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第四章 伝説編
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・
その頃馬小屋では──
「なぁーロイ兄ちゃん!」
「あぁ?」
「コイツのお腹なんだか動いてるぞ」
ティムは大きくなった馬のお腹を撫でながらロイドに話かけた
「たぶん、もうそろそろだろ。藁を多めに注文した方がいいかもな‥‥」
「もうそろそろか‥
マークやアル達にも教えてやらなきゃ!!」
目をキラキラさせながら興奮しているティムを見て、ロイドは笑みを溢した
「今日から俺はここに泊まり込むからティムはもう仕事は上がっていいぞ。
一旦、家に帰って準備をするからティムも送っていくよ」
「わかった!」
支度を済ませると、ロイドはティムを馬に乗せた。
「なぁ、ロイ兄ちゃん」
「ん?なんだ?」
馬の背に揺られながらティムは問いかける
「子馬が生まれそうになったらオイラ達も泊まっていいか?!」
「あぁ‥そのかわり、静かにしなきゃダメだぞ。
馬は大きいわりにデリケートだ。
ストレスで死んじまうことだって珍しくない‥
いいな‥」
ロイドはティムに釘をさす
「おぅ、わかってる。みんな楽しみにしてるんだ!
アルも絶対、一緒に泊まり込むって言うと思うぞ!!」
・
‥アルも?
‥‥‥そうか‥
それは楽しみだな‥///
ティムの言葉にロイドはついつい顔がほころぶ
「でもその日は馬小屋で藁の上に寝るんだぞ💧それでもいいのか?野宿みたいなもんだが‥‥‥」
‥アルやユリアは女の子なのに藁のベッドで眠れるんだろうか?
「兄ちゃん何を心配してんだ?
オイラ達、野宿みたいなじゃなくて完全な野宿経験者だぞ!」
「‥そういやそうだったな💧」
ティムの指摘でロイドはハッとする‥
そう、アルやちび達はこの国にたどり着くまでに過酷なサバイバルを経験している‥
馬小屋での野宿もどき?
そんなもの、アル達にはなーんてことないことだった
「じゃあ、明日も迎えに来てやるよ。」
ティムを家まで送り、ロイドはその足で藁の注文をするため問屋に向かった。
そして、彼は見てしまう‥
見てはいけないものを‥
見てしまうのだった……。
・
「ちょうどパンケーキを焼いてる間に家を出てきたとこだったの! ハチミツをきらしちゃって買いに行ったんだけど‥
まさかディーアに会えるなんて思っても見なかったわ‥//」
モニカは緊張のあまり勢いで喋りまくる。
「ん~いい香りがするね」
モニカの家に着き、扉を開けた途端にふんわりとした甘くて優しい香りに包まれる
アルは胸いっぱいに香りを吸い込んだ
「あ、ちょうどよかったみたい。
ディーアはここに座ってて」
モニカはそう言いながら奥の部屋へ行く
そして一人の女性を支えながら戻ってきた。
「母さん‥この人がディーアよ」
「まあ…この方が…
この度は娘が大変世話になりまして‥ゴホッ
すみません、この通りワタシがこんな体になったばっかりに」
「いえ‥困った時はお互い様です。
僕らの村ではそれが当たり前でしたから」
アルはそういいながら微笑み返した
‥ああ‥そう言えば母親が病気だって言ってたよね‥
アルはモニカに聞いていた事を思い出した
蒼白い顔‥
そして苦しそうに呼吸する姿…
見てると痛々しくて胸が締め付けられる。
『母の薬を買うために父が借金を‥』
‥モニカはたしかそう言ってた‥てことは母親の病気が治ってないからまた、借金をしなきゃいけなくなるんじゃ──
・
昼食にできたてのパンケーキを食べながら、アルはずっと気になっていたことを帰り際にモニカに尋ねた。
「ねえ、モニカ‥お母さんはなんで病気に?」
家の外まで見送ってくれるモニカをアルは見つめる。
モニカはアルの問いかけに口を開き掛けてうつ向いた。
「ごめん…話難いことだった?
力になれればって思ったから‥」
「ぅうん大丈夫‥//」
モニカはアルの優しい心使いに胸を疼かせながら語り始めた
「母さん‥前はすごく元気だったの‥。それが、2年前に弟が亡くなって‥
たった一人の男の子で可愛いがってたから‥‥‥
それから急に体調が‥。
お医者に行っても原因がわからなくて‥胸が苦しくて呼吸困難になるみたい‥‥‥」
「‥呼吸困難‥か‥どんな薬飲んでるの?」
「お医者様は咳止めをくれるわ。でも、根本を絶てないから結局効き目が‥‥」
‥咳止めか‥‥
アルはその場で一呼吸おいて言う
「わかった‥うちに優秀な博士がいるから聞いてみるよ」
「……//…」
ディーア‥あなたってどうしてそんなに優しいの?
微笑むアルをモニカは見上げる。
・
「じゃあ今日はご馳走様。また、近いうちに」
「あ、待って──!」
手を振るアルをモニカは急に引き止めた。
「なに?」
「あ…あの~‥//
お別れの…キス…は、してくれないのかしらっ…///」
「──キス?💧‥//」
‥モニカって‥‥‥
ロイドみたい💧‥//
見た目は可愛いらしいのに案外、積極的なモニカを見てアルはロイドを思い出しモニカを見つめていた。
…ん!?
あれはアルじゃ…
一緒に居るのは誰だ?
ロイドは藁の卸売問屋に向かう途中、小さな家の前で小柄な女の子と話込んでいるアルを見つけた
‥真っ赤になって何してんだ💧?
なんだか二人して頬を染めて見つめあっている
ロイドは訝しげな表情でその様子を目に止める。
「……じゃ…あ、ほっぺでもいい?💧‥///」
そういいながら頬に手を添えるアルにモニカは首が千切れんばかりに頷き返した。
――っ‥な、なに?!💧
そしてロイドはアルのとった行動に目を見開いた
「じ、じゃあ‥///」
アルは何気に緊張しながらゴクリと喉を鳴らす。
‥だ、大丈夫だよね?💦
あたし今は男の子なんだから‥💧
でもなんか変な感じ///
アルは自分に言い聞かせながらモニカの頬に手を添えてそっとキスをした…
その頃馬小屋では──
「なぁーロイ兄ちゃん!」
「あぁ?」
「コイツのお腹なんだか動いてるぞ」
ティムは大きくなった馬のお腹を撫でながらロイドに話かけた
「たぶん、もうそろそろだろ。藁を多めに注文した方がいいかもな‥‥」
「もうそろそろか‥
マークやアル達にも教えてやらなきゃ!!」
目をキラキラさせながら興奮しているティムを見て、ロイドは笑みを溢した
「今日から俺はここに泊まり込むからティムはもう仕事は上がっていいぞ。
一旦、家に帰って準備をするからティムも送っていくよ」
「わかった!」
支度を済ませると、ロイドはティムを馬に乗せた。
「なぁ、ロイ兄ちゃん」
「ん?なんだ?」
馬の背に揺られながらティムは問いかける
「子馬が生まれそうになったらオイラ達も泊まっていいか?!」
「あぁ‥そのかわり、静かにしなきゃダメだぞ。
馬は大きいわりにデリケートだ。
ストレスで死んじまうことだって珍しくない‥
いいな‥」
ロイドはティムに釘をさす
「おぅ、わかってる。みんな楽しみにしてるんだ!
アルも絶対、一緒に泊まり込むって言うと思うぞ!!」
・
‥アルも?
‥‥‥そうか‥
それは楽しみだな‥///
ティムの言葉にロイドはついつい顔がほころぶ
「でもその日は馬小屋で藁の上に寝るんだぞ💧それでもいいのか?野宿みたいなもんだが‥‥‥」
‥アルやユリアは女の子なのに藁のベッドで眠れるんだろうか?
「兄ちゃん何を心配してんだ?
オイラ達、野宿みたいなじゃなくて完全な野宿経験者だぞ!」
「‥そういやそうだったな💧」
ティムの指摘でロイドはハッとする‥
そう、アルやちび達はこの国にたどり着くまでに過酷なサバイバルを経験している‥
馬小屋での野宿もどき?
そんなもの、アル達にはなーんてことないことだった
「じゃあ、明日も迎えに来てやるよ。」
ティムを家まで送り、ロイドはその足で藁の注文をするため問屋に向かった。
そして、彼は見てしまう‥
見てはいけないものを‥
見てしまうのだった……。
・
「ちょうどパンケーキを焼いてる間に家を出てきたとこだったの! ハチミツをきらしちゃって買いに行ったんだけど‥
まさかディーアに会えるなんて思っても見なかったわ‥//」
モニカは緊張のあまり勢いで喋りまくる。
「ん~いい香りがするね」
モニカの家に着き、扉を開けた途端にふんわりとした甘くて優しい香りに包まれる
アルは胸いっぱいに香りを吸い込んだ
「あ、ちょうどよかったみたい。
ディーアはここに座ってて」
モニカはそう言いながら奥の部屋へ行く
そして一人の女性を支えながら戻ってきた。
「母さん‥この人がディーアよ」
「まあ…この方が…
この度は娘が大変世話になりまして‥ゴホッ
すみません、この通りワタシがこんな体になったばっかりに」
「いえ‥困った時はお互い様です。
僕らの村ではそれが当たり前でしたから」
アルはそういいながら微笑み返した
‥ああ‥そう言えば母親が病気だって言ってたよね‥
アルはモニカに聞いていた事を思い出した
蒼白い顔‥
そして苦しそうに呼吸する姿…
見てると痛々しくて胸が締め付けられる。
『母の薬を買うために父が借金を‥』
‥モニカはたしかそう言ってた‥てことは母親の病気が治ってないからまた、借金をしなきゃいけなくなるんじゃ──
・
昼食にできたてのパンケーキを食べながら、アルはずっと気になっていたことを帰り際にモニカに尋ねた。
「ねえ、モニカ‥お母さんはなんで病気に?」
家の外まで見送ってくれるモニカをアルは見つめる。
モニカはアルの問いかけに口を開き掛けてうつ向いた。
「ごめん…話難いことだった?
力になれればって思ったから‥」
「ぅうん大丈夫‥//」
モニカはアルの優しい心使いに胸を疼かせながら語り始めた
「母さん‥前はすごく元気だったの‥。それが、2年前に弟が亡くなって‥
たった一人の男の子で可愛いがってたから‥‥‥
それから急に体調が‥。
お医者に行っても原因がわからなくて‥胸が苦しくて呼吸困難になるみたい‥‥‥」
「‥呼吸困難‥か‥どんな薬飲んでるの?」
「お医者様は咳止めをくれるわ。でも、根本を絶てないから結局効き目が‥‥」
‥咳止めか‥‥
アルはその場で一呼吸おいて言う
「わかった‥うちに優秀な博士がいるから聞いてみるよ」
「……//…」
ディーア‥あなたってどうしてそんなに優しいの?
微笑むアルをモニカは見上げる。
・
「じゃあ今日はご馳走様。また、近いうちに」
「あ、待って──!」
手を振るアルをモニカは急に引き止めた。
「なに?」
「あ…あの~‥//
お別れの…キス…は、してくれないのかしらっ…///」
「──キス?💧‥//」
‥モニカって‥‥‥
ロイドみたい💧‥//
見た目は可愛いらしいのに案外、積極的なモニカを見てアルはロイドを思い出しモニカを見つめていた。
…ん!?
あれはアルじゃ…
一緒に居るのは誰だ?
ロイドは藁の卸売問屋に向かう途中、小さな家の前で小柄な女の子と話込んでいるアルを見つけた
‥真っ赤になって何してんだ💧?
なんだか二人して頬を染めて見つめあっている
ロイドは訝しげな表情でその様子を目に止める。
「……じゃ…あ、ほっぺでもいい?💧‥///」
そういいながら頬に手を添えるアルにモニカは首が千切れんばかりに頷き返した。
――っ‥な、なに?!💧
そしてロイドはアルのとった行動に目を見開いた
「じ、じゃあ‥///」
アルは何気に緊張しながらゴクリと喉を鳴らす。
‥だ、大丈夫だよね?💦
あたし今は男の子なんだから‥💧
でもなんか変な感じ///
アルは自分に言い聞かせながらモニカの頬に手を添えてそっとキスをした…
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