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EP4 闇に溶ける懺悔5 動き出した世界
初夜4
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そして、もう片方の手を俺のアナルに伸ばし、ふちの皺を一本一本確認するようになぞってくる。
研究所時代に触られたときは嫌で嫌でたまらなかったのに、今は恥ずかしさはあるけれど嫌じゃない。
むしろ、夏輝に触れられることにたまらなく興奮していた。怖くない、気持ち悪くない、ただ、心臓が爆発しそうなんだ。
「っぅ、ぐ」
でも、いくら先走りが穴まで垂れてるとはいえ、女の膣みたいに勝手に濡れるわけもない。ローションも何もない乾いた指が入り込もうとすると、固く閉ざされたアナルは当然拒絶反応を示し、痛みが生じるわけで。
「あっ、ごめん……痛かった!?」
俺が眉を顰めると、夏輝が慌てて手を止めた。心配したらしく、俺の顔を覗き込んでくるあいつはやっぱりかわいい。でも、痛いもんは痛いんだよな。
「うん、ちょっと流石に……ローションとかで濡らさないときつい、かも」
「えっ、ろ、ローションっ!?」
ローションという言葉に顔を真っ赤にし、過剰なほどの反応を見せる夏輝。それを見て、俺は思わず噴き出す。
「あっはっは、まだまだガキだなあ!別にハンドクリームとか、なんだっていいのに!」
腹を抱えて笑う俺に対し、夏輝は明らかにぎこちなく立ち上がり、棚の引き出しをわたわたとひっくり返し始めた。……正直なところ、この夏輝は解釈一致だ。こういう時にスマートにリードしてくれる夏輝だったら、ちょっと寂しかったし面食らっていたと思う。
俺の心臓が爆発せずに堪えていられるのは、夏輝のおかげもあるってことだな。そんな風に余裕をこいていると、夏輝がとぼとぼと戻ってくる。手には何も持っていない。落ち込んでいるかと思いきや、夏輝は何を考えたのか俺の身体をひっくり返し、うつ伏せにして尻を高く上げさせた。
「夏輝さん!?」
そのまま一切の躊躇なく、俺の尻に顔を近づけてくる。
「ちょっと待て、なつ、っぁ……」
あろうことか、あいつは俺の尻の穴に舌を這わせたんだ!ありえない、と俺は一瞬固まったものの慌てて口を開く。
「夏輝、そんなことしなくていいからっ!ハンドソープとか、濡らせるものがあればなんで、もっ……ぉ」
逃げようとするけど、あいつは俺の腰をとんでもない馬鹿力で掴んでいる。おかげで逃げ出せない。これが普段のトツカに捕まってる瑞雪の気持ち……?なあんて現実逃避を始める。
「えへへ、ローションなんてないし、他に思いつかなくて……。でも、ちゃんと濡れるでしょ?」
あいつは全く辞める気などないらしい。俺のアナルをぺろぺろと舐め続けている。皺の一本一本を丁寧に伸ばすように、慈しむように。
「っぁ、や、だっ!汚い、って、ぇ”……!」
「そんなわけないっ!」
俺の言葉を夏輝はすぐさま否定する。舌を窄め、アナルの中へと侵入を果たす。指よりもずっと柔らかくて濡れた肉が固く閉ざされた蕾を押し広げていく。
痛みはさっきと違って全くない。どちらかというと異物感が酷い。俺の意思に反してぐねぐねと蠢く舌は、まるで何かの生き物みたいだ。
異物感がひどいはずなのに、夏輝の舌なんだって思うだけで、どんどん身体が熱くなるし、気持ちいいと感じるようになる。
「ラテアはどこも綺麗だよ」
「そんなはず、ないだろっ……!っていうか、そんな歯の浮くようなセリフなんてお前には百年早いっつうの!ひゃ、ぅっ」
身を捩って逃げようとしても、結局中にねじ込まれた舌のおかげで腰が砕ける。あいつは絶対意図してないと思うけど、無茶苦茶に蠢く舌が時折前立腺を掠めるのだ。
辛い。段々と俺の身体はちんこだけじゃなくてアナルもすっかり熱を帯びて、舌だけの質量じゃ足りないって訴えてくる。
「も、やっ……!もう、いいから、早くっ……!舌だけじゃ、足りない、からっ、ちんこ、夏輝のちんこ挿れてくれ、ってェ”」
研究所時代に触られたときは嫌で嫌でたまらなかったのに、今は恥ずかしさはあるけれど嫌じゃない。
むしろ、夏輝に触れられることにたまらなく興奮していた。怖くない、気持ち悪くない、ただ、心臓が爆発しそうなんだ。
「っぅ、ぐ」
でも、いくら先走りが穴まで垂れてるとはいえ、女の膣みたいに勝手に濡れるわけもない。ローションも何もない乾いた指が入り込もうとすると、固く閉ざされたアナルは当然拒絶反応を示し、痛みが生じるわけで。
「あっ、ごめん……痛かった!?」
俺が眉を顰めると、夏輝が慌てて手を止めた。心配したらしく、俺の顔を覗き込んでくるあいつはやっぱりかわいい。でも、痛いもんは痛いんだよな。
「うん、ちょっと流石に……ローションとかで濡らさないときつい、かも」
「えっ、ろ、ローションっ!?」
ローションという言葉に顔を真っ赤にし、過剰なほどの反応を見せる夏輝。それを見て、俺は思わず噴き出す。
「あっはっは、まだまだガキだなあ!別にハンドクリームとか、なんだっていいのに!」
腹を抱えて笑う俺に対し、夏輝は明らかにぎこちなく立ち上がり、棚の引き出しをわたわたとひっくり返し始めた。……正直なところ、この夏輝は解釈一致だ。こういう時にスマートにリードしてくれる夏輝だったら、ちょっと寂しかったし面食らっていたと思う。
俺の心臓が爆発せずに堪えていられるのは、夏輝のおかげもあるってことだな。そんな風に余裕をこいていると、夏輝がとぼとぼと戻ってくる。手には何も持っていない。落ち込んでいるかと思いきや、夏輝は何を考えたのか俺の身体をひっくり返し、うつ伏せにして尻を高く上げさせた。
「夏輝さん!?」
そのまま一切の躊躇なく、俺の尻に顔を近づけてくる。
「ちょっと待て、なつ、っぁ……」
あろうことか、あいつは俺の尻の穴に舌を這わせたんだ!ありえない、と俺は一瞬固まったものの慌てて口を開く。
「夏輝、そんなことしなくていいからっ!ハンドソープとか、濡らせるものがあればなんで、もっ……ぉ」
逃げようとするけど、あいつは俺の腰をとんでもない馬鹿力で掴んでいる。おかげで逃げ出せない。これが普段のトツカに捕まってる瑞雪の気持ち……?なあんて現実逃避を始める。
「えへへ、ローションなんてないし、他に思いつかなくて……。でも、ちゃんと濡れるでしょ?」
あいつは全く辞める気などないらしい。俺のアナルをぺろぺろと舐め続けている。皺の一本一本を丁寧に伸ばすように、慈しむように。
「っぁ、や、だっ!汚い、って、ぇ”……!」
「そんなわけないっ!」
俺の言葉を夏輝はすぐさま否定する。舌を窄め、アナルの中へと侵入を果たす。指よりもずっと柔らかくて濡れた肉が固く閉ざされた蕾を押し広げていく。
痛みはさっきと違って全くない。どちらかというと異物感が酷い。俺の意思に反してぐねぐねと蠢く舌は、まるで何かの生き物みたいだ。
異物感がひどいはずなのに、夏輝の舌なんだって思うだけで、どんどん身体が熱くなるし、気持ちいいと感じるようになる。
「ラテアはどこも綺麗だよ」
「そんなはず、ないだろっ……!っていうか、そんな歯の浮くようなセリフなんてお前には百年早いっつうの!ひゃ、ぅっ」
身を捩って逃げようとしても、結局中にねじ込まれた舌のおかげで腰が砕ける。あいつは絶対意図してないと思うけど、無茶苦茶に蠢く舌が時折前立腺を掠めるのだ。
辛い。段々と俺の身体はちんこだけじゃなくてアナルもすっかり熱を帯びて、舌だけの質量じゃ足りないって訴えてくる。
「も、やっ……!もう、いいから、早くっ……!舌だけじゃ、足りない、からっ、ちんこ、夏輝のちんこ挿れてくれ、ってェ”」
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