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第13話 メリッサとゲイツたち
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フェイトがダンジョンを彷徨っている間、ゲイツたちはダンジョンを脱出し、西にある大都市、ツヴァイダールにいた。
ここには数々の施設が整っており、冒険者たちも拠点にすることが多い。
ゲイツたち【輝く風】もそれは例外ではなかった。
「残念だけど、フェイトは死んでしまったんだ」
「…………」
ゲイツたちは酒場でもう一人の仲間、メリッサと合流し、フェイトとあった出来事を報告していた。
もちろん、虚偽ではあるが。
「私たちじゃ手に負えないモンスターがいてね……フェイトは、私たちを庇って……」
大袈裟に泣く真似をするクィーン。
演技派の彼女に取っては、泣くことも、自分を悲劇のヒロインに仕立て上げるのも朝飯前。
そんなクィーンの様子を見て周囲にいる酒を飲んでいる男たちが目を潤ませていた。
だが目の前にいるメリッサだけはその演技に気づいている。
話が嘘かどうかは分からない。
でもフェイトが死んだことを悲しんいないはずだ。
メリッサはクィーンたちを、その真っ直ぐな瞳で睨む。
黒い髪を後ろで束ねた、強気な瞳の持ち主。
体の線は細いが鍛え上げられ引き締まった肉体。
胸は大きく、そして気もでかい。
彼女が放つ凶悪とも言えるオーラに、ゲイツら男組は怯え始めていた。
「あんたたちに聞きたいことが三つある」
「み、三つも……? 一体何の話だ?」
ゲイツはメリッサの顔色を窺いながら聞く。
「まず一つ。私を何故置いて行ったの? ダンジョンに行くなら声をかけるべきじゃない?」
「そ、それはそうだけど……しかし君は別の仕事をしていただろ? 邪魔をしちゃ悪いと思ってね」
「そうだそうだ。俺たちゃお前に声をかけようとしたんだけどな」
「ダンジョンに行くのに私抜きで行こうなんて考えが怪しいのよ。何か企んでたんじゃないの?」
「そ、そんなことはないさ! 何も企んでなんかいないよ。な? な?」
ゲイツに賛同するよう、何度も頷くヒューバロンとシャイザー。
そんな彼らの反応を見て、メリッサは鼻を鳴らす。
「なら二つ目。なんでフェイトを置き去りにしたの? 仲間だったら助けるのが当然でしょ?」
フェイトは自分を犠牲にして自分たちを助けた。
そう聞いたメリッサは憤慨していたのだ。
何故仲間を放って逃げたのか。
何故フェイトだけが犠牲にならなければいけなかったのか。
怒りを露わにし、ゲイツたちに詰め寄るメリッサ。
「ねえ、なんでって聞いてるのよ!」
バンッとテーブルを叩くメリッサ。
テーブルの上にあった酒が倒れ、ドバドバ滝のように下へ流れていく。
濡れるゲイツのズボン。
だがそんなことより怒るメリッサをなだめることに必死になっていた。
「だ、だから俺たちじゃ手に負えない相手だったんだよ! フェイトを連れて帰るには、相手が強すぎた……」
「死んででも助けろなんて言わない。でも、そんな状況に陥った割には皆恰好が綺麗すぎない?」
ゲイツたちの心臓がギクリと飛び跳ねる。
確かに強敵と戦ったにしては怪我もなく、装備も綺麗なままだ。
作り話にしても、もう少し考えるべきであった。
言葉を詰まらせるゲイツたち。
だがクィーンがいけしゃあしゃあと口を開く。
「強い相手なんて直感で分かるでしょ? 私たちはメリッサに敵わない。戦うまでもなくそんなことは分かってること。そういうことよ」
「それを瞬時に察したフェイトが一人残ったというの?」
「だからそう言ってるじゃない」
「フェイトならもっと上手くやると思うんだけど。彼、抜けてるところもあるけどしっかりしてるから」
「それってあんたの過剰評価でしょ? 抜けてるだけでいいとこなんて一つも無かったわよ、フェイトは」
メリッサは、クィーンの態度と口ぶりに血管が切れそうになっていた。
こいつはやはりフェイトの死を悲しんでいない。
何か裏がある。
私を置いてダンジョンに行ったのも、何か計画があってのことだ。
もしかして……フェイトをパーティから追い出すために?
それはありえる。
だってフェイトは、皆からの評価が低かったから。
役立たずだといつも陰口をたたいて……
メリッサはゲイツたちが計画的にフェイトを殺したと判断する。
そう考えると、腹の奥から黒い感情が湧き上がり、怒りが暴れ出す。
しかし極力冷静さを装いながら、メリッサは皆に訊ねる。
「さ、最後に三つ目……」
「な、なんだ……? 最後の三つ目は?」
ゴクリと息を呑むゲイツ。
メリッサは目元を引きつらせながら言う。
「どれだけ私が怒ってるか分かる?」
「……皆目見当もつきません」
「あのね――あんたたちをぶっ殺したいぐらい怒ってんのよ!」
「げふっ――」
ゲイツのとぼけた顔にアッパーを炸裂させたメリッサ。
耐えるつもりも無かったが、感情が完全に爆発させた。
ゲイツの体は冗談のように飛び上がり、天井に頭が突き刺さる。
「ええっ!? おいゲイツ‼ 大丈夫――かぁあああああ!?」
天井からぶら下がっているゲイツを見て心配するヒューバロン。
そのヒューバロンの顔面にメリッサが蹴りを放つと、彼は壁を突き破り、外へと吹き飛んで行く。
「あ、え……」
「お前も――一回死んでこい!!」
踵落とし。
シャイザーは金づちで打ち付けれた釘のように、地面に埋まってしまう。
頭だけを床から出し、完全に伸びている。
「あ……あはは。そんなに怒らないでよ、メリッサ」
「仲間が一人死んでるのよ。怒らないわけないじゃない! それにあんたたち、フェイトが死んで大して悲しんでないでしょ。見え透いた嘘が、見え隠れしてんのよ!」
強烈なビンタが決まる。
首が飛んで行きそうになるクィーン。
瞬時に立腹するが、しかしメリッサが怖くて何も言えなくなる。
「私、パーティ抜けるから。ゲイツたちによろしく言っておいて。後、勝手に野垂れ死ね」
「…………」
酒場はメリッサの怒りに支配され、その場にいる全員がガタガタと震えあがっていた。
去って行く彼女の背中をクィーンは睨み付けながらも、畏怖の念を抱く。
「許さない……絶対に許さないから……」
怒りを燃やすクィーン。
だが彼女たちはまだ知らない。
地獄の門は開いたばかりだということを。
ここには数々の施設が整っており、冒険者たちも拠点にすることが多い。
ゲイツたち【輝く風】もそれは例外ではなかった。
「残念だけど、フェイトは死んでしまったんだ」
「…………」
ゲイツたちは酒場でもう一人の仲間、メリッサと合流し、フェイトとあった出来事を報告していた。
もちろん、虚偽ではあるが。
「私たちじゃ手に負えないモンスターがいてね……フェイトは、私たちを庇って……」
大袈裟に泣く真似をするクィーン。
演技派の彼女に取っては、泣くことも、自分を悲劇のヒロインに仕立て上げるのも朝飯前。
そんなクィーンの様子を見て周囲にいる酒を飲んでいる男たちが目を潤ませていた。
だが目の前にいるメリッサだけはその演技に気づいている。
話が嘘かどうかは分からない。
でもフェイトが死んだことを悲しんいないはずだ。
メリッサはクィーンたちを、その真っ直ぐな瞳で睨む。
黒い髪を後ろで束ねた、強気な瞳の持ち主。
体の線は細いが鍛え上げられ引き締まった肉体。
胸は大きく、そして気もでかい。
彼女が放つ凶悪とも言えるオーラに、ゲイツら男組は怯え始めていた。
「あんたたちに聞きたいことが三つある」
「み、三つも……? 一体何の話だ?」
ゲイツはメリッサの顔色を窺いながら聞く。
「まず一つ。私を何故置いて行ったの? ダンジョンに行くなら声をかけるべきじゃない?」
「そ、それはそうだけど……しかし君は別の仕事をしていただろ? 邪魔をしちゃ悪いと思ってね」
「そうだそうだ。俺たちゃお前に声をかけようとしたんだけどな」
「ダンジョンに行くのに私抜きで行こうなんて考えが怪しいのよ。何か企んでたんじゃないの?」
「そ、そんなことはないさ! 何も企んでなんかいないよ。な? な?」
ゲイツに賛同するよう、何度も頷くヒューバロンとシャイザー。
そんな彼らの反応を見て、メリッサは鼻を鳴らす。
「なら二つ目。なんでフェイトを置き去りにしたの? 仲間だったら助けるのが当然でしょ?」
フェイトは自分を犠牲にして自分たちを助けた。
そう聞いたメリッサは憤慨していたのだ。
何故仲間を放って逃げたのか。
何故フェイトだけが犠牲にならなければいけなかったのか。
怒りを露わにし、ゲイツたちに詰め寄るメリッサ。
「ねえ、なんでって聞いてるのよ!」
バンッとテーブルを叩くメリッサ。
テーブルの上にあった酒が倒れ、ドバドバ滝のように下へ流れていく。
濡れるゲイツのズボン。
だがそんなことより怒るメリッサをなだめることに必死になっていた。
「だ、だから俺たちじゃ手に負えない相手だったんだよ! フェイトを連れて帰るには、相手が強すぎた……」
「死んででも助けろなんて言わない。でも、そんな状況に陥った割には皆恰好が綺麗すぎない?」
ゲイツたちの心臓がギクリと飛び跳ねる。
確かに強敵と戦ったにしては怪我もなく、装備も綺麗なままだ。
作り話にしても、もう少し考えるべきであった。
言葉を詰まらせるゲイツたち。
だがクィーンがいけしゃあしゃあと口を開く。
「強い相手なんて直感で分かるでしょ? 私たちはメリッサに敵わない。戦うまでもなくそんなことは分かってること。そういうことよ」
「それを瞬時に察したフェイトが一人残ったというの?」
「だからそう言ってるじゃない」
「フェイトならもっと上手くやると思うんだけど。彼、抜けてるところもあるけどしっかりしてるから」
「それってあんたの過剰評価でしょ? 抜けてるだけでいいとこなんて一つも無かったわよ、フェイトは」
メリッサは、クィーンの態度と口ぶりに血管が切れそうになっていた。
こいつはやはりフェイトの死を悲しんでいない。
何か裏がある。
私を置いてダンジョンに行ったのも、何か計画があってのことだ。
もしかして……フェイトをパーティから追い出すために?
それはありえる。
だってフェイトは、皆からの評価が低かったから。
役立たずだといつも陰口をたたいて……
メリッサはゲイツたちが計画的にフェイトを殺したと判断する。
そう考えると、腹の奥から黒い感情が湧き上がり、怒りが暴れ出す。
しかし極力冷静さを装いながら、メリッサは皆に訊ねる。
「さ、最後に三つ目……」
「な、なんだ……? 最後の三つ目は?」
ゴクリと息を呑むゲイツ。
メリッサは目元を引きつらせながら言う。
「どれだけ私が怒ってるか分かる?」
「……皆目見当もつきません」
「あのね――あんたたちをぶっ殺したいぐらい怒ってんのよ!」
「げふっ――」
ゲイツのとぼけた顔にアッパーを炸裂させたメリッサ。
耐えるつもりも無かったが、感情が完全に爆発させた。
ゲイツの体は冗談のように飛び上がり、天井に頭が突き刺さる。
「ええっ!? おいゲイツ‼ 大丈夫――かぁあああああ!?」
天井からぶら下がっているゲイツを見て心配するヒューバロン。
そのヒューバロンの顔面にメリッサが蹴りを放つと、彼は壁を突き破り、外へと吹き飛んで行く。
「あ、え……」
「お前も――一回死んでこい!!」
踵落とし。
シャイザーは金づちで打ち付けれた釘のように、地面に埋まってしまう。
頭だけを床から出し、完全に伸びている。
「あ……あはは。そんなに怒らないでよ、メリッサ」
「仲間が一人死んでるのよ。怒らないわけないじゃない! それにあんたたち、フェイトが死んで大して悲しんでないでしょ。見え透いた嘘が、見え隠れしてんのよ!」
強烈なビンタが決まる。
首が飛んで行きそうになるクィーン。
瞬時に立腹するが、しかしメリッサが怖くて何も言えなくなる。
「私、パーティ抜けるから。ゲイツたちによろしく言っておいて。後、勝手に野垂れ死ね」
「…………」
酒場はメリッサの怒りに支配され、その場にいる全員がガタガタと震えあがっていた。
去って行く彼女の背中をクィーンは睨み付けながらも、畏怖の念を抱く。
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