253 / 261
第25章:七人の天使
第2話:魔皇の実力
しおりを挟む
レオナルト=ヴィッダーたちを乗せたホワイトウルフ号が南に進路を取って三日目の朝を迎えた時であった。
「うへぇ! こりゃ大船団だなっ! 100は居るんじゃねえのかっ!?」
レオナルト=ヴィッダーは五大湖の沿岸を埋め尽くしている軍船の数を見て、びっくり仰天となっていた。決して、ホワイトウルフ号を上陸させる気は無いとその船団は主張をしているかのようである。聖地から発った船はホワイトウルフ号1隻であるのに、その100倍の船の数で対応してきたのがバージニア王国である。いくらなんでも大袈裟すぎると思うレオナルト=ヴィッダーであった。
「ククッ! 我が直々に出向いてやると宣言した甲斐があったというモノだっ!」
魔皇はホワイトウルフ号の船首で仁王立ちしながら、ホワイトウルフ号を物理的に止めてみせんとしようとしている船団を睨みつける。魔皇は口の端を歪ませつつ、じゅるりとヨダレを垂れ流してしまう。そして、ひーふーみーと船団の数を数える。
「バージニア王国は123隻出してきたか……。しかし、本気で我を止めたいのであらば、この10倍を用意すべきであったなぁ!?」
魔皇はそう言い終わると同時に、ホワイトウルフ号の船首から忽然と姿を消す。レオナルト=ヴィッダーはいきなり自分の眼の前から魔皇が居なくなったことで、魔皇がどこに行ってしまったのかと、頭を上下左右に振る。
「クハハッ! まずは挨拶代わりよっ! 我の呪力の一端を知るが良いっ!」
魔皇はホワイトウルフ号の船首から、マストのてっぺんへと移動していた。そんなところに移動して、一体、何をするのかと、レオナルト=ヴィッダーたちは魔皇を凝視する他無かった。魔皇はホワイトウルフ号に乗る面々たちの衆目を集めながら、自分が今から行おうとしていることを態度で示してみせる。
魔皇は天に向かって両腕を振り上げる。そして、振り上げた両腕の先にある両手の上に、真っ黒な玉を創り出す。その玉の大きさは直径Ⅰミャートルほどであった。レオナルト=ヴィッダーは魔皇が手の上に創り出した黒い玉に既視感を覚える。そう、レオナルト=ヴィッダーも黒い玉を創り出すことが出来た。しかしながら、レオナルト=ヴィッダーは黒い玉をひとつ作るだけで、体力をごっそりと持っていかれてしまう。
魔皇は天に向かって振り上げた手の先で直径Ⅰミャートルの玉をひとつづつ作ったと思った矢先には、その黒い玉を眼の前で展開している船団に向かって、勢いよく投げ飛ばす。
「ほれほれほれっ! ガーハハッ! 船団がまるでゴミクズのようだぞっ!!」
魔皇は高笑いしながら、黒い玉を次々と生み出す。そして、生み出したばかりの黒い玉を次々と眼の前で展開している船団にぶつけまくる。直径Ⅰミャートル程の黒い玉はバージニア王国の船の船首を喰らうと同時に、そのサイズを10倍に増す。そして、その黒い玉が消えると同時に、船は前か中ほどまでの半分ほどを喰われており、大穴が空いた部分から五大湖の水が流れ込む。
魔皇がひとしきり黒い玉を投げ終わると、眼の前で展開していた船団の3分の1が五大湖の底へ向かって沈み始めていたのであった。レオナルト=ヴィッダーは背中にゾワゾワッ! と毛虫が千匹這い上がってくる感触を覚えてしまう。魔皇は眼の前に展開していた船団の3分の1を五大湖に沈めたというのに、余裕しゃくしゃくといった感じで、マストのてっぺんからふわりと船首へと降りてくる。
「あんたってひとは、とんでもないなっ!」
「ん? これくらい出来て当然であろう。何と言っても、我は魔皇であるぞ」
魔皇はまるで『貴様には出来ぬのか?』と言いたげにレオナルト=ヴィッダーにそう言ってみせる。レオナルト=ヴィッダーは魔皇の言いを挑発だとして受け取る。そして、負けず嫌いのレオナルト=ヴィッダーが次に取った行動は当然と言えば当然の行いであった。
「俺だって、黒い玉を創り出せるぜっ!」
レオナルト=ヴィッダーは船首に立つ魔皇の隣に立ち、左腕を思いっ切り前方へと突き出す。そして、左手をめいいっぱい広げ、左腕に自分の右手を添えて、そこから黒い玉が船団に向かって飛んでいくイメージを描く。レオナルト=ヴィッダーの左手の先には直径Ⅰミャートル程の黒い玉が出来上がる。それをまるで大砲から撃ち出される弾のように発射させる。
発射された黒い玉は宙で大きく膨れ上がり、その大きさを5倍に膨れさせる。大きく膨らんだ黒い玉は次々と五大湖の沿岸に浮かぶ船に大穴を開けつつ、真っ直ぐに突き進んでいく。
「ほう。やりおる。我が40隻で、貴様は8隻か。我の勝ちだな!?」
「言ってくれるぜっ! あんたは40隻沈めるのに、黒い玉を40個。俺は黒い玉1個で8隻だっ! 俺の勝ちに決まっているだろっ!」
レオナルト=ヴィッダーは甲板上で大の字になって倒れ込み、ハアハアゼエゼエ……と身体全体で呼吸をしていた。しかし、レオナルト=ヴィッダーは生来からの負けず嫌いを発揮して、魔皇に対して、強気の発言をしてみせる。
魔皇はククッ! と満足気に口から漏らす。レオナルト=ヴィッダーにそのまま寝ていろと言う。しかし、レオナルト=ヴィッダーは身体を起こし、意地を張り続ける。そんなレオナルト=ヴィッダーに好印象を持った魔皇は高笑いをしながら、レオナルト=ヴィッダーの身体を左腕で支える。
「我と貴様で、どちらのほうがより多く、船を沈められるか競争をしようではないか」
「勝った方が、負けた方にひとつ、好きなことを命令できるってことで良いか!?」
「よぉし。それで行くぞっ! さあ、素戔嗚を使いこなしてみせろっ!」
魔皇は右手を前方に伸ばす。そして、魔皇に左腕で身体を支えられたレオナルト=ヴィッダーは左手を前方に突きだす。彼らはそれぞれに突き出した手から呪力を放ち、五大湖の沿岸に展開していた船団を沈めに沈みまくる。レオナルト=ヴィッダーが魔皇と張り合いを始めてから10分も経たぬうちに、バージニア王国が用意していた船団は残すところ、3隻まで減ってしまうことになる。
「くっそっ! 残り3隻しかいねえんじゃ、どうやっても俺が逆転できねえぞっ! バージニア王国めっ! 今からでも100隻、追加で出してくれよっ!」
バージニア王国が五大湖の沿岸に展開させていた船団が残り3隻となってしまった時点で、レオナルト=ヴィッダーが魔皇に勝つ算段は無くなっていた。レオナルト=ヴィッダーは善戦したほうであるが、1発、黒い玉を撃ち出す度に、意識が天界へと飛びそうになっていた。レオナルト=ヴィッダーが撃ち出す黒い玉のサイズは魔皇の5倍であったが、魔皇は連射力でレオナルト=ヴィッダーを寄せ付けなかったのである。
「なかなか良い勝負であったぞ。我が80隻。おまえは40隻。小童にしては頑張ったほうではないか?」
「うへぇ! こりゃ大船団だなっ! 100は居るんじゃねえのかっ!?」
レオナルト=ヴィッダーは五大湖の沿岸を埋め尽くしている軍船の数を見て、びっくり仰天となっていた。決して、ホワイトウルフ号を上陸させる気は無いとその船団は主張をしているかのようである。聖地から発った船はホワイトウルフ号1隻であるのに、その100倍の船の数で対応してきたのがバージニア王国である。いくらなんでも大袈裟すぎると思うレオナルト=ヴィッダーであった。
「ククッ! 我が直々に出向いてやると宣言した甲斐があったというモノだっ!」
魔皇はホワイトウルフ号の船首で仁王立ちしながら、ホワイトウルフ号を物理的に止めてみせんとしようとしている船団を睨みつける。魔皇は口の端を歪ませつつ、じゅるりとヨダレを垂れ流してしまう。そして、ひーふーみーと船団の数を数える。
「バージニア王国は123隻出してきたか……。しかし、本気で我を止めたいのであらば、この10倍を用意すべきであったなぁ!?」
魔皇はそう言い終わると同時に、ホワイトウルフ号の船首から忽然と姿を消す。レオナルト=ヴィッダーはいきなり自分の眼の前から魔皇が居なくなったことで、魔皇がどこに行ってしまったのかと、頭を上下左右に振る。
「クハハッ! まずは挨拶代わりよっ! 我の呪力の一端を知るが良いっ!」
魔皇はホワイトウルフ号の船首から、マストのてっぺんへと移動していた。そんなところに移動して、一体、何をするのかと、レオナルト=ヴィッダーたちは魔皇を凝視する他無かった。魔皇はホワイトウルフ号に乗る面々たちの衆目を集めながら、自分が今から行おうとしていることを態度で示してみせる。
魔皇は天に向かって両腕を振り上げる。そして、振り上げた両腕の先にある両手の上に、真っ黒な玉を創り出す。その玉の大きさは直径Ⅰミャートルほどであった。レオナルト=ヴィッダーは魔皇が手の上に創り出した黒い玉に既視感を覚える。そう、レオナルト=ヴィッダーも黒い玉を創り出すことが出来た。しかしながら、レオナルト=ヴィッダーは黒い玉をひとつ作るだけで、体力をごっそりと持っていかれてしまう。
魔皇は天に向かって振り上げた手の先で直径Ⅰミャートルの玉をひとつづつ作ったと思った矢先には、その黒い玉を眼の前で展開している船団に向かって、勢いよく投げ飛ばす。
「ほれほれほれっ! ガーハハッ! 船団がまるでゴミクズのようだぞっ!!」
魔皇は高笑いしながら、黒い玉を次々と生み出す。そして、生み出したばかりの黒い玉を次々と眼の前で展開している船団にぶつけまくる。直径Ⅰミャートル程の黒い玉はバージニア王国の船の船首を喰らうと同時に、そのサイズを10倍に増す。そして、その黒い玉が消えると同時に、船は前か中ほどまでの半分ほどを喰われており、大穴が空いた部分から五大湖の水が流れ込む。
魔皇がひとしきり黒い玉を投げ終わると、眼の前で展開していた船団の3分の1が五大湖の底へ向かって沈み始めていたのであった。レオナルト=ヴィッダーは背中にゾワゾワッ! と毛虫が千匹這い上がってくる感触を覚えてしまう。魔皇は眼の前に展開していた船団の3分の1を五大湖に沈めたというのに、余裕しゃくしゃくといった感じで、マストのてっぺんからふわりと船首へと降りてくる。
「あんたってひとは、とんでもないなっ!」
「ん? これくらい出来て当然であろう。何と言っても、我は魔皇であるぞ」
魔皇はまるで『貴様には出来ぬのか?』と言いたげにレオナルト=ヴィッダーにそう言ってみせる。レオナルト=ヴィッダーは魔皇の言いを挑発だとして受け取る。そして、負けず嫌いのレオナルト=ヴィッダーが次に取った行動は当然と言えば当然の行いであった。
「俺だって、黒い玉を創り出せるぜっ!」
レオナルト=ヴィッダーは船首に立つ魔皇の隣に立ち、左腕を思いっ切り前方へと突き出す。そして、左手をめいいっぱい広げ、左腕に自分の右手を添えて、そこから黒い玉が船団に向かって飛んでいくイメージを描く。レオナルト=ヴィッダーの左手の先には直径Ⅰミャートル程の黒い玉が出来上がる。それをまるで大砲から撃ち出される弾のように発射させる。
発射された黒い玉は宙で大きく膨れ上がり、その大きさを5倍に膨れさせる。大きく膨らんだ黒い玉は次々と五大湖の沿岸に浮かぶ船に大穴を開けつつ、真っ直ぐに突き進んでいく。
「ほう。やりおる。我が40隻で、貴様は8隻か。我の勝ちだな!?」
「言ってくれるぜっ! あんたは40隻沈めるのに、黒い玉を40個。俺は黒い玉1個で8隻だっ! 俺の勝ちに決まっているだろっ!」
レオナルト=ヴィッダーは甲板上で大の字になって倒れ込み、ハアハアゼエゼエ……と身体全体で呼吸をしていた。しかし、レオナルト=ヴィッダーは生来からの負けず嫌いを発揮して、魔皇に対して、強気の発言をしてみせる。
魔皇はククッ! と満足気に口から漏らす。レオナルト=ヴィッダーにそのまま寝ていろと言う。しかし、レオナルト=ヴィッダーは身体を起こし、意地を張り続ける。そんなレオナルト=ヴィッダーに好印象を持った魔皇は高笑いをしながら、レオナルト=ヴィッダーの身体を左腕で支える。
「我と貴様で、どちらのほうがより多く、船を沈められるか競争をしようではないか」
「勝った方が、負けた方にひとつ、好きなことを命令できるってことで良いか!?」
「よぉし。それで行くぞっ! さあ、素戔嗚を使いこなしてみせろっ!」
魔皇は右手を前方に伸ばす。そして、魔皇に左腕で身体を支えられたレオナルト=ヴィッダーは左手を前方に突きだす。彼らはそれぞれに突き出した手から呪力を放ち、五大湖の沿岸に展開していた船団を沈めに沈みまくる。レオナルト=ヴィッダーが魔皇と張り合いを始めてから10分も経たぬうちに、バージニア王国が用意していた船団は残すところ、3隻まで減ってしまうことになる。
「くっそっ! 残り3隻しかいねえんじゃ、どうやっても俺が逆転できねえぞっ! バージニア王国めっ! 今からでも100隻、追加で出してくれよっ!」
バージニア王国が五大湖の沿岸に展開させていた船団が残り3隻となってしまった時点で、レオナルト=ヴィッダーが魔皇に勝つ算段は無くなっていた。レオナルト=ヴィッダーは善戦したほうであるが、1発、黒い玉を撃ち出す度に、意識が天界へと飛びそうになっていた。レオナルト=ヴィッダーが撃ち出す黒い玉のサイズは魔皇の5倍であったが、魔皇は連射力でレオナルト=ヴィッダーを寄せ付けなかったのである。
「なかなか良い勝負であったぞ。我が80隻。おまえは40隻。小童にしては頑張ったほうではないか?」
0
お気に入りに追加
184
あなたにおすすめの小説
クラスメイトの美少女と無人島に流された件
桜井正宗
青春
修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。
高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。
どうやら、漂流して流されていたようだった。
帰ろうにも島は『無人島』。
しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。
男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?
異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜
KeyBow
ファンタジー
間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。
何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。
召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!
しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・
いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。
その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。
上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。
またぺったんこですか?・・・
男女比の狂った世界で愛を振りまく
キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。
その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。
直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。
生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。
デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。
本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。
※カクヨムにも掲載中の作品です。
小さなことから〜露出〜えみ〜
サイコロ
恋愛
私の露出…
毎日更新していこうと思います
よろしくおねがいします
感想等お待ちしております
取り入れて欲しい内容なども
書いてくださいね
よりみなさんにお近く
考えやすく
男女貞操逆転世界で、自己肯定感低めのお人好し男が、自分も周りも幸せにするお話
カムラ
ファンタジー
※下の方に感想を送る際の注意事項などがございます!
お気に入り登録は積極的にしていただけると嬉しいです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
あらすじ
学生時代、冤罪によってセクハラの罪を着せられ、肩身の狭い人生を送ってきた30歳の男、大野真人(おおのまさと)。
ある日仕事を終え、1人暮らしのアパートに戻り眠りについた。
そこで不思議な夢を見たと思ったら、目を覚ますと全く知らない場所だった。
混乱していると部屋の扉が開き、そこには目を見張るほどの美女がいて…!?
これは自己肯定感が低いお人好し男が、転生した男女貞操逆転世界で幸せになるお話。
※本番はまぁまぁ先ですが、#6くらいから結構Hな描写が増えます。
割とガッツリ性描写は書いてますので、苦手な方は気をつけて!
♡つきの話は性描写ありです!
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
誤字報告、明らかな矛盾点、良かったよ!、続きが気になる! みたいな感想は大歓迎です!
どんどん送ってください!
逆に、否定的な感想は書かないようにお願いします。
受け取り手によって変わりそうな箇所などは報告しなくて大丈夫です!(言い回しとか、言葉の意味の違いとか)
作者のモチベを上げてくれるような感想お待ちしております!
スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活
昼寝部
ファンタジー
この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。
しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。
そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。
しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。
そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。
これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。
働くおじさん異世界に逝く~プリンを武器に俺は戦う!薬草狩りで世界を制す~
山鳥うずら
ファンタジー
東京に勤務している普通のおっさんが異世界に転移した。そこは東京とはかけ離れた文明の世界。スキルやチートもないまま彼は異世界で足掻きます。少しずつ人々と繋がりを持ちながら、この無理ゲーな社会で一人の冒険者として生きる話。
少し大人の世界のなろうが読みたい方に楽しめるよう創りました。テンプレを生かしながら、なろう小説の深淵を見せたいと思います。
彼はどうやってハーレムを築くのか――
底辺の冒険者として彼は老後のお金を貯められたのか――
ちょっとビターな異世界転移の物語。
特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった
なるとし
ファンタジー
鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。
特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。
武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。
だけど、その母と娘二人は、
とおおおおんでもないヤンデレだった……
第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる