1 / 9
プロローグ
しおりを挟む
「キリュウ!」
「おうっ!」
勇者として転移してきて3年、ようやく討伐対象の魔王を追い詰めることに成功したキリュウ
魔王討伐のパーティは大島桐生、ジャラン・ハンマート、聖女兼王女のサーナ・アラビス、タンクのメギア・マーズの4人だ
「雷電圧ッ!!!!」
「グァーーー!」
キリュウが魔法を使い、遂に魔王を討伐した
「やった?やったぞ!!!」
俺は両手を挙げ、喜ぶ。他のメンバーも喜び、3年の長旅を終え、城に帰る
この国の名前はバーノン王国、世界で最も貧しい国だったが、勇者の誕生により、文明は大きく栄えた
国はおよそ3カ国ほどしかない
学生の転移者だが、転生の前の世界はあまり気に入っておらず、魔王を討伐すると引き換えに永住権を貰えると言うことになっていた
ーー城ーー
「陛下!魔王を討伐しました!」
バーノン王国の国王の名前はマート・アラビス。この世界では色々とお世話になっていた
「そうか。よくやった下がってよいぞ」
「はい?」
「だから、下がってよいぞ」
マートは少し喜んだが、面倒くさそうにシッシと手を払う
普段ならほんとか!?と大声を上げて喜び、報酬を与えるのがいつもの流れだった。しかも魔王を倒すとなると大喜びのはずだ
しかし、普段とは違う素っ気ない態度を取る
(機嫌が悪いのかな……?)
叔父のような存在で、いつも優しくしてくれたマートが自分のことを嫌うなど考えることができずに、機嫌が悪いと解釈し、外に出ようとする
「あっ!サーナ!そういえば魔王を討伐すると、結婚だったよな!いつにする?」
サーナとは長い間、たくさんデートしたりして、両思いだった。もちろん直接好きと言う言葉も聞いた
サーナは王女だと言うこともあり、王国一の美女だった。そのため、国民やパーティメンバーから羨ましがられていた
「…………まぁ、後でね」
「?」
サーナも素っ気ない態度を取る。そしていつの間にか他のメンバーもどこかに消えていた
(なんだよ…みんな何か冷たくないか?)
何も分からず、とりあえず自分の家に戻り、寝ることにした
ーー深夜2時どこからかガサガサっと音がする
それを聞いたキリュウは勇者として潜り抜けた修羅場のおかげで、直ぐに警戒態勢を取る
ガサッ!!!
ナイフを持ち、フードを被った何者かが、キリュウを刺そうと突撃してくる
(暗くてよく見えないが…ここかな?)
ナイフを避け、フードの男を取り押さえる
「誰だ………えっ!」
フードを取ると、パーティメンバーの一人、ジャラン・ハンマートだと言うことが分かった
「くそっ…失敗した………!!」
ジャランは煙玉を投げ、キリュウの視界を遮り、窓から飛び降り、逃走する
ジャランとは転生した時からの長い付き合いで、気が合ってよく一緒にトレーニングをしていた
「俺達はずっと親友だな」と笑顔で言ってくれ、キリュウもその気でいた
しかし、何故か俺を暗殺しようとしてきたのだ
(なんなんだよ!一体!)
その後、キリュウは眠れなくなり、朝を迎える
時計の針が午前9時を刺した瞬間、キリュウは城のどこかに飛ばされる
「!?」
そこには国王のマート、王女のサーナ、顔に傷があるジャラン、そして騎士団長のナラバー・ヒリュウ、王国の頭脳派魔法使いのプログ・ハラマーが居た
「ジャラン!」
俺が声を上げると、マートはシーっと人差し指を唇の前に出し、モニターを指す
そのモニターには俺が魔王討伐した時の動画が映されていた
(あっ!分かった!この動画を見せながら俺の良いところを褒めるサプライズだな?なーんだ!間際らしいマネするなよ~)
しかし、この動画のおかしい点を見つける
キリュウの姿が全く映っていない。少し画面が動くと、キリュウが倒れた姿が映されており、魔王討伐には居なかったはずのナラバーが映っていた
そして、魔王を討伐したのはナラバーと言うことになっていた
「なんだよこれ!?プログ!お前だな?お前があの動画を捏造させたんだろ!?」
プログは王国最強の魔法使いだ。カメラの魔法や、人を造り出したりできる
おそらくカメラ魔法を応用し、キリュウとナラバーを入れ替えたのだろう
「ははっ!よく分かりましたね。クックック…実はこの動画、全世界に流しております 」
「はっ!?」
ナラバーは眼鏡をクイッと上げて説明する
「つまり、全世界は勇者キリュウは死亡し、バーノン王国は勇者の力を頼らずに魔王を討伐したと認識します。もちろん国民もです」
ナラバーは悪い笑みを浮かべる。他4名もニヤッと笑う
勇者がやられたのに魔王を討伐できたと全世界が知ると、バーノン王国は今より更に優遇され、尊敬される
今まで、どこか勇者が居るから発展してるんだろ…と思われていたのをこの動画で覆せる
「そして、お前は邪魔だから死んでもらうぞ」
「えっ!?」
マートが今まで見たことない冷たい目でキリュウを見下す
しかし、勇者として力には自身があるキリュウは戦闘態勢を取る
「俺は勇者だぞ!?お前らなんかに負けるか!」
さっきまで優しい叔父、愛しい王女、最高の親友、気の合う団長、魔法を教えてくれた恩人から遂に敵とみなした
「五月蝿い」
「!?」
何者かが、自分の背後をナイフでグサリと刺した
(俺に気配を気付かれずに…!?誰だ!?)
俺は何者かを確認するために、顔を見ようとしたが目がボヤけて確認できなかった
しかし、影を使う奴だと言うことが分かった
他4名の笑い声が部屋全体に響くーー
「おうっ!」
勇者として転移してきて3年、ようやく討伐対象の魔王を追い詰めることに成功したキリュウ
魔王討伐のパーティは大島桐生、ジャラン・ハンマート、聖女兼王女のサーナ・アラビス、タンクのメギア・マーズの4人だ
「雷電圧ッ!!!!」
「グァーーー!」
キリュウが魔法を使い、遂に魔王を討伐した
「やった?やったぞ!!!」
俺は両手を挙げ、喜ぶ。他のメンバーも喜び、3年の長旅を終え、城に帰る
この国の名前はバーノン王国、世界で最も貧しい国だったが、勇者の誕生により、文明は大きく栄えた
国はおよそ3カ国ほどしかない
学生の転移者だが、転生の前の世界はあまり気に入っておらず、魔王を討伐すると引き換えに永住権を貰えると言うことになっていた
ーー城ーー
「陛下!魔王を討伐しました!」
バーノン王国の国王の名前はマート・アラビス。この世界では色々とお世話になっていた
「そうか。よくやった下がってよいぞ」
「はい?」
「だから、下がってよいぞ」
マートは少し喜んだが、面倒くさそうにシッシと手を払う
普段ならほんとか!?と大声を上げて喜び、報酬を与えるのがいつもの流れだった。しかも魔王を倒すとなると大喜びのはずだ
しかし、普段とは違う素っ気ない態度を取る
(機嫌が悪いのかな……?)
叔父のような存在で、いつも優しくしてくれたマートが自分のことを嫌うなど考えることができずに、機嫌が悪いと解釈し、外に出ようとする
「あっ!サーナ!そういえば魔王を討伐すると、結婚だったよな!いつにする?」
サーナとは長い間、たくさんデートしたりして、両思いだった。もちろん直接好きと言う言葉も聞いた
サーナは王女だと言うこともあり、王国一の美女だった。そのため、国民やパーティメンバーから羨ましがられていた
「…………まぁ、後でね」
「?」
サーナも素っ気ない態度を取る。そしていつの間にか他のメンバーもどこかに消えていた
(なんだよ…みんな何か冷たくないか?)
何も分からず、とりあえず自分の家に戻り、寝ることにした
ーー深夜2時どこからかガサガサっと音がする
それを聞いたキリュウは勇者として潜り抜けた修羅場のおかげで、直ぐに警戒態勢を取る
ガサッ!!!
ナイフを持ち、フードを被った何者かが、キリュウを刺そうと突撃してくる
(暗くてよく見えないが…ここかな?)
ナイフを避け、フードの男を取り押さえる
「誰だ………えっ!」
フードを取ると、パーティメンバーの一人、ジャラン・ハンマートだと言うことが分かった
「くそっ…失敗した………!!」
ジャランは煙玉を投げ、キリュウの視界を遮り、窓から飛び降り、逃走する
ジャランとは転生した時からの長い付き合いで、気が合ってよく一緒にトレーニングをしていた
「俺達はずっと親友だな」と笑顔で言ってくれ、キリュウもその気でいた
しかし、何故か俺を暗殺しようとしてきたのだ
(なんなんだよ!一体!)
その後、キリュウは眠れなくなり、朝を迎える
時計の針が午前9時を刺した瞬間、キリュウは城のどこかに飛ばされる
「!?」
そこには国王のマート、王女のサーナ、顔に傷があるジャラン、そして騎士団長のナラバー・ヒリュウ、王国の頭脳派魔法使いのプログ・ハラマーが居た
「ジャラン!」
俺が声を上げると、マートはシーっと人差し指を唇の前に出し、モニターを指す
そのモニターには俺が魔王討伐した時の動画が映されていた
(あっ!分かった!この動画を見せながら俺の良いところを褒めるサプライズだな?なーんだ!間際らしいマネするなよ~)
しかし、この動画のおかしい点を見つける
キリュウの姿が全く映っていない。少し画面が動くと、キリュウが倒れた姿が映されており、魔王討伐には居なかったはずのナラバーが映っていた
そして、魔王を討伐したのはナラバーと言うことになっていた
「なんだよこれ!?プログ!お前だな?お前があの動画を捏造させたんだろ!?」
プログは王国最強の魔法使いだ。カメラの魔法や、人を造り出したりできる
おそらくカメラ魔法を応用し、キリュウとナラバーを入れ替えたのだろう
「ははっ!よく分かりましたね。クックック…実はこの動画、全世界に流しております 」
「はっ!?」
ナラバーは眼鏡をクイッと上げて説明する
「つまり、全世界は勇者キリュウは死亡し、バーノン王国は勇者の力を頼らずに魔王を討伐したと認識します。もちろん国民もです」
ナラバーは悪い笑みを浮かべる。他4名もニヤッと笑う
勇者がやられたのに魔王を討伐できたと全世界が知ると、バーノン王国は今より更に優遇され、尊敬される
今まで、どこか勇者が居るから発展してるんだろ…と思われていたのをこの動画で覆せる
「そして、お前は邪魔だから死んでもらうぞ」
「えっ!?」
マートが今まで見たことない冷たい目でキリュウを見下す
しかし、勇者として力には自身があるキリュウは戦闘態勢を取る
「俺は勇者だぞ!?お前らなんかに負けるか!」
さっきまで優しい叔父、愛しい王女、最高の親友、気の合う団長、魔法を教えてくれた恩人から遂に敵とみなした
「五月蝿い」
「!?」
何者かが、自分の背後をナイフでグサリと刺した
(俺に気配を気付かれずに…!?誰だ!?)
俺は何者かを確認するために、顔を見ようとしたが目がボヤけて確認できなかった
しかし、影を使う奴だと言うことが分かった
他4名の笑い声が部屋全体に響くーー
0
お気に入りに追加
23
あなたにおすすめの小説
クラス転移で無能判定されて追放されたけど、努力してSSランクのチートスキルに進化しました~【生命付与】スキルで異世界を自由に楽しみます~
いちまる
ファンタジー
ある日、クラスごと異世界に召喚されてしまった少年、天羽イオリ。
他のクラスメートが強力なスキルを発現させてゆく中、イオリだけが最低ランクのEランクスキル【生命付与】の持ち主だと鑑定される。
「無能は不要だ」と判断した他の生徒や、召喚した張本人である神官によって、イオリは追放され、川に突き落とされた。
しかしそこで、川底に沈んでいた謎の男の力でスキルを強化するチャンスを得た――。
1千年の努力とともに、イオリのスキルはSSランクへと進化!
自分を拾ってくれた田舎町のアイテムショップで、チートスキルをフル稼働!
「転移者が世界を良くする?」
「知らねえよ、俺は異世界を自由気ままに楽しむんだ!」
追放された少年の第2の人生が、始まる――!
※本作品は他サイト様でも掲載中です。
45歳のおっさん、異世界召喚に巻き込まれる
よっしぃ
ファンタジー
2月26日から29日現在まで4日間、アルファポリスのファンタジー部門1位達成!感謝です!
小説家になろうでも10位獲得しました!
そして、カクヨムでもランクイン中です!
●●●●●●●●●●●●●●●●●●●●
スキルを強奪する為に異世界召喚を実行した欲望まみれの権力者から逃げるおっさん。
いつものように電車通勤をしていたわけだが、気が付けばまさかの異世界召喚に巻き込まれる。
欲望者から逃げ切って反撃をするか、隠れて地味に暮らすか・・・・
●●●●●●●●●●●●●●●
小説家になろうで執筆中の作品です。
アルファポリス、、カクヨムでも公開中です。
現在見直し作業中です。
変換ミス、打ちミス等が多い作品です。申し訳ありません。
大器晩成エンチャンター~Sランク冒険者パーティから追放されてしまったが、追放後の成長度合いが凄くて世界最強になる
遠野紫
ファンタジー
「な、なんでだよ……今まで一緒に頑張って来たろ……?」
「頑張って来たのは俺たちだよ……お前はお荷物だ。サザン、お前にはパーティから抜けてもらう」
S級冒険者パーティのエンチャンターであるサザンは或る時、パーティリーダーから追放を言い渡されてしまう。
村の仲良し四人で結成したパーティだったが、サザンだけはなぜか実力が伸びなかったのだ。他のメンバーに追いつくために日々努力を重ねたサザンだったが結局報われることは無く追放されてしまった。
しかしサザンはレアスキル『大器晩成』を持っていたため、ある時突然その強さが解放されたのだった。
とてつもない成長率を手にしたサザンの最強エンチャンターへの道が今始まる。
悠々自適な転生冒険者ライフ ~実力がバレると面倒だから周りのみんなにはナイショです~
こばやん2号
ファンタジー
とある大学に通う22歳の大学生である日比野秋雨は、通学途中にある工事現場の事故に巻き込まれてあっけなく死んでしまう。
それを不憫に思った女神が、異世界で生き返る権利と異世界転生定番のチート能力を与えてくれた。
かつて生きていた世界で趣味で読んでいた小説の知識から、自分の実力がバレてしまうと面倒事に巻き込まれると思った彼は、自身の実力を隠したまま自由気ままな冒険者をすることにした。
果たして彼の二度目の人生はうまくいくのか? そして彼は自分の実力を隠したまま平和な異世界生活をおくれるのか!?
※この作品はアルファポリス、小説家になろうの両サイトで同時配信しております。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
女神から貰えるはずのチート能力をクラスメートに奪われ、原生林みたいなところに飛ばされたけどゲームキャラの能力が使えるので問題ありません
青山 有
ファンタジー
強引に言い寄る男から片思いの幼馴染を守ろうとした瞬間、教室に魔法陣が突如現れクラスごと異世界へ。
だが主人公と幼馴染、友人の三人は、女神から貰えるはずの希少スキルを他の生徒に奪われてしまう。さらに、一緒に召喚されたはずの生徒とは別の場所に弾かれてしまった。
女神から貰えるはずのチート能力は奪われ、弾かれた先は未開の原生林。
途方に暮れる主人公たち。
だが、たった一つの救いがあった。
三人は開発中のファンタジーRPGのキャラクターの能力を引き継いでいたのだ。
右も左も分からない異世界で途方に暮れる主人公たちが出会ったのは悩める大司教。
圧倒的な能力を持ちながら寄る辺なき主人公と、教会内部の勢力争いに勝利するためにも優秀な部下を必要としている大司教。
双方の利害が一致した。
※他サイトで投稿した作品を加筆修正して投稿しております
突然だけど、空間魔法を頼りに生き延びます
ももがぶ
ファンタジー
俺、空田広志(そらたひろし)23歳。
何故だか気が付けば、見も知らぬ世界に立っていた。
何故、そんなことが分かるかと言えば、自分の目の前には木の棒……棍棒だろうか、それを握りしめた緑色の醜悪な小人っぽい何か三体に囲まれていたからだ。
それに俺は少し前までコンビニに立ち寄っていたのだから、こんな何もない平原であるハズがない。
そして振り返ってもさっきまでいたはずのコンビニも見えないし、建物どころかアスファルトの道路も街灯も何も見えない。
見えるのは俺を取り囲む醜悪な小人三体と、遠くに森の様な木々が見えるだけだ。
「えっと、とりあえずどうにかしないと多分……死んじゃうよね。でも、どうすれば?」
にじり寄ってくる三体の何かを警戒しながら、どうにかこの場を切り抜けたいと考えるが、手元には武器になりそうな物はなく、持っているコンビニの袋の中は発泡酒三本とツナマヨと梅干しのおにぎり、後はポテサラだけだ。
「こりゃ、詰みだな」と思っていると「待てよ、ここが異世界なら……」とある期待が沸き上がる。
「何もしないよりは……」と考え「ステータス!」と呟けば、目の前に半透明のボードが現れ、そこには自分の名前と性別、年齢、HPなどが表記され、最後には『空間魔法Lv1』『次元の隙間からこぼれ落ちた者』と記載されていた。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる