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プロローグ〜先輩との出会い〜
プロローグ
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☆柚稀side
「夢那、俺のこと好き?」
俺はそう聞くと夢那は優しく微笑んで、僕を見る。
俺は至って真剣。
でも、聞かないと気持ちが落ち着かない。瞳が潤ってくる。
すると、夢那は言った。
「柚稀くんのこと好きに決まってるでしょ」
と言う。俺はホッと落ち着いた。いつ、離れてしまうのか気が気じゃない。
♡夢那side
柚稀くんは見た目とは違って、とても素直で可愛らしい男の子。
中学生のときに出会ったと思ってたら、保育園も同じことに気付いて、それに私が劇でうさぎさん役してるのを見たことあるみたい。そんな前から会ってたなんて、すごくうれしい。
柚稀くんのこと好きだから、どんな姿も私は愛しい。
大好きな人。
𓏸𓈒𓂃中学生のとき
「こ、こんにちは……」
「声小さいぞっ」
私はその声にハッとして前を見る。振り絞って挨拶した女の先輩じゃなく、どこか無邪気な笑顔が私の心を刺す。
私は恥ずかしくなって、その場から走って抜け出して行った。なんてたって、今の時間は掃除時間。私は雑巾を片手に一生懸命に一年生の掃除場所へと駆け出した。
はぁ、掃除場所に向かうのにあの男の先輩もいる掃除場所を通らないといけないなんて…。
あの先輩、絶対チャラい!私はそう強く思った。
この時の私はとても幼かった。まだ、向き合って話してもないのに。私はいつもその先輩から逃げるようにその場から去る。
変に先輩たちと絡みたくないし……。
そして、入学式から経ち、早3ヶ月の頃だった。部活動が始まりを告げようとしていた。私は、第1希望に吹奏楽部、そして、第2希望にテニス部、第3希望にイラスト研究会を選んでいた。どれもとてもバラバラな部活だ。今、思い出してもあまりにも部活の雰囲気が違いすぎる。
吹奏楽部はあまりにも希望者が多く、私は好きな楽器は体験できずに女の先輩によって体験する楽器が選べられてしまった。私が体験したのはホルンだった。なかなか音が鳴らなく、私は意気消沈していた。
そして、時間になり、第2希望のテニス部へと走った。私は小学生の頃からテニスも憧れていた。女子にはとても崇められる『テニスの王様』を見て、私もこんな青春がしたいと思い、小学3年生から小学生用のテニスラケットを強請って買ってもらい、お母さんとテニスができる広場へと向かえばやっていた。ポーンと上げては続かないラリーをしていた。
テニス部はとてもキツかった。困っている友達ちゃんに卓球部の場所を教えるのに走って教えに行ったのに私はテニス部に体験しに行って早々にグラウンド10周をした。キツいです。先輩………。
だけど、私は先輩たちのラリーの姿を見て、いい汗かいてて私はとても青春に見えた。小学生の頃に憧れたあの青春が今、目の前に繰り広げられていた。
私は第3希望には目もくれず、体験期間ずっとテニス部に羨望の目を向けて見ていた。
┈┈┈┈┈┈┈┈これが、私の長い青春期間の始まりを告げたのだった。
「夢那、俺のこと好き?」
俺はそう聞くと夢那は優しく微笑んで、僕を見る。
俺は至って真剣。
でも、聞かないと気持ちが落ち着かない。瞳が潤ってくる。
すると、夢那は言った。
「柚稀くんのこと好きに決まってるでしょ」
と言う。俺はホッと落ち着いた。いつ、離れてしまうのか気が気じゃない。
♡夢那side
柚稀くんは見た目とは違って、とても素直で可愛らしい男の子。
中学生のときに出会ったと思ってたら、保育園も同じことに気付いて、それに私が劇でうさぎさん役してるのを見たことあるみたい。そんな前から会ってたなんて、すごくうれしい。
柚稀くんのこと好きだから、どんな姿も私は愛しい。
大好きな人。
𓏸𓈒𓂃中学生のとき
「こ、こんにちは……」
「声小さいぞっ」
私はその声にハッとして前を見る。振り絞って挨拶した女の先輩じゃなく、どこか無邪気な笑顔が私の心を刺す。
私は恥ずかしくなって、その場から走って抜け出して行った。なんてたって、今の時間は掃除時間。私は雑巾を片手に一生懸命に一年生の掃除場所へと駆け出した。
はぁ、掃除場所に向かうのにあの男の先輩もいる掃除場所を通らないといけないなんて…。
あの先輩、絶対チャラい!私はそう強く思った。
この時の私はとても幼かった。まだ、向き合って話してもないのに。私はいつもその先輩から逃げるようにその場から去る。
変に先輩たちと絡みたくないし……。
そして、入学式から経ち、早3ヶ月の頃だった。部活動が始まりを告げようとしていた。私は、第1希望に吹奏楽部、そして、第2希望にテニス部、第3希望にイラスト研究会を選んでいた。どれもとてもバラバラな部活だ。今、思い出してもあまりにも部活の雰囲気が違いすぎる。
吹奏楽部はあまりにも希望者が多く、私は好きな楽器は体験できずに女の先輩によって体験する楽器が選べられてしまった。私が体験したのはホルンだった。なかなか音が鳴らなく、私は意気消沈していた。
そして、時間になり、第2希望のテニス部へと走った。私は小学生の頃からテニスも憧れていた。女子にはとても崇められる『テニスの王様』を見て、私もこんな青春がしたいと思い、小学3年生から小学生用のテニスラケットを強請って買ってもらい、お母さんとテニスができる広場へと向かえばやっていた。ポーンと上げては続かないラリーをしていた。
テニス部はとてもキツかった。困っている友達ちゃんに卓球部の場所を教えるのに走って教えに行ったのに私はテニス部に体験しに行って早々にグラウンド10周をした。キツいです。先輩………。
だけど、私は先輩たちのラリーの姿を見て、いい汗かいてて私はとても青春に見えた。小学生の頃に憧れたあの青春が今、目の前に繰り広げられていた。
私は第3希望には目もくれず、体験期間ずっとテニス部に羨望の目を向けて見ていた。
┈┈┈┈┈┈┈┈これが、私の長い青春期間の始まりを告げたのだった。
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