それはチートです

茶盾虫

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それは出会いでした。

それは生意気な弟子です!

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カイオンに諭され、何とか怒りを鎮めたロイドはディアの服を一式買いに商店を探した。
だが、2人共、マッサキは初めての土地。

「大変だ」

「そうですね・・・」

ディアは一応は『光の源』のダブリエを着てはいるが、下着は付けてない。
1番大きなサイズと言われたが、ディアのだらし姉格好は紐で縛ったチャーシューのようにぱつんぱつんだ。
今はロイドから渡されたローブを辛うじて羽織っていて目立たなくなっていた。

「おーい!おーい!」

後ろから声がして振り向くとギルドにいた少年が駆けて来た。

「ロイドの兄ちゃん!!」

「何時俺はお前の兄貴になった?俺は末っ子なんだが?」

「あら?そうなんですか?」

いや、何でもないと、焦りながらディアを見た。

「いや、さらっとボケなくていいよ!!・・・ロイドの兄ちゃんはSクラスの冒険者なんだろ?」

「・・・らしいな?」

「あ、俺はバッシュって名前なんだ」

「そうか?」

そう言って周りを見渡す。
それらしい店舗は見当たらない。
先にギルドか『光の源』で聞いてから来れば良かったと後悔した。

「バッシュ?・・・お前、服とか売ってる所知らないか?」

目の前の少年なら?と思い、聞いてみた。

「!!任せてくれ!ロイドの兄ちゃん!!」

バッシュは「コッチだよ!」と言いながらロイド達を案内した。
しばらく歩くと左右に商店が並ぶ区画に出た。

「この先ずっと行くと露店街、商用地区?とか言う場所だよ」

「ん・・・ディア?何が必要だ?」

バッシュの頭をワシャワシャと撫で、ディアの手を握った。

「ロイドさまがお好きな格好ならどれでも着ますよ?」

そして、妖艶な笑みを浮かべてロイドに応えた。

「その魅力的な発言は堪らない!」

「いや、ロイドの兄ちゃん、普通は普段着、肌着、あと旅に必要な楽な服、靴だろ?」

と、バッシュはロイドの身体の装備品箇所を指さし、一件の商店に入った。
靴は配慮してなかった。
ディアは今、裸足だった。

「ディアの姉ちゃんに合いそうなサイズがあればいいけど・・・」

「いらっしゃい」

「おばちゃん、客連れて来た」

「そうかい?・・・そっちの女性のかね?」

店内は女性用服が一杯あった。
店内に入り、ハンガーに掛かった服を見て回る。
其処から何着か取り、ディアに合わせてみた。
サイズは見ていなかった。

「色と生地がな・・・」

「いや、サイズが全く合ってないだろ!ロイドの兄ちゃん!ディアおば・・・」

ディアに睨まれたバッシュ。
バッシュは一瞬死んだと思った。

「ね、姉ちゃんはもっと大っきなサイズだろ?」

「すまないディア。何分女の服など買った事が無いからな?」

それを見た店員がロイドに助け船を出した。

「そうだね?・・・この辺りかい?あと・・・これとか?」

何枚か出し、ディアの前に並べる。
ロングスカート、ロングパンツ、ドレス状の地味色エプロン付きなど。

「どれにしましょう?ロイドさま?」

「う~ん・・・だがその地味さに素朴さを感じる!全部だ!!・・・あと肌着?か?」

「肌着類は奥ですよ?男性はここで待ってておくれ?」

店員に連れられ、ディアは行った。

「・・・バッシュ、お前にはお礼をしなければな?」

「へ?・・・別に?服屋を教えただけだろ?」

「それは恩である。我が家ではどんな恩にも最大限報いるのが家訓なんだ」

正確には借りた物は倍返し以上を行い、さらに恩を貰うという発想からきたバスール王家家訓であった。

「へー・・・じゃあさ?」

バッシュが照れ出した。

「ん?」

「俺を弟子にしてくれよ!?」

その目は真剣だった。

「弟子か・・・」

「だってロイドの兄ちゃんSクラスなんだろ?」

少し悩んで思い出したように応えた。

「そうらしい。赤いドクロとか言う盗賊団を討伐したらそうなった」

それを聞いてバッシュは驚いた。

「赤いドクロだって!?そりゃ国賊指定の盗賊団じゃないか!?」

バスールでは国賊級、とは近衛騎士団5人でも対応が難しい任務の相手に使われる言葉、まずバスールにそんな相手は居ない。
腕に自信があれば近衛を目指す。
盗賊稼業などすれば、たちまち王家から討伐隊がこぞってくる国である。
その国賊級といわれたロイドは再び頭を掻いた。

「そう・・・だったのか?」

「スゲーや!・・・どうやって倒したんだ?」

「・・・相手の剣を奪って斬る?」

「そんな事出来るのかよ!?」

「そりゃ出来るだろ?」

「出来ねえよ!?」

その一言が少し頭にきたようだ。

「なら・・・見せようか?」

「本当かよ!?」

「ん」

顔を店の外に振り、バッシュを店の外へ誘う。
店の横に狭い路地が見え、そこに入った。
そこはロイドとバッシュが2人で並んで歩くと壁に当たる程狭かった。

「ん・・・じゃあバッシュ、これを使え」

ロイドは自分の腰に差したブロードソードをバッシュへ投げた。

「わ!わ!え!?」

バッシュはそれを受け取ると、その軽さに驚いた。

「軽!?なんだこれ?」

鞘から抜く。
それは刃だけが木で、握り手、唾が匠の技で出来たブロードソードだった。

「ロイド兄ちゃん!?これで戦ったのか!?」

「それで俺を攻撃して来い?」

と、ロイドはバッシュに構えた。

それは半歩前に足を出し、重心を身体の真下にする毎、右手胴辺り、左手前面に出した構えだった。

「これじゃ相手にダメージなんか無いだろ?刃が無いんだから!」

「刃なんかあったら怪我するだろ!?・・・バッシュが」

いきなりロイドがバッシュの前まで殺気を放ちながら現れた。
バッシュは堪らず、ロイドの剣で斬る。

「グエ!!」

倒れた。
しかも胴辺りに激痛があった。
バッシュに。

その手にはロイドの剣は無く、ロイドの剣はロイドが持っていた。

それを肩に担ぎ、バッシュを起こした。

「な?・・・真剣なら死んでたろ?【治癒】」

治癒を掛け、回復してやるとバッシュを立たせた。

「兄ちゃん、いや、師匠!?マジ強いっす!俺、マジ弟子になりたいっス!!」

ロイドはバッシュに斬られる瞬間に柄頭を叩き、バッシュの手から飛び出した剣を右手で掴む。掴んだ流れでバッシュの胴を払ったのだ。
バッシュはそれが木で出来た剣だったから良かったものの、もし真剣だったらと冷や汗をかいた。
腹にも払われた痛みが走っていたが、ロイドの治癒により完成に回復し、痛みがなくなっていた。

バッシュの頭をワシャワシャと撫で、店に入ると、袋を持ちサイズの合ったエプロンドレスにカーディガンスタイル。皮のサンダルを履いたディアが立っていて、ロイドを見るなり泣き出した。

「捨られたかと思ったじゃ無いですか~~~!!」

袋を投げ捨て、ロイドに抱きついた。

「な!俺がディアを捨てるなどあり得ない!!」

そう言ってディアを力一杯抱きしめた。
ディアの泣く姿を見たバッシュが呆れ顔で言ってきた。

「ディアおば・・・」

バッシュはディアに思いっきり殴られた。

「ーーーーーっ!姉ちゃんいい年し・・・」

さらに殴られた。

「ーーーーー・・・ごめんなさい」

「はい・・・で?バッシュ君と何方に行かれてたのですか?」

「弟子にした」

そういわれ、バッシュは嬉しくなった。
ディアに拳を落とされた頭の痛みを忘れる程であった。

「あら・・・そうですの・・・」

バッシュを見たディア。

ー 私はお姉さん!おば・・・歳の話はしない!!わかった!? ー

と、ディアがそのように語る目でバッシュを睨む。
バッシュは冷や汗を掻きながらディアに無言で頷いた。

「服一式、また色違い等合わせて金貨5枚と銀貨8枚になるよ?」

拉致が開かない店員はロイドにそう言うと、金貨6枚出し、釣りが要らないと告げた。
すると店員は黒い布に赤いリボンで縛られた袋をロイドに持たせた。

「これはね?何時ぞやか来店なさった勇者様から教えて頂いた物だよ?サービスさせてもらうさ?」

ロイドは受け取った袋、かなりの大きさで、リボンを外し中を見た。

「おっと!そりゃ・・・わかるだろ?」

店員のおばちゃんは袋を取り上げ、再度縛り直し、ロイドに渡した。
それはロイドにとって素敵な物だった。


「またのお越しを待ってるよ~?」

おばちゃんに見送られ、服屋を後にした。
バッシュはロイド、ディアの後ろから着いていく。

「師匠、何処行くんだ?」

「『光の源』に帰るんだが?」

「そ!?そんな高い宿に泊まっているのかよ!?」

バッシュの話では『光の源』は商館持ち商人、中流階級貴族が主に使用する宿舎で、料金も他とは違い、銀貨5枚で高値。
普通は銅貨3枚が冒険者の平均宿代らしいのだ。
銅貨の下に銀分、銅分とあり、それぞれが10枚単位で上がっていくそうで、パン1つが大体銅分5枚と教えてくれて、銅分をロイドに見せた。

それは四角い2センチぐらいの板だった。

「師匠、ちなみにディア姉ちゃんの服、結構高いぞ?彼処は一応は勇者御用達だからな?」

「勇者ってあれか?帝国の兵器か?」

「違うよ?魔王を討伐するため、異世界から召喚されたのが勇者だよ?」

魔王と言われた者は、まだフィピニスに国が沢山あった時代、強力な魔物を従え、人類全滅を掲げ・・・テンプレ話だ。

が、

それは1000年以上前の話。
それ以来、魔王などが現れた話は無い。
その時魔王を討伐したのが異世界から召喚された勇者達だった。
異世界から来る者にはギフトスキルなる物が召喚時に神より授かる。

今では召喚術は神国ミールにのみ伝わっており、帝国との戦争に異世界人を勇者と讃え、兵器として使っているのであった。

バッシュが言う勇者は、その1000年以上前にいたの勇者達の事だった。

「ロイドさま、そんな高い物を・・・」

ディアは徐にロイドに寄り掛かかる。
バッシュがいるにも関わらず、ディアの腰に手を回すロイド。

「・・・宿に着いてからの方がいいと思うけど?イチャ付くなら?」

まだ周りは商用地区、人通りも多く、イチャ付く2人に何故か赤くなるバッシュの方が恥ずかしかった。
と、ディアの身体からお腹が鳴る。

「あら?・・・すいません・・・」

そう言えばまだ昼を食べて無い2人。
バッシュを見た。

「バッシュ、奢ってやる。なんでも食べたい何処へ」

「マジ!?」

「弟子に奢るのも師匠の務めだ」

「アザーす!!」

深く頭を下げ、ロイドの前を歩き、一件の店に入った。

「ここ!知り合いの親がやってる店なんだ!オッチャン~!!」

中に元気良く入った。
それに着いていく2人。

「バッシュ!?またクエストに?」

エプロン姿のバッシュぐらいの少女が中で忙しなく客に料理を運んでいた。

「おう?バッシュ!」

カウンターの奥にある調理室の暖簾を開け、ハゲ・・・

「これは剃っているんだ!!」

・・・黒髭が整っている紳士がロイドに親指を立て笑顔で応えた。

「あ、貴方は?」

「?」

少女はサクヤの列で登録を待っていたロイドを覚えていたのだ。

「マシュー、俺、ロイド兄ちゃんの弟子になった!」

「師匠だ」

バッシュに合わせてロイドが言った。

「バスールの方に弟子入り?」

「マシュー、ロイド兄ちゃんはSクラスの冒険者だ!なんてったって赤いドクロを討伐したんだぜ!!」

それが耳に入ったのか、調理室から顔を出したハゲ・・・

「ガーナだ!マシューの父親だ!!」

・・・ガーナがロイドの元まで来た。

「俺は元Aクラスのガーナって者だ」

「・・・ロイドだ?」

「うむ!・・・」

そい言って空いてるテーブルの椅子を引いた。
ロイドはそこにディアを座らせ、横に座った。
ロイドの対面にガーナが座る。

「うむ・・・」

ロイドをジッと睨むガーナ。
そして、段々と顔が青く、冷や汗を掻き出した。

「・・・逆に【威圧】されたのは初めてだ・・・よろしくな?ロイド」

そう言ってロイドに手を出した。
ロイドは金貨を一枚出し、ガーナに渡す。
ガーナは焦り、金貨をテーブルに置いた。

「違う!握手だ!!」

「すまない・・・」

そう言ってガーナの手を握った。

「うむ!」

ガーナは立ち上がり、調理室へと消えた。

「スゲー!ガーナのオッチャンの【威圧】を」

「ガーナは中々、練度が高い【威圧】を使ったな?俺個人だけに宛てていたし・・・っと?それより昼飯だバッシュ」

「ああ!わかった!マシュー!?何時もの3つにマッサキ鳥の丸唐揚げ!」

「バッシュ!?マッサキ鳥丸唐揚げの代金持ってるの!?」

「大丈夫・・・」と、ロイドの顔を見た。
ロイドは頷き、ガーナに渡した金貨をマシューに見せる。

「あ、ロイド?さん、マッサキ鳥は銀貨1枚です」

それを聞いて銀貨を探した。
無かった。

「まあ、全部の料金を含めればそれくらいいくだろう?」

と、バッシュに渡す。
バッシュはそれをマシューに渡し、カウンター裏からコップを3つ持ち、ロイド達の前に置き、水差しから水を入れた。

「?バッシュ、酒もいいぞ?」

「兄ちゃん、もうちょっと俺が大きくなったら頼むよ?」

バッシュに呆れ顔で言われ、それからマシューがマッサキ鳥の丸唐揚げを持ってくるまでミールの常識をバッシュから聞いた。

「はい!宿屋『強者』名物、マッサキ鳥の丸唐揚げ!それと麺小麦トマト挽肉合わせ」

それは地球で言う処の七面鳥の丸唐揚げと、ナポリタンスパゲッティーだった。

「これはお父さんが冒険者だった頃、仲間だった勇者様が教えてくれた料理だよ?」

その時の勇者は先の帝国との戦争で亡くなったそうだ。
それから宿屋を始めたガーナは、その勇者から教えて貰った唐揚げとナポリタンで繁盛する宿屋『強者』を続けている。
と、バッシュの隣に座ったマシューが唐揚げを切り分け、ロイドとディアに置きながら話した。

「まあ!?・・・ロイド様?」

それを一口食べ、その美味しさに驚くディア。
だが、ロイドはそれを食べなかった。

「俺、この宿屋に寝泊まりしてんだ・・・って?ロイド兄ちゃん?」

「ん?ああ?・・・そうか・・・」

そう言ってマッサキ鳥の丸唐揚げを摘み、ナポリタンを食べきった。




「美味かった・・・ではディア?宿に帰るか?」

「はいロイド様」

席を立つロイドをバッシュが止めた。

「兄ちゃん?俺の修行は?」

ロイドは立ち止まり、考えた。

「明日・・・朝、ギルドに来い」

そして『強者』を後にした。

『強者』から『光の源』に向かうまで、ロイドはディアと再び商用地区に寄り、店を冷やかしたり、それとない小物など買いながら夕方まで時間を潰した。

「お帰りなさいませ」

ミナトがフロントで鍵を渡し、夕食の配膳場所を聞いた。

「ロビーか?」

「そうですか・・・」

ー あ、ここは中流階級者用の宿屋、ディアは奴隷だった・・・ ー

「いや、やはり部屋だな?ミナト、そうしてくれ?・・・後、酒もくれ?」

「畏まりました。酒の方は、ワインで?」

「ん」

「ではお部屋にお持ちいたします」

ミナトに金貨を払い、部屋に入る。
入るなり、ディアの足元に座り、ディアの股をクンカーした。

「ロイドさま・・・今日は少し蒸れましたから・・・」

「ディアのココからオスを誘う匂いがする~~~」

「それはロイドさまと2人っきりにやっとなれたからですわ・・・」

と、ディアはスカートを捲り、ロイドに被せ、中に誘う。
ロイドはディアの買ったばかりの白の紐パンから溢れる海蘊をカミュカミュする。
そして紐を外す。
布の間からディアのま*こ臭漂うシミを発見し、それを口に入れ、再度カミュカミュする。

「ディアのエキス美味しい」

スカートから出て、パンツを咥えたロイドのパンツを取り、ロイドに大人チュウをする。
そのままディアとチュウしたまま、ベッドへと抱き抱え、連れて行き、ディアを脱がした。

醜く黒々とした巨乳輪が白のビキニから見える。
少しずらし、親指大のディアの乳首を巨乳輪毎吸い上げる。

「オッキな赤ちゃんですね・・・ママはまだ出ませんよ?」

寝ながらロイドの股間をさわる。
やはり鋼鉄のように硬いロイド。
ディアは吸われたまま、ロイドを膝枕し、ロイドの股間を弄る。

「このままだとママの大事な赤ちゃんの元がズボンに出てしまいませんか?」

「あ・・・」

ロイドは一旦乳首から離れ、瞬時に全裸になる。
ディアもその隙に全裸になり、ベッドに座り、膝を叩いた。
ロイドはそのまま膝枕してもらい、頭に乗るだらしない爆乳から垂れる親指大の乳首を巨乳輪毎吸い上げた。
ディアはそのままロイドを手コキする。
通称、搾乳手コキプレイである。

「ディア!出ちゃう!!」

「ママより先にミルク出しちゃうんですね!?ママの手に出しなさい・・・」

「まっ、ママーーー!!」

ディアの手の中で果てるロイド。
手に出したロイドをディアは吸い上げる。

「ジュる・・・ジュるる・・・濃くって喉に絡んじゃうわ」

「ママ・・・」

そして、再び立ち上がるロイドのロイド。
それを見たディアが寂しそうな顔をして言った。

「いいんですか?私みたいな色んな男に弄られた身体の女に・・・いいようにホイホイ出して・・・私は色んな男のち*ぽを咥えて来た女なんですよ・・・?」

「俺・・・こんな事初めてだけどディアみたいないい女、しかも相性良いし・・・その・・・ディアさえ良ければ・・・」

それを聞いたディアは妖艶に微笑む。

「嬉しい事言ってくれるじゃないですかぁ!!それじゃあ、これから、とことんよろこばせますから!!」

扉の前で配膳を持っていたミナトはそれを扉前に置くと、舌打ちし、フロントに戻るのだった。

~・~・~・~・~・~・~・~

「バッシュ、ロイドさんの隣に居た人は誰?」

ロイドが置いた金貨で夕食を食べるバッシュにマシューはさりげなく聞いた。

「ん?ディアおばちゃん。ロイド兄ちゃんの奥さんだろ?年喰ってるけど・・・」

と、2羽目のマッサキ鳥を食べだすバッシュだった。

「ああ・・・だから金の目に白銀の髪だったのね?」
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