突如現れた謎の生命体

黒猫

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4話 チョンマゲ男

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俺らは戦おうと決めた、その時だった。

「俺に任せな」

「!?」

さっきまで居なかったはずの、整った黒髪でチョンマゲの様なの物があり、睨んでいるような目、服装はドクロのマークが付いているフード付き白パーカを着ている180cmくらいの男だが急に現れた。

「ぐぎぁおぁ?」

謎の生命体は向かってくるチョンマゲ男を向かいうとうとした。

「あはっ」

刀を所持している、チョンマゲ男は笑って謎の生命体の首を斬る。

「ぐぎゃぁ!」

謎の生命体は首から出る血に焦り、暴れるように腕を振り回す。
それをチョンマゲ男は軽々と避ける。

「ラスト♪」

チョンマゲ男は謎の生命体の首を斬り、倒すことができた。

(す…すげぇ)

俺達は震えて何も出来なかった中、チョンマゲ男は簡単に倒したことに感心してしまった。

「あの!助けって下さりありがとうございます!」

男子生徒の1人が尊敬の眼差しのような目でチョンマゲ男に近付く。

「ノープログラムさぁ♪」

チョンマゲ男はニコッと笑い、去ろうとする。

「あっ!あのお名前…」

「俺は瓦礫がれきシュウだ。じゃあな」

名前を名乗ると、シュウはフードを被って体育館から出ていった。
この出来事は俺達の頭に大きく刻まれただろう…それほど、大きな印象だったのだ。

(それより、ここからどうするんだろう…)

「生徒の皆さん!聞いてください!」

武尊たける先生が生徒に聞こえる声で話す。

「実は教師陣は決めていた作戦があるんだが…100人に減ってしまったからな…即興で作ったチームになるが、聞いてくれ!」

生徒達がざわつき始める。
みんな、クラス替えの様な気持ちだろう、仲が良い生徒となりたいよな。

「Aチームは………Bチームは……Cチーム……しいらぎ隼人はやと!」

チームが続々と発表されると、俺はCチームに呼ばれた。

「次!菅野かんのみなみ

「おお!」

俺は思わず声を上げてしまう。
南も嬉しそうに俺に近付いてくる。

「やったね!同じチームだ!」
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