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第四章【学園都市】

第四十九話 制服

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 エリオネルが帰って来たのは夜で、その間アキトが遊びに来てくれて退屈はしなかった。もう大丈夫だと言ってるのに、上げ膳据え膳をまたされる。

 明日は、俺もリリム魔道学院に行くことになった。見学する許可が降りたのか聞いたら、明日のお楽しみだと言われた。


ーーーーーー


 翌日、制服を渡される。着ないと入れないなんてことはないはずだ。

「ねぇ、何で制服着るの?」

「マリヤが体験入学するからだよ」

「体験入学!?魔法学校に!?」

 見学するくらいかな、と思ってたら体験できるなんて!行きたい!

「あれ?じゃあ、エリオネルは?」

「私は臨時講師だよ」

「先生!!何それめっちゃ……」

 エロい、と言いそうになって口を噤んだ。
 いや、イベント多すぎて頭が追いつかない。

「調べ物するのに時間がかかるから、学院長に許可求めたらこうなってしまって…」

 困ったように笑うエリオネルの、先生というインパクトが強すぎて目眩がした。

「泊まるとこどうなるの?」

「もちろん一緒だよ」

「よかった」

 微笑むと、優しく笑ったエリオネルがキスしてくれる。

「でも、それって大丈夫なの?」

 先生と生徒が一緒の部屋なんて問題しかない気がするけど……

「大丈夫、この宿屋から行くことになってるから」

「ああ、そういうこと」

「調べ物している間はマリヤが暇になるし、良い経験になると思うから、1週間だけだけど楽しんでおいで」

 1週間って長くない?普通かな?友だちできるか不安だけど、1週間くらいなら何とかなるか。


 エリオネルの先生姿は、めっっちゃイケメンだった。生徒の制服とは違うけど、ちょっとスーツっぽくて良すぎる。
 手足長すぎて眼福すぎた。俺の彼氏ですー!

 あまりにカッコよくて、イタズラしたくなる。

「エリオネル先生、エッチなことしよ」

「……ッ!!」

 息を呑んだエリオネルの首に両手を回して、ちゅと唇にキスすると、エリオネルがビクンッとした。
 そのまま唇に舌を這わせると、エリオネルの口が開くのがわかった。舌を滑り込ませて口の中を蹂躙する。

 可愛くてたまらない。もっと何かしたい。

 あ!負担少なそうなの思いついた!

「エリオネル、こっち来て」

 ぽーっとなってるエリオネルを、ベッドまで誘導する。

「え!マリヤ!まだ駄目だよ、体も辛いでしょう?」

「大丈夫、大丈夫、中に挿れるんじゃないから」

「???」

 エリオネルは、どういうことかわからないという顔をしている。そんなとこも可愛い。

 俺は、汚れてしまわないように下半身を脱ぐと、ベッドに横たわった。膝を抱えるようにして、足側をエリオネルに向けた。

「この間に、エリオネルの挿れて」

「ここ?」

 熱に浮かされたようなエリオネルが、自身を取り出し、俺の指定した股の間に大きなソレを差し込む。

「うっ…、ちょっと待って、何これ」

「良い?」

「良すぎて……ッ」

 どうやらエリオネルはお気に召したみたいだった。こんなんやるのもやられるのも初めてだけど、男同士でも男女とあんまり変わらないのがわかったので、好奇心もあって試してみた。

 熱い楔に煽られて、俺のも勃ち上がっている。

「動いていい?」

「いいよ」

 熱いモノが内股と俺のと一緒に擦られる。先生姿で必死に腰を動かすエリオネルがたまらない。
 エリオネルの先走りで、間からぬちょぬちょといやらしい音がし始めた。

 挿れてないのに、何だか犯されてるような気分になってきて興奮する。エリオネルは、俺の膝を抱くと容赦なく打ちつけ始めた。これ、ようなじゃなくて犯されてる!

「ん、…激し…」

「もう、我慢できない」

 また、あのギラギラした目だ。その目に雄を感じて、また酷く興奮する。
 乱暴なエリオネルに、最初の時は随分我慢していたのがわかって、愛しくなった。

 エリオネルの大きい楔が、俺のモノをズリズリ擦っていて、触らないでももう少しでイけそうだ。これって、こっち側でもこんなに気持ち良いんだ。

「マリヤ……」

「ん?…イク?」

 エリオネルのモノが大きくなって、ビクビクして、その刺激で俺のもビクビクなる。二人二人同時にイけて、満足感で満たされた。
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