はる×奏

Aim

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昼 ハルver.

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「山下!
今日4時からミーティングになったから」

昼に上司にいきなり言われた

あの、5時定時なんですけど
4時からじゃあ、定時には帰れないんですけど

はぁ
奏に連絡しないと
定時には帰れないって

すぐにメールした

私はこういうことが頻繁にあるから彼はなんとも言わないけど、いっつも悪いなって思うんだよね…

「先輩
あの時間からミーティングじゃ、定時には帰れませんね…」

と、後輩が…
言いづらそうな顔で言ってきた

「そうだね
でも、私が参加しないと行けないミーティングってことはあなたもでしょ?」

私には直属の後輩が二人ほどいて、二人ともとてもいい後輩だった

奏のことも知ってて、それで言いづらそうな顔で心配してくれたのだ

「いいんです
私は家に帰っても一人だし、仕事疲れても心配してくれる人もいないですから…

私の話なんてどーでもいいですから
ご飯食べませんか?
私も今日はお弁当なんです」

昼に会議がなければ、私は基本的には奏が作ってくれるご飯を食べる

会議が入ってしまった時には連絡して、明日のお弁当はいらないことを伝える

「食べよっか
お腹空いちゃったし
ここで愚痴ってても、何にも変わらないし」

私たちはご飯を食べるため、社食へ向かった





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