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第5章:天使の卵
第6話:マルコ=ポーニャ
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「ここまで運んでくれてありがとうございマス。えっと……、名前を聞いてませんデシタ」
「僕の名前はマルコです。お父さんがとんでもない値段でうちの商品を売りつけてしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいです……」
マルコが言うには父親であるマリオ=ポーニャが余っていた食品を金貨1枚で全て買い取ってくれたことに感謝しつつも贖罪したい気持ちでいっぱいであることを頭をペコペコと下げつつ、アリス=アンジェラに詫びるのであった。
その仕草が本当に可愛らしいと思ってしまうアリス=アンジェラであった。マルコ=ポーニャは御年8歳。本来なら友達と遊んでいたい年頃なのであろうが、立派なことに父親の稼業の手伝いをしている。上には2人の姉妹がいるが、彼女たちは習い事に忙しいとばかりに稼業を手伝うことはなかった。
「ふむふむ。お姉さんがふたりもいるのデスカ。それは羨ましいことデス」
「そんなに良いことじゃないです。女に力仕事をさせるのかと、家での雑用も僕にさせようとしますし」
マルコ=ポーニャはアリス=アンジェラに向かって、2人の姉が自分にしてくる数々の虐待を苦々しい表情をしつつ、ぶちまけていく。しかしながら、早速、運ばれてきた卵料理に箸をつけているアリス=アンジェラは微笑ましく彼の愚痴を聞く。
(虐待というよりは、可愛いからこそのイジリデスネ。でも、こんな可愛らしい弟がいたら、ボクもイタズラしたい気持ちになってしまうのデス)
マルコ=ポーニャがブンスコとほっぺたを膨らませながら、姉たちに対しての不満をぶちまけるのが、アリス=アンジェラにとっては本当に微笑ましい。自分にもこんな弟が居たら、どれほど良かったのだろうかとさえ思ってしまう。
しかしながら、ニコニコと笑顔で愚痴を聞いてくれるアリス=アンジェラを見ていると、反比例的に余計にムスッという不機嫌な表情になっていくマルコ=ポーニャであった。やはり、年上の女性には自分の気持ちを察してもらうことは出来ない気がしてならないのであった。そうだとしても、普段、愚痴を言う相手も居ないということで、マルコ=ポーニャはどんどん喉の奥から姉たちに対する不平不満が尽きることなく出てきてしまう。
「笑いごとじゃないんです! 妹が欲しかったからマルコも女の子になれば良いじゃないと、おちんこさんを引っ張って、ちぎり取ろうとするんです!」
このマルコ=ポーニャの怒りの籠った口撃には、さすがにアリス=アンジェラは口の中に含んでいた卵料理を噴き出しそうになってしまう。ゲホッゲホッ! と咳き込むアリス=アンジェラに対して、マルコ=ポーニャは失言してしまったとばかりに顔を赤らめながら、その顔を下に向けてモジモジと恥ずかしがるのであった。
アリス=アンジェラはガラス製のコップに入った水を飲み、喉に詰まった卵料理を胃の中へと押し込む。そして、フゥーーー、ハァーーーと長い呼吸をして、跳ね上がった心臓の鼓動を落ち着けさせる。さすがに8歳のマルコ=ポーニャのおちんこさんを実姉だからといって、引きちぎっていいわけがない。
しかし、こんな可愛らしい男の子にも、おちんこさんは立派についていることを改めて知らされることになる、アリス=アンジェラであった。その事実を知ったことで動揺していることを知られたくないと思ったアリス=アンジェラはそれをごまかすためにも言葉を喉から絞り出す。
「に、にわかには信じられないのデス。マ、マルコにおちんこさんがついているとは思えまセン」
「み、見ます!? 僕だって立派な男なんですよ!?」
マルコ=ポーニャはマルコ=ポーニャで、アリス=アンジェラの言葉を間違って受け止めてしまっていた。アリス=アンジェラはあくまでもその場つなぎのためにそれほど意味の無いはずの言葉を放ってしまった。だが、マルコ=ポーニャはマルコ=ポーニャで、自分は男には見えないという烙印を押されてしまった気がしてならなかった。だからこそ、マルコ=ポーニャは自分が男である証明をズボンとパンツを降ろすことで示してしまう。
「み、見てください! 僕にだって、男のシンボルがちゃんとあるんです!」
ベッドの上を2本の足で立つマルコ=ポーニャは顔面から火が噴きそうなほどに真っ赤に染まっていた。いくらその場の勢いだからといって、家族以外に見せたこともないおちんこさんを、自らの意志で御令嬢様に見せつけている。何故、こんなことになってしまったのか、マルコ=ポーニャ自身もよくわかっていなかった。ただただ、こんなキレイなお姉さんに自分も立派な男であることを証明してみせたかっただけなのかもしれない。
男には退けぬ時がある。それは男の矜持を傷つけられたと思った時だ。こうなれば、戦争しかないのだ。いくら、御令嬢のたわいない言葉であったとしても、ここで男を見せなければ、自分は本当に情けない男に成り下がってしまうと思い込んでいたのだ、マルコ=ポーニャは。しかしながら、実際にマルコ=ポーニャがアリス=アンジェラに見せたのは男が男たるシンボルそのものであった。
だが、マルコ=ポーニャの示した男らしい意志とは裏腹にアリス=アンジェラはなんとも困った表情になっていた。
(どう言えば良いのデショウ……。想像していたものより、かなーーーり小さいの……デス)
アリス=アンジェラはマルコ=ポーニャがズボンとパンツを両手でずり降ろしたところを出し抜けに見せつけられることにはなったが、逆の意味で戸惑いを覚えるほどにマルコ=ポーニャのおちんこさんは小さすぎた。そのサイズはまさに便宜上、股間についていると言っても過言ではない小ささであった。
(どう言えば、マルコを傷つけないようにおちんこさんをしまってもらえるのでショウカ?)
性的知識が乏しすぎるアリス=アンジェラであったとしても、男が男のシンボルのサイズを気にしすぎる生物だというのは創造主:Y.O.N.N様から聞いている。アリス=アンジェラはこれは困ったことになったと思いながら、マルコ=ポーニャの小さすぎるおちんこさんをじっくりと見る。
その行為をさらに勘違いして受け取ったマルコ=ポーニャは両足を少しづつ動かし、その粗末すぎるおちんこさんを段々、アリス=アンジェラの顔へと近づけていく。
「よく見てください! 僕にちゃんとおちんこさんがあることをその眼に焼き付けてください! 僕だって男なんです!」
そう言うマルコ=ポーニャであったが、恥ずかしさの余り、顔をますます真っ赤にしている。まぶたをしっかりと閉じつつも、自分が男であることを、この御令嬢に確認してほしい気持ちでいっぱいであった。それゆえにマルコ=ポーニャはとんでもないことをしてしまう。
なんとマルコ=ポーニャは距離感を誤り、プニュッという音と共に形の良いアリス=アンジェラの鼻に自分の粗末なおちんこさんを押し付けてしまったのである……。
「僕の名前はマルコです。お父さんがとんでもない値段でうちの商品を売りつけてしまって、申し訳ない気持ちでいっぱいです……」
マルコが言うには父親であるマリオ=ポーニャが余っていた食品を金貨1枚で全て買い取ってくれたことに感謝しつつも贖罪したい気持ちでいっぱいであることを頭をペコペコと下げつつ、アリス=アンジェラに詫びるのであった。
その仕草が本当に可愛らしいと思ってしまうアリス=アンジェラであった。マルコ=ポーニャは御年8歳。本来なら友達と遊んでいたい年頃なのであろうが、立派なことに父親の稼業の手伝いをしている。上には2人の姉妹がいるが、彼女たちは習い事に忙しいとばかりに稼業を手伝うことはなかった。
「ふむふむ。お姉さんがふたりもいるのデスカ。それは羨ましいことデス」
「そんなに良いことじゃないです。女に力仕事をさせるのかと、家での雑用も僕にさせようとしますし」
マルコ=ポーニャはアリス=アンジェラに向かって、2人の姉が自分にしてくる数々の虐待を苦々しい表情をしつつ、ぶちまけていく。しかしながら、早速、運ばれてきた卵料理に箸をつけているアリス=アンジェラは微笑ましく彼の愚痴を聞く。
(虐待というよりは、可愛いからこそのイジリデスネ。でも、こんな可愛らしい弟がいたら、ボクもイタズラしたい気持ちになってしまうのデス)
マルコ=ポーニャがブンスコとほっぺたを膨らませながら、姉たちに対しての不満をぶちまけるのが、アリス=アンジェラにとっては本当に微笑ましい。自分にもこんな弟が居たら、どれほど良かったのだろうかとさえ思ってしまう。
しかしながら、ニコニコと笑顔で愚痴を聞いてくれるアリス=アンジェラを見ていると、反比例的に余計にムスッという不機嫌な表情になっていくマルコ=ポーニャであった。やはり、年上の女性には自分の気持ちを察してもらうことは出来ない気がしてならないのであった。そうだとしても、普段、愚痴を言う相手も居ないということで、マルコ=ポーニャはどんどん喉の奥から姉たちに対する不平不満が尽きることなく出てきてしまう。
「笑いごとじゃないんです! 妹が欲しかったからマルコも女の子になれば良いじゃないと、おちんこさんを引っ張って、ちぎり取ろうとするんです!」
このマルコ=ポーニャの怒りの籠った口撃には、さすがにアリス=アンジェラは口の中に含んでいた卵料理を噴き出しそうになってしまう。ゲホッゲホッ! と咳き込むアリス=アンジェラに対して、マルコ=ポーニャは失言してしまったとばかりに顔を赤らめながら、その顔を下に向けてモジモジと恥ずかしがるのであった。
アリス=アンジェラはガラス製のコップに入った水を飲み、喉に詰まった卵料理を胃の中へと押し込む。そして、フゥーーー、ハァーーーと長い呼吸をして、跳ね上がった心臓の鼓動を落ち着けさせる。さすがに8歳のマルコ=ポーニャのおちんこさんを実姉だからといって、引きちぎっていいわけがない。
しかし、こんな可愛らしい男の子にも、おちんこさんは立派についていることを改めて知らされることになる、アリス=アンジェラであった。その事実を知ったことで動揺していることを知られたくないと思ったアリス=アンジェラはそれをごまかすためにも言葉を喉から絞り出す。
「に、にわかには信じられないのデス。マ、マルコにおちんこさんがついているとは思えまセン」
「み、見ます!? 僕だって立派な男なんですよ!?」
マルコ=ポーニャはマルコ=ポーニャで、アリス=アンジェラの言葉を間違って受け止めてしまっていた。アリス=アンジェラはあくまでもその場つなぎのためにそれほど意味の無いはずの言葉を放ってしまった。だが、マルコ=ポーニャはマルコ=ポーニャで、自分は男には見えないという烙印を押されてしまった気がしてならなかった。だからこそ、マルコ=ポーニャは自分が男である証明をズボンとパンツを降ろすことで示してしまう。
「み、見てください! 僕にだって、男のシンボルがちゃんとあるんです!」
ベッドの上を2本の足で立つマルコ=ポーニャは顔面から火が噴きそうなほどに真っ赤に染まっていた。いくらその場の勢いだからといって、家族以外に見せたこともないおちんこさんを、自らの意志で御令嬢様に見せつけている。何故、こんなことになってしまったのか、マルコ=ポーニャ自身もよくわかっていなかった。ただただ、こんなキレイなお姉さんに自分も立派な男であることを証明してみせたかっただけなのかもしれない。
男には退けぬ時がある。それは男の矜持を傷つけられたと思った時だ。こうなれば、戦争しかないのだ。いくら、御令嬢のたわいない言葉であったとしても、ここで男を見せなければ、自分は本当に情けない男に成り下がってしまうと思い込んでいたのだ、マルコ=ポーニャは。しかしながら、実際にマルコ=ポーニャがアリス=アンジェラに見せたのは男が男たるシンボルそのものであった。
だが、マルコ=ポーニャの示した男らしい意志とは裏腹にアリス=アンジェラはなんとも困った表情になっていた。
(どう言えば良いのデショウ……。想像していたものより、かなーーーり小さいの……デス)
アリス=アンジェラはマルコ=ポーニャがズボンとパンツを両手でずり降ろしたところを出し抜けに見せつけられることにはなったが、逆の意味で戸惑いを覚えるほどにマルコ=ポーニャのおちんこさんは小さすぎた。そのサイズはまさに便宜上、股間についていると言っても過言ではない小ささであった。
(どう言えば、マルコを傷つけないようにおちんこさんをしまってもらえるのでショウカ?)
性的知識が乏しすぎるアリス=アンジェラであったとしても、男が男のシンボルのサイズを気にしすぎる生物だというのは創造主:Y.O.N.N様から聞いている。アリス=アンジェラはこれは困ったことになったと思いながら、マルコ=ポーニャの小さすぎるおちんこさんをじっくりと見る。
その行為をさらに勘違いして受け取ったマルコ=ポーニャは両足を少しづつ動かし、その粗末すぎるおちんこさんを段々、アリス=アンジェラの顔へと近づけていく。
「よく見てください! 僕にちゃんとおちんこさんがあることをその眼に焼き付けてください! 僕だって男なんです!」
そう言うマルコ=ポーニャであったが、恥ずかしさの余り、顔をますます真っ赤にしている。まぶたをしっかりと閉じつつも、自分が男であることを、この御令嬢に確認してほしい気持ちでいっぱいであった。それゆえにマルコ=ポーニャはとんでもないことをしてしまう。
なんとマルコ=ポーニャは距離感を誤り、プニュッという音と共に形の良いアリス=アンジェラの鼻に自分の粗末なおちんこさんを押し付けてしまったのである……。
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