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緊縛
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なんで、僕、全裸で柱に縛られてるの?
正座させられて、ビニール紐で胴部をぐるぐる巻きにされて柱に縛られて……
目の前には、半裸の先生が立ちはだかっている。
ぺロペロとソフトクリームを舐めながら、涼しい顔で僕を見下ろしている。
「先生、それ僕のおやつのアイスなんですけど」
勝手に人んちの冷凍庫開けて、アイスとって食べるなんて、教師としていかがなものかと思うよ!!
いきなりソフトクリームを右乳首に押し付けられて「ひやっ!!」と身をよじった。
乳首見るとソフトクリームの溶けたしずくが母乳の様についていた。
もうやだ、乳首が冷えるじゃないか!
「なにするんですか!!」僕は声を荒げて叫んだ。
「先生とエロいことする前に聞いてもらいたい話があるんだよ」
先生はしゃがみこんで、僕の目をじっと見た。きゅん♡
先生の瞳って濁りなく、猫の瞳みたいに澄んでいて、きれいだ。
「まあ、いいですけど」
「先生の黒歴史なんだけどさ」
「みんな、黒歴史の一つや二つありますよ。僕も不登校で先生のお世話になったし」
「先生な、中高生のころ、”少年好きな大人”にいたずらされて……淫行というか性虐待とか巷では言うらしい」
先生のイケメン度からいって中高生の時はかなりの美少年だったのは容易に想像できた。
どんなエッチないたずらされたんだろ。
公園でおちんちんモミモミとか?
心の傷に触れたくないので、今日は突っ込んで聞くのはやめておこうか。
でも聞きたいなぁ。
「どんなことされたんですか?」
「強制フェラとか、縛られたり、体操着のままレイプまがいのプレイをされたり。天井からつるされたり。大人二人に交代で何時間もやられたり」
ひーっつ!! 黒歴史というレベルじゃなくて、暗黒歴史……
それ、犯罪!!
ビビッて僕は言葉を失った。
「それで性癖が歪んでしまって、先生は普通の愛し方とかよくわからないんだよ」
先生は、別に傷ついたような表情はしてなかった。ペロペロ、ソフトクリームを食べながら普段と全然変わらない調子で話している。あぶない大人たちの餌食にされ、暗い深い心の傷を抱えてるようには見えない。
こういう身の上話は、お涙頂戴プラス切ないで、胸きゅんきゅんが定番だろ。
何、おいしそうにアイス食べてるんだよ。
そういうとこ先生は、普通の人とずれてるんだよな。
「ウシオに変なこと沢山してしまうかもしれない。嫌だなと思われるような性行為をしてしまうかもしれない」
あっ、そうか……
少年のころ大人にレイプとかSMプレイを散々されて、ぱりんと心が壊れてしまって……防御作用で、心がなにも感じないようになってしまったのかも。
かわいそうに。
「嫌だったら嫌って言うのでダイジョブですよ」
先生を励ますように僕は明るく爽やかに笑ってそう言った。
柱に縛りつけられて、おちんちんモロ見えなのにもかかわらず。
とほほほ。
「変なことや、Sっぽいことしても、先生がウシオのことを愛しているからだと思ってくれ」
「はい」
先生が、とろけるような笑みを見せた。
「ウシオはいい子だね。愛してるよ」
いきなり先生の口が僕の口に被さってきた。
舌が口内に割り込んでくると甘いアイスクリームの味がした。
正座させられて、ビニール紐で胴部をぐるぐる巻きにされて柱に縛られて……
目の前には、半裸の先生が立ちはだかっている。
ぺロペロとソフトクリームを舐めながら、涼しい顔で僕を見下ろしている。
「先生、それ僕のおやつのアイスなんですけど」
勝手に人んちの冷凍庫開けて、アイスとって食べるなんて、教師としていかがなものかと思うよ!!
いきなりソフトクリームを右乳首に押し付けられて「ひやっ!!」と身をよじった。
乳首見るとソフトクリームの溶けたしずくが母乳の様についていた。
もうやだ、乳首が冷えるじゃないか!
「なにするんですか!!」僕は声を荒げて叫んだ。
「先生とエロいことする前に聞いてもらいたい話があるんだよ」
先生はしゃがみこんで、僕の目をじっと見た。きゅん♡
先生の瞳って濁りなく、猫の瞳みたいに澄んでいて、きれいだ。
「まあ、いいですけど」
「先生の黒歴史なんだけどさ」
「みんな、黒歴史の一つや二つありますよ。僕も不登校で先生のお世話になったし」
「先生な、中高生のころ、”少年好きな大人”にいたずらされて……淫行というか性虐待とか巷では言うらしい」
先生のイケメン度からいって中高生の時はかなりの美少年だったのは容易に想像できた。
どんなエッチないたずらされたんだろ。
公園でおちんちんモミモミとか?
心の傷に触れたくないので、今日は突っ込んで聞くのはやめておこうか。
でも聞きたいなぁ。
「どんなことされたんですか?」
「強制フェラとか、縛られたり、体操着のままレイプまがいのプレイをされたり。天井からつるされたり。大人二人に交代で何時間もやられたり」
ひーっつ!! 黒歴史というレベルじゃなくて、暗黒歴史……
それ、犯罪!!
ビビッて僕は言葉を失った。
「それで性癖が歪んでしまって、先生は普通の愛し方とかよくわからないんだよ」
先生は、別に傷ついたような表情はしてなかった。ペロペロ、ソフトクリームを食べながら普段と全然変わらない調子で話している。あぶない大人たちの餌食にされ、暗い深い心の傷を抱えてるようには見えない。
こういう身の上話は、お涙頂戴プラス切ないで、胸きゅんきゅんが定番だろ。
何、おいしそうにアイス食べてるんだよ。
そういうとこ先生は、普通の人とずれてるんだよな。
「ウシオに変なこと沢山してしまうかもしれない。嫌だなと思われるような性行為をしてしまうかもしれない」
あっ、そうか……
少年のころ大人にレイプとかSMプレイを散々されて、ぱりんと心が壊れてしまって……防御作用で、心がなにも感じないようになってしまったのかも。
かわいそうに。
「嫌だったら嫌って言うのでダイジョブですよ」
先生を励ますように僕は明るく爽やかに笑ってそう言った。
柱に縛りつけられて、おちんちんモロ見えなのにもかかわらず。
とほほほ。
「変なことや、Sっぽいことしても、先生がウシオのことを愛しているからだと思ってくれ」
「はい」
先生が、とろけるような笑みを見せた。
「ウシオはいい子だね。愛してるよ」
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