23 / 72
第3章:星皇の重い愛
第2話:魔物の大行進
しおりを挟む
「ふざけたことばっかり言ってると、あんたの顔を粉々に粉砕するわよっ!」
「ベル様。ボクの耳がキーーーンって鳴っていマス。あと、星皇様との通信は切れていマス」
ベル=ラプソティは心の奥底から沸き上がる怒りをアリス=ロンドが頭に被るオープン型フルフェイス・ヘルメットの右側面にぶつける。通信自体はアリス=ロンドとベル=ラプソティのモノと混線していたが、地上界から天上界からへの声はアリス=ロンドが被っているオープン型フルフェイス・ヘルメットからのみであった。それゆえにアリス=ロンドの右側頭部に叩きこむようにベル=ラプソティは汚い言葉で星皇を罵ったのである。
しかし、星皇との通信が切れたことで、ベル=ラプソティは怒りの矛先をぶつける先を見失ってしまう。そんな彼女をドウドウと宥めるのはいつものことであるがカナリア=ソナタの役目であった。カナリア=ソナタの介添えもあり、ベル=ラプソティは3分も経過すると、いつものベル=ラプソティに戻り、星皇がアリス=ロンド用に贈ってくるプレゼントの位置へと視線を向ける。
するとだ。その方角からネズミの大軍が走ってきて、ベル=ラプソティたちの足元をすり抜けていく。ベル=ラプソティたちはそんな慌てふためくネズミたちを踏んでしまわないようにその場で跳ね回る。そして、ネズミが走り去ったと思ったら、次は野ウサギ、野犬、猪、そして狼たちが我先とばかりにベル=ラプソティたちの下へと走り寄ってくる。
「な、何が起きているの!?」
ベル=ラプソティたちは動物たちの大行進に巻き込まれぬようにと、近くにあった幌付き荷馬車の荷台へと飛び込むことになる。乗り遅れたクォール=コンチェルト第1王子が動物たちが作る大波に攫われそうになるが、天界の騎乗獣のサイズに戻ったコッシロー=ネヅがクォール=コンチェルト第1王子を口で咥えこみ、大空へと舞い上がり、難を逃れることになる。
ベル=ラプソティたちがホッと安堵するや否や、ペッとコッシロー=ネヅはクォール=コンチェルト第1王子を吐き出し、ベル=ラプソティたちが乗っている幌付き荷馬車の荷台へと放り込んでくる。
「ちょっとぉ! いくら何でもクォール様の扱いが雑すぎるわよっ!」
「そんなことを言っている暇は無いでッチュウ! ベル様、戦闘態勢を取るでッチュウ!」
幌付き荷馬車の中へクォール=コンチェルトを放り投げたコッシロー=ネヅは、すぐに自分の背中にベル=ラプソティたちが乗るようにと急かす。何をそんなに急かしてくるのかがわからないベル=ラプソティたちであったが、コッシロー=ネヅの背中に乗り、彼が大空へと上昇したことで、彼が急かしてきた理由をすぐに知ることになる。
「動物たちの次は魔物の群れ!? じゃあ、動物たちが我先へと逃げていたのは、魔物の大移動が原因だったってこと!?」
「それはわからないでッチュウけど、何かが起きようとしているのは確かなのでッチュウ! クォール様が軍の指揮を執れない今、僕たちが最前線に立たないといけないでッチュウ!」
ベル=ラプソティ、カナリア=ソナタ、アリス=ロンドの3人娘を背中に乗せたまま、コッシロー=ネヅは大空を駆けに駆ける。あっという間に3人娘たちは一団の最前線へと送り込まれる。
「ねえ……。わたくしの眼から見て、魔物も何かに怯えて、それから逃げているように見える……けど」
「ボクにはわかりまセン。ベル様ほど、感受性が強いわけではありませんノデ」
「どうなんでしょゥ。感受性うんぬんはともかくとして、魔物の群れが大移動をしていることは事実なのですゥ。この数を止めるのは無茶すぎるのですゥ」
「わたくしの勘が当たっているなら、自我を失って、一団の真正面へと突っ込んでくる奴らだけに対処すれば良いはずよっ! コッシロー、カナリアと共に空中から支援攻撃をしてっ! でも、魔物の流れを変に狂わせないでねっ!」
ベル=ラプソティはそう言うと、アリス=ロンドの右腕を掴み、コッシロー=ネヅの背中から飛び降り、地面に着地する。そして、戦乙女・天使装束の襟元のスイッチを押すことで、その辺りからせせり出てきたオープン型フルフェイス・ヘルメットによって、ベル=ラプソティは頭部を護る。
頭がオープン型フルフェイス・ヘルメットに包まれた次の瞬間には、ベル=ラプソティはヘルメットの前面部分に映る映像をチェックし、自分の推測の正しさを知ることになる。
「やっぱり、この流れというか、大移動は不自然すぎるわっ! アリス、最小限の動きで、一団にぶつかってこようとしている奴らのみを打倒するわよっ!」
「ハイ。ベル様の御言葉は星皇様の御言葉デス。アリスはそれに従いマス。ソード・ストライク・エンジェルモード発動しマス!」
ベル=ラプソティが大剣ほどの大きさがある刃を持つ光槍を手にする。それとは対照的に、竜を真正面から真っ二つにしてしまいかねないほどの大きさを持つ光刃を両手で構えるアリス=ロンドであった。ベル=ラプソティとアリス=ロンドは共闘を開始し、一団へと真正面から突っ込んでくる魔物のみをばっさばっさと切り伏せていく。
彼女たちは魔物の返り血を浴びて、それぞれの天使装束は一瞬でその色を変えてしまう。それでも、自分たちの身のことなど一切、省みることはせずにベル=ラプソティとアリス=ロンドは3分間で延べ100匹以上の魔物を斬り倒す。
「ベル様ァァァ! 気をつけてくださいィィィ! 前方からコカトリスが走ってきていますゥゥゥ」
コッシロー=ネヅの背中に乗り、戦況をつぶさに観察していたカナリア=ソナタが、地上で戦うベル=ラプソティたちに向かって大声を張り上げる。コカトリスは口から吐く煙に毒が含まれている。しかも、そのコカトリスは非常に興奮しており、コッシロー=ネヅが右眼から真っ白な光線を放っているというのに、いっこうにその勢いを減じさせることは出来ないでいた。
それもそうだろう。光線は煙を透過しにくい性質を持っている。コカトリスは興奮状態のままに緑色の煙を吐き散らし、それを防御膜として、コッシロー=ネヅの放つ光線を減衰させていたのである。さらにそのコカトリスは高さ4メートル、全長10メートルと竜さながらの巨体を誇っており、減衰されたコッシロー=ネヅの眼から光線では、到底、止めようも、進路変更も出来ずじまいに終わってしまう。
ベル=ラプソティはチッ! と盛大に舌打ちしてしまう。コカトリスの毒はいくら戦乙女・天使装束に身を包むベル=ラプソティであったとしても、その毒の悪影響を受けてしまうほどの猛毒であった。ベル=ラプソティはコカトリスに接近される前に、右手に持つ大剣並みの刃が先端に付いている光槍で貫こうとした。
ベル=ラプソティは槍投げのように、前へと走り、右手に持つ光槍をぶん投げる。ベル=ラプソティの手から放たれた光槍はコカトリスの真正面へとぶち当たり、コカトリスの前進はようやく止まることになる。
「ベル様。ボクの耳がキーーーンって鳴っていマス。あと、星皇様との通信は切れていマス」
ベル=ラプソティは心の奥底から沸き上がる怒りをアリス=ロンドが頭に被るオープン型フルフェイス・ヘルメットの右側面にぶつける。通信自体はアリス=ロンドとベル=ラプソティのモノと混線していたが、地上界から天上界からへの声はアリス=ロンドが被っているオープン型フルフェイス・ヘルメットからのみであった。それゆえにアリス=ロンドの右側頭部に叩きこむようにベル=ラプソティは汚い言葉で星皇を罵ったのである。
しかし、星皇との通信が切れたことで、ベル=ラプソティは怒りの矛先をぶつける先を見失ってしまう。そんな彼女をドウドウと宥めるのはいつものことであるがカナリア=ソナタの役目であった。カナリア=ソナタの介添えもあり、ベル=ラプソティは3分も経過すると、いつものベル=ラプソティに戻り、星皇がアリス=ロンド用に贈ってくるプレゼントの位置へと視線を向ける。
するとだ。その方角からネズミの大軍が走ってきて、ベル=ラプソティたちの足元をすり抜けていく。ベル=ラプソティたちはそんな慌てふためくネズミたちを踏んでしまわないようにその場で跳ね回る。そして、ネズミが走り去ったと思ったら、次は野ウサギ、野犬、猪、そして狼たちが我先とばかりにベル=ラプソティたちの下へと走り寄ってくる。
「な、何が起きているの!?」
ベル=ラプソティたちは動物たちの大行進に巻き込まれぬようにと、近くにあった幌付き荷馬車の荷台へと飛び込むことになる。乗り遅れたクォール=コンチェルト第1王子が動物たちが作る大波に攫われそうになるが、天界の騎乗獣のサイズに戻ったコッシロー=ネヅがクォール=コンチェルト第1王子を口で咥えこみ、大空へと舞い上がり、難を逃れることになる。
ベル=ラプソティたちがホッと安堵するや否や、ペッとコッシロー=ネヅはクォール=コンチェルト第1王子を吐き出し、ベル=ラプソティたちが乗っている幌付き荷馬車の荷台へと放り込んでくる。
「ちょっとぉ! いくら何でもクォール様の扱いが雑すぎるわよっ!」
「そんなことを言っている暇は無いでッチュウ! ベル様、戦闘態勢を取るでッチュウ!」
幌付き荷馬車の中へクォール=コンチェルトを放り投げたコッシロー=ネヅは、すぐに自分の背中にベル=ラプソティたちが乗るようにと急かす。何をそんなに急かしてくるのかがわからないベル=ラプソティたちであったが、コッシロー=ネヅの背中に乗り、彼が大空へと上昇したことで、彼が急かしてきた理由をすぐに知ることになる。
「動物たちの次は魔物の群れ!? じゃあ、動物たちが我先へと逃げていたのは、魔物の大移動が原因だったってこと!?」
「それはわからないでッチュウけど、何かが起きようとしているのは確かなのでッチュウ! クォール様が軍の指揮を執れない今、僕たちが最前線に立たないといけないでッチュウ!」
ベル=ラプソティ、カナリア=ソナタ、アリス=ロンドの3人娘を背中に乗せたまま、コッシロー=ネヅは大空を駆けに駆ける。あっという間に3人娘たちは一団の最前線へと送り込まれる。
「ねえ……。わたくしの眼から見て、魔物も何かに怯えて、それから逃げているように見える……けど」
「ボクにはわかりまセン。ベル様ほど、感受性が強いわけではありませんノデ」
「どうなんでしょゥ。感受性うんぬんはともかくとして、魔物の群れが大移動をしていることは事実なのですゥ。この数を止めるのは無茶すぎるのですゥ」
「わたくしの勘が当たっているなら、自我を失って、一団の真正面へと突っ込んでくる奴らだけに対処すれば良いはずよっ! コッシロー、カナリアと共に空中から支援攻撃をしてっ! でも、魔物の流れを変に狂わせないでねっ!」
ベル=ラプソティはそう言うと、アリス=ロンドの右腕を掴み、コッシロー=ネヅの背中から飛び降り、地面に着地する。そして、戦乙女・天使装束の襟元のスイッチを押すことで、その辺りからせせり出てきたオープン型フルフェイス・ヘルメットによって、ベル=ラプソティは頭部を護る。
頭がオープン型フルフェイス・ヘルメットに包まれた次の瞬間には、ベル=ラプソティはヘルメットの前面部分に映る映像をチェックし、自分の推測の正しさを知ることになる。
「やっぱり、この流れというか、大移動は不自然すぎるわっ! アリス、最小限の動きで、一団にぶつかってこようとしている奴らのみを打倒するわよっ!」
「ハイ。ベル様の御言葉は星皇様の御言葉デス。アリスはそれに従いマス。ソード・ストライク・エンジェルモード発動しマス!」
ベル=ラプソティが大剣ほどの大きさがある刃を持つ光槍を手にする。それとは対照的に、竜を真正面から真っ二つにしてしまいかねないほどの大きさを持つ光刃を両手で構えるアリス=ロンドであった。ベル=ラプソティとアリス=ロンドは共闘を開始し、一団へと真正面から突っ込んでくる魔物のみをばっさばっさと切り伏せていく。
彼女たちは魔物の返り血を浴びて、それぞれの天使装束は一瞬でその色を変えてしまう。それでも、自分たちの身のことなど一切、省みることはせずにベル=ラプソティとアリス=ロンドは3分間で延べ100匹以上の魔物を斬り倒す。
「ベル様ァァァ! 気をつけてくださいィィィ! 前方からコカトリスが走ってきていますゥゥゥ」
コッシロー=ネヅの背中に乗り、戦況をつぶさに観察していたカナリア=ソナタが、地上で戦うベル=ラプソティたちに向かって大声を張り上げる。コカトリスは口から吐く煙に毒が含まれている。しかも、そのコカトリスは非常に興奮しており、コッシロー=ネヅが右眼から真っ白な光線を放っているというのに、いっこうにその勢いを減じさせることは出来ないでいた。
それもそうだろう。光線は煙を透過しにくい性質を持っている。コカトリスは興奮状態のままに緑色の煙を吐き散らし、それを防御膜として、コッシロー=ネヅの放つ光線を減衰させていたのである。さらにそのコカトリスは高さ4メートル、全長10メートルと竜さながらの巨体を誇っており、減衰されたコッシロー=ネヅの眼から光線では、到底、止めようも、進路変更も出来ずじまいに終わってしまう。
ベル=ラプソティはチッ! と盛大に舌打ちしてしまう。コカトリスの毒はいくら戦乙女・天使装束に身を包むベル=ラプソティであったとしても、その毒の悪影響を受けてしまうほどの猛毒であった。ベル=ラプソティはコカトリスに接近される前に、右手に持つ大剣並みの刃が先端に付いている光槍で貫こうとした。
ベル=ラプソティは槍投げのように、前へと走り、右手に持つ光槍をぶん投げる。ベル=ラプソティの手から放たれた光槍はコカトリスの真正面へとぶち当たり、コカトリスの前進はようやく止まることになる。
0
お気に入りに追加
20
あなたにおすすめの小説
完結【真】ご都合主義で生きてます。-創生魔法で思った物を創り、現代知識を使い世界を変える-
ジェルミ
ファンタジー
魔法は5属性、無限収納のストレージ。
自分の望んだものを創れる『創生魔法』が使える者が現れたら。
28歳でこの世を去った佐藤は、異世界の女神により転移を誘われる。
そして女神が授けたのは、想像した事を実現できる創生魔法だった。
安定した収入を得るために創生魔法を使い生産チートを目指す。
いずれは働かず、寝て暮らせる生活を目指して!
この世界は無い物ばかり。
現代知識を使い生産チートを目指します。
※カクヨム様にて1日PV数10,000超え、同時掲載しております。
狼の子 ~教えてもらった常識はかなり古い!?~
一片
ファンタジー
バイト帰りに何かに引っ張られた俺は、次の瞬間突然山の中に放り出された。
しかも体をピクリとも動かせない様な瀕死の状態でだ。
流石に諦めかけていたのだけど、そんな俺を白い狼が救ってくれた。
その狼は天狼という神獣で、今俺がいるのは今までいた世界とは異なる世界だという。
右も左も分からないどころか、右も左も向けなかった俺は天狼さんに魔法で癒され、ついでに色々な知識を教えてもらう。
この世界の事、生き延び方、戦う術、そして魔法。
数年後、俺は天狼さんの庇護下から離れ新しい世界へと飛び出した。
元の世界に戻ることは無理かもしれない……でも両親に連絡くらいはしておきたい。
根拠は特にないけど、魔法がある世界なんだし……連絡くらいは出来るよね?
そんな些細な目標と、天狼さん以外の神獣様へとお使いを頼まれた俺はこの世界を東奔西走することになる。
色々な仲間に出会い、ダンジョンや遺跡を探索したり、何故か謎の組織の陰謀を防いだり……。
……これは、現代では失われた強大な魔法を使い、小さな目標とお使いの為に大陸をまたにかける小市民の冒険譚!
本当の仲間ではないと勇者パーティから追放されたので、銀髪ケモミミ美少女と異世界でスローライフします。
なつめ猫
ファンタジー
田中一馬は、40歳のIT会社の社員として働いていた。
しかし、異世界ガルドランドに魔王を倒す勇者として召喚されてしまい容姿が17歳まで若返ってしまう。
探しにきた兵士に連れられ王城で、同郷の人間とパーティを組むことになる。
だが【勇者】の称号を持っていなかった一馬は、お荷物扱いにされてしまう。
――ただアイテムボックスのスキルを持っていた事もあり勇者パーティの荷物持ちでパーティに参加することになるが……。
Sランク冒険者となった事で、田中一馬は仲間に殺されかける。
Sランク冒険者に与えられるアイテムボックスの袋。
それを手に入れるまで田中一馬は利用されていたのだった。
失意の内に意識を失った一馬の脳裏に
――チュートリアルが完了しました。
と、いうシステムメッセージが流れる。
それは、田中一馬が40歳まで独身のまま人生の半分を注ぎこんで鍛え上げたアルドガルド・オンラインの最強セーブデータを手に入れた瞬間であった!
プロミネンス~~獣人だらけの世界にいるけどやっぱり炎が最強です~~
笹原うずら
ファンタジー
獣人ばかりの世界の主人公は、炎を使う人間の姿をした少年だった。
鳥人族の国、スカイルの孤児の施設で育てられた主人公、サン。彼は陽天流という剣術の師範であるハヤブサの獣人ファルに預けられ、剣術の修行に明け暮れていた。しかしある日、ライバルであるツバメの獣人スアロと手合わせをした際、獣の力を持たないサンは、敗北してしまう。
自信の才能のなさに落ち込みながらも、様々な人の励ましを経て、立ち直るサン。しかしそんなサンが施設に戻ったとき、獣人の獣の部位を売買するパーツ商人に、サンは施設の仲間を奪われてしまう。さらに、サンの事を待ち構えていたパーツ商人の一人、ハイエナのイエナに死にかけの重傷を負わされる。
傷だらけの身体を抱えながらも、みんなを守るために立ち上がり、母の形見のペンダントを握り締めるサン。するとその時、死んだはずの母がサンの前に現れ、彼の炎の力を呼び覚ますのだった。
炎の力で獣人だらけの世界を切り開く、痛快大長編異世界ファンタジーが、今ここに開幕する!!!
異世界転生~チート魔法でスローライフ
リョンコ
ファンタジー
【あらすじ⠀】都会で産まれ育ち、学生時代を過ごし 社会人になって早20年。
43歳になった主人公。趣味はアニメや漫画、スポーツ等 多岐に渡る。
その中でも最近嵌ってるのは「ソロキャンプ」
大型連休を利用して、
穴場スポットへやってきた!
テントを建て、BBQコンロに
テーブル等用意して……。
近くの川まで散歩しに来たら、
何やら動物か?の気配が……
木の影からこっそり覗くとそこには……
キラキラと光注ぐように発光した
「え!オオカミ!」
3メートルはありそうな巨大なオオカミが!!
急いでテントまで戻ってくると
「え!ここどこだ??」
都会の生活に疲れた主人公が、
異世界へ転生して 冒険者になって
魔物を倒したり、現代知識で商売したり…… 。
恋愛は多分ありません。
基本スローライフを目指してます(笑)
※挿絵有りますが、自作です。
無断転載はしてません。
イラストは、あくまで私のイメージです
※当初恋愛無しで進めようと書いていましたが
少し趣向を変えて、
若干ですが恋愛有りになります。
※カクヨム、なろうでも公開しています
~クラス召喚~ 経験豊富な俺は1人で歩みます
無味無臭
ファンタジー
久しぶりに異世界転生を体験した。だけど周りはビギナーばかり。これでは俺が巻き込まれて死んでしまう。自称プロフェッショナルな俺はそれがイヤで他の奴と離れて生活を送る事にした。天使には魔王を討伐しろ言われたけど、それは面倒なので止めておきます。私はゆっくりのんびり異世界生活を送りたいのです。たまには自分の好きな人生をお願いします。
最低最悪の悪役令息に転生しましたが、神スキル構成を引き当てたので思うままに突き進みます! 〜何やら転生者の勇者から強いヘイトを買っている模様
コレゼン
ファンタジー
「おいおい、嘘だろ」
ある日、目が覚めて鏡を見ると俺はゲーム「ブレイス・オブ・ワールド」の公爵家三男の悪役令息グレイスに転生していた。
幸いにも「ブレイス・オブ・ワールド」は転生前にやりこんだゲームだった。
早速、どんなスキルを授かったのかとステータスを確認してみると――
「超低確率の神スキル構成、コピースキルとスキル融合の組み合わせを神引きしてるじゃん!!」
やったね! この神スキル構成なら処刑エンドを回避して、かなり有利にゲーム世界を進めることができるはず。
一方で、別の転生者の勇者であり、元エリートで地方自治体の首長でもあったアルフレッドは、
「なんでモブキャラの悪役令息があんなに強力なスキルを複数持ってるんだ! しかも俺が目指してる国王エンドを邪魔するような行動ばかり取りやがって!!」
悪役令息のグレイスに対して日々不満を高まらせていた。
なんか俺、勇者のアルフレッドからものすごいヘイト買ってる?
でもまあ、勇者が最強なのは検証が進む前の攻略情報だから大丈夫っしょ。
というわけで、ゲーム知識と神スキル構成で思うままにこのゲーム世界を突き進んでいきます!
新人神様のまったり天界生活
源 玄輝
ファンタジー
死後、異世界の神に召喚された主人公、長田 壮一郎。
「異世界で勇者をやってほしい」
「お断りします」
「じゃあ代わりに神様やって。これ決定事項」
「・・・え?」
神に頼まれ異世界の勇者として生まれ変わるはずが、どういうわけか異世界の神になることに!?
新人神様ソウとして右も左もわからない神様生活が今始まる!
ソウより前に異世界転生した人達のおかげで大きな戦争が無い比較的平和な下界にはなったものの信仰が薄れてしまい、実はピンチな状態。
果たしてソウは新人神様として消滅せずに済むのでしょうか。
一方で異世界の人なので人らしい生活を望み、天使達の住む空間で住民達と交流しながら料理をしたり風呂に入ったり、時にはイチャイチャしたりそんなまったりとした天界生活を満喫します。
まったりゆるい、異世界天界スローライフ神様生活開始です!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる