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EP4 闇に溶ける懺悔5 動き出した世界
初夜
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互いに見つめ合い、どちらともなくキスをする。
唇を啄むだけの可愛らしい幼稚なバードキスを繰り返し、控えめなリップ音を響かせる。それに物足りなくなったころ舌を差し入れた。
初めはどっちだったか。
やっぱりわからない。お互いの境目が曖昧になり、溶けて一つになってしまいそうなくらいに、何度も何度も深い口づけをする。
俺も、夏輝も、互いの服の隙間に手を滑り込ませ、火照った熱を確かめるように撫で合った。
温かい、心臓の音が聞こえて、安心する。
それから、夏輝は意を決したように俺を布団に押し倒した。
見上げると、夏輝の美しい新緑を思わせる瞳は、普段の優しさだけでなく肉食獣を連想させた。
(ああ、俺……これから夏輝に食われるんだ)
期待で咥内に唾が溢れ出る。それをゆっくり、こくりと飲み下し、俺はじっとりと濡れた瞳で夏輝を見つめた。
「っは、ぅぁ……ん、んっ」
夏輝は俺の顔の横に手をつき、俺の首筋に顔を近づける。安物のせんべい布団の上で背中が少しだけ軋む。
それすらも愛おしい。ここは間違いなく俺の家だった。夏輝の唇は俺の首筋に落とされ、徐々に下側へと移動していく。上着を脱がせ、シャツをたくし上げられ、俺の薄い貧相な胸板が露出した。
胸板には二つの小さな頂があり、それを見て夏輝がほぅ、と息をつく。
「可愛い、綺麗……」
「じろじろ見るなよ、恥ずかしいだろ……っ。あと、いちいち言わなくていいから、そういうの」
「えへへ、ごめんね」
「っぁぅ」
ごめんね、と言いつつも全く悪びれていない。夏輝は迷わず俺の右乳首にかぶりつく。
舌が生き物のように乳首に巻き付き、ちゅ、ちゅと吸い上げ、先っぽを舌先が抉る。
むずがゆいような、じんわりと温かくて気持ちがいいような、不思議な感覚に陥った。
「っん、ふ……」
ゆっくり、優しく乳首を転がされ続け、段々とぴりぴりとした刺激を感じ始め、息が詰まる。
口から吐息混じりの声が出て、どうにも恥ずかしくなり耳がへにゃりと垂れ下がった。
「ラテア、可愛い、可愛いね……」
「うるさ、ん、っふぅ”……」
可愛い、可愛い、と連呼する夏輝に顔が火照る。恥ずかしくて止めようとするけれど、乳首を歯で甘噛みされ、あえなく言葉は散っていった。
(可愛いって言うけどさ、一生懸命おっぱいに吸い付いてくるお前も相当可愛いと思うんだよなあ……っ!)
夏輝だって可愛い。むしろ、俺からしたら絶対に俺よりも可愛い。
俺自身経験なんてないに等しいけれど、夏輝の乳首の吸い方は多分、テクニックも何もない。
美味そうに頬張っているだけの愛撫だ。
でも、夏輝にしてもらってるってだけで、その一つの要素が大事で、たまらなく気持ちがいいと思う。
気づけば俺のちんこは兆していて、息も乱れつつあった。
背中が勝手に反って、もっと、もっとと無意識のうちに胸を夏輝の顔に押し当て強請ってしまう。
そして、あることに俺は気づく。
(もう片方もっ……もどかしい、切ない……っ)
もう片方も舐めて欲しい。その欲求に気づいてしまえば、頭から消え去ることはない。
「な、なぁ……っ!そっちはもう、いいからっ」
夏輝の頭を掴んで引きはがす。当然、移動させる先はもう片方の乳首だ。
自ら強請ってしまったと、恥ずかしさにより俺は夏輝の顔をみられない。
「ふふ、わかった。あむ」
もう片方の乳首もツンと勃って慎ましやかながら主張をしていた。
そんな乳首を夏輝は口を開き、咥内へと迎え入れた。
唇を啄むだけの可愛らしい幼稚なバードキスを繰り返し、控えめなリップ音を響かせる。それに物足りなくなったころ舌を差し入れた。
初めはどっちだったか。
やっぱりわからない。お互いの境目が曖昧になり、溶けて一つになってしまいそうなくらいに、何度も何度も深い口づけをする。
俺も、夏輝も、互いの服の隙間に手を滑り込ませ、火照った熱を確かめるように撫で合った。
温かい、心臓の音が聞こえて、安心する。
それから、夏輝は意を決したように俺を布団に押し倒した。
見上げると、夏輝の美しい新緑を思わせる瞳は、普段の優しさだけでなく肉食獣を連想させた。
(ああ、俺……これから夏輝に食われるんだ)
期待で咥内に唾が溢れ出る。それをゆっくり、こくりと飲み下し、俺はじっとりと濡れた瞳で夏輝を見つめた。
「っは、ぅぁ……ん、んっ」
夏輝は俺の顔の横に手をつき、俺の首筋に顔を近づける。安物のせんべい布団の上で背中が少しだけ軋む。
それすらも愛おしい。ここは間違いなく俺の家だった。夏輝の唇は俺の首筋に落とされ、徐々に下側へと移動していく。上着を脱がせ、シャツをたくし上げられ、俺の薄い貧相な胸板が露出した。
胸板には二つの小さな頂があり、それを見て夏輝がほぅ、と息をつく。
「可愛い、綺麗……」
「じろじろ見るなよ、恥ずかしいだろ……っ。あと、いちいち言わなくていいから、そういうの」
「えへへ、ごめんね」
「っぁぅ」
ごめんね、と言いつつも全く悪びれていない。夏輝は迷わず俺の右乳首にかぶりつく。
舌が生き物のように乳首に巻き付き、ちゅ、ちゅと吸い上げ、先っぽを舌先が抉る。
むずがゆいような、じんわりと温かくて気持ちがいいような、不思議な感覚に陥った。
「っん、ふ……」
ゆっくり、優しく乳首を転がされ続け、段々とぴりぴりとした刺激を感じ始め、息が詰まる。
口から吐息混じりの声が出て、どうにも恥ずかしくなり耳がへにゃりと垂れ下がった。
「ラテア、可愛い、可愛いね……」
「うるさ、ん、っふぅ”……」
可愛い、可愛い、と連呼する夏輝に顔が火照る。恥ずかしくて止めようとするけれど、乳首を歯で甘噛みされ、あえなく言葉は散っていった。
(可愛いって言うけどさ、一生懸命おっぱいに吸い付いてくるお前も相当可愛いと思うんだよなあ……っ!)
夏輝だって可愛い。むしろ、俺からしたら絶対に俺よりも可愛い。
俺自身経験なんてないに等しいけれど、夏輝の乳首の吸い方は多分、テクニックも何もない。
美味そうに頬張っているだけの愛撫だ。
でも、夏輝にしてもらってるってだけで、その一つの要素が大事で、たまらなく気持ちがいいと思う。
気づけば俺のちんこは兆していて、息も乱れつつあった。
背中が勝手に反って、もっと、もっとと無意識のうちに胸を夏輝の顔に押し当て強請ってしまう。
そして、あることに俺は気づく。
(もう片方もっ……もどかしい、切ない……っ)
もう片方も舐めて欲しい。その欲求に気づいてしまえば、頭から消え去ることはない。
「な、なぁ……っ!そっちはもう、いいからっ」
夏輝の頭を掴んで引きはがす。当然、移動させる先はもう片方の乳首だ。
自ら強請ってしまったと、恥ずかしさにより俺は夏輝の顔をみられない。
「ふふ、わかった。あむ」
もう片方の乳首もツンと勃って慎ましやかながら主張をしていた。
そんな乳首を夏輝は口を開き、咥内へと迎え入れた。
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