「聖女はもう用済み」と言って私を追放した国は、今や崩壊寸前です。私が戻れば危機を救えるようですが、私はもう、二度と国には戻りません【完結】
聖女として、ずっと国の平和を守ってきたラスティーナ。だがある日、婚約者であるウルナイト王子に、「聖女とか、そういうのもういいんで、国から出てってもらえます?」と言われ、国を追放される。
これからは、ウルナイト王子が召喚術で呼び出した『魔獣』が国の守護をするので、ラスティーナはもう用済みとのことらしい。王も、重臣たちも、国民すらも、嘲りの笑みを浮かべるばかりで、誰もラスティーナを庇ってはくれなかった。
失意の中、ラスティーナは国を去り、隣国に移り住む。
無慈悲に追放されたことで、しばらくは人間不信気味だったラスティーナだが、優しい人たちと出会い、現在は、平凡ながらも幸せな日々を過ごしていた。
そんなある日のこと。
ラスティーナは新聞の記事で、自分を追放した国が崩壊寸前であることを知る。
『自分が戻れば国を救えるかもしれない』と思うラスティーナだったが、新聞に書いてあった『ある情報』を読んだことで、国を救いたいという気持ちは、一気に無くなってしまう。
そしてラスティーナは、決別の言葉を、ハッキリと口にするのだった……
これからは、ウルナイト王子が召喚術で呼び出した『魔獣』が国の守護をするので、ラスティーナはもう用済みとのことらしい。王も、重臣たちも、国民すらも、嘲りの笑みを浮かべるばかりで、誰もラスティーナを庇ってはくれなかった。
失意の中、ラスティーナは国を去り、隣国に移り住む。
無慈悲に追放されたことで、しばらくは人間不信気味だったラスティーナだが、優しい人たちと出会い、現在は、平凡ながらも幸せな日々を過ごしていた。
そんなある日のこと。
ラスティーナは新聞の記事で、自分を追放した国が崩壊寸前であることを知る。
『自分が戻れば国を救えるかもしれない』と思うラスティーナだったが、新聞に書いてあった『ある情報』を読んだことで、国を救いたいという気持ちは、一気に無くなってしまう。
そしてラスティーナは、決別の言葉を、ハッキリと口にするのだった……
あなたにおすすめの小説
聖女追放 ~私が去ったあとは病で国は大変なことになっているでしょう~
白横町ねる
ファンタジー
聖女エリスは民の幸福を日々祈っていたが、ある日突然、王子から解任を告げられる。
王子の説得もままならないまま、国を追い出されてしまうエリス。
彼女は亡命のため、鞄一つで遠い隣国へ向かうのだった……。
#表紙絵は、もふ様に描いていただきました。
#エブリスタにて連載しました。

似非聖女呼ばわりされたのでスローライフ満喫しながら引き篭もります
秋月乃衣
恋愛
侯爵令嬢オリヴィアは聖女として今まで16年間生きてきたのにも関わらず、婚約者である王子から「お前は聖女ではない」と言われた挙句、婚約破棄をされてしまった。
そして、その瞬間オリヴィアの背中には何故か純白の羽が出現し、オリヴィアは泣き叫んだ。
「私、仰向け派なのに!これからどうやって寝たらいいの!?」
聖女じゃないみたいだし、婚約破棄されたし、何より羽が邪魔なので王都の外れでスローライフ始めます。

投獄された聖女は祈るのをやめ、自由を満喫している。
七辻ゆゆ
ファンタジー
「偽聖女リーリエ、おまえとの婚約を破棄する。衛兵、偽聖女を地下牢に入れよ!」
リーリエは喜んだ。
「じゆ……、じゆう……自由だわ……!」
もう教会で一日中祈り続けなくてもいいのだ。
婚約破棄されましたが、帝国皇女なので元婚約者は投獄します
けんゆう
ファンタジー
「お前のような下級貴族の養女など、もう不要だ!」
五年間、婚約者として尽くしてきたフィリップに、冷たく告げられたソフィア。
他の貴族たちからも嘲笑と罵倒を浴び、社交界から追放されかける。
だが、彼らは知らなかった――。
ソフィアは、ただの下級貴族の養女ではない。
そんな彼女の元に届いたのは、隣国からお兄様が、貿易利権を手土産にやってくる知らせ。
「フィリップ様、あなたが何を捨てたのかーー思い知らせて差し上げますわ!」
逆襲を決意し、華麗に着飾ってパーティーに乗り込んだソフィア。
「妹を侮辱しただと? 極刑にすべきはお前たちだ!」
ブチギレるお兄様。
貴族たちは青ざめ、王国は崩壊寸前!?
「ざまぁ」どころか 国家存亡の危機 に!?
果たしてソフィアはお兄様の暴走を止め、自由な未来を手に入れられるか?
「私の未来は、私が決めます!」
皇女の誇りをかけた逆転劇、ここに開幕!

召喚失敗!?いや、私聖女みたいなんですけど・・・まぁいっか。
SaToo
ファンタジー
聖女を召喚しておいてお前は聖女じゃないって、それはなくない?
その魔道具、私の力量りきれてないよ?まぁ聖女じゃないっていうならそれでもいいけど。
ってなんで地下牢に閉じ込められてるんだろ…。
せっかく異世界に来たんだから、世界中を旅したいよ。
こんなところさっさと抜け出して、旅に出ますか。

辺境地で冷笑され蔑まれ続けた少女は、実は土地の守護者たる聖女でした。~彼女に冷遇を向けた街人たちは、彼女が追放された後破滅を辿る~
銀灰
ファンタジー
陸の孤島、辺境の地にて、人々から魔女と噂される、薄汚れた少女があった。
少女レイラに対する冷遇の様は酷く、街中などを歩けば陰口ばかりではなく、石を投げられることさえあった。理由無き冷遇である。
ボロ小屋に住み、いつも変らぬ質素な生活を営み続けるレイラだったが、ある日彼女は、住処であるそのボロ小屋までも、開発という名目の理不尽で奪われることになる。
陸の孤島――レイラがどこにも行けぬことを知っていた街人たちは彼女にただ冷笑を向けたが、レイラはその後、誰にも知られずその地を去ることになる。
その結果――?

〈完結〉毒を飲めと言われたので飲みました。
ごろごろみかん。
恋愛
王妃シャリゼは、稀代の毒婦、と呼ばれている。
国中から批判された嫌われ者の王妃が、やっと処刑された。
悪は倒れ、国には平和が戻る……はずだった。

婚約破棄された上に国外追放された聖女はチート級冒険者として生きていきます~私を追放した王国が大変なことになっている?へぇ、そうですか~
夏芽空
ファンタジー
無茶な仕事量を押し付けられる日々に、聖女マリアはすっかり嫌気が指していた。
「聖女なんてやってられないわよ!」
勢いで聖女の杖を叩きつけるが、跳ね返ってきた杖の先端がマリアの顎にクリーンヒット。
そのまま意識を失う。
意識を失ったマリアは、暗闇の中で前世の記憶を思い出した。
そのことがきっかけで、マリアは強い相手との戦いを望むようになる。
そしてさらには、チート級の力を手に入れる。
目を覚ましたマリアは、婚約者である第一王子から婚約破棄&国外追放を命じられた。
その言葉に、マリアは大歓喜。
(国外追放されれば、聖女という辛いだけの役目から解放されるわ!)
そんな訳で、大はしゃぎで国を出ていくのだった。
外の世界で冒険者という存在を知ったマリアは、『強い相手と戦いたい』という前世の自分の願いを叶えるべく自らも冒険者となり、チート級の力を使って、順調にのし上がっていく。
一方、マリアを追放した王国は、その軽率な行いのせいで異常事態が発生していた……。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる
ハーディンさん、多分無理よ?₍ᐢ •͈༝ •͈ᐢ₎
ハーディンさん生きてたのか。良かった。
てっきり国外追放にかこつけて、国境を越えた途端に後ろからバッサリか、どこぞの塔か地下室あたりに監禁されたんだとばかり。
優秀な人だから、万が一のために居場所を監視されながら生きてたとかかな?
この人は国が滅んでも無事でいてほしいな。
盛大なブーメランが自身に返ってきてるって感じだねぇ 多分この切り札はさっさと帰りそうに思える
ちょっと冷たい仕打ち?何言ってんだコイツ?
じゃあ、その“ちょっと冷たい仕打ち”を身をもって経験してみろよ。
薄情なのはお前とその国全体だろうが。
そんなに考えないと決断できないことかな。即断して欲しいよ。
退職金金貨十枚…この事実がある以上、主人公が気にする必要はありません…国に仕える人間には俸給又は俸禄に応じた責任しかないのですから…
市井の者なら税金さえ払えば全て無問題です。
うん、分かっていたよ……聖女を捨てた国が、滅ばないはずがないもの!!(?)
アンディ、お前……イケメンだな(((uдu*)ウンウン聖女の愚痴を漏らさず聞くなんて。
新聞の見出しから漂う——上から目線感。聖女を追い出したくせに、何様なんだぁぁぁ
💥🔫(*´∀`🔫)スダダダダ
バンッ__(⌒(_'ω')_┳━──===
(`・ω・´)▅=┻┳=━💥
💥🔫(・ω・)
続きが気になる……。
あの忌々しいクズたちのために、鬼灯様から地獄を借りて(貸切)、待ってます——
スチャ__(⌒(_'ω')_┳━──
老騎士何処かに居そうよね?σ(*´∀`*)
王家主導で『追い出した』くせに、あたかも聖女自ら『飛び出した』だの『行方をくらましたことは不問にする』と事実を改竄。
書面だけでも、謝罪して『帰ってきて、く・だ・さ・い』と書いていれば、心証も違ったかも知れないのにねぇ…。
名乗り出るはずないでしょ(ー。ー#)
自慢の魔獣だったんだから、『聖女は不要』と言った王子が制御すればいいだけの話。
召還した魔獣を結界で追い出すって…(-_-;)
その魔獣放置するってこと?
責任もって還せよー(怒)
国民も自由に『外』に出られるようになったんだから、魔獣のいない土地に逃げればいいだけじゃない。
外に出たかったんでしょう?
出れるよ、良かったねぇ(* ̄∇ ̄)ノ
新聞広告に
『聖女の結界なんて不要なもの、聖女もいらないからとっとと出ていけと追い出したバグマルス王国の皆さんへ。
石を投げたいとか聖女なんて出ていけと追い出したのですから、私がそちらに戻ることはあり得ません。聖女より
って出したらいいよ
新聞を持ってきたアンディにとっては、ラスティーナが、どう感じるかではなく、どう行動すべきか、そのために何を知るべきかが優先されていると思う
居酒屋で聖女だったことを無防備に吐き出したので第三者にも情報がもれている可能性が高いし田舎は噂話が広がるのが早い。そのため、ラスティーナは、あの国を救援に向かうか、この宿屋から行方をくらますか、早急に決断する必要がある
したがって、アンディが取った行動は適切
聖女の力が魔獣に有効かわからないし、ラスティーナにとって、あの国は丸ごと見捨てるのが正解なので早急に行方をくらますべきだと思う
アンディも一緒に逃げてくれるとかっこいいな
ふざけんじゃねぇ~
.ヽ | | / /
\ ヽ | | / /
γ´i⌒i⌒i⌒i
l .| | | |∧_∧
. .(_{_|_}_丿`Д)
. /`ー―(_ノ _ノっ
/ / | | ヽし(_)
/ | | ヽ
というより、
∧ ∧
( - з -)
┏━〇〇━━━━┓
┃ ☆放置する☆ ┃
┗┳┳━━━┳┳┛
┗┛ ┗┛
の方が良いよね〜\(//∇//)\
流れてきた事情を知っているのに、敢えて心を騒がす知らせを教えるのですね。アンディは、ラスティーナのことをあまり気遣わない性格なんでしょうね
魔獣を送還する方法がないのかな
えぇ!?イチゴ農家のベンサムさんが100歳の誕生日だってぇ??
す、すげぇ……
こんな長寿な人、今の日本にも滅多にいないよ。
`__________
| _____○月×日 |
||詐称の疑いで|∥流∥|
||男を逮捕!!|∥行∥|
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|∥新∥|
| __[警] ○ |∥聞∥|
| ( )/ノ| | __ |
| ( ) /| ||公||
|  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|務||
|||||||||||||||||| |執||
やはり多頭飼いで制御不能?
それとも実は召喚は出来ても、制御出来てなかったとか?
アンディさんは良い漢だ(`・ω´・)b
【妄想劇場】
その頃王国では……
「クソが!」
王太子が魔物の遺体を蹴る。
場所は北端の国境で、3日に渡る魔物の襲撃を掃討し終えたところだ。
魔獣の操作のため、その間王太子は仮眠しかとれていない。
「殿下!イースト辺境伯から救援要請です!」
「なんだと?今終わったばかりだぞ!」
「馬車では間に合いません!馬の相乗りでお急ぎください!」
王国が壊滅するまで王太子に安息は訪れない……
「どうしてこうなった!!」
【隠された真実】
私が戻れば危機を救えるようですが、二日酔いなので戻りません。
このアンディーさんが単なる宿屋の息子か不在中に冒険者をしていたとか王宮に何らかのコネを作ったとかでストーリーの展開が変わると思います
このまま宿屋の若女将というコースも主人公にとっては幸せかもしれませんが、今後の波乱万丈の展開を楽しみにしております
うぃ~、ひっく
E|
|| ∧_∧
ノ_ヽ (* ´Д`)_
∥島| / |¢、
_∥美|/ /  ̄ヽ)
\∥人|L二⊃ ̄ ̄\
∥\ー′ (<二:彡) \
∥\∥ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∥
∥ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∥
飲まなきゃ
やってられるか!
E|
||
ノ_ヽ ゚。_
∥一| ∧∧|¢、
_∥人|/(*´Д`) ̄ヽ)
\∥酒|L二
|==ロ==ロ==ロ==
| | 居 | 酒 | 屋 \
| |__ | |__| \_,.ゝ
|_∧
|・ω・)
|⊂ノ
|J
セーラーさん!確かにそっちもありそうですね!
さてさてどうなる事やらww
国民総パヨク国家なの?
このユーザをミュートしますか?
※ミュートすると該当ユーザの「小説・投稿漫画・感想・コメント」が非表示になります。ミュートしたことは相手にはわかりません。またいつでもミュート解除できます。
※一部ミュート対象外の箇所がございます。ミュートの対象範囲についての詳細はヘルプにてご確認ください。
※ミュートしてもお気に入りやしおりは解除されません。既にお気に入りやしおりを使用している場合はすべて解除してからミュートを行うようにしてください。