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侍従ロボ

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 アリシア様に思う存分に種付けし終えスッキリしていると辺りはもう夕暮れになっていた。

 もうレベッカちゃんが帰ってくるかもしれないな・・・。急いで気をやっているアリシア様の身支度を整え、汗や体液でまみれのシーツを隠したりしていると入り口から気配がしてきた。

「姫様、ただいま帰りました」

 帰ってきた!・・・間に合わない・・とりあえず表面上は綺麗にしといたけど。暗示を使えばいざとなればどうにでも対処出来るからな。仕方なくバレるまではがんばって間男をやってみたい。おっさんは少しスリルを味わってみようと思う。

「お帰りなさいませ」

 とりあえず出迎える。レベッカちゃんは大きな何かを抱えているが・・。

「なんだお前か・・・姫様はどうした?」

「奥のベッドでお休みになられています。」

「そうか・・」

 そのままベッドへと直行する。バレないかな・・。

「姫様・・・・」

ベッドではアリシア様が上半身だけだして寝息をたてている。

「・・・・ふむ、粗末で慣れない環境だから疲れておられるようだな・・仕方ない」

 ふう・・なんとか誤魔化せたか・・・。ベッドの中では下半身丸出しのアリシア様が眠っている。アリシア様の股間はまだおっさんの子種でドロドロだからな。後でじっくり拭ってあげるから・・。

「ところでその手に抱えている物は一体なんですか?」

 ここはひとつ・・話題を変えようか。

「これは飛行船から回収したものだ。アリシア様が生まれたときに下賜された代々伝わる貴重な宝物だ。壊れていなかったからよかった・・・」

 持っているものは帝国の紋章の入った旗のようなものと機械仕掛けの人形のようなものだ。

「余っている太陽石をよこせ」

 とりあえず使い古された太陽石を渡すと、人形の背中にセットする。どうやら太陽石が動力のようだ。
人形が突然動き始めた。

「私ハ侍従ロボデス。ゴ命令ヲドウゾ」

「よし。運んでもらうものがある。私について来い」

「了解デス」

 レベッカちゃんはまた外に出て行った・・・今の内にやっておくか。アリシア様の股間から濃厚な子種を掻き出してを丁寧に拭って替えのヒモパンを穿かせる。ヒモパンのストックだけは豊富にあるのだ。

 そんなこんなで暗くなってくるとレベッカちゃんが帰ってきた。

「帰ったぞ」

「お帰りなさい」

 さっきの人形がいないようだが・・・。

「あの人形は・・・?」

「気にするな。夕食を出せ。食べてたら寝るぞ」

 こうして1日が終わった。

 翌朝、洞穴を出ると辺りに大量の物資が積んであった。保存食料に機械類、衣類などなど・・・。

「これは一体・・・・」

「ふむ、ちゃんと持って来たようだな・・」

「騎士様・・こらはどうやって・・」

「ロボに運んでもらったのだ。コイツは命じれば何でもこなすことが出来る」

 肝心のロボは完全に停止しているようにに見えるが・・・。

「太陽石が切れたみたいだな・・・代わりを持ってきてくれ」

 太陽石が切れただって?・・アレでも小型船をぐらいの動かせる出力はあるんだぞ。永久機関と呼ばれているのに?

「心配するな。あれだけ船があるんだ・・・ロボに残骸を動かすように命じればいくらでも太陽石なりなんなり手に入るだろう」

 まぁ確かに・・残骸動かせればさらに未探索のエリアに行ける。島での生活に有益な物資が手に入るかもしれないな・・。

「選別は任せるからな・・次はこれだ」

 帝国の旗?を取り出すと前にある少し大きい岩の割れ目に突き立てた。何かがこの島を覆った感触が伝わってきた。これは一体・・・・。

「これで安心だな」

「騎士様・・・これはなんでしょう・・」

「これは日焼け防止の宝物だ。これでアリシア様の白く美しい肌が焼けることはない」

 白い肌・・・・ですか。アリシア様に下賜された宝物とは燃費のかかる人形と日焼け防止ですと。確かに日焼けは高貴な子女の大敵とされているし人形も便利な部分もあるけど・・ガラクタを押し付けられた感があることは否めないような気がするな。

「後始末は任せるぞ」

 まぁいいか・・何があるのか少し楽しみだ。山積み物資の選別に取り掛かる。

 機械類はごちゃごちゃだな・・・まともに動くものがない。部品だけ取り出して使えるものもあるが全く使えないもが大半だ。

 衣類に関しては汚れているものや破れているものしかない。逆にまともなものがなくて助かったが・・・破れている服は何かに使えるかもしれないな。まともな靴が多数あるのは助かった。

 保存食料も瓶が割れてダメなものも多い、穀物が多少あるのは助かる。

 総括すると半分以上はゴミだな。レベッカちゃんは案外雑なのかもしれない・・。太陽石の燃費も気にしていないようだし・・あまり任せすぎるとマズイかもしれない。

 しかし・・ロボの力は貴重だな。効率よく使えば良いものが新たな残骸から発見できるかもしないぞ。

 こうして無人島暮らしは新たな局面を迎えたのだ。
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