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第18章:黄金郷

第5話:オカズタイム

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「今回のオカズはどんなポーズが良い? さっきタケルお兄ちゃんを散々になじったから、いつもより大胆なポーズでも我慢……する」

「そんなこと言っていいのか? お前のお兄ちゃんはド変態なんだぞ? エーリカの尻に穴が開くほどにじっくり見ちまうぞ?」

 タケルは冗談交じりにそう言うのであった。エーリカからのオカズの提供はあくまでも無い胸周りであった。いくら無い胸と言えども、毎回、エーリカは顔から火が出そうなほどに顔を真っ赤にしていた。タケルはエーリカが間違った方向に行かないための道しるべとしての役目を担おうとした。

「タケル……お兄ちゃん。こっちに……きて?」

「はいはい。皆に見られないところに移動しような」

 タケルはエーリカに手を引かれ、誰からも見られない死角へと移動する。そこは色々な農具が収められている農具置き場の小屋であった。その小屋からはこれでもかというくらいに農具が散乱していた。タケルは管理がなっちゃいないなと思ってしまう。オダーニ村でこんな農具の扱われ方が判明しようものなら、セツラのパパである村長のカネサダ=キュウジョウが村人全員を集めて、大説教大会が開催されてしまう。

「おっと、エーリカ、大丈夫か?」

 タケルの危惧した通り、散らばる農具に足を引っかけて、エーリカがその小屋の中で転んでしまう。タケルはしっかり皆を叱らなければならないと思うのであった。だが、その想いはエーリカのとある行為で無理やりに中断させられてしまう。

「タケルお兄ちゃん、はい、オカズ……」

「ちょっと待ってくれっ!? あれはエーリカが過激なことをしないようにっていう戒めをこめてだな!?」

「女の子が勇気を振り絞って、オカズになってるん……だよ?? 道徳の話はタケルお兄ちゃんがオカズをしっかり取ってからにして……ほしい」

 エーリカが恥じらいを覚えて、今にも泣きそうな声を口から漏らしていた。タケルは少しだけ思い悩む。可愛い妹が恥と感じる時間を少しでも減らそうと努力する方向に動く。

「タケルお兄ちゃんのエッチ……」

「う、うるせぇ!? その眼にオカズを焼きつけろって命令したのはエーリカだろ?」

「オカズにして良いって言ったけど、この場でオカズにしてほしいって言ったわけじゃないもん……」

 エーリカは農具置き場の床で四つん這いになり、さらにはズボンをずり降ろした状態でタケルにお尻を突き出していた。タケルはエーリカのショーツから見え隠れしているお尻の谷間に意識を集中し、さらには摩擦で神鳴りが起きてしまいかねない勢いで、おちんこさんをこすり上げていた。

 エーリカとタケルのオカズ条約に関して、とあるルールがあった。エーリカの身にタケルが決して直接触れないことであった。タケルの眼の前には可愛らしいお尻が薄い布一枚で覆われている状態であった。タケルはそのショーツに穴が開かんばかりに目力めぢからを強めた。

 エーリカはその視線が物理的な感触に感じてしまう。タケルがハァハァ……と荒い呼吸をし、おちんこさんを力強くしごく。そうすることで身体が動き、それに連動して眼が動く。その眼が動くことで、視線も動く。視線が動くことでエーリカのお尻はプルンと可愛らしく動く。

「タケルお兄ちゃんが触ってないのに、目力めぢからでお尻が揺れちゃう……」

「ぐっ! エーリカの天使の小尻をもみくちゃにしてやりてぇぇぇ!」

「だーめ……。御障り厳禁って言ったのははタケルお兄ちゃんからでしょ? お兄ちゃんが妹に言った約束を破る気?」

「ぐぁぁぁ! あの時の紳士面した俺をぶん殴ってやりてぇ! エーリカ頼む! こんなこと言ったら、本気でただのド変態のはわかってる!」

「タケルお兄ちゃんが言いたいことは言われなくてもわかってるつもりぃぃぃ。でも、そこをあたしが自主的に見せちゃったら、あたしが将来の旦那様に申し訳なくなっちゃうもん~~~」

 タケルはお触り厳禁ならば、せめて、エーリカのお尻の穴を見せてほしいと言いかけた。だが、エーリカはタケルよりも上手うわてであった。エーリカはタケルお兄ちゃんの目力めぢからでショーツに穴が開いてしまわぬようにと、右手をショーツの上に当てる。タケルはその手が邪魔だとばかりに正座の状態から身体を捻じらせる。

「タケルお兄ちゃんのバー――カ。変態、ド変態ぃぃぃ。お兄ちゃん失格ぅぅぅ」

「この小悪魔めっ! そんなこと言うなら、エーリカの説教タイムは無くしてもいいんだぞ!?」

「そうなったら、あたしがタケルお兄ちゃんにオカズを提供することも無くなっちゃうなぁ~~~」

「くっそぉぉぉ! 俺は妹にすら完敗するのかっ!」

 タケルお兄ちゃんの痴態を散々に味わいつくしたエーリカは、そろそろご褒美を解禁する。両手を用いてショーツを下へとずらす。その途端、タケルお兄ちゃんの身体から発せされていた気迫が鬼迫へと変換されたのだ。タケルの身体のあちこちに変化が起きていた。タケルは先祖返りジュウジンモードを発動していた。

 だが、タケルはよくよくエーリカに躾けられたわんちゃんであった。タケルは一歩もそこから前に出ることはなく、エーリカのお尻に尻穴以外の穴が開くほどに凝視した。

「はい。じっくり見てね? 紳士でド変態のタケルお兄ちゃんっ」

 エーリカは天使の小尻に別の穴が開く前に、すでに開いている穴がどこなのかわかりやすいように、両手でお尻の肉を左右に引っ張ってみせる。タケルの視線はエーリカが産まれながらにして持っている神秘的な菊の花の形をしている小さすぎる穴へと一点集中する。

「はぁはぁ……。俺はエーリカのその穴を蹂躙したいよ……」

「だーめっ! タケルお兄ちゃんが出来るのは、あたしのお尻の穴をオカズにすることまでねっ!」

「くっ! せめて、この離れた場所からエーリカの尻穴を孕ませてやるっ!」

 タケルはそう言うと、エーリカの天使の小尻にある可愛らしい尻穴に向けて、真っ白でドロドロな魔液を発射する。エーリカはタケルお兄ちゃんの熱い魔液によって、天使のお尻全体をを刺激される。エーリカは唇を思いっ切り噛みしめ、タケルお兄ちゃんの熱すぎる情熱を脳内にまで伝播させた。

「タケルお兄ちゃんのけだもの~~~」

「う、うるせぇ……。いや、これどうしようかな。今すぐ、農作業に戻れるほどの体力が戻ってこないかもしれん」

「コッサンが激怒するかもしれないけど、たまった疲れの上から残暑にやられたって言い訳しとく?」

「それじゃ、エーリカだけがコッサンになじられるだけだろ。俺がエーリカの誘いを断れなかったのがそもそも悪いんだからさっ」

「え? あたしも農作業に戻らないわよ? タケルお兄ちゃん、何言ってんの?」

「え? それってどういうことだ??」

「自分の体臭って自分ではよくわからないって言うもんね~~~。タケルお兄ちゃんは気付いていなかもしれないけど、ここを立ち入り禁止にしなきゃならないくらいに、タケルお兄ちゃんの匂いで充満してるわよ?」

「マジかよ……。エーリカに言われなきゃ、エーリカにとんでもない恥をかかせてたな」

「うん、その通り。この小屋を出たら、ひと目につかないように温泉にまで移動して、お尻にべったりくっついてるタケルお兄ちゃんのを洗い流さないとだもん。だから、あたしも後でコッサンにこっぴどく叱られることになるわ」
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