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第7話 新たな仲間
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長い銀色の髪。
顔立ちは美人なんだと思う。
ただ彼女の顔は――傷だらけであった。
「久々に見たけど、酷い顔だな……」
「はぁ?」
彼女の仲間たちが、彼女の顔を見て苦笑いを浮かべていた。
俺はその表情と態度に腹を立て、彼らのことを睨み付ける。
「い、いや……だって本当のことだろ?」
「仲間として助けられているのは事実だけどさ。彼女もそのことを理解してるから、いつも兜で顔を覆っているんだ。俺たちの感性がおかしいんじゃない。皆同じことを考えているんだよ」
「俺はそうは思わない。確かに酷い顔だけど、あんたたちみたいに露骨に差別するような顔はしない」
「べ、別に差別してるわけじゃない……可哀想だとは思っているよ」
男たちは俺から顔を逸らし、バツが悪そうな顔をする。
仲間に対して奇異な目で見て……
お互いに仲間には恵まれていないようだな。
それから俺は彼女が目を覚ますのを待った。
彼女の仲間たちも少し離れたところから俺たちを眺めている様子。
一人で帰ってもいいのだけれど、彼女をこのまま放っておくわけにはいかない。
というのは半分ほど嘘である。
一人で帰れるならもうとっくに外に出てるであろう。
目を覚ましたら俺を外まで案内してね。
横になっている彼女を見守っている間に眠気が俺を襲う。
なんだかんだでダンジョン内を彷徨ってたからな。
「…………」
とうとう意識を失った俺。
次に目を覚ましたのは、彼女の鎧が音を立てた時であった。
「……お目覚めかい?」
「お前は……さっきの……」
ボーッとする彼女であったが、突然ハッとし、俺から顔をそむける。
「どうしたんだよ?」
「み、見ないでくれ……醜いだろ、私は……」
「可哀想だとは思うけど、そんなこと思っていないよ」
「…………」
彼女はチラリと俺の方を見るが、目が合うとまた視線を逸らす。
「お前みたいなことを言う奴は初めてだ。誰もが私の顔を見て醜い醜いと指を指すんだがな」
「それは程度の低い連中としか付き合って来なかったからだろう。俺は怪我や見た目で人を判断しないからな」
「見た目は大事だろ?」
「大事だろうけど、それが全てじゃない。あんたは自分が醜いって言ってるけど、仲間のために戦う、気高い人物に見えた。な。見た目は全てじゃないんだよ」
「全てじゃないか……でもこれまではこの顔で判断されてきたからな」
「なら、これからは顔で判断しない連中と付き合うんだな」
俺はそう思う。
それが一番。
見た目だけで判断するような奴とは付き合わない方がいい。
そんなのは大した人間じゃないだろうしな。
「で、あんたたち……あんたの名前はセリス、だよな?」
「ああ。お前は?」
「俺はフェイト。フェイト・レイフォースだ」
「フェイトか……覚えておくよ」
彼女はようやく起き上がるが、俺と目を合わせようとはしない。
俯いたままだが俺と対座し、話を聞く気はあるようだ。
「セリスたちは何故このダンジョンに?」
「ダンジョンに潜る理由……それは一つしかないだろ?」
「【神器】か」
「ああ。私たち……いや、仲間たちが【神器】を求めているようだったからな。それを手に入れるためにここに来た」
「仲間ねぇ……あれ? そういや、仲間の姿が見えないぞ」
「何だと?」
ここは見渡しのいい少し開けた場所であるのだが……彼らの姿が無くなっていた。
いつの間に?
手品ですか?
あ、俺が寝ている間に消えたのか。
「あいつら……私たちを置いて奧に進んだのか……」
「目的はあくまで【神器】……か。お互い、仲間運に見放されてるみたいだな。ここを出たら、あいつらとのパーティを解消することをおススメするよ」
「……でも、あいつらぐらいしか私を頼る奴はいなかった」
「頼りにしてるんじゃない。良いように使われてただけだ。言っちゃ悪いけど、セリスたちはSランクパーティのはずだけど、まともに戦えるのはあんただけじゃないか。Sランクってのも、全部セリスの功績だろ?」
「そうかもしれんな」
「そうとしか考えられないよ」
これまでその事実から目を背けていたのか、それを受け入れて肩を落とすセリス。
女の子なのになんだか不憫だな……
落ち込む彼女を見て、俺も少し気が滅入る。
ああ、落ち込まないで! 感情移入して泣きそうになるから!
「……子供の頃、私の住んでいた村はとある一味に襲われた」
突然口を開くセリス。
俺は黙って彼女の話を聞くことにした。
「知人が殺され、友人が殺され、そして家族が殺された……相手は残忍な連中で、私たちの全身を切り刻んで喜んでいたよ。この顔もその時の傷だ」
怨嗟に満ちる瞳で、セリスは壁を睨み付けている。
「どうしても仲間が必要だったんだ……強くなり、あいつらに復讐するだけの力と仲間が欲しかった……でも、仲間には恵まれていなかったんだな」
「…………」
復讐するために強くなり、復讐するために仲間を求めた。
力は噂通り。
あのモンスターと対等に渡り合えただけでも強いのはよくわかる。
でも仲間があれだからな……
「あのさ。良かったら俺の仲間にならないか?」
「お前の?」
「ああ。俺ならお前を変な目で見ることも無いし、期待を裏切るようなことをしない」
セリスの話を聞いて情が移ったのか。
あるいはゲイツたちに裏切られて少し感傷的になったのか。
はたまたその両方かどうかは自分でも分からないが、俺は気が付けば彼女にそんな提案をしていた。
「お前が仲間になってくれると言うならありがたい……こちらから頼みたいぐらいだよ」
「なら決定だ。今日から俺たちは仲間ってことで」
「ああ……よろしく頼むよ、フェイト」
「こちらこそよろしくな、セリス。あ、これはお近づきのしるしに」
俺は【収納空間】からとある物を取り出し、それをセリスに手渡す。
「これは……?」
「『アンブロシア』。さっきの戦いの傷も一瞬で消えるはずだ」
「そうなのか。なら、遠慮なくいただくとするよ」
『アンブロシア』。
それは透明な飲み物で、どんな傷であろうが死んでいない限りはたちまち癒してしまうという代物である。
これは【神器】クラスのレアアイテムで……【複製】は不可能。
誰かに使うのは勿体ないけど、でもいずれ誰かのために使うんだから彼女にあげてもいいだろう。
アンブロシアを飲み干すセリス。
先ほどの戦いの傷が癒えたのだろう、彼女は自分の手を見下ろし驚いた表情を浮かべていた。
「凄まじい効力だな……こんなのは初めてだ」
「使うところを見るのは俺も初めてだけど……本当に凄いな」
「?」
『アンブロシア』が彼女を癒したのは、戦いの傷だけではなかった。
俺はその奇跡とも言える回復力に驚愕しながら、【収納空間】から手鏡を取り出し、彼女に渡す。
「……なんということだ……顔の傷まで癒えている」
そう。
『アンブロシア』はありとあらゆる傷を、病気を治す、奇跡の薬。
彼女の昔の怪我でさせも、瞬時に治してしまったのだ。
目の前で傷が消えていく光景は奇妙なものだったけど……いや、完全に治って良かった。
傷の癒えたセリスは、贔屓目なしの美人であった。
大きな青い瞳に、プルプルの魅惑的な唇。
黒騎士という異名とは真逆の白くなめらかな肌。
うん。完璧美人の誕生……いや、復活か。
「こんな……こんなことが……」
よっぽど嬉しかったのか、セリスは涙を浮かべて鏡に見入っていた。
だが俺が彼女を見ているのに気づき、セリスは顔を真っ赤にして大慌てしだす。
「み、みみみ、見るな! 見ないでくれ! わ、わわわわわ、私の顔を見るんじゃない!」
なんて可愛い反応なのだ。
これが黒騎士の真の姿か……
なんて慌てる彼女を見て俺はクスクス笑うのであった。
顔立ちは美人なんだと思う。
ただ彼女の顔は――傷だらけであった。
「久々に見たけど、酷い顔だな……」
「はぁ?」
彼女の仲間たちが、彼女の顔を見て苦笑いを浮かべていた。
俺はその表情と態度に腹を立て、彼らのことを睨み付ける。
「い、いや……だって本当のことだろ?」
「仲間として助けられているのは事実だけどさ。彼女もそのことを理解してるから、いつも兜で顔を覆っているんだ。俺たちの感性がおかしいんじゃない。皆同じことを考えているんだよ」
「俺はそうは思わない。確かに酷い顔だけど、あんたたちみたいに露骨に差別するような顔はしない」
「べ、別に差別してるわけじゃない……可哀想だとは思っているよ」
男たちは俺から顔を逸らし、バツが悪そうな顔をする。
仲間に対して奇異な目で見て……
お互いに仲間には恵まれていないようだな。
それから俺は彼女が目を覚ますのを待った。
彼女の仲間たちも少し離れたところから俺たちを眺めている様子。
一人で帰ってもいいのだけれど、彼女をこのまま放っておくわけにはいかない。
というのは半分ほど嘘である。
一人で帰れるならもうとっくに外に出てるであろう。
目を覚ましたら俺を外まで案内してね。
横になっている彼女を見守っている間に眠気が俺を襲う。
なんだかんだでダンジョン内を彷徨ってたからな。
「…………」
とうとう意識を失った俺。
次に目を覚ましたのは、彼女の鎧が音を立てた時であった。
「……お目覚めかい?」
「お前は……さっきの……」
ボーッとする彼女であったが、突然ハッとし、俺から顔をそむける。
「どうしたんだよ?」
「み、見ないでくれ……醜いだろ、私は……」
「可哀想だとは思うけど、そんなこと思っていないよ」
「…………」
彼女はチラリと俺の方を見るが、目が合うとまた視線を逸らす。
「お前みたいなことを言う奴は初めてだ。誰もが私の顔を見て醜い醜いと指を指すんだがな」
「それは程度の低い連中としか付き合って来なかったからだろう。俺は怪我や見た目で人を判断しないからな」
「見た目は大事だろ?」
「大事だろうけど、それが全てじゃない。あんたは自分が醜いって言ってるけど、仲間のために戦う、気高い人物に見えた。な。見た目は全てじゃないんだよ」
「全てじゃないか……でもこれまではこの顔で判断されてきたからな」
「なら、これからは顔で判断しない連中と付き合うんだな」
俺はそう思う。
それが一番。
見た目だけで判断するような奴とは付き合わない方がいい。
そんなのは大した人間じゃないだろうしな。
「で、あんたたち……あんたの名前はセリス、だよな?」
「ああ。お前は?」
「俺はフェイト。フェイト・レイフォースだ」
「フェイトか……覚えておくよ」
彼女はようやく起き上がるが、俺と目を合わせようとはしない。
俯いたままだが俺と対座し、話を聞く気はあるようだ。
「セリスたちは何故このダンジョンに?」
「ダンジョンに潜る理由……それは一つしかないだろ?」
「【神器】か」
「ああ。私たち……いや、仲間たちが【神器】を求めているようだったからな。それを手に入れるためにここに来た」
「仲間ねぇ……あれ? そういや、仲間の姿が見えないぞ」
「何だと?」
ここは見渡しのいい少し開けた場所であるのだが……彼らの姿が無くなっていた。
いつの間に?
手品ですか?
あ、俺が寝ている間に消えたのか。
「あいつら……私たちを置いて奧に進んだのか……」
「目的はあくまで【神器】……か。お互い、仲間運に見放されてるみたいだな。ここを出たら、あいつらとのパーティを解消することをおススメするよ」
「……でも、あいつらぐらいしか私を頼る奴はいなかった」
「頼りにしてるんじゃない。良いように使われてただけだ。言っちゃ悪いけど、セリスたちはSランクパーティのはずだけど、まともに戦えるのはあんただけじゃないか。Sランクってのも、全部セリスの功績だろ?」
「そうかもしれんな」
「そうとしか考えられないよ」
これまでその事実から目を背けていたのか、それを受け入れて肩を落とすセリス。
女の子なのになんだか不憫だな……
落ち込む彼女を見て、俺も少し気が滅入る。
ああ、落ち込まないで! 感情移入して泣きそうになるから!
「……子供の頃、私の住んでいた村はとある一味に襲われた」
突然口を開くセリス。
俺は黙って彼女の話を聞くことにした。
「知人が殺され、友人が殺され、そして家族が殺された……相手は残忍な連中で、私たちの全身を切り刻んで喜んでいたよ。この顔もその時の傷だ」
怨嗟に満ちる瞳で、セリスは壁を睨み付けている。
「どうしても仲間が必要だったんだ……強くなり、あいつらに復讐するだけの力と仲間が欲しかった……でも、仲間には恵まれていなかったんだな」
「…………」
復讐するために強くなり、復讐するために仲間を求めた。
力は噂通り。
あのモンスターと対等に渡り合えただけでも強いのはよくわかる。
でも仲間があれだからな……
「あのさ。良かったら俺の仲間にならないか?」
「お前の?」
「ああ。俺ならお前を変な目で見ることも無いし、期待を裏切るようなことをしない」
セリスの話を聞いて情が移ったのか。
あるいはゲイツたちに裏切られて少し感傷的になったのか。
はたまたその両方かどうかは自分でも分からないが、俺は気が付けば彼女にそんな提案をしていた。
「お前が仲間になってくれると言うならありがたい……こちらから頼みたいぐらいだよ」
「なら決定だ。今日から俺たちは仲間ってことで」
「ああ……よろしく頼むよ、フェイト」
「こちらこそよろしくな、セリス。あ、これはお近づきのしるしに」
俺は【収納空間】からとある物を取り出し、それをセリスに手渡す。
「これは……?」
「『アンブロシア』。さっきの戦いの傷も一瞬で消えるはずだ」
「そうなのか。なら、遠慮なくいただくとするよ」
『アンブロシア』。
それは透明な飲み物で、どんな傷であろうが死んでいない限りはたちまち癒してしまうという代物である。
これは【神器】クラスのレアアイテムで……【複製】は不可能。
誰かに使うのは勿体ないけど、でもいずれ誰かのために使うんだから彼女にあげてもいいだろう。
アンブロシアを飲み干すセリス。
先ほどの戦いの傷が癒えたのだろう、彼女は自分の手を見下ろし驚いた表情を浮かべていた。
「凄まじい効力だな……こんなのは初めてだ」
「使うところを見るのは俺も初めてだけど……本当に凄いな」
「?」
『アンブロシア』が彼女を癒したのは、戦いの傷だけではなかった。
俺はその奇跡とも言える回復力に驚愕しながら、【収納空間】から手鏡を取り出し、彼女に渡す。
「……なんということだ……顔の傷まで癒えている」
そう。
『アンブロシア』はありとあらゆる傷を、病気を治す、奇跡の薬。
彼女の昔の怪我でさせも、瞬時に治してしまったのだ。
目の前で傷が消えていく光景は奇妙なものだったけど……いや、完全に治って良かった。
傷の癒えたセリスは、贔屓目なしの美人であった。
大きな青い瞳に、プルプルの魅惑的な唇。
黒騎士という異名とは真逆の白くなめらかな肌。
うん。完璧美人の誕生……いや、復活か。
「こんな……こんなことが……」
よっぽど嬉しかったのか、セリスは涙を浮かべて鏡に見入っていた。
だが俺が彼女を見ているのに気づき、セリスは顔を真っ赤にして大慌てしだす。
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