楽園で花守の精霊は悪女を想う~無実の罪で婚約破棄された侯爵令嬢は美しい精霊に愛される~

無実の罪で王太子から婚約破棄を言い渡され、罪人にされてしまった侯爵令嬢のダリア。危機に瀕した彼女の目の前に現れたのは、美しい花の精霊ウィリアム。
ウィリアムは女神の庭園を管理する『花守』の役目を担う特別な精霊で、彼は生贄の花嫁としてダリアを見初める。

「皆があなたの居場所を奪うのであれば、私が攫って花の楽園へお連れしましょう」

そう言い、ダリアの手を引いて女神の庭園へと誘う。

婚約者に疎まれて傷心だったダリアはウィリアムからの愛情に、孤独を抱えていたウィリアムはダリアからの愛情に、救われていく。

これは、悪女にされた令嬢と、そんな彼女を一途に想い続けてきた花の精霊の異類婚姻譚。

※カクヨム様、小説家になろう様にも掲載しています
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