上 下
155 / 261
第16章:安息日

第4話:嫉妬心に飲まれるリリベル

しおりを挟む
 策士、策に溺れるとはまさにこのことであった。エクレア=シューの実りかけのスイカは、西行きの旅を経ることで、その柔らかさを増していたのだ。よくわかってない読者たちに説明をするとだ……。エクレア=シューの実りかけのスイカは西行きの旅が始まる前までは、まだまだ固さが取れていなかったのだ。

 とろけそうなほどに柔らかいおっぱいを生まれながらにして持っている女性は実のところ、少ないのである。愛する男にもみくちゃに揉まれまくることで、固さが段々と取れて行くものなのだ。成長段階にあるおっぱいは意外と固いのである。それはサイズに関係なくだ。

 リリベル=ユーリィは精神年齢16歳。エクレア=シューは肉体年齢18歳である。リリベル=ユーリィのBカップはともかくとして、エクレア=シューのおっぱいはGカップありながらも、まだまだ成長段階にある。それゆえに旅が始まった頃は柔らかさの中に固さを感じさせていた。

 しかし、今や、パイズリだけでレオナルト=ヴィッダーをイカセてしまうほどに、エクレア=シューの実りかけのスイカは熟成へと近づいてきていた。挟まれて揉まれるだけでレオナルト=ヴィッダーは腰砕けになってしまう。

 エクレア=シューは顔面から首元、そして実りかけのスイカの上部をイカ臭い白濁液まみれにしながら、レオナルト=ヴィッダーを叱りつけることとなる。

「ちょっと、これはノーカウントにしてほしいんです~~~! いくらなんでも挿入以外でレオン様を明け渡すのは納得できないんです~~~!」

「すまん、エクレア……。俺が情けない男なばかりに、エクレアに損させちまって……」

 レオンの竿条約的には選手交代となってしまう。エクレア=シューが先に持ち出した話ではあったが、さすがにこれはエクレア=シューが不憫すぎる。レオナルト=ヴィッダーはリリベル=ユーリィに対して、エクレア=シューをさくっとイカせるからもう少しだけ待ってほしいと願い出る。

「わかった……。じゃあ、わたしはレオがすぐにイケるようにレオのお尻の穴をイジる……」

 リリベル=ユーリィの表情は不満を表すアヒル口であった。レオンの竿条約を破る権利を持っているのがレオ自身であり、レオが続行を宣言すれば、それに物申すことはご法度となる4人娘である。リリベル=ユーリィは不承不承であるが、レオの言う通り、エクレア=シューかレオのどちらかが果てるまで、待ちぼうけとなってしまう。しかしながらも、せめて、自分の番がすぐに回ってくるようにと、エクレア=シューの尻穴を穿っているレオを手助けしようと、レオの尻穴にリリベル=ユーリィが右手の人差し指をぐりぐりと捻じ込む。

「イグッ! イグッ! リリベル様、それ以上、レオン様のお尻を刺激しちゃ、らめなのれす~~~!!」

「うぐぁ!! リリベル、やめろっ! 素戔嗚スサノオが俺を飲み込もうとしてやがるっ!」

 ふたりから同時に抗議を受けようとも、リリベル=ユーリィはレオのお尻の穴をほじくるのを止めようとはしなかった。異様に膨れ上がったレオナルト=ヴィッダーのおちんこさんでガンガンと尻穴を突かれているエクレア=シューは意識と記憶が同時に飛んでいきそうなほどの痛みと快楽が与えられる。それをどうにかやめてほしいと、レオナルト=ヴィッダーのおちんこさんを狂暴な棍棒に変えさせている根本的存在となっているリリベル=ユーリィを止めようとした。

 しかし、エクレア=シューが止めてほしいと懇願すればするほどに、リリベル=ユーリィは右手の人差し指に力を込める。リリベル=ユーリィにはエクレア=シューに対して、もうひとつ不満があった。それは体位の問題である。リリベル=ユーリィは先ほど、レオに後背位バックで突かれに突かれた。これはこれでモノ扱いされている感じがすごくて、リリベル=ユーリィは興奮を覚えるので好きなことは好きだ。

 しかし、今、エクレア=シューは正常位に近い恰好で、レオナルト=ヴィッダーに尻穴をガンガンと突かれていた。この体勢だと、必死な形相になっているレオナルト=ヴィッダーの顔を正面から見ることが出来るのだ、エクレア=シューは。それゆえに、尻穴の力加減で、レオの顔が歪んだりしていくところを観察することが出来る。

 後背位バックでは、レオのおちんこさんの硬度と脈打ちをつぶさに感じ取らないと、レオの射精管理は難しい。先ほど、リリベル=ユーリィがレオと同時に果てることに失敗した原因の半分は、レオの表情を見れなかったことだと思い込んでいたのだ。実際のところ、鍛えこまれたリリベル=ユーリィの尻穴では、リリベル=ユーリィがちょっと本気を出せば、レオは簡単に果ててしまうことに気づきもしていないリリベル=ユーリィであった。

 自分の尻穴のそういった事情を考慮せずに、正常位に似た格好でガンガン、レオに尻穴を穿たれているエクレア=シューを一方的にずるいと感じたリリベル=ユーリィはそれゆえに、どっちもさっさとイッテしまえば良いと思ってしまう。

(エクレアの尻穴がレオに突かれる度に、尻液を噴き出してるよぉぉぉ。わたし、嫉妬で狂い死にそうだよぉぉぉ)

 リリベル=ユーリィは眼尻に涙を貯めながら、エクレア=シューの尻穴にレオのおちんこさんが出入りしているのを見続けるしかなかった。スッボンズッボン! ブビビビッ! とリリベル=ユーリィの眼の前でエクレア=シューの尻穴が喜びの唄を歌っている。リリベル=ユーリィは悔しくてしょうがなかった。いくらレオのおちんこさんを4人娘の共有財産にしたとしても、レオが壊して良い尻穴は自分のものだけにしてほしかった……。

「リリベル、お待たせ……。エクレアがようやく満足したみたいだ」

 エクレア=シューは通称:マングリ返しの体勢のまま、足を元の位置に戻せぬままに、尻穴から白いマグマを噴火させ続けていた。それもそうだろう。レオナルト=ヴィッダーは素戔嗚スサノオ呪力ちからにかなりやられており、わざわざ、エクレア=シューのふくらはぎ辺りを両手で抑えこむ。エクレア=シューがぐったりとマグロのようにテントの床で寝ころぶことを許さなかったのだ。

「リリベルもこうされたいんだろ?」

 エクレア=シューが呆けた顔になりつつ、身体をかたつむりのように丸くさせられながら、尻穴から白いマグマを噴火させ続けていた。リリベル=ユーリィはごくりと喉奥に唾を飲み込んでしまう。レオが暴走一歩手前にまで来ているのは、リリベル=ユーリィは気づいていた。

 だが、リリベル=ユーリィはコクリと頭を上下させる……。

「レオ専用のおもちゃにして?」

「ははっ。何言ってやがる。リリベルは俺専用の雌豚だろ? おもちゃにするわけがないじゃないか」

 レオナルト=ヴィッダーはまさに紳士の皮を被った悪魔のような微笑みでリリベル=ユーリィに優しい言葉を投げかける。そして、レオナルト=ヴィッダーはこの後、キャンプ場の隅々までに響き渡る豚声を発するリリベル=ユーリィの唇と尻穴をこれまで以上に優しく接していく。

 彼女のまだ幼さを思わせる唇に軽い接吻せっぷんをした後、リリベル=ユーリィの両足のふくらはぎを両手で強引に抑えつつ、彼女をかたつむりのように丸くさせる。そして、眼前に持ってきたリリベル=ユーリィの尻穴に自分の唇を押し当てて、フゥ~~~と徐々に空気を充填していくのであった……。
しおりを挟む
感想 0

あなたにおすすめの小説

クラスメイトの美少女と無人島に流された件

桜井正宗
青春
 修学旅行で離島へ向かう最中――悪天候に見舞われ、台風が直撃。船が沈没した。  高校二年の早坂 啓(はやさか てつ)は、気づくと砂浜で寝ていた。周囲を見渡すとクラスメイトで美少女の天音 愛(あまね まな)が隣に倒れていた。  どうやら、漂流して流されていたようだった。  帰ろうにも島は『無人島』。  しばらくは島で生きていくしかなくなった。天音と共に無人島サバイバルをしていくのだが……クラスの女子が次々に見つかり、やがてハーレムに。  男一人と女子十五人で……取り合いに発展!?

異世界でぺったんこさん!〜無限収納5段階活用で無双する〜

KeyBow
ファンタジー
 間もなく50歳になる銀行マンのおっさんは、高校生達の異世界召喚に巻き込まれた。  何故か若返り、他の召喚者と同じ高校生位の年齢になっていた。  召喚したのは、魔王を討ち滅ぼす為だと伝えられる。自分で2つのスキルを選ぶ事が出来ると言われ、おっさんが選んだのは無限収納と飛翔!  しかし召喚した者達はスキルを制御する為の装飾品と偽り、隷属の首輪を装着しようとしていた・・・  いち早くその嘘に気が付いたおっさんが1人の少女を連れて逃亡を図る。  その後おっさんは無限収納の5段階活用で無双する!・・・はずだ。  上空に飛び、そこから大きな岩を落として押しつぶす。やがて救った少女は口癖のように言う。  またぺったんこですか?・・・

男女比の狂った世界で愛を振りまく

キョウキョウ
恋愛
男女比が1:10という、男性の数が少ない世界に転生した主人公の七沢直人(ななさわなおと)。 その世界の男性は無気力な人が多くて、異性その恋愛にも消極的。逆に、女性たちは恋愛に飢え続けていた。どうにかして男性と仲良くなりたい。イチャイチャしたい。 直人は他の男性たちと違って、欲求を強く感じていた。女性とイチャイチャしたいし、楽しく過ごしたい。 生まれた瞬間から愛され続けてきた七沢直人は、その愛を周りの女性に返そうと思った。 デートしたり、手料理を振る舞ったり、一緒に趣味を楽しんだりする。その他にも、色々と。 本作品は、男女比の異なる世界の女性たちと積極的に触れ合っていく様子を描く物語です。 ※カクヨムにも掲載中の作品です。

小さなことから〜露出〜えみ〜

サイコロ
恋愛
私の露出… 毎日更新していこうと思います よろしくおねがいします 感想等お待ちしております 取り入れて欲しい内容なども 書いてくださいね よりみなさんにお近く 考えやすく

男女比世界は大変らしい。(ただしイケメンに限る)

@aozora
ファンタジー
ひろし君は狂喜した。「俺ってこの世界の主役じゃね?」 このお話は、男女比が狂った世界で女性に優しくハーレムを目指して邁進する男の物語…ではなく、そんな彼を端から見ながら「頑張れ~」と気のない声援を送る男の物語である。 「第一章 男女比世界へようこそ」完結しました。 男女比世界での脇役少年の日常が描かれています。 「第二章 中二病には罹りませんー中学校編ー」完結しました。 青年になって行く佐々木君、いろんな人との交流が彼を成長させていきます。 ここから何故かあやかし現代ファンタジーに・・・。どうしてこうなった。 「カクヨム」さんが先行投稿になります。

男女貞操逆転世界で、自己肯定感低めのお人好し男が、自分も周りも幸せにするお話

カムラ
ファンタジー
※下の方に感想を送る際の注意事項などがございます! お気に入り登録は積極的にしていただけると嬉しいです! ーーーーーーーーーーーーーーーーーー あらすじ    学生時代、冤罪によってセクハラの罪を着せられ、肩身の狭い人生を送ってきた30歳の男、大野真人(おおのまさと)。  ある日仕事を終え、1人暮らしのアパートに戻り眠りについた。  そこで不思議な夢を見たと思ったら、目を覚ますと全く知らない場所だった。  混乱していると部屋の扉が開き、そこには目を見張るほどの美女がいて…!?  これは自己肯定感が低いお人好し男が、転生した男女貞操逆転世界で幸せになるお話。 ※本番はまぁまぁ先ですが、#6くらいから結構Hな描写が増えます。 割とガッツリ性描写は書いてますので、苦手な方は気をつけて! ♡つきの話は性描写ありです! ーーーーーーーーーーーーーーーーーー 誤字報告、明らかな矛盾点、良かったよ!、続きが気になる! みたいな感想は大歓迎です! どんどん送ってください! 逆に、否定的な感想は書かないようにお願いします。 受け取り手によって変わりそうな箇所などは報告しなくて大丈夫です!(言い回しとか、言葉の意味の違いとか) 作者のモチベを上げてくれるような感想お待ちしております!

スライム10,000体討伐から始まるハーレム生活

昼寝部
ファンタジー
 この世界は12歳になったら神からスキルを授かることができ、俺も12歳になった時にスキルを授かった。  しかし、俺のスキルは【@&¥#%】と正しく表記されず、役に立たないスキルということが判明した。  そんな中、両親を亡くした俺は妹に不自由のない生活を送ってもらうため、冒険者として活動を始める。  しかし、【@&¥#%】というスキルでは強いモンスターを討伐することができず、3年間冒険者をしてもスライムしか倒せなかった。  そんなある日、俺がスライムを10,000体討伐した瞬間、スキル【@&¥#%】がチートスキルへと変化して……。  これは、ある日突然、最強の冒険者となった主人公が、今まで『スライムしか倒せないゴミ』とバカにしてきた奴らに“ざまぁ”し、美少女たちと幸せな日々を過ごす物語。

特殊部隊の俺が転生すると、目の前で絶世の美人母娘が犯されそうで助けたら、とんでもないヤンデレ貴族だった

なるとし
ファンタジー
 鷹取晴翔(たかとりはると)は陸上自衛隊のとある特殊部隊に所属している。だが、ある日、訓練の途中、不慮の事故に遭い、異世界に転生することとなる。  特殊部隊で使っていた武器や防具などを召喚できる特殊能力を謎の存在から授かり、目を開けたら、絶世の美女とも呼ばれる母娘が男たちによって犯されそうになっていた。  武装状態の鷹取晴翔は、持ち前の優秀な身体能力と武器を使い、その母娘と敷地にいる使用人たちを救う。  だけど、その母と娘二人は、    とおおおおんでもないヤンデレだった…… 第3回次世代ファンタジーカップに出すために一部を修正して投稿したものです。

処理中です...