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第一章 叩け!釈迦頭金貨財団
番外編その一 あれっくすの場合
しおりを挟むあれっくすはある事に悩んでいる。
経営している料理教室になかなかお客が増えない事に。
「教えるのは下手ではないのに何で登録してるお客さん少ないんだろう・・・」
リビングで頭を抱えて悩んでるあれっくすを見兼ねてぺんちゃんが声をかけて来た。
ぺん:あれさんどうしただす?
あれ:料理教室の登録者数が増えなくて困ってるんだ。
それまでぺんちゃんはあれっくすの仕事については口出した事はなく、あれっくすもぺんにゃんに仕事での事を相談した事はなかった。
ぺん:どうすれば良いだすかね~。
ぺんちゃんは手を顎に当て何か良い案がないか考えてみた。
ぺん:あれさんそういえばイギリス生まれでしたよねぇ・・・あっ!!
ぺんちゃんは閃いた。、
近くにあった紙にマジックってパパッと書いてあれっくすに見せた。
そこには「イギリス仕込みの料理教室」と書かれていた。
あれ:僕はイギリス生まれってだけだよ?イギリス料理なんて教えてられないよ。
ぺん:よくその後を見ておくれやす。
よく見るとタイトルの横に小さく和食がしっかり覚えられると書かれていた。
あれ:こんなんで上手くいくのかなあ・・・。
「任せてだす!」とぺんちゃんがすくっと立ち、タイトルが書かれた紙を天高く持ち上げ不敵の笑みを浮かべていた。
ぺん:ギアっちの家に行くだす。ふふへへへへ。
それを見たあれっくすは不安にも思ったがぺんちゃんに任せてみる事にしたのであった。
おわり
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