金平糖の箱の中
暗い空に真っ赤な提灯が連なる。
綺麗な華の赤に見えるだろうか、
地獄の釜の血に見えるだろうか。
男は天国、女は地獄。
ここは遊郭。男が集い、女を買う街である
ここに1人、例外がいた話
昔、想いを寄せた遊女と瓜二つだったのは、女ではなく男だった。昔の想い人に想いを馳せ、その男に会いに行く。昔の想い人に重ねられ、傷付く心。昔と今の想いが交差する少し変わった、切なくも美しい遊郭のお話。
※エブリスタ、小説家になろうで公開中です。
綺麗な華の赤に見えるだろうか、
地獄の釜の血に見えるだろうか。
男は天国、女は地獄。
ここは遊郭。男が集い、女を買う街である
ここに1人、例外がいた話
昔、想いを寄せた遊女と瓜二つだったのは、女ではなく男だった。昔の想い人に想いを馳せ、その男に会いに行く。昔の想い人に重ねられ、傷付く心。昔と今の想いが交差する少し変わった、切なくも美しい遊郭のお話。
※エブリスタ、小説家になろうで公開中です。
夕
昼
又、夕
夜
夜明け
その後の朝
あなたにおすすめの小説
校長室のソファの染みを知っていますか?
フルーツパフェ
大衆娯楽
校長室ならば必ず置かれている黒いソファ。
しかしそれが何のために置かれているのか、考えたことはあるだろうか。
座面にこびりついた幾つもの染みが、その真実を物語る
楽将伝
九情承太郎
歴史・時代
三人の天下人と、最も遊んだ楽将・金森長近(ながちか)のスチャラカ戦国物語
織田信長の親衛隊は
気楽な稼業と
きたもんだ(嘘)
戦国史上、最もブラックな職場
「織田信長の親衛隊」
そこで働きながらも、マイペースを貫く、趣味の人がいた
金森可近(ありちか)、後の長近(ながちか)
天下人さえ遊びに来る、趣味の達人の物語を、ご賞味ください!!
隠密遊女
霧氷
歴史・時代
時は江戸。明暦の大火と呼ばれる大火事に江戸は見舞われた。しかし、遠く離れた土地では、そんな大事も風の噂に過ぎない。とある山里に住む無邪気な少女・お玉の下には、ある日、兄の形見と金子を持った男が尋ねてきて・・・一人の少女が遊里の中で、人として女として変貌を遂げていく。
花魁道中いろは唄
白鷹 / ルイは鷹を呼ぶ
歴史・時代
文政十二年、師走。尾張地方にある幕府公認若山遊郭が炎上した。
地獄の炎かと思われるような大火事に全てを奪い去られた少女、竜胆は阿部各務ヶ原守新之助に救出され、城にて保護された。
美しい少女に魅入られるように新之助の息子涼之丞は竜胆の看病を続ける。
涙を流しながら竜胆は若山遊郭の中で起こった悲劇の数々を話し始めた。
江戸時代の尾張地方を舞台に華屋かな遊郭花魁物語が広がる時代劇風ファンタジー。
忍び零右衛門の誉れ
崎田毅駿
歴史・時代
言語学者のクラステフは、夜中に海軍の人間に呼び出されるという希有な体験をした。連れて来られたのは密航者などを収容する施設。商船の船底に潜んでいた異国人男性を取り調べようにも、言語がまったく通じないという。クラステフは知識を動員して、男とコミュニケーションを取ることに成功。その結果、男は日本という国から来た忍者だと分かった。
織田信長に逆上された事も知らず。ノコノコ呼び出された場所に向かっていた所、徳川家康の家臣に連れ去られました。
俣彦
歴史・時代
織田信長より
「厚遇で迎え入れる。」
との誘いを保留し続けた結果、討伐の対象となってしまった依田信蕃。
この報を受け、急ぎ行動に移した徳川家康により助けられた依田信蕃が
その後勃発する本能寺の変から端を発した信濃争奪戦での活躍ぶりと
依田信蕃の最期を綴っていきます。
地縛霊に憑りつかれた武士(もののふ))【備中高松城攻め奇譚】
野松 彦秋
歴史・時代
1575年、備中の国にて戦国大名の一族が滅亡しようとしていた。
一族郎党が覚悟を決め、最期の時を迎えようとしていた時に、鶴姫はひとり甲冑を着て槍を持ち、敵毛利軍へ独り突撃をかけようとする。老臣より、『女が戦に出れば成仏できない。』と諫められたが、彼女は聞かず、部屋を後にする。
生を終えた筈の彼女が、仏の情けか、はたまた、罰か、成仏できず、戦国の世を駆け巡る。
優しき男達との交流の末、彼女が新しい居場所をみつけるまでの日々を描く。
七絃灌頂血脉──琴の琴ものがたり
国香
歴史・時代
これは小説ではない。物語である。
平安時代。
雅びで勇ましく、美しくおぞましい物語。
宿命の恋。
陰謀、呪い、戦、愛憎。
幻の楽器・七絃琴(古琴)。
秘曲『広陵散』に誓う復讐。
運命によって、何があっても生きなければならない、それが宿命でもある人々。決して死ぬことが許されない男……
平安時代の雅と呪、貴族と武士の、楽器をめぐる物語。
─────────────
七絃琴は現代の日本人には馴染みのない楽器かもしれません。
平安時代、貴族達に演奏され、『源氏物語』にも登場します。しかし、平安時代後期、何故か滅んでしまいました。
いったい何があったのでしょうか?
タイトルは「しちげんかんじょうけちみゃく」と読みます。