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しおりを挟むうつ伏せで尻を高く上げた淫らな姿。それが部屋の隅の豪華な姿見にはっきりと映し出され、知也は真っ赤に染まり釘付けになっていた。
チラリと鏡に目を向けると克俊は気にもとめず知也の尻にそっと顔を埋める。
「ちょっ克っ…あぁっ…
ぁっ…や…」
あぁっやだっ恥ずかしっ…
ぐちゅっと唾液をたっぷり含んだ口で、克俊はいやらしい音を立てては知也の花の蕾に舌先を押し込む。
「はっあっ…あーっ…」
うぁっ気持ちぃっ…
うあーん恥ずかしのに気持ちいいよぉぉっ…
熱い舌と唾液が出たり入ったりする度に知也の腰がビクビクと痙攣する。プルンと身震いを起こし揺れるお尻のほっぺをむちむちと揉みながら克俊は顔をフッと緩ませた。
「はあ、知也…めちゃめちゃ可愛いっ」
顔を離してはひくつく蕾を眺め、指でなぞる。
真っ赤に染まり恥ずかしがりながら鏡から目の離せない知也に視線を送り、克俊は知也に見えやすい位置で再び蕾に吸い付いた。
「あっ…あっ…あっな…
何!? なんかザラザラするっ!?」
ヌタリとした熱い唾液に混ざりザラザラとした感触がじわりとめり込んできた…
「あっ…あ…な、何したの!?」
・
角張った異物がめり込んでくる…
ヒッ!?と顔を引き攣らせた途端それは知也の熱い中で形を変えていった…
再びザラリとした感触を味わうように、克俊は知也の中で指を躍らせる。
…な、なにっ!?
「克俊!何入れたの!?」
四ん這いで、尻を上げたまま知也は後ろを振り返った。
不安そうに尋ねる知也に克俊はそっと唇を重ねる…
「…んっ…ん…?…あ?…」
甘い唾液と一緒に克俊の口からざらっとした物が流れ込んできた。
「これ…もしかして…」
口をもごもごとさせて、知也はソファのテーブルにあった珈琲シュガーの陶器に目を向けた。
トウキビだけで作られたちょっと高級な角砂糖…
克俊はニヤリッと笑うとまた一つ角砂糖を手にして、口に含む。
唾液を染み込ませ程良く溶け掛ったそれを舌先に乗せ、克俊は知也の蕾をぐっと押し開く。
「―――あ!…
はっ…あっあ…あぅ克っ」
滑らかな舌とザラッとした不思議な感じに、自然と知也の尻が揺れ動いた。
やっ…な…っ
なんっ…くぅあっ…
「ん?…どうした知也?」
ソファに顔を埋め尻をくねる。口に言い表せない快感が知也の羞恥心を蝕み始めていた…
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