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第八章【旅の果て】
第百二十八話 嵐の前の静けさ
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沢山、体にキスされて、後ろを解される。指はもう3本になっていて、体からは力が抜けていた。
「んっ、もう、大丈夫だからぁ」
「指だけでくったりなってるマリヤ可愛い」
「……挿れて?」
「指で広げてみて」
エリオネルとしていて思うのだが、彼はSらしい。そういう彼に従ってしまう自分は、Mなのかもしれないと最近思っている。
脚を開けて、ゆるく解された秘部を両手で広げた。それを、恍惚とした表情でエリオネルが見つめる。
ゾクゾクッと快感がお尻から上ってきて、頭の上から抜けた。
「はあ、ホント可愛い」
「早く挿れてっ」
顔を背けて言うと、エリオネルが脚の間に体を割り込ませてくる。
そっと彼を見ると、ズボンを寛げて剛直を取り出していた。いつ見ても大きい。喉がごくんと鳴った。
「あ、ああー……」
ぐちゅぐちゅと挿入ってくる。熱くて、硬くて大きい楔が、俺の中を犯しながら上がってきた。
「は、は……」
「挿入る瞬間、ゾクゾクする」
獰猛な目をしながら、俺を犯すエリオネルにありえないくらい興奮する。キッチリした執事姿を着崩して、色香を漂わせるエリオネルも最高にエロかった。
撫でつけた髪が一筋、顔に掛かっている。興奮しすぎて、鼻血が出そうだ。
「あ、ア、はん、んっ」
腰を揺すり始めたエリオネルの動きに合わせて、鼻に掛かったような喘ぎ声が出る。
執事姿で攻められて、キュンキュンと繋がっている場所を締めつけてしまっていた。
「マリヤ、締めつけ、すぎ」
「ん、だって、ア、あっ」
「ふふ、この格好、そんなに良い?」
「いいっ、すごく」
いつものエリオネルじゃないみたい。でも、顔とか表情とかはエリオネルで、すごく興奮する。
「かわいい」
キュン死にしそうだ。
エリオネルの腰の動きが段々早くなる。ズンズンと奥まで抉られて、甘い痺れが全身を襲った。
必死に大きすぎる快感を逃がしていると、エリオネルがキスをしてくる。
気持ちがよすぎて、変になりそうだ。
「ん、んっ、……ふ、ぁ……」
「マリヤ」
キスの合間に、エリオネルが囁く。
「んっ、はぁ……あ、んっ」
いつも突かれている間は、意識が朦朧としている。今もそうだ。エリオネルがキスの合間に何か囁いているが、それを脳が処理できないでいる。
「愛してるよ」
ギュギュッと締めつけてしまって、エリオネルが顔を歪めた。その歪めた顔がセクシーで、余計に感じてしまう。
「あ、あん、……は、ああっ」
「一緒に達こうね」
抽挿を早めたエリオネルに、絶頂が近いことを察する。かくいう自分も、もう極まりそうである。
一際強く打ちつけられて、ドクドクと注ぎ込まれた。それに反応して、ビュビュッとお腹の上に精液がぶち撒けられる。
はあはあと肩で息をしていると、顔中キスの嵐に遭った。
中に挿入っている剛直がまだ硬いのを感じて、ぶるっと体が震える。
「エリオネル?最近、ヤリすぎじゃない?」
「………ごめん」
「謝ってほしいわけじゃないんだけど」
「マリヤ、もう一回だけ」
「も、もう……」
流されてもう1ラウンドした。すごく気持ち良かった。
「んっ、もう、大丈夫だからぁ」
「指だけでくったりなってるマリヤ可愛い」
「……挿れて?」
「指で広げてみて」
エリオネルとしていて思うのだが、彼はSらしい。そういう彼に従ってしまう自分は、Mなのかもしれないと最近思っている。
脚を開けて、ゆるく解された秘部を両手で広げた。それを、恍惚とした表情でエリオネルが見つめる。
ゾクゾクッと快感がお尻から上ってきて、頭の上から抜けた。
「はあ、ホント可愛い」
「早く挿れてっ」
顔を背けて言うと、エリオネルが脚の間に体を割り込ませてくる。
そっと彼を見ると、ズボンを寛げて剛直を取り出していた。いつ見ても大きい。喉がごくんと鳴った。
「あ、ああー……」
ぐちゅぐちゅと挿入ってくる。熱くて、硬くて大きい楔が、俺の中を犯しながら上がってきた。
「は、は……」
「挿入る瞬間、ゾクゾクする」
獰猛な目をしながら、俺を犯すエリオネルにありえないくらい興奮する。キッチリした執事姿を着崩して、色香を漂わせるエリオネルも最高にエロかった。
撫でつけた髪が一筋、顔に掛かっている。興奮しすぎて、鼻血が出そうだ。
「あ、ア、はん、んっ」
腰を揺すり始めたエリオネルの動きに合わせて、鼻に掛かったような喘ぎ声が出る。
執事姿で攻められて、キュンキュンと繋がっている場所を締めつけてしまっていた。
「マリヤ、締めつけ、すぎ」
「ん、だって、ア、あっ」
「ふふ、この格好、そんなに良い?」
「いいっ、すごく」
いつものエリオネルじゃないみたい。でも、顔とか表情とかはエリオネルで、すごく興奮する。
「かわいい」
キュン死にしそうだ。
エリオネルの腰の動きが段々早くなる。ズンズンと奥まで抉られて、甘い痺れが全身を襲った。
必死に大きすぎる快感を逃がしていると、エリオネルがキスをしてくる。
気持ちがよすぎて、変になりそうだ。
「ん、んっ、……ふ、ぁ……」
「マリヤ」
キスの合間に、エリオネルが囁く。
「んっ、はぁ……あ、んっ」
いつも突かれている間は、意識が朦朧としている。今もそうだ。エリオネルがキスの合間に何か囁いているが、それを脳が処理できないでいる。
「愛してるよ」
ギュギュッと締めつけてしまって、エリオネルが顔を歪めた。その歪めた顔がセクシーで、余計に感じてしまう。
「あ、あん、……は、ああっ」
「一緒に達こうね」
抽挿を早めたエリオネルに、絶頂が近いことを察する。かくいう自分も、もう極まりそうである。
一際強く打ちつけられて、ドクドクと注ぎ込まれた。それに反応して、ビュビュッとお腹の上に精液がぶち撒けられる。
はあはあと肩で息をしていると、顔中キスの嵐に遭った。
中に挿入っている剛直がまだ硬いのを感じて、ぶるっと体が震える。
「エリオネル?最近、ヤリすぎじゃない?」
「………ごめん」
「謝ってほしいわけじゃないんだけど」
「マリヤ、もう一回だけ」
「も、もう……」
流されてもう1ラウンドした。すごく気持ち良かった。
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