54 / 81
第5章:ハジュン=ド・レイ
8:再燃する憎悪
しおりを挟む
以前から、ロージーはクロードやコッシローから自分の父親が何故、そんな状況に追い込まれたかは聞かされていた。しかし、当事者であるハジュン=ド・レイからの口から聞かされたことは、クロードやコッシローからの話に比べて非常に生々しい話だったのだ。その生々しさのためにロージーの半ば無理やり抑え込んでいた負の感情が、堰を切って飛び出したのである。
「悔しい……。クロッ! わたしはとても悔しいっ……!」
ロージーが喉を引き絞るように怨嗟の声をあげる。ロージーの脳裏にはあの日の光景がありありと蘇っていた。宰相:ツナ=ヨッシーが派遣した碧玉色の甲冑を着込んだ兵士たちにオベール家の屋敷が取り囲まれた。
そして、騎士とも呼べぬ自分以外を卑下するような薄気味悪い笑みを浮かべるモル=アキス。そのモル=アキスが自分の父親を連れ去っていった。そして、モル=アキスはそれだけではもの足りぬと、オベール家の屋敷を差し押さえ、自分と母親はわずかな家財のみを持たされて、火の国:イズモへ流刑となった。
哀しみと同時に怒りがロージーの心を支配していく。そして、ロージーは怒りを発奮するが如くに、その身から魔力を大量に放出するのであった。
「ロージー、落ち着けっ!」
クロードはロージーを背中側から抱きしめていた。ロージーは感情が大きく振れることがあると、それをきっかけとして、その身に宿る膨大な魔力を暴走させてしまう状態に陥る。クロードはロージーの護衛役としてオベール家に仕えるようになってから、ロージーがこのような状況に陥るのは、これで3度目であった。
1度目はオベール家で飼われていた老犬が不慮の事故で天に召された時。2度目はロージーを護るためにクロードがその身を挺した時。そのどちらにもクロードは出くわしたのであった。
ロージーが魔力を暴走させた場合、それが終わるのは、いつもロージーがその身に宿る哀しみと怒りと共に全ての魔力を吐き出した時だ。そして、その後、ロージーは一週間は寝たきりの状態に陥っていたのであった。
「ロージー! 落ち着けって言ってるだろっ! 俺の言葉が聞こえないのかっ!」
クロードがロージーを抱きしめたまま、必死にロージーへと声をかけ続ける。しかし、ロージーの瞳の色は蒼穹から暗い闇の底を思わせる黒色へと変貌を遂げていた。彼女の瞳には確かなる負の感情がありありと宿っていたのである。
「憎いっ! 憎いっ! ツナ=ヨッシー! モル=アキス! わたしが絶対に復讐してやるっ!」
「駄目だ、ロージー! この前、言ってたじゃないかっ! 『復讐からは何も生まれないわ』って。コッシローからの散々な挑発にも我慢したじゃないかっ!」
ロージーはアアアッ! と泣き叫び、押さえつけるクロードから身を離そうともがきあがく。クロードはロージーを離してたまるかと、自分の両腕に必死に力を入れる。ロージーの身から溢れる力は、とても女性のモノとは思えないほどであった。しかし、それでもなお、クロードは彼女を護るために、彼女を力いっぱいに抱きしめるのであった。
(ちゅっちゅっちゅ。ハジュンの小僧め……。魅了の魔術を使って、わざとロージーちゃんの精神状態を不安定にしたでッチュウね? まったく、いくらロージーちゃんの力の一端を知りたいからとやり過ぎなのでッチュウ……)
コッシローはクロードの左肩から振り落とされないように、必死に前足で捕まっていた。そして、右手だけを離し、どこから取り出したかわからない先端に黒い宝石がついた魔法の杖を取り出し、その小さな身から紫色の魔力を溢れさせ、詠唱を開始するのであった。
クロードはいきなり自分の左耳に、何かの魔術を行うための詠唱の文言が聞こえてきたために驚いてしまう。そして、コッシローに何をやってんだと文句を言おうとしたが、ロージーが自分の両腕の中で暴れるので、ついにはコッシローの詠唱を止めることは叶わなかったのである。
「かのモノを安らかな眠りに誘えでッチュウ……。麗しの眠り姫発動なのでッチュウ……」
コッシローの右手に持つ魔法の杖の先端部分に取り付けられた黒い宝石がコッシローの魔力を吸い込み、紫色の眼玉へと変化する。そして、その紫色の眼玉がギョロっとロージーの方に視線を向ける。紫色の眼玉からこれまた紫色をした光線が放たれて、ロージーに照射されるのであった。
紫色の光線を受けたロージーは段々と動きがゆるやかとなっていく。ばたつかせていたその身や手足はゆっくりとではあるが、動きが緩慢となっていく。そして、突然、糸が切れた人形かのように、ロージーはその場にへたりこんでしまうのであった。
「ロージー! ロージー! おい、コッシロー! てめえ、ロージーに何をしやがった!」
クロードがロージーを抱きかかえたまま、ひざを折った状態で、ロージーをやや強く揺さぶって、彼女に声をかけつつ、彼の左肩に乗っかったままのコッシローを罵倒するのであった。コッシローは魔法の杖をどこかにしまって、両手で自分の耳を抑えるのであった。
「落ち着けなのでッチュウ。ロージーちゃんには精神を安定させるための眠りの魔術をかけただけでッチュウ。1~2時間もすれば目を覚ますから、そんなに怒鳴るなでッチュウ」
「本当か!? 本当に1~2時間程度で目を覚ますのか!?」
「本当でッチュウ。『黒い湖の大魔導士は嘘をつかない』。こんなの一般常識でッチュウよ?」
コッシローの言っていることは、どうにも嘘くさいが、クロードはそれを信じる他なかった。クロードはハジュンに許可を得て、ロージーを執務室にあるソファーの上にそっと横にさせるのであった。
さらにはハジュンは執務室の仕事机の上にあった呼び鈴を右手に持ってチリンチリンと鳴らす。するとだ、2分ほどして、とある人物が執務室に入室してきたのである。
「ミサちゃんをお呼びですかニャン? ハジュンさまっ!」
「ああ、ミサくん。客人の精神状態が不安定に陥って、さらにはコッシローくんが眠りの魔術:麗しの眠り姫をかけちゃいましてね? 10月も終わりに近づいているので、厚手の毛布をもってきてほしいんですよ」
「なるほどですニャン! コッシローさまがまた粗相をしちゃったわけですニャンね? じゃあ、5分ほどお待ちしてもらっても良いですかニャン? すぐに洗い立ての高級毛布を持ってくるですニャン!」
「悔しい……。クロッ! わたしはとても悔しいっ……!」
ロージーが喉を引き絞るように怨嗟の声をあげる。ロージーの脳裏にはあの日の光景がありありと蘇っていた。宰相:ツナ=ヨッシーが派遣した碧玉色の甲冑を着込んだ兵士たちにオベール家の屋敷が取り囲まれた。
そして、騎士とも呼べぬ自分以外を卑下するような薄気味悪い笑みを浮かべるモル=アキス。そのモル=アキスが自分の父親を連れ去っていった。そして、モル=アキスはそれだけではもの足りぬと、オベール家の屋敷を差し押さえ、自分と母親はわずかな家財のみを持たされて、火の国:イズモへ流刑となった。
哀しみと同時に怒りがロージーの心を支配していく。そして、ロージーは怒りを発奮するが如くに、その身から魔力を大量に放出するのであった。
「ロージー、落ち着けっ!」
クロードはロージーを背中側から抱きしめていた。ロージーは感情が大きく振れることがあると、それをきっかけとして、その身に宿る膨大な魔力を暴走させてしまう状態に陥る。クロードはロージーの護衛役としてオベール家に仕えるようになってから、ロージーがこのような状況に陥るのは、これで3度目であった。
1度目はオベール家で飼われていた老犬が不慮の事故で天に召された時。2度目はロージーを護るためにクロードがその身を挺した時。そのどちらにもクロードは出くわしたのであった。
ロージーが魔力を暴走させた場合、それが終わるのは、いつもロージーがその身に宿る哀しみと怒りと共に全ての魔力を吐き出した時だ。そして、その後、ロージーは一週間は寝たきりの状態に陥っていたのであった。
「ロージー! 落ち着けって言ってるだろっ! 俺の言葉が聞こえないのかっ!」
クロードがロージーを抱きしめたまま、必死にロージーへと声をかけ続ける。しかし、ロージーの瞳の色は蒼穹から暗い闇の底を思わせる黒色へと変貌を遂げていた。彼女の瞳には確かなる負の感情がありありと宿っていたのである。
「憎いっ! 憎いっ! ツナ=ヨッシー! モル=アキス! わたしが絶対に復讐してやるっ!」
「駄目だ、ロージー! この前、言ってたじゃないかっ! 『復讐からは何も生まれないわ』って。コッシローからの散々な挑発にも我慢したじゃないかっ!」
ロージーはアアアッ! と泣き叫び、押さえつけるクロードから身を離そうともがきあがく。クロードはロージーを離してたまるかと、自分の両腕に必死に力を入れる。ロージーの身から溢れる力は、とても女性のモノとは思えないほどであった。しかし、それでもなお、クロードは彼女を護るために、彼女を力いっぱいに抱きしめるのであった。
(ちゅっちゅっちゅ。ハジュンの小僧め……。魅了の魔術を使って、わざとロージーちゃんの精神状態を不安定にしたでッチュウね? まったく、いくらロージーちゃんの力の一端を知りたいからとやり過ぎなのでッチュウ……)
コッシローはクロードの左肩から振り落とされないように、必死に前足で捕まっていた。そして、右手だけを離し、どこから取り出したかわからない先端に黒い宝石がついた魔法の杖を取り出し、その小さな身から紫色の魔力を溢れさせ、詠唱を開始するのであった。
クロードはいきなり自分の左耳に、何かの魔術を行うための詠唱の文言が聞こえてきたために驚いてしまう。そして、コッシローに何をやってんだと文句を言おうとしたが、ロージーが自分の両腕の中で暴れるので、ついにはコッシローの詠唱を止めることは叶わなかったのである。
「かのモノを安らかな眠りに誘えでッチュウ……。麗しの眠り姫発動なのでッチュウ……」
コッシローの右手に持つ魔法の杖の先端部分に取り付けられた黒い宝石がコッシローの魔力を吸い込み、紫色の眼玉へと変化する。そして、その紫色の眼玉がギョロっとロージーの方に視線を向ける。紫色の眼玉からこれまた紫色をした光線が放たれて、ロージーに照射されるのであった。
紫色の光線を受けたロージーは段々と動きがゆるやかとなっていく。ばたつかせていたその身や手足はゆっくりとではあるが、動きが緩慢となっていく。そして、突然、糸が切れた人形かのように、ロージーはその場にへたりこんでしまうのであった。
「ロージー! ロージー! おい、コッシロー! てめえ、ロージーに何をしやがった!」
クロードがロージーを抱きかかえたまま、ひざを折った状態で、ロージーをやや強く揺さぶって、彼女に声をかけつつ、彼の左肩に乗っかったままのコッシローを罵倒するのであった。コッシローは魔法の杖をどこかにしまって、両手で自分の耳を抑えるのであった。
「落ち着けなのでッチュウ。ロージーちゃんには精神を安定させるための眠りの魔術をかけただけでッチュウ。1~2時間もすれば目を覚ますから、そんなに怒鳴るなでッチュウ」
「本当か!? 本当に1~2時間程度で目を覚ますのか!?」
「本当でッチュウ。『黒い湖の大魔導士は嘘をつかない』。こんなの一般常識でッチュウよ?」
コッシローの言っていることは、どうにも嘘くさいが、クロードはそれを信じる他なかった。クロードはハジュンに許可を得て、ロージーを執務室にあるソファーの上にそっと横にさせるのであった。
さらにはハジュンは執務室の仕事机の上にあった呼び鈴を右手に持ってチリンチリンと鳴らす。するとだ、2分ほどして、とある人物が執務室に入室してきたのである。
「ミサちゃんをお呼びですかニャン? ハジュンさまっ!」
「ああ、ミサくん。客人の精神状態が不安定に陥って、さらにはコッシローくんが眠りの魔術:麗しの眠り姫をかけちゃいましてね? 10月も終わりに近づいているので、厚手の毛布をもってきてほしいんですよ」
「なるほどですニャン! コッシローさまがまた粗相をしちゃったわけですニャンね? じゃあ、5分ほどお待ちしてもらっても良いですかニャン? すぐに洗い立ての高級毛布を持ってくるですニャン!」
0
お気に入りに追加
22
あなたにおすすめの小説
婚約者の幼馴染?それが何か?
仏白目
恋愛
タバサは学園で婚約者のリカルドと食堂で昼食をとっていた
「あ〜、リカルドここにいたの?もう、待っててっていったのにぃ〜」
目の前にいる私の事はガン無視である
「マリサ・・・これからはタバサと昼食は一緒にとるから、君は遠慮してくれないか?」
リカルドにそう言われたマリサは
「酷いわ!リカルド!私達あんなに愛し合っていたのに、私を捨てるの?」
ん?愛し合っていた?今聞き捨てならない言葉が・・・
「マリサ!誤解を招くような言い方はやめてくれ!僕たちは幼馴染ってだけだろう?」
「そんな!リカルド酷い!」
マリサはテーブルに突っ伏してワアワア泣き出した、およそ貴族令嬢とは思えない姿を晒している
この騒ぎ自体 とんだ恥晒しだわ
タバサは席を立ち 冷めた目でリカルドを見ると、「この事は父に相談します、お先に失礼しますわ」
「まってくれタバサ!誤解なんだ」
リカルドを置いて、タバサは席を立った
R-18小説 読み切りストーリー集
うすい
恋愛
他サイトにて投稿した作品の中からフルで無料公開している作品をピックアップして投稿します。
一度ガイドライン抵触につき全作品削除されてしまいましたので、予告なく非公開にする可能性があります。
恐れ入りますが、ご了承ください。
【完結】国外追放の王女様と辺境開拓。王女様は落ちぶれた国王様から国を買うそうです。異世界転移したらキモデブ!?激ヤセからハーレム生活!
花咲一樹
ファンタジー
【錬聖スキルで美少女達と辺境開拓国造り。地面を掘ったら凄い物が出てきたよ!国外追放された王女様は、落ちぶれた国王様゛から国を買うそうです】
《異世界転移.キモデブ.激ヤセ.モテモテハーレムからの辺境建国物語》
天野川冬馬は、階段から落ちて異世界の若者と魂の交換転移をしてしまった。冬馬が目覚めると、そこは異世界の学院。そしてキモデブの体になっていた。
キモデブことリオン(冬馬)は婚活の神様の天啓で三人の美少女が婚約者になった。
一方、キモデブの婚約者となった王女ルミアーナ。国王である兄から婚約破棄を言い渡されるが、それを断り国外追放となってしまう。
キモデブのリオン、国外追放王女のルミアーナ、義妹のシルフィ、無双少女のクスノハの四人に、神様から降ったクエストは辺境の森の開拓だった。
辺境の森でのんびりとスローライフと思いきや、ルミアーナには大きな野望があった。
辺境の森の小さな家から始まる秘密国家。
国王の悪政により借金まみれで、沈みかけている母国。
リオンとルミアーナは母国を救う事が出来るのか。
※激しいバトルは有りませんので、ご注意下さい
カクヨムにてフォローワー2500人越えの人気作
お腹の子と一緒に逃げたところ、結局お腹の子の父親に捕まりました。
下菊みこと
恋愛
逃げたけど逃げ切れなかったお話。
またはチャラ男だと思ってたらヤンデレだったお話。
あるいは今度こそ幸せ家族になるお話。
ご都合主義の多分ハッピーエンド?
小説家になろう様でも投稿しています。
後妻を迎えた家の侯爵令嬢【完結済】
弓立歩
恋愛
私はイリス=レイバン、侯爵令嬢で現在22歳よ。お父様と亡くなったお母様との間にはお兄様と私、二人の子供がいる。そんな生活の中、一か月前にお父様の再婚話を聞かされた。
もう私もいい年だし、婚約者も決まっている身。それぐらいならと思って、お兄様と二人で了承したのだけれど……。
やってきたのは、ケイト=エルマン子爵令嬢。御年16歳! 昔からプレイボーイと言われたお父様でも、流石にこれは…。
『家出した伯爵令嬢』で序盤と終盤に登場する令嬢を描いた外伝的作品です。本編には出ない人物で一部設定を使い回した話ですが、独立したお話です。
完結済み!
お持ち帰り召喚士磯貝〜なんでも持ち運び出来る【転移】スキルで異世界つまみ食い生活〜
双葉 鳴|◉〻◉)
ファンタジー
ひょんなことから男子高校生、磯貝章(いそがいあきら)は授業中、クラス毎異世界クラセリアへと飛ばされた。
勇者としての役割、与えられた力。
クラスメイトに協力的なお姫様。
しかし能力を開示する魔道具が発動しなかったことを皮切りに、お姫様も想像だにしない出来事が起こった。
突如鳴り出すメール音。SNSのメロディ。
そして学校前を包囲する警察官からの呼びかけにクラスが騒然とする。
なんと、いつの間にか元の世界に帰ってきてしまっていたのだ!
──王城ごと。
王様達は警察官に武力行為を示すべく魔法の詠唱を行うが、それらが発動することはなく、現行犯逮捕された!
そのあとクラスメイトも事情聴取を受け、翌日から普通の学校生活が再開する。
何故元の世界に帰ってきてしまったのか?
そして何故か使えない魔法。
どうも日本では魔法そのものが扱えない様で、異世界の貴族達は魔法を取り上げられた平民として最低限の暮らしを強いられた。
それを他所に内心あわてている生徒が一人。
それこそが磯貝章だった。
「やっべー、もしかしてこれ、俺のせい?」
目の前に浮かび上がったステータスボードには異世界の場所と、再転移するまでのクールタイムが浮かび上がっていた。
幸い、章はクラスの中ではあまり目立たない男子生徒という立ち位置。
もしあのまま帰って来なかったらどうなっていただろうというクラスメイトの話題には参加させず、この能力をどうするべきか悩んでいた。
そして一部のクラスメイトの独断によって明かされたスキル達。
当然章の能力も開示され、家族ごとマスコミからバッシングを受けていた。
日々注目されることに辟易した章は、能力を使う内にこう思う様になった。
「もしかして、この能力を金に変えて食っていけるかも?」
──これは転移を手に入れてしまった少年と、それに巻き込まれる現地住民の異世界ドタバタコメディである。
序章まで一挙公開。
翌日から7:00、12:00、17:00、22:00更新。
序章 異世界転移【9/2〜】
一章 異世界クラセリア【9/3〜】
二章 ダンジョンアタック!【9/5〜】
三章 発足! 異世界旅行業【9/8〜】
四章 新生活は異世界で【9/10〜】
五章 巻き込まれて異世界【9/12〜】
六章 体験! エルフの暮らし【9/17〜】
七章 探索! 並行世界【9/19〜】
95部で第一部完とさせて貰ってます。
※9/24日まで毎日投稿されます。
※カクヨムさんでも改稿前の作品が読めます。
おおよそ、起こりうるであろう転移系の内容を網羅してます。
勇者召喚、ハーレム勇者、巻き込まれ召喚、俺TUEEEE等々。
ダンジョン活動、ダンジョンマスターまでなんでもあります。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる