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第8章:トルメキア王国

第9話R:鼻腔

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「ペロッ。これがおちんこさんの味」

 アリス=アンジェラは顔に押し付けられたニコルのおちんこさんを可愛らしい舌でチロチロと舐める。半向けのおちんこさんの先端に舌の先端を押し入れ、そこに溜まったチンカスを舐めとる。アリス=アンジェラの舌先がビリビリと強く痺れると同時に、アリス=アンジェラの鼓動はドックン! ドックン! と強く跳ね上がる。

 この臭くてニュルッとした固形物をもっと味わいたいと思ったアリス=アンジェラは、左手の人差し指と親指で小さすぎるニコルのおちんこさんを摘まみ、角度を調整する。亀頭が半分、皮で包まれているために、その隙間に無理やり舌先をねじ込むしかなかった。

 ニコルは亀頭の周りをチロチロと舐め上げられるだけで、腰砕けになってしまう。いくら勃起したところで粗末すぎるおちんこさんと言えども、執拗に亀頭の周りを舐め上げられれば、こうなってしまうのは必然であった。それゆえにニコルは今までの威勢がどこかに吹き飛んだかのように、アリス=アンジェラに対して、謝罪の言葉を口にする。

「ダメなのデス。これはボクのおちんこさんなのデス……」

「殺生ですぅぅぅ。それ以上、舐めないでほしいのですぅぅぅ!」

「じゃあ、舐めるのはやめて食べてあげるのデス……」

 アリス=アンジェラは自分の人差し指サイズしかないニコルのおちんこさんの先端をその形の良い唇でチュッチュと数度ついばむ。それだけでニコルはベッドの上に後ろから倒れてしまうほどの電流がお尻から腰、背中を駆け上る。そしてその電流は、首を震わせ、さらにはニコルの脳内の回線を焼き切ってしまう。

 アリス=アンジェラの前にニコルのほうが先に馬鹿になってしまった。今まで接してきたお嬢様たちは、ニコルがいくら威勢を張ろうが、粗末なおちんこさんを見るや否や、ニコルから主導権を奪ってしまった。なんら、恐れを抱かせることは無いサイズなのだ、ニコルのおちんこさんは。

 まだニコルのおちんこさんがアリス=アンジェラの親指サイズなら良かったのかもしれない。先ほどは人差し指サイズと言ったが、アリス=アンジェラがニコルのおちんこさんの先端を唇でチュッチュと接吻せっぷんしてみれば、委縮してしまったかのように、小指サイズへと収縮していく。

 サイズ自体は減少してしまったが、おちんこさんに集まる血液が凝縮されることで、ニコルのおちんこさんはサイズと反比例するように、硬度は鋼鉄ほどになっていた。これは男性なら誰しもが理解してくるだろう。

 おちんこさんのサイズが膨れ上がれば膨れ上がるほど、逆に硬度は下がってしまう。そして、粗末なおちんこさんでありながらも、女性が驚くほどの固さを誇る場合もある。これは全てのおちんこさんに当てはまるわけではないが、統計上の傾向として、はっきりと判明していることである。

 アリス=アンジェラはこのニコルのおちんこさんの変化を指だけでなく、唇でも楽しむことになる。今や、ニコルは恥ずかしさゆえか、ベッドの上に背中をつけつつ、両手で顔を隠していた。しかし、アリス=アンジェラが指先と唇でニコルのおちんこさんをイタズラすればするほど、ニコルの頭についている狼耳はピクピククピクッ! と過剰に反応している。

 アリス=アンジェラは余裕たっぷりの表情で、ニコルのその狼耳の動きを眼で追っていた。ニコルの亀頭と皮の隙間に人差し指をねじ込むと、ニコルは思わず、お尻を浮き上がらせて、もっといじってほしそうな所作をしてくる。

「どうしたんデス? 最初の勢いはどこに消えてしまったのデス?」

「あ、あ、アリス様がいけないのですぅぅぅ。今までのお嬢様たちは、僕の粗末なおちんこさんを靴の裏で踏んづけるばかりなのに、アリス様はお優しすぎるのですぅぅぅ!!」

「こんな可愛らしおちんこさんを踏んづけるなんて、ひどい女性もいるんデスネェ……。アリスは思わず、食べたくなっちゃうのデスゥゥゥ」

「うぐぅぅぅ!!」

 ニコルは思わず、イキそうになってしまう。それもそうだろう。アリス=アンジェラがついにニコルの粗末なおちんこさんをパックンチョしてしまかったからだ。しかも、それだけではない。アリス=アンジェラは左手の人差し指でニコルのケツ穴を軽く刺激したのである。

 ニコルは今まで、おちんこさんを女性の膣道に入れたことは無い。だが、よだれで濡れ濡れのアリス=アンジェラの口の中はまるで膣道のようにうねっており、ニコルは快感のるつぼにおちんこさんが放り込まれてしまった快感を味わうことになる。

「うぶっ、うぼっ、ウベェェェ!!」

「もっと吸ってほしいのですぅぅぅ!!」

 ニコルは蕩けそうなアリス=アンジェラの口の中におちんこさんが包まれたことで、そこが膣道であるかのように、下から上へと腰を振りまくる。いくら粗末なニコルのおちんこさんであったとしても、アリス=アンジェラは口の中でおちんこさんを暴れさせられるのは、これが産まれて初めての経験であった。ニコルのおちんこさんを口の中に収めなれなくなってしまったアリス=アンジェラは思わず、ニコルのおちんこさんを吐き出す。

 だが、ニコルはアリス=アンジェラの形の良い頭を両手で抑え、もっともっと口膣道を味わいたいとばかりに、粗末でありながら勃起しているおちんこさんをねじ込んでくる。アリス=アンジェラは顎に力を入れて、口膣道を犯さんとしてくるニコルのおちんこさんを拒もうとする。

 唇の裏、歯茎、白い歯をなぞるようにニコルは粗末なおちんこさんを押し付けていく。こんな乱暴な歯ブラシなど、世の中には存在しないとばかりに、ニコルは前後左右上下に腰を振り続ける。そして、アリス=アンジェラが抵抗を示せば示すほどに、ニコルはますます激しく腰を振り続ける。

「イッチャいますぅぅぅ! アリス様、全部受け止めてくだしゃいぃぃい」

「うごぉぉぉ!! うべぇぇぇぇ!! ゲホゲホッ!!」

 アリス=アンジェラは鼻腔にニコルのスペル魔を受ける。なんと、ニコルは目測を誤り、アリス=アンジェラの鼻の右の穴に小指サイズのおちんこさんをねじ込んだのだ。アリス=アンジェラは鼻の右の穴の処女おとめをニコルに奪われるという失態を演じることになる。そして、鼻腔それ自体がアリス=アンジェラの子宮であるかのように、ニコルはそこにうずらの卵の方が大きいと思わざるをえない子宝種から、ありったけのスペル魔を放出したのであった。

 鼻腔を子宮に見立てられたアリス=アンジェラはあまりにもの衝撃で眼玉がグリンッ! と上側に振り切ることになる。そして、彼女の鼻腔を満たしたニコルのスペル魔は出口を求めて、流動しまくることになる。

 結果、アリス=アンジェラは鼻腔から外へと繋がっている道全てにスペル魔を流し込まれることになる。アリス=アンジェラの左の鼻の穴、食堂、唇の外、さらには涙腺を逆流したスペル魔がアリス=アンジェラに白い涙を流させるのであった……。

「うぇぇぇぇ……。顔のありとあらゆるところに熱いニコル液を感じるのデスゥゥゥ」
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