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 今まで感じたことのない快感に襲われ、エドナの口から甘い声が漏れた。

 同時に下腹部の奥から、熱いものがこみ上げてくるような感覚に襲われる。

(ああ……なにこれ……)

 いつの間にか、ショーツが溢れ出た蜜液でしっとり濡れている。その感覚に戸惑いながらも、体は正直に反応していた。

 無意識のうちに腰がくねってしまう。

(こんなの知らない! 怖い……!)

 未知の経験への恐怖を感じると同時に、期待感で胸が高鳴っていたのも事実だ。

 これから自分がどうなってしまうのか、それを知りたいと思ったし、ウィリアムが与えてくれるものなら何でも受け入れたいと思った。

「大丈夫だ。優しくする」

 ウィリアムは手をエドナの両足の間に割り入ると、割れ目を探り当ててそっと指先を差し入れた。

 その瞬間、強烈な痛みが襲ってきたが、同時にそれ以上の快楽に全身が支配される。

(ああっ!)

 思わず声が出てしまうほどの衝撃だった。

 優しく指で襞を擦られ、いじられるたびに今まで経験したことのない感覚を覚える。

 身体がバラバラになりそうな錯覚を覚えたほど。

 しかし、すぐにそれは甘い疼きへと変わっていった。

(ああ……すごい……こんな世界があるなんて……)

「エドナ……初めてなんだね。大丈夫、やさしく指南しよう」

 ウィリアムが名前を呼ぶ声が聞こえた。

(ああ……ウィリアム様……)

 エドナは彼に微笑みかける。

 すると彼も微笑み返してくれた。
 
 それだけで幸せな気分になったのだった。

「ああんっ! ああっ!」

 何度も激しく愛撫されるたび、エドナは大きく背中をのけぞらせた。

 意識が飛びそうになるほどだ。だが 
、それでもなお彼は動きを止めなかった。

 何度も何度も絶頂を迎え、意識を失いそうになりながらも彼を受け止め続けた……。

(ああ……もうだめ……)

「エドナ……」

 ウィリアムの声が聞こえた。

(ああ……幸せだわ)

「エドナ……可愛いな」

 彼はそう言うと、優しく唇を重ねてきた。

 その感触にうっとりとして目を閉じてしまう。

 そして彼の背中に手を回して、ぎゅっと抱きしめた。そしてそのまま意識が遠ざかったのだった……。
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