!?」
「流石は【大日如来】様です。自らより、亡き者にしようとしたマーラを心配なさるとは・・・割腹いたしますわ」
尼さんが2人、俺に対して合掌する。
誰でしょか?
『観察』
【沙弥尼】【薬王菩薩】
【比丘尼】【薬師如来】
わわ!如来様と菩薩様です!
お二方が沙弥尼と比丘尼に変わり下界に降りてお出でです。
ありがたやありがたや・・・
ここは多分涅槃なんですね?
「な訳あらへんやろ!」
「ロー・・・その女狐は何!?」
「やっぱり弟くんには悪い虫が一杯ついてるよ・・・」
「・・・私、蝿の王・・・ベリアル様。虫だから仕方ない・・・」
「ほれ、そこに隠れとる女狐がそれなりに体術が出来る奴じゃ」
「ぬう。ならば妾の宿敵!」
「あら?中々粟立ちを隠せない処女がいるわね?」
「あんた、目覚めたんだろ?私はバイトに行ってくるから」
「無茶苦茶心配した!」
うん・・・全員の反応は想像出来ていた。
「ところで旦那さま?・・・横で裸で寝てる酒呑童子は何者ですか?」
は?稲荷、何行って・・・
って!酒呑童子!?
「それは稲荷、私がお願いしたからよ?酔って身体が熱ったまった酒呑童子に体温維持のために添寝して貰ったのです」
「Zzzzz・・・」
「な、や、薬師如来様が言われたなら仕方ないです・・・が、また今回も沢山女性をお連れになられたのですね?」
サーたん、べー姉ちゃんをジロ見した稲荷。
薬師如来様が言えばいいって?
旦那である俺の意見は!?
「いや!違・・・そもそも何で我が家に俺が?【遠野】に居た筈だが・・・あと、なんで如来と菩薩が来てるの?」
「主人が【転移】して来たんだ。憤怒、怨念、酒呑童子を連れてな?」
アストたんが水を持ってきてくれた。
「べっ、別に5日も意識がなくて喉が渇いてるからとかじゃ無いからな!仕事だからやってるだけじゃ!!」
ツンデレは相変わらずか・・・
そっか、5日も意識が無かったか・・・
なんでやねん!!
しかも【転移】した覚えが無い!
「ルーシェのクソは【転移】したよ?ローが無傷にまで回復させるから」
へー、サーたんはルーの事そう呼んでんだ。
「俺は別にルーに敵対する理由があらへん。ルーも訳が会っての・・・」
なんで俺がロックスと解った?
「ほれ?鏡じゃ・・・べっ、別に寝起きの後を見たそうだったからじゃないからな!?」
アストから鏡を受け取った。
アストたんはマジで機転の利く女だな?
女子力高いぞ?
本当に【怠惰】か?【計算女】じゃないのか?
って、前アバターの角刈り、糸目、平たい顔やないか!
そりゃ暴露るわ。
『目覚めたか!選ばれし者よ!!』
道化師のカッコしたイケメンが部屋に入って来た。
誰!?
『稲荷よ、アイシャには報告に行って来た。間もなく女王もくるだろう』
「ありがとう、サトーポ」
サトーポだと!?
『うむ!良いのだ』
サトーポと言われた道化師はステップを踏み、踊りだした・・・
なんか・・・しせ◯?
闇の一党みたいな奴だな?
『それに似せ、【英知】により作ったのだ選ばれし者よ?恐らく、東西魔法同時使用の副作用で魔法が発動出来ない状態だったのだ』
なるほど!
それがリスクなんだな?
だから一気に表示出来ない数のHPがサーたんのマジ攻撃を受けて残量3までになったと・・・
って【英知】やっぱり万能だな!?
人体精製まで出来んのかよ!?
俺はし◯ろより、増えルイスの方が好きなんだが・・・オハヨウゴザイマス・・・
『吾輩が現れないと転移出来ないだろう?選ばれし者よ?』
ゲヘ、ゲヘへへへ・・・
と、笑いながら。
つまり、気絶した俺を救わんが為に君が【英知】により、イメージしたイケメンを作り、そこに入って、気絶した俺を抱え、サーたんとべー姉ちゃんと酒呑童子を連れて【拠点】と指定したミラージュの我が家に【転移】したと?
『その通りだ、選ばれし者よ!』
どうやらサトーポには考えた事が筒抜けみたいだ。
『もちろん、選ばれし者の今の考えも同時変訳で【使い魔】である皆には共有している!』
俺のプライバシーは無いのか!サトーポ!!
『大丈夫だ、選ばれし者よ!吾輩はミラージュ【将軍】ロックスお抱えの【道化師】だからな?吾輩が行った事は全て【将軍】が責任を取るとなっている!』
最悪だなサトーポ!!
ちなみにありがとう。助けてくれて・・・
って、まさか?アバターを手に入れたらタメ口になるのか!?サトーポさん!?
『それは仕様的だ選ばれし者よ?ゲヘ、ゲヘへへ』
笑い方が最悪だな?イケメンが台無しだぞ?
「ですが【大日如来】様を亡き者にしようとした堕天使が許せません・・・」
「薬王菩薩、私怨など仏には不要です」
薬王菩薩様も薬師如来様もさっきからやたらと大日如来って言ってるな?
「薬師如来様のお話だと旦那さまが【大日如来】らしいのです」
は?
稲荷、何言ってんの?
かわいいけど・・・
あら、稲荷ったら顔を赤くして、どうした?
サーたんもべー姉ちゃんも赤い顔して青筋立てて・・・
「・・・かわいいとか言わなくても愛してますわ!旦那さま」
「女狐に浮気した!!」
「やっぱりお姉ちゃんが身籠って・・・」
あ、考えが・・・
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って、何言ってんの!?
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ラファエルも何言ってんの?
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・・・なんで武装してんの?
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「・・・護れ無かったらゴメン・・・」
ウリエル、嫌な事言わないで!!
何が起きるのよ?何が居るの、診療所に!?
そんなこんなで3人で診療所に着いた。
「ロックん!!帰ったなら・・・うわ!オッさん!!」
「誰がイケメンやねん!!」
「いや、ちゃうから!!」
糸目女子にツッコまれてるわよ!?
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「なんで、前アバター?どうやって?って、なんで大魔王が増えてんの!?」
「ん?あ、ウリ公にラファ公」
入って来たアイシャを見たサーたんが追従したウリエル、ラファエルを見た。
ウリエル達はサーたんを見て神槍と神剣を構えた。
「・・・サタン・・・」
「アスモディウス!?ベルゼブブ?ベリアル?マモン!?」
「やっぱり、悪い虫が沢山付いてる・・・」
べー姉ちゃん?彼女達はアイシャの【使い魔】です。
「相方モテモテやなぁ、岩尾やのうて徳井とか陣内やなぁ?」
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「・・・五月蝿い!ベルゼブブ!・・・」
「・・・蝿だけに五月蝿いププッ・・・」
あ、本当だね?
フードファイターと無口系女子は、似てるね?
いや、上手い事言ったってドヤ顔して、ウリエルさんも、言われたってガッカリしないでよ!?
「女王アイシャでしたね?私はロックス様の弟子の薬丸博子です」
は?何言ってお出でで?薬師如来様?
「の、弟子の薬師丸八寿子です」
薬王菩薩様も何言ってんの!?
『吾輩は狂喜と狂乱の道化師、サトー・ポだ!ゲヘ、ゲヘヘヘヘ』
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狂喜と狂乱って、シュオ爺じゃないか!し◯ろ!!
ジャニーズ系イケメンが台無しだな!!
『ちなみに薬師如来、薬王菩薩も【使い魔】になりました』
うお!
サトーポ、脳内会話可能かよ!
脳内じゃ敬語なんだな?
いや、菩薩や如来が使い魔って、おかしいだろ?
『ロっクんはどうしたいの!!如来と菩薩まで従えて?』
アイシャが個人指定チャットしてきた。
『アイシャ女王、ロックス様は【大日如来】の化身です』
『はぁ?サトーポ!何言ってんの!?』
『なんかそうらしい・・・ってか、そうなったようだ・・・』
『【大日如来】まで配備されたって事?神魔の理は?』
そのようだ。
仏神系使い魔も配備されたのだろう。
しかも美人なんだ薬師如来様と薬王菩薩は・・・
夏目な雅子さん・・・
「旦那さま!!」
しまった!考えは筒抜けだった・・・
稲荷に首根っこ掴まれて診療所の裏にある庭に生えた柳の木に吊るされ、青竹でしばかれました。
「浮気症なのは精神が弛んでるからです!!」
「な!ダーリン、羨ましすぎ!!」
ウルサイ、オレハMジャナイ・・・
~・~・~・~・~・~・~・~・~
~【傲慢】ルシファーの話~
ロックス様に傷を回復して貰った時点で、私の戦意は喪失していた。
私では無理だ。
勝てないし、彼を傷つけるなど出来ない。
【長距離転移】を発動させ逃げよう。
私が魔法を発動させた時、サタンから【闇の光】が飛んできた。
サタン、貴女と私は同一視される存在。
貴女の魔法が私にダメージを与える訳が無い・・・・・
って!ロックス様!
なんで!?
私は貴方を亡き者にしようとしたのですよ?
何故私を庇うのですか!?
ロックス様が崩れ落ちた・・・
助け・・・ダメ、魔法が中断出来ない!!
サタン?
・・・貴女はロックス様に降臨したのね?
サタンはロックス様に駆け寄り、抱き抱え私を睨んだ。
「・・・貴様を殺す!!」
サタンが言った言葉を聞き取った瞬間、転移した。
・・・・・・
「やあ、失敗したみたいだね?ルシファー?」
【羨望】、貴様・・・
転移先にベルフェゴールがいた。
「あの方はお怒りだろうねぇ?」
ベルフェゴールは私に嫌味を言う。
「黙れ!八裂きにしてやろうか!!」
「おー?怖い怖い・・・」
マスターを助ける為とはいえ、私はロックス様とは戦いたくない・・・
ロックス様に回復して貰った腕を見た。
私はあの方を愛して・・・
大っ嫌いだから!!
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【不定期になると思います まだはじめたばかりなのでアドバイスなどどんどんコメントしてください。ノベルバ、小説家になろう、カクヨムにも同じ作品を投稿しているので、気が向いたら、そちらもお願いします。
累計400万ポイント突破しました。
応援ありがとうございます。】
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幼なじみ三人が勇者に魅了されちゃって寝盗られるんだけど数年後勇者が死んで正気に戻った幼なじみ達がめちゃくちゃ後悔する話
妄想屋さん
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『元彼?冗談でしょ?僕はもうあんなのもうどうでもいいよ!』
『ええ、アタシはあなたに愛して欲しい。あんなゴミもう知らないわ!』
『ええ!そうですとも!だから早く私にも――』
大切な三人の仲間を勇者に〈魅了〉で奪い取られて絶望した主人公と、〈魅了〉から解放されて今までの自分たちの行いに絶望するヒロイン達の話。
女神様から同情された結果こうなった
回復師
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どうやら女神の大ミスで学園ごと異世界に召喚されたらしい。本来は勇者になる人物を一人召喚するはずだったのを女神がミスったのだ。しかも召喚した場所がオークの巣の近く、年頃の少女が目の前にいきなり大量に現れ色めき立つオーク達。俺は妹を守る為に、女神様から貰ったスキルで生き残るべく思考した。
「専門職に劣るからいらない」とパーティから追放された万能勇者、教育係として新人と組んだらヤベェ奴らだった。俺を追放した連中は自滅してるもよう
138ネコ@書籍化&コミカライズしました
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「近接は戦士に劣って、魔法は魔法使いに劣って、回復は回復術師に劣る勇者とか、居ても邪魔なだけだ」
パーティを組んでBランク冒険者になったアンリ。
彼は世界でも稀有なる才能である、全てのスキルを使う事が出来るユニークスキル「オールラウンダー」の持ち主である。
彼は「オールラウンダー」を持つ者だけがなれる、全てのスキルに適性を持つ「勇者」職についていた。
あらゆるスキルを使いこなしていた彼だが、専門職に劣っているという理由でパーティを追放されてしまう。
元パーティメンバーから装備を奪われ、「アイツはパーティの金を盗んだ」と悪評を流された事により、誰も彼を受け入れてくれなかった。
孤児であるアンリは帰る場所などなく、途方にくれているとギルド職員から新人の教官になる提案をされる。
「誰も組んでくれないなら、新人を育て上げてパーティを組んだ方が良いかもな」
アンリには夢があった。かつて災害で家族を失い、自らも死ぬ寸前の所を助けてくれた冒険者に礼を言うという夢。
しかし助けてくれた冒険者が居る場所は、Sランク冒険者しか踏み入ることが許されない危険な土地。夢を叶えるためにはSランクになる必要があった。
誰もパーティを組んでくれないのなら、多少遠回りになるが、育て上げた新人とパーティを組みSランクを目指そう。
そう思い提案を受け、新人とパーティを組み心機一転を図るアンリ。だが彼の元に来た新人は。
モンスターに追いかけ回されて泣き出すタンク。
拳に攻撃魔法を乗せて戦う殴りマジシャン。
ケガに対して、気合いで治せと無茶振りをする体育会系ヒーラー。
どいつもこいつも一癖も二癖もある問題児に頭を抱えるアンリだが、彼は持ち前の万能っぷりで次々と問題を解決し、仲間たちとSランクを目指してランクを上げていった。
彼が新人教育に頭を抱える一方で、彼を追放したパーティは段々とパーティ崩壊の道を辿ることになる。彼らは気付いていなかった、アンリが近接、遠距離、補助、“それ以外”の全てを1人でこなしてくれていた事に。
※ 人間、エルフ、獣人等の複数ヒロインのハーレム物です。
※ 小説家になろうさんでも投稿しております。面白いと感じたらそちらもブクマや評価をしていただけると励みになります。
※ イラストはどろねみ先生に描いて頂きました。
異世界で買った奴隷がやっぱ強すぎるので説明求む!
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「異世界で買った奴隷が強すぎるので説明求む!」の続編です!
前編を引き継ぐストーリーとなっておりますので、初めての方は、前編から読む事を推奨します。
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