【R18】ウブな雛が猛獣と猛禽類と幻獣とえっちな勉強をする話

泉 龍之介

修了時発表に向けて

「今日は実技の見学をしてもらいます。現役のゲイビ男優である俺とトモが皆さんの前で実際にセックスするので、よく見て盗めるところは盗んで下さいね」


講習開始時刻になり、講師のトモさんとレイさんが部屋に入ってきた。
そしてレイさんがいつも通りの落ち着いた口調で、サラッとなんでもない事のように講習内容について説明し始めたけど、結構とんでもねぇことを言ってると思う。まぁ今更だけど。

今日はベッドの部屋は使わず、この部屋で講習を行うらしい。
この部屋に入ってきた時から、前方にキャスター付きのマッサージベッドみてぇなやつが用意されてたからそれを使うんだろう。

まず初めの30分は、修了時発表の順番決めと内容決めから。

グループ内でくじ引きをして初日から5日目まで誰がどの日に発表するかを決め、その後3グループそれぞれの代表者がくじを引いて、グループの発表順を決める。

ひな以外の5人でくじ引きをした結果、初日こた、2日目じゅんくん、3日目俺、4日目けい、5日目なおの順番に決まり、その後じゅんくんが他のグループの代表者とくじを引いて、俺達のグループは3番目に発表することになった。

相変わらず俺とじゅんくんは理解するのに時間がかかったから、なおに、「じゅんくんは2日目の3番目。りゅうは3日目の3番目とだけ覚えとけばいいから」と言われた。

順番が決まったら次は内容だ。
キス、お互いに相手へのフェラ、正常位での挿入は必須で、その他に、バック、立ちバック、寝バック、対面座位、背面座位、騎乗位、駅弁、背面側位、松葉崩しの中からグループ内の他の奴とかぶらないように一つ選び、プレイの中に織り交ぜないといけないらしい。

一つの体位に人気が集中してもっと取り合いみてぇになるかと思いきや意外とそんなことはなく、まだ慣れてないこたはやりやすいバック、顔を見て抱き締めたりキスしながらしたいというなおは対面座位、下から見上げるのが好きだというけいは騎乗位、力自慢の俺は他の奴らが出来なさそうな駅弁、名前だけ聞いたことがあったけどやり方知らなくて、興味があるというじゅんくんは松葉崩し。

みんな綺麗に分かれたからあっさり決まった。

他のグループの奴らも決め終わって、誰がどの体位にするかを書いた紙を講師に提出したらいよいよ実技の見学だ。