上 下
39 / 61
佐々木 智久・菅原 玲弥

特別授業 3 ※

しおりを挟む

パジャマのボタンをすべて外されると、期待で尖った乳首も、だらだらとはしたなく先走りを垂らす性器も、すべてが二人の目の前に晒されてしまって顔から火が出そうだ。

今までは基本、生徒越しに見られていただけだったから、この二人にこんなにガッツリ裸を見られるのは初めてで、その道のプロの人に見られるのは、そうでない人に見られるのとはまた違った恥ずかしさがある。

おれの身体はレイさんみたいに艶やかじゃないし、きっとAVに出てる人たちの身体はもっと整ってて綺麗だから、比べられたらどうしよう、なんてまた少しネガティヴモードに入ったのも束の間、「ひなくん、乳首もおちんちんも綺麗なピンク色だね。おいしそう」そう呟いたレイさんがおれの乳首にねっとりと舌を這わせてきたから、それ以上余計なことは何も考えられなくなった。


「あっ、あっ、あぁん…っ♡」


左の乳首はトモさんの分厚い舌に包み込まれ、にゅるにゅると擦られていて、右の乳首はレイさんの柔らかい唇でコリコリされながらくにくにと舌先で捏ねられている。

テクニシャンな二人の愛撫を同時に受けて、経験の浅いおれが耐えられるわけが無い。

ベッドのシーツをきつく掴み、涙と涎を垂れ流しながら喘ぐ姿ははしたない以外の何者でも無いと思うけど、時折レイさんが、「気持ちいいね。もっと乱れて?」と声をかけてくれるから、恥じらいなど捨ててただ本能のままに快感を求めた。


「ひゃあ…っ♡あ、あふ♡あはぁんっ!きもちい、ともしゃ、れーしゃ、きもちいよぉ…♡」

「ん……ひなくん、ほんとかわいい」

「あああん♡ちくび、もっとぉ♡」

「ひなちゃん、素質あるなぁ。AV出たら売れんじゃね?」

「あんっ、なにぃ?わかんにゃ、ああん♡らめええ♡」


唾液をたっぷり纏ったとろとろの舌で、左乳首をにゅちっにゅちっと上下に舐められ、右乳首をちゅぱちゅぱ吸いながらちろちろと舐められるのがあまりに気持ちよすぎて、もう自分が何を喋っているのかも分からない。


「レイ、そろそろイかせてやるか」

「そうだね。ひなくん、一回イこうね。ひなくんのとろとろのおちんちん舐めてもいい?」

「ん…っ♡なめてぇ…♡おちんちん、いっぱいなめて♡いかせてぇ…っ♡」

「はぁ……かわいい……ほら、おちんちん舐められるところみててごらん?」


自分が何を口走っているかはよく分かってあないけど、人に何を言われているかはなんとなく分かる。
だからレイさんの指示通り、下半身の方に目をやると、レイさんの真っ赤な舌がおれのアレの先っぽににゅるりと宛てがわれるところだった。

ざらついた舌の表面で先っぽを覆われにゅちゅ、ぷちゅ、と音を立てて先走りを絡めとるように舐め回される。

同時にトモさんに左乳首を舐められ、右乳首を指で転がされ、経験したことの無い快感に意識が飛びそうだ。


「ひゃあああんっ…!あ、あ♡いやぁ♡こわいっ、おかひく、なっちゃうぅ…!」

「いいよ、ひなちゃん、おかしくなって。おちんちんとおっぱいぺろぺろされて気持ちいいの?」

「あん♡あああん♡きもちいっ、おちんちんも、ぁ♡おっぱいも♡きもちいのぉ…っ♡」


自分の意思とは関係なく、もっと性器をレイさんの口に押し付けようと腰がカクカクと前後に動き、乳首ももっといじめてとばかりに胸が反れる。
根元までずっぽりとレイさんの口内に埋められた性器は、ぐっぽぐっぽと音を立てて出し入れされ、トモさんにしゃぶられている乳首も高速で擦られて、限界まで脚を開き、全身を痙攣させながら、甘ったるい悲鳴を上げて、導かれるまま高みへと上り詰めていった。


「あーーっ♡あーーーっ♡あぁん♡あん♡らめっ、らめっ、あっ、いくいくいくっ…♡いぐううううう!!♡」


頭のてっぺんからつま先まで痺れるような衝撃と共にキーンと耳鳴りがして、気が付くとおれはレイさんの口の中に射精してしまっていた。

しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

膀胱を虐められる男の子の話

煬帝
BL
常におしがま膀胱プレイ 男に監禁されアブノーマルなプレイにどんどんハマっていってしまうノーマルゲイの男の子の話 膀胱責め.尿道責め.おしっこ我慢.調教.SM.拘束.お仕置き.主従.首輪.軟禁(監禁含む)

くまさんのマッサージ♡

はやしかわともえ
BL
ほのぼの日常。ちょっとえっちめ。 2024.03.06 閲覧、お気に入りありがとうございます。 m(_ _)m もう一本書く予定です。時間が掛かりそうなのでお気に入りして頂けると便利かと思います。よろしくお願い致します。 2024.03.10 完結しました!読んで頂きありがとうございます。m(_ _)m 今月25日(3/25)のピクトスクエア様のwebイベントにてこの作品のスピンオフを頒布致します。詳細はまたお知らせ致します。 2024.03.19 https://pictsquare.net/skaojqhx7lcbwqxp8i5ul7eqkorx4foy イベントページになります。 25日0時より開始です! ※補足 サークルスペースが確定いたしました。 一次創作2: え5 にて出展させていただいてます! 2024.10.28 11/1から開催されるwebイベントにて、新作スピンオフを書いています。改めてお知らせいたします。 2024.11.01 https://pictsquare.net/4g1gw20b5ptpi85w5fmm3rsw729ifyn2 本日22時より、イベントが開催されます。 よろしければ遊びに来てください。

嫌われ者の長男

りんか
BL
学校ではいじめられ、家でも誰からも愛してもらえない少年 岬。彼の家族は弟達だけ母親は幼い時に他界。一つずつ離れた五人の弟がいる。だけど弟達は岬には無関心で岬もそれはわかってるけど弟達の役に立つために頑張ってるそんな時とある事件が起きて.....

童貞が建設会社に就職したらメスにされちゃった

なる
BL
主人公の高梨優(男)は18歳で高校卒業後、小さな建設会社に就職した。しかし、そこはおじさんばかりの職場だった。 ストレスや性欲が溜まったおじさん達は、優にエッチな視線を浴びせ…

目が覚めたら囲まれてました

るんぱっぱ
BL
燈和(トウワ)は、いつも独りぼっちだった。 燈和の母は愛人で、すでに亡くなっている。愛人の子として虐げられてきた燈和は、ある日家から飛び出し街へ。でも、そこで不良とぶつかりボコボコにされてしまう。 そして、目が覚めると、3人の男が燈和を囲んでいて…話を聞くと、チカという男が燈和を拾ってくれたらしい。 チカに気に入られた燈和は3人と共に行動するようになる。 不思議な3人は、闇医者、若頭、ハッカー、と異色な人達で! 独りぼっちだった燈和が非日常な幸せを勝ち取る話。

僕が玩具になった理由

Me-ya
BL
🈲R指定🈯 「俺のペットにしてやるよ」 眞司は僕を見下ろしながらそう言った。 🈲R指定🔞 ※この作品はフィクションです。 実在の人物、団体等とは一切関係ありません。 ※この小説は他の場所で書いていましたが、携帯が壊れてスマホに替えた時、小説を書いていた場所が分からなくなってしまいました😨 ので、ここで新しく書き直します…。 (他の場所でも、1カ所書いていますが…)

イケメン王子四兄弟に捕まって、女にされました。

天災
BL
 イケメン王子四兄弟に捕まりました。  僕は、女にされました。

【完結】ぎゅって抱っこして

かずえ
BL
幼児教育学科の短大に通う村瀬一太。訳あって普通の高校に通えなかったため、働いて貯めたお金で二年間だけでもと大学に入学してみたが、学費と生活費を稼ぎつつ学校に通うのは、考えていたよりも厳しい……。 でも、頼れる者は誰もいない。 自分で頑張らなきゃ。 本気なら何でもできるはず。 でも、ある日、金持ちの坊っちゃんと心の中で呼んでいた松島晃に苦手なピアノの課題で助けてもらってから、どうにも自分の心がコントロールできなくなって……。

処理中です...