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6章 鍛冶屋の日常
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しおりを挟む徳井「おいコラ店主!客が来ているのに何だ!?お前は昼寝でもしてたのか!?
何度も扉を開け閉めしてたんだぞ!!」
加治屋「いや・・・、別に・・・。だからやけに多くなってたのか・・・。」
未だに眠たそうな顔をしていた加治屋は、徳井に適当に答えていた。
徳井「嘘つけ!今まさに起きた様な表情してるじゃねぇか!?」
加治屋「いやお前・・・、今何時かわかってるのか?閉店時間間際だぞ?
それを待つこっちの身にもなれよ・・・。」
徳井「いや、だって日中に行ったら入り浸れないだろ?直ぐに追い出されそうだし。」
加治屋「だからそう来ると踏んで俺は昼寝をしてたんだ。時間は有効に使わないとな・・・。」
徳井「やっぱり昼寝してたんじゃねぇか!!?」
加治屋「・・・それで、今日は入り浸るのか?もうそんな時間無いと思うが・・・俺が。」
徳井「いやだってお前暇だろ?この世界にはテレビみたいな娯楽が無いからよ、暇なんだよ・・・俺が。」
加治屋「いやそれってお前が暇を持て余してるだけの話だろ?」
徳井「って言うか、お前昼寝してたんだったら夜もう眠れないだろ?この後どうするんだよ?」
加治屋「・・・・・・どうやっても帰らないか?」
徳井「俺は常に1日1日を充実させる事が信条なんだよ!だから俺は今日ここで暇を・・・潰す!!」
加治屋「・・・・・・・・・、わかった。じゃあ付いて来い。」
そう言って加治屋は店の奥に入って行った。
徳井「おっ!?何だ何だ?秘密の場所でもあるのか?」
加治屋「あぁ・・・そうだなぁ・・・、ちょっと一汗かこうじゃないか。」
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