27 / 45
第2章 七不思議が始まるかもしれない編
和服?
しおりを挟む
「そんなことを言われてもな、いる事実は変わらないし」
と、サキを説得していると、サキの周りを覆っていた黒い煙がグランドピアノ近くの椅子に集まり始めた。
いったい何なのかと思いつつ、カヤトと西城は自分の獲物を取り出し臨戦態勢に入る。
カヤトは愛刀のクロを構え。
西城は呪術道具を取り出し何かを唱えている。
徐々に黒い煙が人のような形を取り始めた。
そして数瞬後、眩い光が音楽室中を埋め尽くした。
そこにいたカヤトたちはあまりの眩しさに目をつむる。
一番はじめに光によって奪われた視力が回復したのはカヤトだった。
「おや?若い坊やでありんすね~どうしたんどすか?」
カヤトは目を疑った、先程まで黒い煙が集まっていた場所に美しい黒髪の和服女性が立っていた。
「おや?よう見たらあんさんの顔見覚えがありますな~、たしかあてらを封印した少年やないどすか~?」
「だったらどうする?」
西城たちは臨戦態勢を解いていたが、カヤトだけは臨戦態勢を解いていなかった。
なぜなら、目の前にいる黒髪和服女性が呪力や霊圧をうまく隠し、はたからみれば初級妖怪程度の呪力や霊圧に感じられるようにうまく誤魔化していたからだ。
「おや?あんさんは武器納めへんのね、気づいておるん?あんさん?」
こちらを値踏みするかのような目で見てくる。
下手に嘘をつけばバレてしまいだろうから正直に言うことにした。
「ああ、気づいている」
「正直やな~あんさん、好きやでそうゆうの」
こんなことを言っているが、こいつ隙がない。
かなり上位の妖怪であるとは思うんだが、わからない。
「まぁ、言うてあんさんもまだまだやね~」
「ぐはぁ!」
「カヤトさん!?」
「カヤト!?」
一瞬、目を離したスキに背後に回り込まれカヤトは黒い刃のようなもので背中を切り裂かれる。
「急所はなんとかずらせたか……」
とは言っても、あくまで倒れるまでの時間を伸ばしただけか。
「なかなかやりますな~あんさん、殺ったと思ったんどすけどな。まさかあの一瞬で急所を避けるとは思いまへんどしたは~」
「へっ、よく言うぜ」
カヤトの背中からは止まることなく血が流れ続けている。
ちっ、さっきから傷口を塞ごうと霊力を回霊カイレイに変換して背中に循環させているが、いっこうに傷口が塞がらない。
血を流し過ぎたせいか意識が朦朧としてきた。
「おや?あんさん、なかなか倒れへんな~傷口も少しずつ塞がってきておるようやし。おかしいな~回復を抑制する毒を仕込んで攻撃したはずなんやけど」
こちらを見下しながら黒髪和服少女は小首を傾げる。
「これはおもしろいな~」
「まだ霊圧が上がるのかよ、勘弁してほしいぜ」
『どうしたのじゃ?カヤト。うぬの力が必要か?』
うるさい黙れ黒刀!
『毎回酷いの~、じゃが、今のままではお主負けるぞ?良いのか、また守れんぞ?』
うるさい。
『また、うぬを暴走させてしまうのが怖いのか?あの時のように』
黙れ。
『じゃが、このままじゃと死ぬぞ?』
わかってる、そんなこと。
「カヤト大丈夫か!回復紙」
西城はカヤトにむかって回復を助ける霊力のこもった紙札を投げつける。
「すまない西城、助かった」
西城の回復紙のおかげで先程よりは傷口の治りが早くなった。
『ふむ、焼け石に水じゃな』
「なんやあんさの仲間はん、回復呪術使えるんか?なら先にそこのきみを倒させてもらいますわ」
「そんなことをさせると思うか?」
カヤトは片手で愛刀の黑刀を構える。
その手には血が滲んでいた。
「まぁ~そうおっしゃりますよな~ただ」
一瞬にして目の前から消えた!?
「どこだ!?いやまて!西城逃げろ!!」
カヤトが振り向きざまに西城に叫び、注意を促したがすでに遅かった。
黒髪和服少女はすでに西城の背後に回り込み斬りかかろうとしていた。
「遅いどすな~」
その瞬間のカヤトの見ている世界はまるで、時がゆっくり流れているかと錯覚するほどに遅く流れていた。
「……カヤト……逃げ……」
西城が背中からは大量の出血をしながら倒れ込む。
カヤトに手を伸ばし、何かを言おうとしたようだがその声がカヤトに届くことは無かった。なぜなら黒髪少女が西城の胸を刺し貫きトドメをさしたからだ。
「西城さん!?……うぁ」
倒れふした西城に近づこうとしたサキもまた同様に胸を刺し貫かれた。
バタ……
刺し貫かれたサキの胸からは大量の血が流れていた。
「たいしたことないでありんすね?やはり、坊やが一番この中では強かったみたいどすね?」
「……」
刺し貫かれたサキを見ながら俺は唖然としていた。
そして、どこからともなく心のなかのもう一人の自分が話しかけてくる。
『また、助けられないのか?』
「俺に身を預けろよ」
『助けられないのか……』
「なあ、このままだとサキも西城も死んじまうぜカヤト~?」
『わかってる……そんなのわかってる』
「なんでありんすか?その黒い霧は!?」
黒髪少女は危険を感じ後ろに飛び退く。
もう一人の俺が囁く。
「俺に身を任せろよ、カヤト。そうすれば解決してやるぜ俺が」
『救えるのか?』
「救えるとも」
『そうか……頼む』
「そうこなくちゃな!!」
心のなかのもう一人の俺におれは屈してしまった……
その瞬間、カヤトの身体から赤黒い煙が吹き荒れる。
「なんでありんすかこれは、とにかくヤバそうでありんす。散鉄剣一式!!」
黒髪少女が懐からショットガンのようなものを取り出し、カヤト向けて撃ち放つ。
ドカン!
とてつもない爆音とともにカヤトに向かって散弾が放たれる。その散弾は青い不気味な光を放っていた。
『どうでありんしょ?殺れましたかね~』
土煙が落ち着くとそこには無傷の状態のカヤトが立っていた。ただし、その目はどこか人のものではない雰囲気を漂わせていた。
『生きていましたか、あんさんもしぶといどすな~』
「……」
カヤトが愛刀を無言で横薙ぎに振るう。
『何処を切ってるでありんすか?ショックのあまり心神喪失をしたんどすかね~?ガァハ!』
黒髪少女の着物に傷がつく。
『いったいなにをしたんどすか?あんさん』
「なに?あははは!!笑わすなよ小娘ふぜいが!」
カヤトはとても気色悪い笑顔で黒髪少女を見つめていた。謎の笑い声を上げながら。
「どうしんたんどすかあんさん?さっきとはまるで人が変わったような感じであるりすけど?」
「変わった?変わったかもな!あははは!」
右手で頭を押さえながら笑い出すカヤト。その笑い声にはなにか狂気じみたものをはらんでいた。
「一式 桜」
桜の花びらのようなものが現れ、カヤトの息の根を止めんと無数の花びらが襲い掛かる。
「ぬる~な~黒ちゃん~?」
カヤトを花びらたちが包み込みその息の根を止めんとしたが効かず、カヤトはヘラヘラとしていた。
カヤトは花びらが襲い掛かってきた瞬間に、そのすべての花びらを愛刀の黑で切り裂いていたのだ。そう、花びら自身が切られたと気づくのに遅れるほどに速く。
「なんでありんすか、その速さは!?」
「そう、驚くなよ。黒ちゃん~」
「黒ちゃんではないでありんすよ!」
黒髪少女はカヤトに黒ちゃんと呼ばれ頬を赤め怒っている。
「二式 夜桜!」
「ほう?きれいだな?」
「馬鹿にするなです!!」
「なんだ~?言葉遣いがおかしくなってるぞ~?」
とことん馬鹿にしたような声でカヤトは黒ちゃんに語りかける。
それに対して黒ちゃんは大変ご立腹のようである。
地団駄を踏んでいて、かわいい。
と、サキを説得していると、サキの周りを覆っていた黒い煙がグランドピアノ近くの椅子に集まり始めた。
いったい何なのかと思いつつ、カヤトと西城は自分の獲物を取り出し臨戦態勢に入る。
カヤトは愛刀のクロを構え。
西城は呪術道具を取り出し何かを唱えている。
徐々に黒い煙が人のような形を取り始めた。
そして数瞬後、眩い光が音楽室中を埋め尽くした。
そこにいたカヤトたちはあまりの眩しさに目をつむる。
一番はじめに光によって奪われた視力が回復したのはカヤトだった。
「おや?若い坊やでありんすね~どうしたんどすか?」
カヤトは目を疑った、先程まで黒い煙が集まっていた場所に美しい黒髪の和服女性が立っていた。
「おや?よう見たらあんさんの顔見覚えがありますな~、たしかあてらを封印した少年やないどすか~?」
「だったらどうする?」
西城たちは臨戦態勢を解いていたが、カヤトだけは臨戦態勢を解いていなかった。
なぜなら、目の前にいる黒髪和服女性が呪力や霊圧をうまく隠し、はたからみれば初級妖怪程度の呪力や霊圧に感じられるようにうまく誤魔化していたからだ。
「おや?あんさんは武器納めへんのね、気づいておるん?あんさん?」
こちらを値踏みするかのような目で見てくる。
下手に嘘をつけばバレてしまいだろうから正直に言うことにした。
「ああ、気づいている」
「正直やな~あんさん、好きやでそうゆうの」
こんなことを言っているが、こいつ隙がない。
かなり上位の妖怪であるとは思うんだが、わからない。
「まぁ、言うてあんさんもまだまだやね~」
「ぐはぁ!」
「カヤトさん!?」
「カヤト!?」
一瞬、目を離したスキに背後に回り込まれカヤトは黒い刃のようなもので背中を切り裂かれる。
「急所はなんとかずらせたか……」
とは言っても、あくまで倒れるまでの時間を伸ばしただけか。
「なかなかやりますな~あんさん、殺ったと思ったんどすけどな。まさかあの一瞬で急所を避けるとは思いまへんどしたは~」
「へっ、よく言うぜ」
カヤトの背中からは止まることなく血が流れ続けている。
ちっ、さっきから傷口を塞ごうと霊力を回霊カイレイに変換して背中に循環させているが、いっこうに傷口が塞がらない。
血を流し過ぎたせいか意識が朦朧としてきた。
「おや?あんさん、なかなか倒れへんな~傷口も少しずつ塞がってきておるようやし。おかしいな~回復を抑制する毒を仕込んで攻撃したはずなんやけど」
こちらを見下しながら黒髪和服少女は小首を傾げる。
「これはおもしろいな~」
「まだ霊圧が上がるのかよ、勘弁してほしいぜ」
『どうしたのじゃ?カヤト。うぬの力が必要か?』
うるさい黙れ黒刀!
『毎回酷いの~、じゃが、今のままではお主負けるぞ?良いのか、また守れんぞ?』
うるさい。
『また、うぬを暴走させてしまうのが怖いのか?あの時のように』
黙れ。
『じゃが、このままじゃと死ぬぞ?』
わかってる、そんなこと。
「カヤト大丈夫か!回復紙」
西城はカヤトにむかって回復を助ける霊力のこもった紙札を投げつける。
「すまない西城、助かった」
西城の回復紙のおかげで先程よりは傷口の治りが早くなった。
『ふむ、焼け石に水じゃな』
「なんやあんさの仲間はん、回復呪術使えるんか?なら先にそこのきみを倒させてもらいますわ」
「そんなことをさせると思うか?」
カヤトは片手で愛刀の黑刀を構える。
その手には血が滲んでいた。
「まぁ~そうおっしゃりますよな~ただ」
一瞬にして目の前から消えた!?
「どこだ!?いやまて!西城逃げろ!!」
カヤトが振り向きざまに西城に叫び、注意を促したがすでに遅かった。
黒髪和服少女はすでに西城の背後に回り込み斬りかかろうとしていた。
「遅いどすな~」
その瞬間のカヤトの見ている世界はまるで、時がゆっくり流れているかと錯覚するほどに遅く流れていた。
「……カヤト……逃げ……」
西城が背中からは大量の出血をしながら倒れ込む。
カヤトに手を伸ばし、何かを言おうとしたようだがその声がカヤトに届くことは無かった。なぜなら黒髪少女が西城の胸を刺し貫きトドメをさしたからだ。
「西城さん!?……うぁ」
倒れふした西城に近づこうとしたサキもまた同様に胸を刺し貫かれた。
バタ……
刺し貫かれたサキの胸からは大量の血が流れていた。
「たいしたことないでありんすね?やはり、坊やが一番この中では強かったみたいどすね?」
「……」
刺し貫かれたサキを見ながら俺は唖然としていた。
そして、どこからともなく心のなかのもう一人の自分が話しかけてくる。
『また、助けられないのか?』
「俺に身を預けろよ」
『助けられないのか……』
「なあ、このままだとサキも西城も死んじまうぜカヤト~?」
『わかってる……そんなのわかってる』
「なんでありんすか?その黒い霧は!?」
黒髪少女は危険を感じ後ろに飛び退く。
もう一人の俺が囁く。
「俺に身を任せろよ、カヤト。そうすれば解決してやるぜ俺が」
『救えるのか?』
「救えるとも」
『そうか……頼む』
「そうこなくちゃな!!」
心のなかのもう一人の俺におれは屈してしまった……
その瞬間、カヤトの身体から赤黒い煙が吹き荒れる。
「なんでありんすかこれは、とにかくヤバそうでありんす。散鉄剣一式!!」
黒髪少女が懐からショットガンのようなものを取り出し、カヤト向けて撃ち放つ。
ドカン!
とてつもない爆音とともにカヤトに向かって散弾が放たれる。その散弾は青い不気味な光を放っていた。
『どうでありんしょ?殺れましたかね~』
土煙が落ち着くとそこには無傷の状態のカヤトが立っていた。ただし、その目はどこか人のものではない雰囲気を漂わせていた。
『生きていましたか、あんさんもしぶといどすな~』
「……」
カヤトが愛刀を無言で横薙ぎに振るう。
『何処を切ってるでありんすか?ショックのあまり心神喪失をしたんどすかね~?ガァハ!』
黒髪少女の着物に傷がつく。
『いったいなにをしたんどすか?あんさん』
「なに?あははは!!笑わすなよ小娘ふぜいが!」
カヤトはとても気色悪い笑顔で黒髪少女を見つめていた。謎の笑い声を上げながら。
「どうしんたんどすかあんさん?さっきとはまるで人が変わったような感じであるりすけど?」
「変わった?変わったかもな!あははは!」
右手で頭を押さえながら笑い出すカヤト。その笑い声にはなにか狂気じみたものをはらんでいた。
「一式 桜」
桜の花びらのようなものが現れ、カヤトの息の根を止めんと無数の花びらが襲い掛かる。
「ぬる~な~黒ちゃん~?」
カヤトを花びらたちが包み込みその息の根を止めんとしたが効かず、カヤトはヘラヘラとしていた。
カヤトは花びらが襲い掛かってきた瞬間に、そのすべての花びらを愛刀の黑で切り裂いていたのだ。そう、花びら自身が切られたと気づくのに遅れるほどに速く。
「なんでありんすか、その速さは!?」
「そう、驚くなよ。黒ちゃん~」
「黒ちゃんではないでありんすよ!」
黒髪少女はカヤトに黒ちゃんと呼ばれ頬を赤め怒っている。
「二式 夜桜!」
「ほう?きれいだな?」
「馬鹿にするなです!!」
「なんだ~?言葉遣いがおかしくなってるぞ~?」
とことん馬鹿にしたような声でカヤトは黒ちゃんに語りかける。
それに対して黒ちゃんは大変ご立腹のようである。
地団駄を踏んでいて、かわいい。
0
お気に入りに追加
3
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子
ちひろ
恋愛
マッサージ師にそれっぽい理由をつけられて、乳首とクリトリスをいっぱい弄られた後、ちゃっかり手マンされていっぱい潮吹きしながらイッちゃう女の子の話。
Fantiaでは他にもえっちなお話を書いてます。よかったら遊びに来てね。
寝室から喘ぎ声が聞こえてきて震える私・・・ベッドの上で激しく絡む浮気女に復讐したい
白崎アイド
大衆娯楽
カチャッ。
私は静かに玄関のドアを開けて、足音を立てずに夫が寝ている寝室に向かって入っていく。
「あの人、私が
【R-18】クリしつけ
蛙鳴蝉噪
恋愛
男尊女卑な社会で女の子がクリトリスを使って淫らに教育されていく日常の一コマ。クリ責め。クリリード。なんでもありでアブノーマルな内容なので、精神ともに18歳以上でなんでも許せる方のみどうぞ。
お嬢様、お仕置の時間です。
moa
恋愛
私は御門 凛(みかど りん)、御門財閥の長女として産まれた。
両親は跡継ぎの息子が欲しかったようで女として産まれた私のことをよく思っていなかった。
私の世話は執事とメイド達がしてくれていた。
私が2歳になったとき、弟の御門 新(みかど あらた)が産まれた。
両親は念願の息子が産まれたことで私を執事とメイド達に渡し、新を連れて家を出ていってしまった。
新しい屋敷を建ててそこで暮らしているそうだが、必要な費用を送ってくれている以外は何も教えてくれてくれなかった。
私が小さい頃から執事としてずっと一緒にいる氷川 海(ひかわ かい)が身の回りの世話や勉強など色々してくれていた。
海は普段は優しくなんでもこなしてしまう完璧な執事。
しかし厳しいときは厳しくて怒らせるとすごく怖い。
海は執事としてずっと一緒にいると思っていたのにある日、私の中で何か特別な感情がある事に気付く。
しかし、愛を知らずに育ってきた私が愛と知るのは、まだ先の話。
[恥辱]りみの強制おむつ生活
rei
大衆娯楽
中学三年生になる主人公倉持りみが集会中にお漏らしをしてしまい、おむつを当てられる。
保健室の先生におむつを当ててもらうようにお願い、クラスメイトの前でおむつ着用宣言、お漏らしで小学一年生へ落第など恥辱にあふれた作品です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる