ベストナイン

秋本シラキ

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第14球 頼もしい味方の登場!

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ナイン全員が浩一に注目した。

パル岡「何何??」

純「良い話って??」



そして浩一が話し始めた。

浩一「実はね、俺と同じクラスの友達で、うちらの応援団をやりたいって子がいるんだ!」

真澄「え!?」

ヨウマ「マジで!?」

セオス「応援団!?」



そう、俺達野球部はすっかり有名になったので、応援団をすすんでやりたがる人が現れたのだ!

泰彰「そりゃ~嬉しいねぇ♪」

ぴな「で、どんな人達なの??」



ここで浩一が、サプライズ発言を・・・・・



浩一「実はね、今来てもらってるんだよ(笑)」



ナイン「・・・・・え!?」



ナインは全員驚いた。

浩一「んじゃあ今から登場してもらうから!」

ヨウマ「え!?マジマジ??」



そこに現れたのは・・・・・



幸希と莉緒「押っ忍!!!」

浩一「気合入ってるね~~!」



幸希と莉緒とゆう子だった。

幸希「こんちわ!」

莉緒「よろしく!」



とても声の大きな二人だったので、応援団に向いてると思った。

ヨウマ「頼もしい味方が現れましたな~~」

真澄「だね!」



だが、一つ問題があった。



幸希「実は、私達二人で応援団やりたいねって話をしてたから、まだ二人しか応援団がいないのよね(笑)」

莉緒「そうなの(笑)これからどんどんやってくれる人を募集しないと・・・・・」

ヨウマ「・・・・・あ、なるほど(笑)」



そう、なのでやってくれる人が集まらないと応援団の結成は無いのだ(笑)

幸希「そう。だから私が応援団の団長だから(笑)」

莉緒「私が副団長ね!」

真澄「もう決まってんだね(笑)」



これから何人集まってくれるのかが楽しみなところだ。

浩一「とゆうわけでみんな、二人の事よろしくね!」

ナイン「あいよ!」

幸希「私気合入れて学ラン着て応援するから!」

莉緒「私も!」

ヨウマ「かっこいい~~~!!!」



早く試合で二人に応援されたくなってきた。



そして解散し、俺と真澄はよこちんの家に向かった。これからよこちんの誕生日パーティーなので。

真澄「そういやヨウマの誕生日、何もやらなかったな」

ヨウマ「あぁ、いろいろと忙しかったからな(汗)」

真澄「また来年だな」

ヨウマ「おう!ありがとう!」



そしてよこちんの家に着いた。

よこちん「いらっしゃ~~い!待ってたわよ♪」



そしてパーティーが始まった。

ヨウマと真澄「誕生日おめでとう~~!!」

よこちん「ありがとう~~♪♪」

真澄「はい!俺達からプレゼント!」

よこちん「え??何何??」



俺達は極秘でプレゼントを用意していた。

ヨウマ「ジャジャーーーン!!!」

よこちん「わ~~い!ありがとう!これ前から欲しかったの~~」



俺達は可愛い熊の人形をプレゼントした。



そして、1週間後の7月10日・・・・・

ヨウマとよこちん「真澄、誕生日おめでとう~~!!」

真澄「ありがとうございま~~す!!」

よこちん「はいこれ!受け取って!」

真澄「おっ!?何だ何だ??」



俺とよこちんで真澄にプレゼントを用意していた。

真澄「あ~~~これ!!由伸モデルのグローブじゃんか!!超欲しかったんだよ~~!ありがとよ!」

よこちん「どういたしまして♪」

ヨウマ「真澄、このグローブでたくさんファインプレーしてくれな!」

真澄「あいよ!大事に使わせていただくよ♪」



真澄は大喜びだった。

真澄「よし!ヨウマ!来年の誕生日楽しみにしとけよ!」

ヨウマ「おう!!」



来年の5月まで楽しみだ。



翌日、真澄は早速俺とよこちんがプレゼントしたグローブを持って学校にやってきた。

真澄「今日から早速使わせていただくよ!」

ヨウマ「おう!ジャンジャン使ってくれ!」



放課後の練習中、真澄はずっと嬉しそうな顔をしながら練習していた。

一郎「何かいいことあったの??」

真澄「あぁ♪一郎君、持つべきものは、友だよ♪」

一郎「・・・・そ、そっか(笑)」



一方その頃、幸希と莉緒は・・・

幸希「これで良し!」

莉緒「どんだけ集まってくれるかね~~」



廊下の壁に応援団募集のポスターを貼っていた。

幸希「でもあんまり多く入られると、みんなをまとめるのが大変になりそうだよね(笑)」

莉緒「だね(笑)」



でも、二人はたくさん入ってほしいと思っていた。



それから1週間後・・・・・

浩一「どう?応援団員集まった??」

幸希「集まったよ~~!!今20人ぐらいいるの!」

浩一「マジで!?」

莉緒「でもまだまだ入りそうなのよ!」

浩一「本当~~??」



この1週間の間に、応援団に入った人がたくさんいた。

幸希「最近早速応援の練習始めたばっかなんだ」

莉緒「喉枯れそうになるのよ(笑)」

浩一「そうなんか~~。頑張ってくれよ!俺達も3年生になるまでに絶対甲子園行くから!」

幸希「うん!」

莉緒「ガンバ!♪」



幸希・莉緒と浩一はお互いを応援した。



それから夏休みに入り、俺達3人は早速仙台へ行き、プロ野球のオールスターを観た。

ヨウマ「いや~~やっぱプロはすごいよね!」

真澄「みんな球速いし、ホームランの打球はすごいし!」

よこちん「試合も楽しかったし、仙台まで来てよかったね!」



夏休みの初めに早速夏休みを満喫した。試合終了後、牛タンを食べにもいった。

ヨウマ「まいう~~♪」

真澄「やべぇ、うますぎ♪」

よこちん「やっぱ最高だわ~♪」



俺達は仙台に1泊2日の旅行に来たので、翌日の夜新幹線ですぐに帰った。



その帰りの新幹線の中で、よこちんが俺達二人にこんな事を言った。

よこちん「あ~~、二人とも昨日のプロ野球選手みたいになるのかなぁ・・・プロになった二人、見たいな~~」



この言葉を聞き、俺と真澄はよこちんのために絶対プロ野球選手になろうと思った。

ヨウマ「ならなきゃね!」

真澄「そうだね!」

よこちん「楽しみにしてるよ♪」




それから夏休みはあっとゆう間に終わり、2学期が始まった。

ヨウマ「早いなぁ~、もう2学期かぁ」

真澄「早すぎだよねぇ。今日からまた頑張っていこう!」



9月3日月曜日、俺達の2学期が始まった。この月には初の文化祭があり、友香さんの初代ミス昭和がかかっている。



果たして、どんな2学期が待っているのだろうか!?




第15球へ続く
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