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第9章:移り変わる世界
第2話:神託の巫女の隠しごと
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宮殿の儀式の間は文字通りに酒池肉林の地獄絵図と化していた。覇王の股間から生える800匹の蛇たちがその身体と先端部分を用いて、100人の女性たちを凌辱しまくるのであった。そのウネウネと動く身で、女性たちの身体の隅々をのたうち回ることで、女性たちはこの世では味わえぬ快感に溺れることとなる。そして、口と耳の穴、そして鼻の穴、さらには股間にある前の穴と尻の穴へと散々に覇王の白濁液を注ぎ込まれる。
彼女たちの身体で清楚な部分はどこにも無かったといえるほどに覇王の蹂躙は三日三晩続くこととなる。だが、そんな状況下においても、神託の巫女だけは一切、覇王に穢されることはなかった。しかしながら、その三日三晩にも及ぶ酒池肉林が終わりを迎えようとした時、ひとりの女性が宮殿にある儀式の間へと足を踏み入れることとなる。
「シノジ様。そんなひとやま金貨10枚程度の女性たちを相手にしてばかりでは飽いてしまうでしょ? わたくしがやってきたのです。わたくしの身を存分に味わってほしいのですわよ」
「くははっ! アイナよ。今の我は神力に満ち溢れておる。今の我を受け入れようとすれば、アイナを壊してしまいかねん」
その言葉を受けて、アイナは唇をアヒルの口のようにしながら不満をあらわにしてしまう。散々に他の女性で楽しんでおきながら、自分を相手にしてくれない覇王を憎らしく感じてしまう。しかしそんな彼女であったが、頭の中はほどほどに冷静であった。そして、ぐるっと儀式の間を見渡し、その中でひとりだけ、覇王様に穢されずにいる女性を見つけてしまうのであった。
「あら? 貴女だけ無事なのはどういうことかしら? お目こぼしをいただけたの?」
アイナ=ワトソンが声をかけた人物は神託の巫女であった。彼女だけは他の女性とは違い、儀式用の薄手の布地に身を包んでいる状態であった。アイナ=ワトソンは興味深そうに彼女の顔をジロジロと見て、彼女が何者なのかを思い出すに至る。
「ア、アイナ=ワトソン! わらわを恨んでおるのか!?」
「ああ……。貴女でしたわね……。わたくしをシノジ様の嫁として推してくれたのは。貴女には感謝しておりますわ、ええ、とっても」
神託の巫女は腰が抜けていたために、慌てふためいてみたものの、その場から逃げ出すことは出来なかった。そして、足をばたつかせながら、アイナ=ワトソンから少しづつ距離を開けようとする。そんな彼女に向かって、アイナ=ワトソンは可笑しそうにクスクスと笑ってみせる。そんな笑顔のアイナ=ワトソンとは対照的に神託の巫女は涙を流しながら、恐怖で顔が染まり切っていた。
この儀式の間における酒池肉林を散々に見せつけられて、神託の巫女は精神が崩壊する寸前にまで追い込まれていた。そして、それを為した覇王を復活させた張本人であるアイナ=ワトソンが自分の顔をじっくりねっとりと覗き込んでくる。神託の巫女の精神が瓦解するまであと一歩まで来ていた。
「そんなに怖がることなんてありませんわ。わたくしは本当に貴女に感謝しておりますもの」
「そ、そうなのか!? では、わらわを助けてくれるのかえ!?」
神託の巫女は震える両手でアイナ=ワトソンの二の腕を掴んでみせる。そしてアイナ=ワトソンは彼女の右手にそっと自分の左手を添えて、一度、眼を閉じてみせる。だが、アイナ=ワトソンがまぶたを開いたと同時に神託の巫女が流す涙の量は一気に3倍へと膨れ上がったのだ。
アイナ=ワトソンの眼には明らかに神託の巫女を見下す光が宿っていたのである。そしてアイナ=ワトソンはクフックフッ! と歪む口から笑みを零し、次の瞬間には彼女が自分の二の腕に回されている神託の巫女の両手を振り払ってしまう。さらには神託の巫女の顎先を右手で掴み、彼女の左頬に向かって、ベッ! と唾を吐きかける。
「貴女がシノジ様からの寵愛を受けれない理由がわかってしまいましたわ。シノジ様がこんな性根の腐った女の相手をするわけがありませんもの。貴女の相手には犬畜生がお似合いですわね」
「クハハッ! さすがは我の女也。そいつは我を復活させるほどの神力を持ち得ながらも、アイナ=ワトソン、お前に我の相手をさせたのである。こやつは自分の身可愛さにアイナを国主に売った女也」
神託の巫女は顔面蒼白となっていた。覇王:シノジ=ダイクーンを復活させるには魔力ではなく、神力を宿した女性が犠牲になる必要性があった。そして、神託の巫女自身にも、覇王:シノジ=ダイクーンを復活させるだけの資格を有していたのである。だが、思い悩む神託の巫女の前にアイナ=ワトソンという存在が現れた。彼女は神託の巫女の3倍以上もの神力をその身に宿していたのだ。
自分が覇王復活の儀式を行えば、間違いなく廃人と化していただろう。だが、アイナ=ワトソンはそうはならなかった。自分の選択は間違っていないと言い聞かせつづけてきた神託の巫女であった。だが、その後ろめたい気持ちをついにアイナ=ワトソン本人に知られてしまったのだ、神託の巫女は。
「わらわは間違っていない、間違っていない……」
神託の巫女は自分の身を抱えこむように両手を自分の二の腕部分へと回し、その手に力をこめていく。そして、猫背になりながら、段々と小さく丸まっていく。自分は悪くない、悪くないと言い聞かせ、精神が崩壊しないようにと務めるのであった。
「間違ってなヒギィッ!!」
彼女は尻の穴に激痛を感じて、今の今まで丸めていた背中を海老ぞりさせてしまう。段々と暗くなっていく視界と意識を無理やりに覚醒させられたのだ。それを為したのはアイナ=ワトソンであった。彼女は手ごろなサイズの木製の棒を見つけて、それを神託の巫女の尻の穴にぶっ刺したのである。そしてあろうことか、悲鳴を上げる神託の巫女を無視して、アイナ=ワトソンはぐりぐりと木製の棒を神託の巫女の尻の穴奥深くへ捻じ込んでいく。
「ふふっ。シノジ様。この女をわたくしにくださいな? わたくしが立派に仕立てあげますわよ」
「ふむっ。好きにするが良い、アイナよ。しかし、そいつはアイナの次に神力をその身に宿す女也。本気で犬畜生に与えぬようにな?」
覇王:シノジ=ダイクーンはそうアイナ=ワトソンに告げると、ようやく大理石の台座から尻を上げて、儀式の間からゆっくりと立ち去っていく。そんな覇王の背に向かって、ニッコリと微笑んだアイナ=ワトソンが次のように言ってのける。
「はい、わかりましたわ。シノジ様好みの女になるように教育させるだけで済ませておきますわ」
「い、嫌じゃ、わらわは壊れたくないのじゃ!」
「ふふっ……。わがままばかり言わないことですわよ? お尻の次は前の穴ですわ。さあ、棒でこじ開けられるか、それともわたくしの弟であるワット=ワトソンの筆おろし。どちらになさいます?」
彼女たちの身体で清楚な部分はどこにも無かったといえるほどに覇王の蹂躙は三日三晩続くこととなる。だが、そんな状況下においても、神託の巫女だけは一切、覇王に穢されることはなかった。しかしながら、その三日三晩にも及ぶ酒池肉林が終わりを迎えようとした時、ひとりの女性が宮殿にある儀式の間へと足を踏み入れることとなる。
「シノジ様。そんなひとやま金貨10枚程度の女性たちを相手にしてばかりでは飽いてしまうでしょ? わたくしがやってきたのです。わたくしの身を存分に味わってほしいのですわよ」
「くははっ! アイナよ。今の我は神力に満ち溢れておる。今の我を受け入れようとすれば、アイナを壊してしまいかねん」
その言葉を受けて、アイナは唇をアヒルの口のようにしながら不満をあらわにしてしまう。散々に他の女性で楽しんでおきながら、自分を相手にしてくれない覇王を憎らしく感じてしまう。しかしそんな彼女であったが、頭の中はほどほどに冷静であった。そして、ぐるっと儀式の間を見渡し、その中でひとりだけ、覇王様に穢されずにいる女性を見つけてしまうのであった。
「あら? 貴女だけ無事なのはどういうことかしら? お目こぼしをいただけたの?」
アイナ=ワトソンが声をかけた人物は神託の巫女であった。彼女だけは他の女性とは違い、儀式用の薄手の布地に身を包んでいる状態であった。アイナ=ワトソンは興味深そうに彼女の顔をジロジロと見て、彼女が何者なのかを思い出すに至る。
「ア、アイナ=ワトソン! わらわを恨んでおるのか!?」
「ああ……。貴女でしたわね……。わたくしをシノジ様の嫁として推してくれたのは。貴女には感謝しておりますわ、ええ、とっても」
神託の巫女は腰が抜けていたために、慌てふためいてみたものの、その場から逃げ出すことは出来なかった。そして、足をばたつかせながら、アイナ=ワトソンから少しづつ距離を開けようとする。そんな彼女に向かって、アイナ=ワトソンは可笑しそうにクスクスと笑ってみせる。そんな笑顔のアイナ=ワトソンとは対照的に神託の巫女は涙を流しながら、恐怖で顔が染まり切っていた。
この儀式の間における酒池肉林を散々に見せつけられて、神託の巫女は精神が崩壊する寸前にまで追い込まれていた。そして、それを為した覇王を復活させた張本人であるアイナ=ワトソンが自分の顔をじっくりねっとりと覗き込んでくる。神託の巫女の精神が瓦解するまであと一歩まで来ていた。
「そんなに怖がることなんてありませんわ。わたくしは本当に貴女に感謝しておりますもの」
「そ、そうなのか!? では、わらわを助けてくれるのかえ!?」
神託の巫女は震える両手でアイナ=ワトソンの二の腕を掴んでみせる。そしてアイナ=ワトソンは彼女の右手にそっと自分の左手を添えて、一度、眼を閉じてみせる。だが、アイナ=ワトソンがまぶたを開いたと同時に神託の巫女が流す涙の量は一気に3倍へと膨れ上がったのだ。
アイナ=ワトソンの眼には明らかに神託の巫女を見下す光が宿っていたのである。そしてアイナ=ワトソンはクフックフッ! と歪む口から笑みを零し、次の瞬間には彼女が自分の二の腕に回されている神託の巫女の両手を振り払ってしまう。さらには神託の巫女の顎先を右手で掴み、彼女の左頬に向かって、ベッ! と唾を吐きかける。
「貴女がシノジ様からの寵愛を受けれない理由がわかってしまいましたわ。シノジ様がこんな性根の腐った女の相手をするわけがありませんもの。貴女の相手には犬畜生がお似合いですわね」
「クハハッ! さすがは我の女也。そいつは我を復活させるほどの神力を持ち得ながらも、アイナ=ワトソン、お前に我の相手をさせたのである。こやつは自分の身可愛さにアイナを国主に売った女也」
神託の巫女は顔面蒼白となっていた。覇王:シノジ=ダイクーンを復活させるには魔力ではなく、神力を宿した女性が犠牲になる必要性があった。そして、神託の巫女自身にも、覇王:シノジ=ダイクーンを復活させるだけの資格を有していたのである。だが、思い悩む神託の巫女の前にアイナ=ワトソンという存在が現れた。彼女は神託の巫女の3倍以上もの神力をその身に宿していたのだ。
自分が覇王復活の儀式を行えば、間違いなく廃人と化していただろう。だが、アイナ=ワトソンはそうはならなかった。自分の選択は間違っていないと言い聞かせつづけてきた神託の巫女であった。だが、その後ろめたい気持ちをついにアイナ=ワトソン本人に知られてしまったのだ、神託の巫女は。
「わらわは間違っていない、間違っていない……」
神託の巫女は自分の身を抱えこむように両手を自分の二の腕部分へと回し、その手に力をこめていく。そして、猫背になりながら、段々と小さく丸まっていく。自分は悪くない、悪くないと言い聞かせ、精神が崩壊しないようにと務めるのであった。
「間違ってなヒギィッ!!」
彼女は尻の穴に激痛を感じて、今の今まで丸めていた背中を海老ぞりさせてしまう。段々と暗くなっていく視界と意識を無理やりに覚醒させられたのだ。それを為したのはアイナ=ワトソンであった。彼女は手ごろなサイズの木製の棒を見つけて、それを神託の巫女の尻の穴にぶっ刺したのである。そしてあろうことか、悲鳴を上げる神託の巫女を無視して、アイナ=ワトソンはぐりぐりと木製の棒を神託の巫女の尻の穴奥深くへ捻じ込んでいく。
「ふふっ。シノジ様。この女をわたくしにくださいな? わたくしが立派に仕立てあげますわよ」
「ふむっ。好きにするが良い、アイナよ。しかし、そいつはアイナの次に神力をその身に宿す女也。本気で犬畜生に与えぬようにな?」
覇王:シノジ=ダイクーンはそうアイナ=ワトソンに告げると、ようやく大理石の台座から尻を上げて、儀式の間からゆっくりと立ち去っていく。そんな覇王の背に向かって、ニッコリと微笑んだアイナ=ワトソンが次のように言ってのける。
「はい、わかりましたわ。シノジ様好みの女になるように教育させるだけで済ませておきますわ」
「い、嫌じゃ、わらわは壊れたくないのじゃ!」
「ふふっ……。わがままばかり言わないことですわよ? お尻の次は前の穴ですわ。さあ、棒でこじ開けられるか、それともわたくしの弟であるワット=ワトソンの筆おろし。どちらになさいます?」
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