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知也は克俊のねっとりとした愛撫に可愛い喘ぎで応えていた。
内股の膝を擦り合わせ靴下で隠れた足の親指がもじもじと動く。演劇のウサギちゃん用の靴下なのか、知也の靴下はやけにモコモコしていて可愛らしい。
知也は頬を熱らせ潤んだ目で「はうん…」とため息をもらした。
「知也…」
「あ、…んっ…」
暴れん坊の回りをキレイに舐め取ると克俊は知也の口にはみ出していたクリームにも舌を這わした。
頬っぺたにまでついたクリームに吸い付くと気持ちよさに困惑しながら声を漏らす知也を抱き起こす。
そして言った…
「知也…これ着てくれ…」
「──…っ…かつ…」
ウサギちゃんブルマーを目の前に突きだし、顔は爛々と輝いている…
瞳には大きな星が浮かび、何かを企んでいるように怪しい影を帯びていた……
「…っ…や、やだよっ!!」
「なんでだよ」
「なんでって…」
(…それじゃただの変態じゃんっ!!)
変態なんて今に始まったことではない。散々エクレア責めされて今更と言いたいところだが、知也は目一杯抵抗する。
「俺が着てくれって、お願いしてもだめなのか!?」
「そんなっ…そんな威圧的なお願いなんて…お願いとはいわないもん!!」
「なにっ!?」
半ば脅しが入っている。そんな表情の克俊に言ってはみたが…
・
「知也様…ウサギちゃんになってください。お願いいたします!」
「………」
(そんな…)
あっさりと尊敬語に加え土下座までしてくれた克俊に、知也は断る理由を思い浮かべることが出来なかった…
大きな体を丸め、絨毯に頭を付けて土下座したままの克俊を唖然と見つめ返す。
「…もうっ…しょうがないなあっ…一回だけだからね!」
頭上で折れた知也の返事を聞くと美麗な野獣は絨毯を見詰めたままニタリと笑っていた──
知也は仕方なしにブルマーを取り着替え始めた。
「………ともや…っ…」
(最高っ…たまんねえ!)
CDラックの物影に隠れ、後ろを向いて座り込むとゴソゴソと生着替えをする知也が見え隠れしている。
ウサギの耳がたまに見え、ブルマーを履いたらしい証拠にウサギちゃんの丸い尻尾が野獣を誘うようにラックの影からチラチラと覗く。
それだけで克俊の息は揚がっていた──
誘うようなチラリズムに堪えられず、野獣は乱れた呼吸も露にゆっくりと忍び寄る。
「…克俊、これでいっ──!っ…」
物影から顔を出したウサギちゃんはその場で野獣に押し倒されていた…。
知也は克俊のねっとりとした愛撫に可愛い喘ぎで応えていた。
内股の膝を擦り合わせ靴下で隠れた足の親指がもじもじと動く。演劇のウサギちゃん用の靴下なのか、知也の靴下はやけにモコモコしていて可愛らしい。
知也は頬を熱らせ潤んだ目で「はうん…」とため息をもらした。
「知也…」
「あ、…んっ…」
暴れん坊の回りをキレイに舐め取ると克俊は知也の口にはみ出していたクリームにも舌を這わした。
頬っぺたにまでついたクリームに吸い付くと気持ちよさに困惑しながら声を漏らす知也を抱き起こす。
そして言った…
「知也…これ着てくれ…」
「──…っ…かつ…」
ウサギちゃんブルマーを目の前に突きだし、顔は爛々と輝いている…
瞳には大きな星が浮かび、何かを企んでいるように怪しい影を帯びていた……
「…っ…や、やだよっ!!」
「なんでだよ」
「なんでって…」
(…それじゃただの変態じゃんっ!!)
変態なんて今に始まったことではない。散々エクレア責めされて今更と言いたいところだが、知也は目一杯抵抗する。
「俺が着てくれって、お願いしてもだめなのか!?」
「そんなっ…そんな威圧的なお願いなんて…お願いとはいわないもん!!」
「なにっ!?」
半ば脅しが入っている。そんな表情の克俊に言ってはみたが…
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「知也様…ウサギちゃんになってください。お願いいたします!」
「………」
(そんな…)
あっさりと尊敬語に加え土下座までしてくれた克俊に、知也は断る理由を思い浮かべることが出来なかった…
大きな体を丸め、絨毯に頭を付けて土下座したままの克俊を唖然と見つめ返す。
「…もうっ…しょうがないなあっ…一回だけだからね!」
頭上で折れた知也の返事を聞くと美麗な野獣は絨毯を見詰めたままニタリと笑っていた──
知也は仕方なしにブルマーを取り着替え始めた。
「………ともや…っ…」
(最高っ…たまんねえ!)
CDラックの物影に隠れ、後ろを向いて座り込むとゴソゴソと生着替えをする知也が見え隠れしている。
ウサギの耳がたまに見え、ブルマーを履いたらしい証拠にウサギちゃんの丸い尻尾が野獣を誘うようにラックの影からチラチラと覗く。
それだけで克俊の息は揚がっていた──
誘うようなチラリズムに堪えられず、野獣は乱れた呼吸も露にゆっくりと忍び寄る。
「…克俊、これでいっ──!っ…」
物影から顔を出したウサギちゃんはその場で野獣に押し倒されていた…。
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