上 下
235 / 261
第23章:ソフィアの言い訳

第4話:自慰にふけるソフィア

しおりを挟む
 ソフィア=グレイプはいったい、自分が何故、レオナルト殿の猛々しいおちんこさんを唇をもってして、ついばんでいるのかがわからなかった。彼女は未だ、泥酔状態から抜け出せておらず、意識が朦朧としていた。しかし、ひとつわかることは乱暴されたくなかった。それゆえにレオナルト殿に少しでも楽しんでもらって、自分への攻撃を止めてもらおうとした。

(んんっ。ついばめばついばむほど、頭の中が熱でおかしくなる。レオナルト殿のおちんこさんの先端から臭い汁が出てます……。苦くて臭いのにペロペロしたくなってしまいます……)

 ソフィア=グレイプは唇の先でチュッチュとレオナルト=ヴィッダーの尿道口を刺激しつづけた。そうすることで、レオナルト=ヴィッダーの棍棒の先からチョロチョロと粘っこい半透明の液体が溢れてくる。ソフィア=グレイプはレオナルト=ヴィッダーの先走りスペル魔の味と臭いに身体が拒否感を覚えるのだが、それとは違う感情が同時に産まれる。

(嫌なのに求めてしまいますわ。わたくしが悪いわけではないのです。こんな苦くて臭いレオナルト汁が悪いのですわ……)

 ソフィア=グレイプは心の中で言い訳しつつ、レオナルト=ヴィッダーの先走りスペル魔を堪能することになる。悪いのは全てレオナルト殿だと思うことで、自分がこうしていることに対する罪の意識を薄くさせる。

「わかるぜ、ソフィア。お前は今、俺のおちんこさんの先端をペロペロと舐めているのは、俺が無理やり、そうさせているからだと思っているだろ?」

「と、と、当然ですわ。わたくしは白鳥騎士団の副長なのです。好き好んでレオナルト殿のおちんこさんを舐めるわけがありませんわっ!」

「ああ、わかった。じゃあ、俺のおちんこさんに悪戯しなくていいぜ?」

 レオナルト=ヴィッダーはそう言うと、股間の棍棒に少しだけ呪力ちからを注ぎ込み、棍棒を下から上へと跳ね上げる。そうすることで、ソフィア=グレイプの唇の先端にあった棍棒の先端はソフィア=グレイプの鼻先へと移動してしまう。ソフィア=グレイプは鼻先に棍棒が持ってこられたことにより、より強くレオナルト殿の先走りスペル魔の臭いが鼻腔を直接刺激されることなる。

 ソフィア=グレイプの意識はその臭いでクラクラと揺れ動き、正常な判断が出来ない状況へと追いやられることになる。もっとこの苦くて臭い先走りスペル魔を味わいたいと思ってしまったのは致し方なかったことであった。

 ソフィア=グレイプは自分の鼻先に移動してしまったレオナルト殿の棍棒を左手で鷲掴みする。そして、再び唇の位置へと押し下げて、チュウチュウペロペロとレオナルト殿の尿道口を味わうことになる。

 ソフィア=グレイプの変化はそれだけでは無かった。先ほど用を足し、すっきりしたはずなのだが、卑肉とお尻の穴がムズムズしてたまらない。ソフィア=グレイプはむずがゆくなっている卑肉をズボンの布地の上から空いた右手でゆっくりと擦り始める。しかし、それがもどかしいのか刺激が足りないのか、ソフィア=グレイプは身体をもじもじとくねり始める。

「ソフィア。ここはかわやだぞ。ズボンを履いているほうがおかしいんだ。賢いソフィアならわかるだろ?」

 レオナルト=ヴィッダーは悪魔の囁きと言っても過言ではない台詞を吐く。ソフィア=グレイプは邪悪な悪魔から免罪符を発行されたことで、一度、レオナルト=ヴィッダーのおちんこさんから左手を外し、両手でズボンとショーツを一気にずり下ろす。そして、便座に尻を乗せつつ、騎士失格の烙印を押されてしまうほどに太ももを左右に広げる。

 ソフィア=グレイプは右手でレオナルト=ヴィッダーの棍棒を握りつつ、左手で直接、卑肉のやや上側にある快感のコアを左手で擦りまくる。かわやの中は常時、独特な臭気に覆われているが、その空気に混ざるように、レオナルト=ヴィッダーの先走りスペル魔の臭いと、ソフィア=グレイプの卑肉からあふれ出すラブジュースの臭いが充満していく。

 レオナルト=ヴィッダーの鼻はソフィア=グレイプのラブジュースの臭いを敏感に察知する。かわやの中は色々な臭気で溢れかえっているというのに、ソフィア=グレイプのラブジュースの臭いはそれらに負けず劣らず、自己主張が激しかった。

 レオナルト=ヴィッダーの評価では、リリベル=ユーリィのラブジュースが甘い桃汁。エクレア=シューのが酸っぱさを少し含んだ梨汁。マリア=アコナイトのはミカン汁である。そしてクルス=サンティーモのラブジュースはそれらのどれよりも刺激的な味であった。

 しかし、その4人娘を凌駕するほどの臭いを発しているのが、ソフィア=グレイプのラブジュースであった。例えるなら『腐ったチーズ臭』である。これほどまでの刺激臭であるからこそ、かわやの中に居たとしても、ソフィア=グレイプのラブジュースの臭いははっきりとレオナルト=ヴィッダーの鼻腔を刺激したのである。

「ソフィアはやらしい聖騎士パラディン様だ……。俺はますますソフィアをいじめたくなちまう」

「乱暴はしないと約束してくれたはずですわっ! わたくしは腐っても聖騎士パラディンですの。わたくしを癒しい庶民に落とさないでくださいましっ!」

 ソフィア=グレイプは聖騎士パラディンだと主張しているが、左手でレオナルト=ヴィッダーの棍棒を鷲掴みにし、唇と舌先でレオナルト=ヴィッダーの尿道口を刺激するのは止めず、さらには快感のコアをいじる右手の上下運動はどんどん早まっていっている。

 その行為にレオナルト=ヴィッダーは苦笑せざるをえなかった。このどこが聖騎士パラディンなのかと指摘してやりたい気持ちでいっぱいになる。しかし、レオナルト=ヴィッダーが何かを指摘したところで、ソフィア=グレイプは言い訳を繰り返すに決まっていた。

 彼女は泥酔状態からまだまだ覚醒していない。それが一番、彼女が今している行為の免罪符となっている。レオナルト=ヴィッダーが言葉で免罪符を与えてはいるが、それは一助になっているに過ぎない。実際のところ、ソフィア=グレイプが淫乱になりつつあるのは『アルコールの所為』といったところが大きいのだ。それではレオナルト=ヴィッダーとしては面白くない。

 心から屈服させてこそ、本当の意味での『征服』なのだ。それゆえにレオナルト=ヴィッダーから直接的にソフィア=グレイプに接触させているのはおちんこさんのみなのである。レオナルト=ヴィッダーはソフィア=グレイプが自慰にふけっているだけだという認識を持っていた。

(ソフィアがリリベルたちのように、自分の意志で俺に向かって尻肉を左右に広げて、まざまざと尻穴を見せつけるようなメスにさせるにはどうすりゃ良いんだろうな?)

 レオナルト=ヴィッダーは自慰行為にふけるソフィア=グレイプを舐めるように見下しながら、次の一手を考える……。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

男女比の狂った世界で愛を振りまく

キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。 その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。 直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。 生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。 デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。 本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。 ※カクヨムにも掲載中の作品です。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

男女比世界は大変らしい。(ただしイケメンに限る)

@aozora
ファンタジー
ひろし君は狂喜した。「俺ってこの世界の主役じゃね?」 このお話は、男女比が狂った世界で女性に優しくハーレムを目指して邁進する男の物語…ではなく、そんな彼を端から見ながら「頑張れ~」と気のない声援を送る男の物語である。 「第一章 男女比世界へようこそ」完結しました。 男女比世界での脇役少年の日常が描かれています。 「第二章 中二病には罹りませんー中学校編ー」完結しました。 青年になって行く佐々木君、いろんな人との交流が彼を成長させていきます。 ここから何故かあやかし現代ファンタジーに・・・。どうしてこうなった。 「カクヨム」さんが先行投稿になります。

男女貞操逆転世界で、自己肯定感低めのお人好し男が、自分も周りも幸せにするお話

カムラ
ファンタジー
※下の方に感想を送る際の注意事項などがございます! お気に入り登録は積極的にしていただけると嬉しいです! ーーーーーーーーーーーーーーーーーー あらすじ    学生時代、冤罪によってセクハラの罪を着せられ、肩身の狭い人生を送ってきた30歳の男、大野真人(おおのまさと)。  ある日仕事を終え、1人暮らしのアパートに戻り眠りについた。  そこで不思議な夢を見たと思ったら、目を覚ますと全く知らない場所だった。  混乱していると部屋の扉が開き、そこには目を見張るほどの美女がいて…!?  これは自己肯定感が低いお人好し男が、転生した男女貞操逆転世界で幸せになるお話。 ※本番はまぁまぁ先ですが、#6くらいから結構Hな描写が増えます。 割とガッツリ性描写は書いてますので、苦手な方は気をつけて! ♡つきの話は性描写ありです! ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 誤字報告、明らかな矛盾点、良かったよ!、続きが気になる! みたいな感想は大歓迎です! どんどん送ってください! 逆に、否定的な感想は書かないようにお願いします。 受け取り手によって変わりそうな箇所などは報告しなくて大丈夫です!(言い回しとか、言葉の意味の違いとか) 作者のモチベを上げてくれるような感想お待ちしております!

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

処理中です...